梅田クラブクアトロでイギリスのロックバンドHot Milkのライブを観てきた

梅田クラブクアトロでイギリスのロックバンドHot Milkのライブを観てきた

大阪キタの繁華街にあるライブハウス、梅田クラブクアトロでイギリスのロックバンドHot Milkの来日公演を観てきました。

梅田クラブクアトロ、まだ二回目でなかなか行けてないのですが、好きなライブ会場なんですよね〜。

横に広くて三段フロアで、邪魔な柱がなくて観やすいですしトイレも広いですし。名古屋のダイヤモンドホールもですけど、両会場とも今はなき新木場スタジオコーストに通じる雰囲気を感じるところが好きなポイントです。

唯一難があるとすれば、ビルの10Fにある立地ですね。みんなバラける行きはまだエレベーターに乗りやすくていいんですけど、問題はみんなが一気に殺到する帰りですよ。自分は待つのが嫌で階段で降りるんですけど、スタンディングでライブを観た後に10Fぶん歩いて降りるのが地味にきついんですよねぇ。

それはさておき、そんな好きな会場で大好きなバンドのライブが観れるということで、否が応にも気分が盛り上がっておりましたところ、マイケミやParamoreなどが好きな人もきっと来てるはずとマイケミのTシャツ着ていったら、開演前に流れてさらにテンション上がりました。

ほぼ定刻で暗転し開演したHot Milkのライブでしたが、のっけからの異様なハイテンションとエナジーに圧倒されました。また、ヴォーカリストのHan Meeの煽りと盛り上げも巧みで、気がついたらすっかり乗せられて拳を突き上げながら飛び跳ね、雄叫びを上げておりました。

震度2計測されてたとしても不思議じゃないほど揺れたフロア。400m走全速力のように駆け抜けるステージ。70分あったかどうかとは思えないほど笑う膝。ガクガクの足腰。

いまだかつて、ほぼ全曲の勢いでモッシュが発生するライブがあったでしょうか…。いや、記憶にないですね…。一番近いのは新木場で観たMuseか。いやそれでもさすがにほぼ全曲とまではいかなかったはず。

Hot Milk恐るべし。私たちがマンチェスターの新しい王だ、と名乗りをあげていましたが、さもありなん。

ライブ前の昼間、中之島公園や梅田周辺を散策して15000歩ほど歩いていたのですが、Hot Milkのライブがこんなにも激しいんだったら、そんなことしてる場合じゃなかったですね。いい気なもんで呑気すぎました。

今後、新作のリリースを重ねるたびにバンドの格もどんどん上がってビッグになり、フェスでの存在感もますます増し、ライブハウスで観るのもなかなか難しくなっていくんでしょうね。

そんな明るいバンドの未来を予感する、激しくも楽しいライブでした。

Hot Milk

関連記事

名古屋市新栄町のライブハウスRAD SEVENでロックデュオSATOHのBAD MORNING TOURファイナル公演を観てきた

名古屋市新栄町のライブハウスRAD SEVENでロックデュオSATOHのBAD MORNING TOURファイナル公演を観てきた

2026年4月19日日曜日、名古屋市新栄町にあるライブハウスRAD SEVENで、ロックデュオSATOHのBAD MORNING TOURファイナル公演を観てきました。

ヴォーカリストとギタリストのふたり組、様々なジャンルの音楽からの影響を貪欲に取り込み独自の音楽性に昇華、精力的に新曲発表とツアーを重ねてファンベースを拡大、と何かと大好きなB’zに重なる要素が多いこのふたり、“Supersonic”のMVをきっかけに知って以来、一度ライブを観てみたいと気になっておりました。

今回、EP『BAD MORNING』の発表に伴う東名阪ツアーのチケットが無事に買えたので、彼らのライブを観る機会に恵まれました。

会場は名古屋市新栄町のライブハウス、RAD SEVEN。表に特に看板などが設置されていない上に普通のマンションのような建物のため入り口が分かりづらく、何度か前を往復してしまったので初めての時には余裕を持った来場を心がけたい会場です。

開演の20分前くらいに着いて受付したのですが、フロアはすでに8〜9割がた埋まっていて、友人と誘い合わせて来場している方が多いのか、ガヤガヤと話し声で賑わっていました。

ほぼ定刻に暗転して開演したのですが、いきなりの過去最強クラスの爆音に面食らいました。最近だと有明アリーナのManeskinとKアリーナ横浜のMuseが強烈に印象に残っていますが、それを凌駕せんとする勢いの轟音でした。

ほぼ満員の観衆のボルテージもいきなり沸騰マックスで、会場には200人入っていたかどうかくらいだったと思うのですが、飛び跳ねながら合唱したりモッシュしたりの大盛り上がりで、爆音にも負けない合唱には感動すら覚えました。普段静かに観たいタイプなのに。

これは凄い。私はこの夜、もの凄いライブを目撃したんじゃなかろうか。

凄まじい爆音と大合唱でマンション2階ぶち抜きみたいなライブハウスの鉄筋コンを揺らしてましたが、上の住人から苦情が入ったりしないのだろうかと心配になるほどでした。

MCはあまり得意ではないのか、言葉を選びながら慎重に話している感じでした。

「大阪や東京に比べると入りは少ないけど、そのぶん名古屋は演るたびに人が増えていくのがわかりやすくて楽しい」とか、「今夜ここに集まってくれたみんなはそんじょそこらの音楽ファンじゃないわけじゃないですか」など、共感を呼んだり自尊心をくすぐったりする言葉が特に印象に残っています。

ギターとヴォーカルのふたり以外はサポートがついてのバンドセット公演だったのですが、サポートドラムの方がずっと口ずさみながら凄まじい音を叩き出していて、圧倒されました。

特に紹介などはなかったのですが、きっとどこぞの名のあるドラマーに違いない、密かにそんな確信を得る圧巻のパフォーマンスでした。

のちに情報提供いただいて、元KOTORIというバンドのドラマーだった細川千弘さんという方だったと知りました。またライブで彼のドラムを浴びたい。一撃で彼のドラムの虜となりました。

元々アンコールはなしの予定だったらしいのですが、観客のひとりが「ツアーファイナルがこれで終わっていいわけないやろ!アンコール!みんなも一緒に!アンコール!」と叫んでメンバーを呼び込んでアドリブリクエストアンコールを引き出していて、なんだこのアツさは、ほんとに名古屋かここは、と猛烈に感動しました。

次世代ロックスター超新星爆誕。

私はこの夜、きっと次代の邦楽ロックシーンを背負うバンドの一角を担うであろうロックデュオSATOHの峻烈すぎるライブを観た。

SATOH

関連記事

Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

約4ヶ月前の話なので今更感半端ないのですが、なぜかリリースから3年以上が経過した今頃になって『Will Of The People』の感想がむっちゃくちゃ読まれているので、このビッグウェーブに乗るしかなくなりました。

2025年9月25日にKアリーナ横浜で開催されたMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた時のことを、覚えている限り書き記していきます。

その前に。実は、Museのライブには悲喜交々な思い出がありまして。

初めて観た2007年の新木場Studio Coastでは、生涯でもベストライブのひとつに数えられるぐらい圧倒されましたし圧巻で大感動でしたが、2010年の大阪城ホールでは開演が一時間かそれ以上遅れたのにあっさり終わって引き上げていったので不完全燃焼と、明暗がくっきりと分かれているんですよね。

同じバンドのライブでこの落差は珍しい。

Museのライブを観るのは三度目です。

前回は2010年の『The Resistance』ツアーだったので、実に15年ぶりということになります。開演一時間遅れあっさり終演の悪夢を払拭してくれと、祈るような気持ちでの横浜行きとなりました。

座席はレベル5の中央寄りでした。前二回のKアリーナはレベル7の隅だったので、音響的にも視野角的にもこれまでで一番の席となりました。

前二回は最上階の端っこだったということもあってか、Kアリーナは音質が素晴らしいという話だったけどそれほどでもないな…?最上階の端だとこんなもんか…?とやや残念に感じていたのですが、中段の中央寄りとなって音のこもりが解消され、抜けのいい重低音に酔いしれました。

開演予定時刻を過ぎると、後ろの人がちょいちょい「出てきた!出てきたよ!」と叫んでいたので、その度に心の中で(どこだよ?まだ出てきてねーよ)と突っ込んでました。

前回の悪夢から懸念していた、開演が極端に遅れるようなこともなく、誤差の範囲内で幕が開いてまずはほっとひと安心。

次いで、衝撃的な重低音に、一曲目から度肝抜かれました。

時季的にまだ暑かったので半袖で観ていたんですけど、重低音が一発空気を揺らすと、その余波がさわさわと腕の産毛に優しくタッチしてくるんですよ。しかもどういうわけか、轟音なのに、うるさく不快には感じないという。

この極上の重低音の上に、Matthewの変態的なギタープレイだったり、裏声を多用した特徴的な歌声だったり、シンセを活用した妙にクセになる電子音だったり、綱渡りしてるみたいに繊細な美音だったりが、埋もれることなく乗っかっていて、渾然一体となって押し寄せてくるのです。

最高。最高でしたね。

ここに、15年前の一時間遅れあっさり終演で不完全燃焼の悪夢は払拭されました。

もちろん、『Will Of The People』からもっと聴きたかったなとか、1Fフロアはやっぱりスタンディングがいいなとか、あの代表曲は今回はなしかとか、細々としたもっとこうだったら良かったのになという個人的な希望願望はありますが、それはそのアーティストが好きであればあるほどどのライブにもついて回る問題なので、ライブ自体への満足度に絡めるべきではないでしょう。

現時点での最新アルバム『Will Of The People』の発売からすでに3年以上が経過しているわけで、そうなるともうそろそろ新作が世に出てもおかしくないなという期待も膨らむわけで、なんとも気の早い話ではありますが、次のアルバムツアーでまたMuseのライブを観る機会が意外とそう遠くない未来に訪れるかもしれないなと、そんな取り止めのないことを考えたりしながらたまにセットリスト再現プレイリストを聴いたりライブDVDを観たりして日々を過ごしております。

Muse

関連記事

ナゴヤドームでB’zのLIVE-GYM 2025 -FYOP-を観てきた

ナゴヤドームでB’zのLIVE-GYM 2025 -FYOP-を観てきた

ナゴヤドームで、B’zのLIVE-GYM 2025 -FYOP-ツアー初日を観てきました。

ナゴヤドームでのLIVE-GYMは、2017年の-LIVE DINOSAUR-以来となるので、8年ぶりです。

もうそんなに経つのかと、驚きのような戸惑いのような信じられない気持ちも去来してしまいますが。

アルバムツアーなのにアルバムの発売日がツアー初日のたった三日前であまり聴き込めなかったり、キャメルの革ジャン着て稲葉さん表紙の雑誌インスパイアな格好で行こうとしたら当日の名古屋快晴でロンTでも暑くて断念したり、グッズ販売所で並ばなくて済むための整理券システムなのかと思ってたら結局並ぶし意味ないんじゃないのかと不満に感じたり、と色々ありましたが、-STARS-以来二年ぶりに観たB’zの単独公演は最高でした。

単独最高!

B’z presents UNITE#02のチケット取れなくて絶望したりもしましたが、やっぱ単独ですよ。

フェスにはフェスの、対バンには対バンの、単独には単独の、それぞれの持ち味と良さがあるのは重々承知した上で、それでもあえて言いましょう。単独最高!と。

単独しか勝たん!

アルバムツアーの皮を被ったPleasureみたいなセットリスト、これまでに観てきた数々の大掛かりなステージをさらに凌駕する勢いの超弩級のステージ、煌びやかで美しくもド派手な照明、ドームなのに野外と間違えてるんじゃないかと心配になるほどの特効演出に度肝抜かれました。

特にステージですよね。“Ain’t No Magic”での客席の真上を移動するステージにも驚きましたが、今回の函谷関みたいに聳え立つ超巨大なステージには心底驚かされました。

ステージがデカすぎて、ご本人様たちの視認は困難を極め、視線は自然と超巨大な美麗スクリーンに映し出される映像に吸い込まれていきました。

最前ど真ん中がよく当たり席として挙げられますが、今回ばっかりはステージ全体を俯瞰できる真ん中やや後方がベストポジションに当たるのではないでしょうか。

ツアー初日のためか、演奏面では違和感を覚えたところもありましたが、すぐさま何事もなかったかのようにリカバリーしていたのはさすがでしたし、こういうところこそ生演奏の醍醐味というか腕の見せ所でしょう。

ひとつ、気がかりというか心配に感じたことはあったのですが、ご本人たちが普通に楽しそうに話されていたので、自分も何も気が付かなかったふりをしてスルーします。

もう一回行きたいですね。東京か大阪。同じツアーを何回も観に行きたいとかあまり思わないタチなんですが。それだけ今回のLIVE-GYMは強烈でした。

千秋楽ライブビューイングしてくれませんか。直前ぶっ込みでもいいですから。

吉報、待ってます。

B’z

関連記事

イタリアの新星Damiano Davidのリリースラッシュが常軌を逸している

イタリアの新星Damiano Davidのリリースラッシュが常軌を逸している

ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021を制したことで一躍世界的人気ロックバンドへと登り詰めたイタリアのManeskin

フェスにツアーにと世界中を飛び回りながらアルバムもリリースしてと休む間もなく怒涛の活動を繰り広げてきましたが、そのヴォーカリストのDamiano Davidのソロプロジェクトが始動してバンドは一時休止することになりました。

まず2024年の9月に1stソロシングルがリリースされると、翌10月には早くも2ndソロシングルがリリースされ、これは1stソロアルバムも時間の問題かと楽しみにしていたら、12月にアルバムリリースの告知よりも先に2025年の世界ツアーが発表されたので面食らいました。

いくら何でも気が早すぎんか?1stソロアルバムのリリースもまだだぞ?

最初はそんなふうに怪訝に思っていたのですが、そこからが圧巻でした。

2025年5月にManeskinとは全然違った魅力の詰まった1stソロアルバムをリリースすると、その直後にいつものメンバーじゃないのにすでにバッチバチに仕上がっているライブを生配信し、度肝を抜かれました。

さらにそれだけにとどまらず、来日ソロ公演の直前の9月には新曲5曲を発表し、その5曲を追加した1stソロアルバムの新バージョンを配信リリースしてきたのです。しかもどれもいい曲ばかり。

1stソロアルバムは14曲収録だったので、私はソロの曲とManeskinの曲と半々で計20曲くらいのセットリストを組むのかなと想像していたのですが、今回の新曲5曲発表でそんな予想は吹っ飛びました。

これはあり得るぞ。ソロ曲のみでソロ公演フルセット完遂。ソロプロジェクト始動から一年しか経っていないのに。この短期間でこんなに自前の既発楽曲充実してた人他にいる?

Maneskinの活動ペースも物凄かったが、ソロもそれに勝るとも劣らないハイペースだ。

来日ソロ公演、俄然観に行きたくなってきちゃいましたよ。ど平日に東京大阪のみでちょっと無理かと諦めかけていましたが。

早上がりさせてもらって新幹線に飛び乗って、終演したら終電ダッシュでなんとかならないだろうか。

19時開演だとなぁ。終電が厳しいんですよね。

数年前に大阪でEclipseを観た時に日帰り余裕だったのは、18時開演だったからですし。

途中で抜けざるを得なくても観に行くか。う〜む。

あと1ヶ月悩みます…。

Damiano David

関連記事