8年間使い込んだ愛機キヤノンEOS 8000Dの損耗に気がついて、デジタル一眼カメラの買い替え欲がにわかに熱を帯びてきた

8年間使い込んだ愛機キヤノンEOS 8000Dの損耗に気がついて、デジタル一眼カメラの買い替え欲がにわかに熱を帯びてきた

先日、母を連れて山梨県の北杜市でお花見してきました。

眞原桜並木をぐるっとひと通り歩いてきて疲れたので、木陰のベンチに座って小休止しようとした時に、デジタル一眼カメラを持っていた右手の人差し指に引っ掛かりを覚えました。

うん?なんだ?今までこんな感触なかったよな…?

で、よくよく見てみて気がついたのが、サムネの画像のグリップの部分の浮きです。

初陣が2016年の6月下旬で、約8年間で22000ショット以上撮ってきてますからね。

そりゃ損耗もしてくるでしょう。

前に使っていたα33の写真も今見返してみても充分綺麗で、それは今使っているEOS 8000Dに関しても同じなのですが、まだまだ使えるとは思いつつも、こういった損耗に気がついてしまうと(そろそろ買い替えか…?)という気持ちが頭をもたげてしまうのもまた事実。

そんな自分のカメラ観ですが、あんまり高すぎると予算的に買えないというのと、天気が悪い時や砂埃が舞いそうなところだと想像がつく場所には、カメラを濡らしたり汚したりしたくないがために持ち出さずに箱入り娘にしちゃいそうなので、コスパ重視で気兼ねなく持ち出したい派です。

憧れ枠と実用枠とおしゃれ枠。家電屋で次期愛機候補の三台を触って比べてきたので、そんなカメラ観に基づいた使用感をメモしておきます。

Canon EOS RP 24-105mmキット

まずはこちら。コスパ最強フルサイズミラーレス。撒き餌レンズならぬ撒き餌ボディ。

APS-C機入門機並みの値段で新品でフルサイズが買える唯一のカメラ。性能的には最新機種に見劣りしても、とにかく安く憧れのフルサイズミラーレスが欲しいならこれ一択。

外装に使われている素材が一体なんなのか、手触り肌触りがとにかく最高。ずっと触っていたくなる。愛車のステアリングや傘の取手など、よく手で触るところの素材を全部これと同じに変えたくなるほど。

ダイヤルのクリック感もカチッとしてて気持ちいい。

EOS R10もだが、バッテリーがEOS 8000Dと共通なのはでかい。

ただ、フルサイズ用のRFレンズは高すぎるので、このキットレンズ一本で頑張らざるを得なくなるのが勿体無いような…。

Canon EOS R10 18-150mmキット

コンパクトなEOS RPよりもさらにひと回り小型軽量なボディが魅力。

18mm〜150mmまでカバーするキットレンズ、(EOS 8000D比)爆速の瞳AFなど、取り回しのしやすさと使い勝手の良さが魅力的。

RF-Sレンズの少なさが泣きどころだったが、先日タムロンとシグマがRFレンズ供給を発表し、この弱点が魅力に転じる可能性が出てきた。

このセットを買えば、現状とほぼ変わらない撮影システムを手軽に揃えられるのは大きい。実用性最高。

Nikon Z fc 16-50mmキット

おしゃれでかっこいい見た目と、軽量コンパクトな作りと、マニュアル撮影しやすそうなダイヤル操作系が魅力。

ただ、望遠で撮ることが好きなので、望遠端が50mmまでしかないのが物足りなくなって、望遠ズームを一本買い足すことになりそう。

あと、グリップがないのでホールド性がやや心許ない。大きなレンズをつけるとバランスが崩れデザイン面の魅力も後退してしまうかも。

グリップなどのアクセサリー追加で自分好みの仕様にカスタムしたくなり、迷走したり一周回って素に戻るなど、苦労が予想される。厄介なのは、それもまた楽しいってこと。

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君はABCマートで売られているGT-Hawkinsの革靴の履き心地の素晴らしさを知っているか?

君はABCマートで売られているGT-Hawkinsの革靴の履き心地の素晴らしさを知っているか?

覚えている限り、私が人生で初めて革靴を履いたのは、高校入学に際してです。

中学校までは白い運動靴を履いて登下校していたはずだと記憶しているので。

人生で初めて履いた革靴に対しての印象は、最悪、のひと言です。なんだこのひどい靴は、と思いました。

重いし硬いし歩きにくいし靴擦れも痛いしで。今思えば、サイズ合わせに失敗していたのかもしれません。まだ大きくなるのを見越して少し大きめのサイズであつらえたりして。

そんなわけで、革靴とはこういうものなのだろうと理解を示しつつも、心の中のどこかでは希望を抱いていたのです。どこかに、履き心地のいい革靴はないものか、と。

ありました。そんな革靴があったんですよ。

ABCマートに。

軽くて柔らかくてちょっとしたウォーキングシューズ並みに足に馴染んで超歩きやすくて、下手なドライビングシューズも顔負けのマニュアル車の運転もしやすい魔法でも付与されたような逸品が。

そんな夢のような革靴が、ABCマートに行けば売っているのです。一万円ちょいで。

GT-Hawkinsの走れるビジネスシューズシリーズの中の一足なんですけども。

この革靴はマジで凄いですよ。購入してから数年経ってますが、いまだに履けば履くほど感動しています。すげぇなと唸らされています。

この革靴で初めて誤って車の運転をしてしまった時には、靴底から伝わってくるペダルの踏み応えに驚愕しました。

叔父のお通夜の帰り。行きはいつものスニーカーで行って履き替えたんですけど、そのあまりに自然で軽い履き心地に革靴であることを忘れて、隣に妹を乗せて命を預かってたのに革靴のまま運転し始めてしまった迂闊さに焦りましたが、何度かシフトチェンジしただけでそんな不安は消えました。

この靴底はいったいどうなっているんだろう?

クラッチやブレーキのゴムペダルに刻まれたブロックの数すら足裏で数えられそうな気がする情報量なんですけど…。

もし。もし自分がABCマートの店員で、歩きやすい革靴を探しているというお客さんを担当したならば。

この素晴らしさを知ってほしいあまり、逆にドン引きされて逃げられそうなくらい、この革靴を猛プッシュ激推しします。

一度履いてその場で足踏み何度かしただけで感動すると思うので、ぜひお近くのABCマートで試着してみてください。

もし自分がマニュアルの社用車で走り回る営業マンだったなら、革靴はこのシリーズ一択の逸品です。

走れるビジネスシューズ | ホーキンス

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B’zの久しぶりの新シングルCD『Stars』のバランスゲーム付き盤が欲しいものの、買ったところで開封しない疑惑が膨れ上がる

B’zの久しぶりの新シングルCD『Stars』のバランスゲーム付き盤が欲しいものの、買ったところで開封しない疑惑が膨れ上がる

前シングルCD『声明 / Still Alive』から約6年、久しぶりのB’zの新シングルCD『Stars』の発売が発表されました。もうじき開幕する35周年記念Pleasureツアーのタイトル曲ですね。

その他の収録曲に”君の中で踊りたい 2023″があることに驚いたり、DVD/Blu-ray付きにはPresent XのA賞に当選した人たちと収録されたと思しきスタジオライブの模様が収められていたりと、情報量多いなぁと思いながらリリース情報を眺めていたら、最後にB’zバランスゲーム付き盤という文字列が飛び込んできて目が点になりました。

何これ!

欲しい!

しかも、よくよく見たらひとつひとつに歴代全54シングル曲のフォントまで完全再現で曲名が刻印されているという芸の細やかさ。

「B’zバランスゲームはCDとともにボックスに同梱となります」という注意書きの意味がよくわからず困惑してますけど、これは欲しい。

ただ、沸騰する物欲の一方で、冷静な内なる自分もいます。

買ったところで、自分開封しないじゃん、と。

そうなんですよね。開けられないんですよね。もったいないからなのか使用感が出てしまうのが嫌だからなのか価値を下げたくないからなのか、自分でも心の整理がついていないのですが。

思えば、金盤に付いてきたジグソーパズルも、銀盤についてきたトランプも、パール盤に付いてきたルービックキューブも、何ひとつ開封できていませんからね。

それらは今どこにあるかというと、押入れの奥に眠っています。自宅の建て替えに伴う引っ越しで荷造りした時のまま。おそらくあの辺りにあるだろうという見当はついています。大変なのでわざわざ引っ張り出したりはしませんが。

『ファイナルファンタジー』でもそうでした。エリクサーが使えなかったんですよ。最終ボス戦まで貯め込んでました。もったいなくて。ここで使わずにいつ使うんだっていう難局もエリクサーに頼らずに乗り越えました。

こういった経験から、先のことが想像ついちゃうんですよね。買っても結局開封できず、B’zバランスゲームで遊ぶだなんてそんなこと絶対にしないって。

でも欲しい。

コレクター気質とはかくも奇妙なものであります…。

これだという自転車用ヘルメットが店頭でなかなか見つからない問題の解決案

これだという自転車用ヘルメットが店頭でなかなか見つからない問題の解決案

自転車乗りへのヘルメット装着が努力義務と制定されてからというもの、ショッピングモールやホームセンターや自転車屋さんを覗き込んでみては何かいいヘルメットないかなと気にかけているのですが、なかなか見つからないんですよね。

これだ!という自転車用ヘルメットが。

手頃で目ぼしいヘルメットはとっくに買われてて、店頭から姿を消しているのかもしれませんが。

さすがに6000円オーバーはちょっと尻込みしますよ。音楽CDなら二〜三枚、ライブDVDなら一枚、廉価版映画ソフトなら五〜六枚買えるぞ、と思うと。

自分が乗っているのがクロスバイクやロードバイクで、通勤通学で毎日のように頻繁に乗っているんだったなら、多少高かろうが軽量で流線型のスポーツ系ヘルメットを店頭で試着を繰り返した上でとっくに買っていたと思いますが、折りたたみ自転車に年に数回乗る程度なので、あんまり高かったりするとなかなか思い切れないんですよね。

あまりにも見当たらなさすぎて、一度、スキー用に買ったUvexのヘルメットの耳当てを脱着すればスキー用と自転車用を兼用できるのではないか、とこじらせた中二みたいなことを思い立って試してみたことがあるんですけど、耳当ての脱着ボタンが思いのほか固くて気軽に付けたり外したりできなさそうだったので断念しました。

それに、思いついた時は名案だと思ったのですが、よくよく考えたら冬用ということで通気口がほとんど空いていなくて、真夏に運用する場合には暑さ対策において大いに問題がありそうでもありました。

やはり、自転車用に専用のヘルメットを探すべきでしょう。

ここで、自分が探しているヘルメットの条件をおさらいしておくと…。

  • 軽量
  • 通気性を確保しつつ流線型ではない
  • 3〜4000円以内で収まったら嬉しい
  • 色は白かグレー
  • メーカーロゴの主張は控えめ
  • できれば試着して装着感を確認して納得した上で買いたい

これらをすべてクリアしようとすると皆無なんですよね。なので、どこかで妥協するしかない。

ではどこで妥協するか、が焦点となってくるのです。

まず、いくつかのお店を見て回ってみて、実店舗で上記条件を満たすのはまず不可能ということがわかったので、通販で買います。重量感や装着感を確認できないのは痛いですが、店舗にこの価格帯なら買いたいなと思えるヘルメットがそもそも置いてないのだから、仕方ありません。

Amazonで検索かけた結果、これだというヘルメットを見つけたのでカートに放り込んで「あとで買う」にキープしてあります。

同メーカーの似たタイプの同価格帯のヘルメットが既に売り切れているので、あんまりグズグズしてたらこれもまた売り切れてしまう可能性もありますが、自転車に乗る回数が少ないがゆえに緊急性も高くないので、どうしても後回しになってしまうんですよね。

…と思ってたんですけど、このヘルメットが特選タイムセール入りしたおかげで、カートに入れた時点より700円ほど値下がりしていたのでそれを見た瞬間注文しました。これ以上安くなるとも限りませんし。

これにて、自転車用ヘルメット探しは一旦解決の運びとなりました。

家に届いたヘルメットを被ってみたところ、どうにもこうにもフィットせずあまりにもしっくりこない、となったなら終わりなき旅が始まる可能性もなきにしもあらずですが、評価がめちゃくちゃ高いのであまり心配はしていません。

10年ぶりにMacBook Airを新調したら、音楽再生の音質が向上している(ような気がする)

10年ぶりにMacBook Airを新調したら、音楽再生の音質が向上している(ような気がする)

Amazonの新年初売りで、MacBook Airを新調しました。前に使っていたモデルが2013年のモデルだったので、約10年ぶりの買い替えです。

価格的にはどこで買っても大差なさそうだったので、それならAmazonで買ってポイントをつけるのが一番お得なのかな、と考えました。

MacBookはWindows機とは違って、使用年数が経過しても動作も全然重くならないし冷却ファンも本当に動いているのか不安になるくらい静かだし、まだまだ使い続けたいくらい快調だったのですが、バッテリーが膨張してキーボード部が変形したのか、フタがきれいに閉まらなくなって(いつ爆発してもおかしくないのかこれひょっとして)と不安を覚え始めていたところでの買い替えです。

バッテリーを交換すればまだまだ使えたのではないかとは思うのですが、買い替えを選択しました。iPhoneのバックアップのためのデータがストレージをほぼ限界まで圧迫していたということもあって。

新MacBookはUSB Aポートまで廃止されていたので、一緒に変換アダプターハブも購入しました。

iTunesが廃止されてミュージックへと変遷していたからなのか、移行が全然終わらなかったために移行アシスタントを停止させて手動でちまちまとやっていくことにしたら主に音楽データでの引き継ぎでうまくいかなかったところがあって、超めんどくさい手入力を強いられたところもありましたが、年始の休日を数日費やしてなんとか以前とほとんど変わらない環境まで漕ぎ着けました。

やれやれとひと息ついて音楽データをオーディオから再生させた私は、すぐに違和感を抱くことになります。

(あれ?なんか音が良くなってる…?)

音場の広がりというのか?空間表現というか。定位感が向上しているというか。上から下まできっちり気持ちよく鳴っているというか。

自宅のオーディオシステムのアンプやネットワークプレーヤーやスピーカーやケーブル類に変更はないので、この変化の心当たりはひとつだけです。新調したMacBook Airの音楽再生の音質が向上しているとしか考えられません。

MacBook AirにはM1チップモデルとM2チップモデルと二種類あって、自分が買ったのはM2モデルの方です。

公式サイトでこの二機種の性能を見比べると、M1モデルは3マイクアレイステレオスピーカーと記されているのに対し、M2モデルには3マイクアレイ空間オーディオ対応4スピーカーサウンドシステムと記されていました。

これか?

この空間オーディオ対応の再生が電波やUSBケーブルを通じてオーディオに伝送されていることで、ワンランク上の音楽再生がなされているのか?

このおかげで、空間オーディオ音源じゃなくても、擬似空間オーディオ的な処理がなされた音が放出されているのか?

MacBook Airの音質についてこれ以上明記されているところが見当たらなかったので、真偽の程は不明ですし憶測の域を出ていませんが、私はこれのおかげで音質が向上したと感じているのだろうと思っています。

最初は気のせいかなとも思ったんですけどね。

20年愛用しているスピーカーの鳴りっぷりが上がったと感じたならば、それは気のせいとか勘違いとかじゃなくて、れっきとした事実でしょう。

かねてから、愛用スピーカーJBL 4305Hの小柄ながらも豪快な鳴りっぷりには惚れ惚れしていましたけど、購入から20年以上が経って、まさかアンプやプレーヤーの入れ替え以外の要素でその鳴りっぷりがさらに上がって惚れ直すことになるとは、嬉しい誤算でした。

おかげで、自宅でのPCオーディオの楽しさがワンランク上がりました。

以前はMacBook AirとオーディオをAirPlayで無線接続していたのですが、インターネットプロバイダからレンタルしているモデムの故障を修理してもらったら、Wi-Fi環境に問題はないのに何故か認識されなくなってしまったため、現在はネットワークプレーヤーのUSB DAC機能を利用してUSB A→Bケーブルで有線接続しています。

AirPlayの音も良かったですけど、無線接続はたまに乱れたりとかがあって(これさえなければなぁ…)とちょっと不満だったのですが、有線接続ではそんなことは一度もなく、抜群の安定感に大満足しています。

音楽だけが転送されたAirPlayとは違って、有線接続だと音楽以外のPCの効果音などもすべてオーディオに伝送されてしまうのだけが玉に瑕。

ケーブルの長さは5mもあれば足りるだろう、と目算用で大雑把に買ったらギリッギリだったのには(やべぇ、足りるかこれ…?)とヒヤヒヤしました。

オーディオ用USBケーブルはアホみたいに高すぎる上に短すぎるものばっかりだったのでアウトオブ眼中で、いくら安いプリンター用のUSBケーブルを買ったからといって、長さが足りなくて買い直しはちょっと笑えないですからね。