Whitney Houstonの伝記映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』を観てきたら、まんまとライブ・アルバムが欲しくなって注文してしまった
観てきました。アメリカの超絶女性シンガーWhitney Houstonの伝記映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』を。
『THE FIRST SLAM DUNK』が大ヒット感謝企画で入場者プレゼントに書き下ろしポスターが追加されるとのことで、ポスター欲しさにスラムダンクをおかわりしようかと考えていたのですが、大ヒットでロングラン間違いなさそうなスラムダンクと違ってホイットニーの伝記映画はすぐに公開が終わってしまいそうな状況だったので、ホイットニーを優先しました。
土曜日の夜の繁華街近くの映画館だというのに、ほとんど貸切状態でしたからね…。
内容については、まあ大方事前に予想していたとおりでした。アーティストの伝記映画はあるあるテンプレートの宝庫なのかよ!?という。
だいぶ端折って軽くしてくれてあったであろうに、それでもエグくてきつかった家族との確執、マネージャーや夫や親との間でのパワーバランスの綱引き、お酒やドラッグに溺れて荒んでゆく私生活、騙し騙しも限界を迎えついに支障をきたしはじめる歌手活動。
素晴らしい楽曲や圧倒的な歌唱の裏での現実生活での苦悩が、ぐさりぐさりと胸を刺す。
最高の歌だけを堪能させてくれたらどれだけ幸せだろう…。
そう考えると、ライブビューイングはやっぱり至高なのだろうか…。
スーパーボウルでのアメリカ国家独唱はカットせずにフルで聴かせてほしかったなとか、大好きな曲が途中で切られてるとハシゴ外された感半端ないなとか、約2時間半の長尺の割に展開が駆け足だなとか、もっとこうだったらよかったのになと感じたところもありましたが、ホイットニーが憑依したかのようなナオミ・アッキーの熱演は圧巻でしたし、ライブ演奏にのせた歌唱パフォーマンスは素晴らしかったです。
結果、まんまとライブ・アルバムが欲しくなってしまいました。
QueenのライブBlu-ray『Rock Montreal』を買ってしまった、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観たあととまったく同じ流れですね。
帰宅した直後に速攻で通販でライブ・アルバムを注文しました。
映画でも取り上げられたライブ・パフォーマンスを収録していると思われるライブCD+DVDがあったので…。
今回、久しぶりにTOHOシネマズに行ったのですが、久しぶりだとやっぱりTOHOシネマズの音響の素晴らしさが際立ちますね。音の立体感や左右のサウンドバランス、強弱のメリハリや静寂から大音量への振り幅がダイナミックで圧倒的です。
Whitney Houstonの代表的名曲”I Will Always Love You”の歌い出しで、息継ぎが引き波のように静寂に溶け込んでゆく様なんて鳥肌モノでした。
素でこれだけ素晴らしいのなら、高音質を売りにしているTOHOシネマズの音響はどれほどの高みにあるのだろう…。
B’zのHighway XのライブビューイングはTOHOシネマズに行くべきだったかな。でもギュウギュウ詰めは逼迫感が息苦しいしな…。ひと席空けてくれてたイオンシネマにしたのも、決して間違いではありませんでした。