ライブハウスのドリンクチケット、いつ使うべきか問題
ライブハウスでライブを観る場合、ドリンク代別でドリンクチケットを購入し、入場後にカウンターでドリンクと引き換えることになるのですが、これがなかなか曲者で、地味に困っています。
できれば開演前にドリンクに引き換えて飲みたいんですよね。
特に電車移動の場合ですね。開演前にお酒を一杯。ほろ酔いの上機嫌で大好きなバンドのライブを観たい。
ただ、ライブハウスではスタンディングが基本になるので、開演するまでに飲み終わりたいんですよね。上演中は手ぶらでいたいので。
そうしないと、飲みかけのドリンクに気を取られちゃって、自由気ままに飛び跳ねたり踊ったり手を叩いたり拳を突き上げたり両手を上げたり、できなくなっちゃうじゃないですか。
なので、本来であればちびちびと時間をかけて飲みたいところを、開演するまでに頑張ってすいすい飲み干すわけですが。
すると、飲み終わったら空き缶や空きコップを捨てに一度離席して、場所を取り直すことになるんですよ。
これダルくないですか?
ガラガラだったら全然困らないんですけど、パンパンだと人の隙間を縫っての出入りも大変ですからね。せっかくいい感じの場所取ってても、抜けた間に誰かに取られて無意味になっちゃいますし。
いい整理番号で早く会場入りして自分の好きな場所を取れてたら、これほど馬鹿らしいこともないでしょう。
闇ですよね。整理番号順入場制自由席の闇。
先日の岡崎体育のZepp名古屋公演の時、斜め前の方が開演前に飲んでたんですけど、離席してないのに開演したら踊ったり飛び跳ねたり両手上に上げて叩いたりしてたんですけど、あれは一体どんなカラクリだったのだろう…。
ドリンクホルダーのある2階スタンド席なら、開演前にドリンクに引き換えて、ちびちび飲みながらライブを観るのも手ですけど、これにもひとつ罠があるんですよね。
席の前後の幅が狭いと、前を横切った人にぶつけられてこぼされる可能性がある、という罠が。
となるとやっぱり終演後に交換して飲むのが安牌か。
ところがこの選択にもひとつ落とし穴があって、何時に終演するのかがわからないんですよね。
3時間も演る単独公演は滅多にないので、90分から2時間半の間には終わるだろうという大まかな予測は立てられますけど、それも絶対ではありませんしね。
泊まりの場合はいいんですよ。徒歩圏内とか地下鉄一本数駅圏内とかで宿を押さえているはずなので。それなら急がなくても問題なし。
問題は日帰りの場合ですよ。
終演後に会場に残ってのん気にちびちび飲んでたら終電終わってたとか、全然あり得ますからね。
まあ、そうなったらそうなったで、ネットカフェか漫画喫茶に駆け込んで、始発が動き出すまで時間を潰すだけですが。
ペットボトル飲料との交換だったら、無理にその場で飲み干さずに、帰りながらちょっとずつ飲みます。
600円のドリンクチケットで500mlのペットボトル飲料と交換かぁ…と若干もやもやしたものを抱えつつ。
先日の岡崎体育のZepp名古屋公演の時は、17時開演と時間が早い上に本人が19時には終わりますと宣言してくれていて、実際にその通りの時間に終わったので、終演後にビールに交換してカウンターでゆっくり飲んでから帰りました。
ただ、「生ビール」というノボリだか手書きのポップだかが目に入ったので生ビールを頼んだら、サントリーの缶ビールを渡されて(え?これ?)と目が点になりましたが。
思ってた生ビールとちゃうのですが…。
てっきりプラカップにサーバーから注いでくれるのだろうと思ってたら、まさか缶ビールとは…。これはもはや事実誤認を盾にした詐欺なのでは?
それはそれとして、終電に間に合うかそわそわしている時とはダンチの安心感でした。
毎回こうだったら問題にはならないのですけど…。