大阪難波の湊町リバープレイスにあるライブホールなんばHatchでBAND-MAIDのお給仕番外編“Sessions Selection”を観てきた

大阪難波の湊町リバープレイスにあるライブホールなんばHatchでBAND-MAIDのお給仕番外編“Sessions Selection”を観てきた

大阪難波の湊町リバープレイスにあるライブホールなんばHatchBAND-MAIDのお給仕番外編“Sessions Selection”を観てきました。

BAND-MAIDのお給仕を観るのは今回で三度目となります。

アルバムや新曲の発表に関わらず精力的にツアーやフェスへの参戦を続けている彼女たちですが、番外編やセッションと銘打たれたライブを観るのは初めてで、言葉面の印象からは普段のライブよりもリラックスした雰囲気でじゃれ合いながら進んでいくステージになるのかな、と予想していました。

開演した瞬間からエンジン全開フルスロットルで完全に面食らい、事前の予想はとんだ勘違いだったとすぐに悟ることになるわけですが。

ソロバトルがあるのはいつものことですが、それがいつもより多かったり長かったりする印象がまさにセッションで、さらには前奏や間奏やアウトロのアレンジが捻りが効いてて、予想外の展開から大好きな曲に繋がったりするのも新鮮で驚きもあって、めちゃくちゃ楽しかったです。

特に印象的だったのが、“Brightest star”と“Magie”の主導権が激しく入れ替わる綱引きみたいなマッシュアップで、いくつかの曲をメドレーで繋げたり、一度別の曲に移動してまた元に戻ってきて終了するパターンは観たことがありましたが、何度も交互に行ったり来たりするパターンは初めてで意外性と力技のパンチ力にすっかりやられてしまいました。

公式YouTubeにライブ映像をアップしてほしいような、あの日あの時あの場所にいた人たちだけの宝物にしておいてほしいような、なんとも複雑な胸の内。

スタジオ音源に忠実なライブ演奏もそれはそれでいいものですが、それに囚われすぎずに遊びや実験や冒険の要素を織り交ぜつつ、ライブならではのその瞬間のワクワクや楽しさや喜びを感じさせてくれる素晴らしい夜でした。

楽しかった〜。

BAND-MAID

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大阪難波のライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINでAs It Isのライブを観てきた

大阪難波のライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINでAs It Isのライブを観てきた

大阪難波の鉄道高架下にあるライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINで、イギリスのポップパンクバンドAs It Isのライブを観てきました。

2026年はPunkSpringはないのか、と残念がる声を見かけましたが、何を言うか。このAs It Isの来日がPunkSpringのようなものでしょう。

As It Is好きなんですよねぇ。

My Chemical Romance解散の絶望による心の隙間を埋めてくれたバンドのひとつですよ。前々からライブを観てみたいとは思ってましたが、今回ようやくその機会を得ました。

Yogibo HOLY MOUNTAINの入り口横の看板もおしゃれでかっこよかったですが、ドリンクチケットもオリジナルデザインのギターピック型で、ドリンクと交換せずに記念に持ち帰りたくなるくらいかっこよかったです。ドリンクチケットが日本一かっこいいライブハウスでしょう。

真打ち登場までに三組出るので、あまり早く行っても待機が辛くなるのは分かりきっていましたが、どうせならみんな観たいし、早めに行ってフロアに少しでも余裕があるうちにここだというポジションに落ち着いていたい。

そんな気持ちからひと組目の開演直前に現着しましたが、事前に分かりきっていたこととはいえ、As It Isが出てくるまでに三組の出演時間とセットチェンジで二時間半はさすがにちょっとしんどかったです。

As It Isのライブ終盤、あと数曲というところで「いったんはけてアンコール戻ってくるのとこのままぶっ続けで演るのどっちがいい?アンコールってほんと意味わかんないよな」的なMCがありましたが、アンコールもほぼ形骸化していて意味のわからない風習かもしれませんが、幕間で観客がワイワイガヤガヤしている中、本人たちがサウンドチェックしているのに特に無反応だったのもなかなかシュールで面白かったです。

そのサウンドチェックですが、バスドラ一発鳴らした時のパンチ力で、今日のドラムはやべぇと確信しました。

やっぱりライブハウスのドラムはたまらないですね。あの心臓にガツンと一発喝を入れられる感じ。ドームや野外スタジアムやホールなど、それぞれの会場にそれぞれの魅力がありますが、ロックのライブはやっぱり小さなライブハウスのスタンディングこそだなと、ドラムに心臓を殴られるたびに感じます。

好きな曲ばっかりの最高のセットリストを、「ありがとうございます!」と何度も叫びながら歌うAs It Isのエネルギッシュなライブ、最高でした。

モッシュやサークルやダイブに巻き込まれることを避けるために一番後ろから観ていましたが、前の人が少しずつ後ろに寄ってきて徐々に無理のある姿勢に追い込まれて、足が棒のようになって辛かったです。たまに出入りする人が場をリセットしてくれなかったら限界だったかもしれません。

今後は一番後ろはやめておいて、ちょっとだけ前に出て自分の前にちょっとした空間を確保できるようにしておこう…。

As It Is

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Lady GagaのThe Mayhem Ball Tourを観てきたらMVプレイリストで浸りたくなった

Lady GagaのThe Mayhem Ball Tourを観てきたらMVプレイリストで浸りたくなった

先日、東京ドームで開催されたLady GagaのThe Mayhem Ball Tourを観てきました。

いや〜とんでもないライブでしたね。

全32曲。歌いまくりの踊りまくりで、隙あらばハンズアップを求めてきて、ギター弾き倒しながら歌ったかと思ったら、しっとりピアノの弾き語りなんかも聴かせてくれたりして。

すっかり圧倒されて大満足、大感動の二時間半のライブでした。

友人と感動を語り合いながら新幹線で帰宅したのですが、その道中では頭の片隅で家に着いたらお酒飲みながらApple Musicのビデオ・プレイリストで余韻に浸りたいなぁ、などと考えていました。

アーティストによってあったりなかったりするんですけど、Apple MusicにはMVばっかりを集めたプレイリストがあるんですよ。

Lady Gagaにはそのビデオ・プレイリストがあるので、それを視聴したいなぁと。

というのもですね、豪華絢爛なステージセットやこだわり抜かれた衣装の数々、計算し尽くされた踊りや動線、ミュージカルやオペラのような物語性が付与された演出や流れなどに観入っていたら、家で曲の音だけを聴いていたのでは追感動には少し物足りないのではないかと考えてしまいまして。

そんなもの、自分の頭の中でライブの様子を思い返すなりして補完すればいいだろうとは思うものの、Lady Gagaにはせっかくビデオ・プレイリストが用意されていることですしね。

そして、このビデオ・プレイリストがめちゃくちゃいいんですよ。高画質高音質で、音ズレも皆無で、YouTubeみたいに途中の広告に興を削がれることもなくて。

当然、MVとライブとはまた別で、衣装も踊りも楽曲のアレンジも違ったりするんですけど、それがまたライブを観てるみたいに新鮮でいいんですよねぇ。あまり観慣れていないMVだと特に。

Lady Gagaが主演した映画『アリー/スター誕生』を観た時には、曲に踊りをつけることについて懐疑的だったりしたのかな?などと受け止めていたんですけど、どうやらそれは勘違いだったようです。

実際に彼女のライブを生で観て、MV集を振り返ってみた結果、今はそんなふうに考えています。

Lady Gaga

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東京ドームでLady GagaのThe Mayhem Ball Tourを観てきた

東京ドームでLady GagaのThe Mayhem Ball Tourを観てきた

2026年1月25日日曜日、東京ドームでLady GagaのThe Myhem Ball Tourを観てきました。

当日は寒波襲来で交通への影響を心配していたのですが、名古屋大阪間の高速道路や国道こそ通行止め措置が取られていたものの、新幹線は名古屋京都間で速度を落としての運行で若干遅れが生じるにとどまり、地元から東京への移動に支障はなく済んで、ほっと胸を撫で下ろしました。

これだから真冬のライブ遠征は心臓に悪い。

事前に予定していた新幹線にすんなり乗車して、駅弁食べながら上京し、到着ちょっと早すぎだったかと思いつつ、地下鉄丸ノ内線に乗り換えて後楽園駅から東京ドーム入りしました。

会場周辺にはMVの衣装を用意して着込んだ熱心なファンがたくさんいて、移動しながら眺めているだけでも気分が盛り上がってきて楽しかったです。

まずはグッズ売り場へ。てっきり大行列で長期戦を覚悟していたのですが、公演チケットを持っていないと売り場に並べられないようになっていたためか拍子抜けするほど空いていて、お目当てのTシャツをすんなり買えました。

生まれて初めて7000円もするTシャツ買ったのでガクブルですよ。前の席の方がタンクトップ着ててむちゃくちゃかっこよかったのでタンクトップも買えば良かったと思うものの、Tシャツとタンクトップで14000円は金銭感覚崩壊すぎる…。

グッズ購入が順調すぎて開場まで寒空の下で時間を持て余すという想定外はありましたが、入場後に銀だこ酒場のたこからセットで小腹を満たし、席について開演を今か今かと待ち構えました。

開演予定時刻の18時をややすぎて、前方スクリーン内で何やら書き物しているらしいガガ様が立ち上がって去ると同時に場内暗転。『トロン:アレス』ばりに赤いLEDでステージが煌めきだし、ポップロックダンスオペラのようなエンターテイメントライブが開幕しました。

ライブはいくつかの章仕立てで物語が進行していくかのような構成になっていて、幕間以外ではほぼほぼノンストップで、手品みたいに衣装早着替えしつつ激しく踊りながら歌声を途切れさせることなく次から次へと歌い上げていくので、すげぇなどうなってるんだと圧倒されながら観入ってましたが、たまにマイクが息切れを拾っていて本物のリアルを感じました。

そして、隙あらばハンズアップをことあるごとに要求してくるガガ様。観客もそれに応えて、さながらブートキャンプと化す東京ドーム。壮観でしたね。200回くらい言ってたんじゃないでしょうか。

ギターを弾くイメージがなかったものですから、ギターを弾き倒しながら歌っていた曲があったのには驚きましたし、それが大好きな曲だったのにはめちゃくちゃあがって、その曲のことがさらに好きになったりもしました。

ミュージカルのカーテンコールみたいな終幕も素敵でしたね。お茶目でキュートでかっこよくてハッピーで。アンコールの曲は元々大好きな曲でしたが、この曲のことばかりでなくガガ様のことももっともっと大好きになりました。

帰りの新幹線のことを考えると、最悪アンコールを捨ててでも帰宅を優先しなければならないかもしれないと同行した友人とは事前に相談していましたが、そんなことにはならずに最後まで観れて本当に良かったです。

あのアンコールからの終幕を観れたのと観れなかったのとでは、天と地ほどというと大袈裟かもしれませんが大違いです。

不思議ともう終わりかという寂しさが去来しない大満足なステージでした。30曲以上も演ってくれた大ボリュームのおかげかもしれませんし、友人と感動を語り合いながら帰ったからかもしれません。

The Mayhem Ball TourもTaylor SwiftのThe Eras Tourみたいに映画館でIMAX上映してもらえないでしょうか。おかわり。我はおかわりを所望したい。

Apple MusicのセットリストプレイリストやMVプレイリストに浸りつつ、The Mayhem Ball Tour終了後のそんなささやかな夢の実現を願っております。

Lady Gaga

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Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

約4ヶ月前の話なので今更感半端ないのですが、なぜかリリースから3年以上が経過した今頃になって『Will Of The People』の感想がむっちゃくちゃ読まれているので、このビッグウェーブに乗るしかなくなりました。

2025年9月25日にKアリーナ横浜で開催されたMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた時のことを、覚えている限り書き記していきます。

その前に。実は、Museのライブには悲喜交々な思い出がありまして。

初めて観た2007年の新木場Studio Coastでは、生涯でもベストライブのひとつに数えられるぐらい圧倒されましたし圧巻で大感動でしたが、2010年の大阪城ホールでは開演が一時間かそれ以上遅れたのにあっさり終わって引き上げていったので不完全燃焼と、明暗がくっきりと分かれているんですよね。

同じバンドのライブでこの落差は珍しい。

Museのライブを観るのは三度目です。

前回は2010年の『The Resistance』ツアーだったので、実に15年ぶりということになります。開演一時間遅れあっさり終演の悪夢を払拭してくれと、祈るような気持ちでの横浜行きとなりました。

座席はレベル5の中央寄りでした。前二回のKアリーナはレベル7の隅だったので、音響的にも視野角的にもこれまでで一番の席となりました。

前二回は最上階の端っこだったということもあってか、Kアリーナは音質が素晴らしいという話だったけどそれほどでもないな…?最上階の端だとこんなもんか…?とやや残念に感じていたのですが、中段の中央寄りとなって音のこもりが解消され、抜けのいい重低音に酔いしれました。

開演予定時刻を過ぎると、後ろの人がちょいちょい「出てきた!出てきたよ!」と叫んでいたので、その度に心の中で(どこだよ?まだ出てきてねーよ)と突っ込んでました。

前回の悪夢から懸念していた、開演が極端に遅れるようなこともなく、誤差の範囲内で幕が開いてまずはほっとひと安心。

次いで、衝撃的な重低音に、一曲目から度肝抜かれました。

時季的にまだ暑かったので半袖で観ていたんですけど、重低音が一発空気を揺らすと、その余波がさわさわと腕の産毛に優しくタッチしてくるんですよ。しかもどういうわけか、轟音なのに、うるさく不快には感じないという。

この極上の重低音の上に、Matthewの変態的なギタープレイだったり、裏声を多用した特徴的な歌声だったり、シンセを活用した妙にクセになる電子音だったり、綱渡りしてるみたいに繊細な美音だったりが、埋もれることなく乗っかっていて、渾然一体となって押し寄せてくるのです。

最高。最高でしたね。

ここに、15年前の一時間遅れあっさり終演で不完全燃焼の悪夢は払拭されました。

もちろん、『Will Of The People』からもっと聴きたかったなとか、1Fフロアはやっぱりスタンディングがいいなとか、あの代表曲は今回はなしかとか、細々としたもっとこうだったら良かったのになという個人的な希望願望はありますが、それはそのアーティストが好きであればあるほどどのライブにもついて回る問題なので、ライブ自体への満足度に絡めるべきではないでしょう。

現時点での最新アルバム『Will Of The People』の発売からすでに3年以上が経過しているわけで、そうなるともうそろそろ新作が世に出てもおかしくないなという期待も膨らむわけで、なんとも気の早い話ではありますが、次のアルバムツアーでまたMuseのライブを観る機会が意外とそう遠くない未来に訪れるかもしれないなと、そんな取り止めのないことを考えたりしながらたまにセットリスト再現プレイリストを聴いたりライブDVDを観たりして日々を過ごしております。

Muse

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