キャンプをするようになったら、100円ショップに行くのがめちゃくちゃ楽しくなった
それまで、100円ショップってほとんど興味なかったんですよ。
どうしても、安かろう悪かろうのイメージがあったので。行くことがあったとしても、紙皿や割り箸など、使い捨て前提のものを買いに行くだけでした。他のものには目もくれず。
そんな意識が変化しだした最初のきっかけは、車用品でした。
前席のシートとセンターコンソールの隙間に挟む隙間クッション。小銭やペットボトルのフタなどの小物を手を滑らせて落としても、下まで落ちることを防いで取りやすくしてくれる優れもの。
100円でこんないいものが買えるんだ、と目からウロコでした。
これで意識というか見る目が変わりまして、何か使えるものはないかなと、ちょくちょく足を運ぶようになります。
それで、BBQやキャンプをするようになって、消耗品を買うために100円ショップに足を運ぶ機会が増えた結果、相対的に(この品質で100円!?)と驚くような商品が目にとまることも増えまして、ますます見直すことになりました。
どうせすぐ壊れそうなちゃちいものしか置いてないんでしょ、という視点が、なにか使えそうなもの置いてないかな、と宝探し感覚に変わったんです。
そしたら、100円ショップに足を運ぶのがめちゃくちゃ楽しくなったんですよね。
小型のポーチを買ってイワタニのジュニアコンパクトバーナーを入れたり。
クッション入りペットボトルホルダーをカセットガスボンベ入れにしたり。
大きめのペットボトルカバーにカリタのハンディコーヒーミルや計量スプーンを入れたり。
ざっと店舗全体を見て回って、これはあれに使えそうだなとか、ちょっと小さいような気もするけどギリいけるかなとか、ああでもないこうでもないと考えながら。
想像と試行錯誤。成功することもあれば失敗も。失敗したとしても、基本ひとつ100円と安価なので、ダメージが軽微なのも嬉しいポイント。何度でもトライアンドエラーができる。
想像通り上手くいくと、これがまた快感というか、気持ちいいんですよね。
それがくせになって、つい足を運んでしまうのです。なにかいいものないかな、と。