こんな自称世界一かっこいいロックバンドは嫌だ
誰とは言いませんが、数年前にハマった日本のロックバンドの話なんですけど、最近では海外での活動にも力を入れていて絶好調。彼らはライブ中のMCで、世界一かっこいいロックバンドだと自称しているんですよ。
「どうも、世界一かっこいいロックバンド、〇〇です」と。
初めて観に行ったライブでは、そのパフォーマンスの素晴らしさに目が潤んじゃうくらい感動して、そのときにそのMCを聞いていたならば素直に頷いていたかもしれませんが、最近はちょっと勘違いしてるんじゃないかという言動が目に余るので、ここでネタにしちゃいます。
別に、大口を叩くなと苦々しく見ているわけではないですよ。むしろ逆で、その心意気や良しと感心しています。大好きなバンドが、自分たちは世界で一番かっこいいバンドだと信じて活動している、これほど応援のしがいのあることもないでしょう。
ただ、残念ながら、大口に行動が見合ってないんですよね。口で言うだけじゃなくて、行動でも示してほしいと、ついてこいと背中で語ってほしいと、そう願っているわけです。
それでは、どういったところで言動が一致していないと感じているのか、いってみましょう。
30公演以上の大規模全国ツアーで、全公演統一セットリストを組んじゃう
全国で30公演以上も開催するアルバムツアーで、最初から最後まで全公演まったく同じセットリストとか、世界一かっこいいバンドがこんなセット組みます?
せめて、同会場で複数回演るときくらい、数曲の日替わり曲用意しません?熱心に複数回観に行く人が可哀想でなりません。不憫。あまりにも。
歌詞やアレンジほぼ同じなのに、日本盤と国際盤をリリースしちゃう
初めて日本盤と国際盤を出したときはそうでもなかったんですけど、アルバムリリースを重ねるたびに海外志向が加速していった結果、日本盤でも歌詞がほとんど英語ばっかりになって国際盤との違いが希薄になり、3,4曲あった入れ替え曲が1,2曲になってと、差異がほとんどなくなってきています。アレンジは前々からほとんど変わりなかったですが。
律儀に両方買っているので愚痴りたくなっちゃうんですけど、もうちょっと色つけてくれてもいいんじゃないですかね。ほんとに両方とも買ってよかったと、心から満足させてほしい。
ダラダラするの嫌いだからと言いながら、MCでダラダラしちゃう
とあるツアーを観に行ったときのMCで、世界一かっこいいロックバンドのヴォーカルは言いました。
「おれ、ダラダラするの嫌いだからさ」
これを聞いたときは呆れて口が塞がらなかったですね。苦笑いしながら(それ自分が言っちゃう?まさにたった今ダラダラしてるじゃねえかよ)と心のなかで突っ込んでしまいました。
MCで「最前にいるお客さんがいつも同じ」とか言っちゃう
たしか、海外ツアー中でのMCだったと記憶しているんですけども。観客席を見渡して、世界一かっこいいロックバンドのヴォーカルは言いました。
「なんかさ、最前にいるお客さんいつも同じだね」
いやいやいや、自分たちだって毎回毎回おんなじ曲ばっかり演ってるのに、それ言っちゃう?それ言っちゃうなら、こっちだって言わせてもらうよ?日本盤も国際盤もCD買ってチケット買ってライブ会場に足を運んでグッズも買ってるんだから。ちょっとくらい言わせてもらってもいいよね?
これ聞いたときはホントがっかりしちゃいました…。