友人のBOSEサウンドシステム搭載高級車でライブ会場に向かって感じたこと
5月21日に、静岡県袋井市のエコパアリーナで開催された三年ぶりのB’zの全国ツアー、LIVE-GYM 2022 Highway Xを観てきました。
その興奮未だ冷めやらず、ブログを書いたり出退勤でB’zのランダムプレイリストを聴いたり休日にお酒を飲みながらライブ映像作品を観たりして、余韻に浸っております。
ライブ会場のエコパアリーナには、友人が車を出してくれるとのことで、お言葉に甘えて乗せていってもらいました。私の道案内で行きも帰りも渋滞知らずでスムーズに出し入れできる会場すぐそばの駐車場に車を止めて。
ただ、ちょっと余裕をかましすぎたせいか駐車場はほぼ満車の状態だったので、次の機会があったらもう少し早く出発するようにします。
友人の車はマツダのSUVです。ディーゼル車。余裕のトルクによるスムーズな加速、広々とした静かで快適な車内空間、BOSEサウンドシステムによる心地よい音響が魅力的な車です。
そんな友人のマツダ車に搭載されていたBOSEサウンドシステムでB’zの比較的最近のアルバムの曲を聴きながら会場に向かっていたら、こういう車もいいなぁとしみじみ感じ入ってしまいました。
しかしそれも、こうして送ってもらったからこそ感じたわけで。
自分で所有して運転するとなると、また話は変わってきます。
マニュアル車が好きなんですよね。古臭いだの時代遅れだの言われようが。自分の意のままに操る愉悦性の虜なのです。静かで快適で安全装備てんこ盛りの車も楽でいいんでしょうけど、そのトレードオフが自分の意のままに操る愉悦性というのは大きすぎますし痛すぎます。
私はスキーやキャンプにも出かけるので、自分で所有して運転するとなると、安定性の高い四駆で積載性に優れたワゴンで運転が楽しいマニュアル車であることが、最低限譲れないラインとなってきます。
最近搭載車両が増えた、BOSEやJBLなどによるメーカーオプションのサウンドシステムは弄る手間を省いてくれる高音質で高品位のインストールが最大の魅力ですけど、裏を返せば自分で弄る余地がなく自分好みのヘッドユニットやスピーカーに気軽に交換できなくなってしまう、という問題点も抱え込んでしまうことになります。
純正モニターのフォント表示がダサいから交換したくてたまらなくなったとしても、おいそれと交換できず我慢するしかなくなってしまうのです。
まあフォントのダサさくらいならしばらくすれば見慣れてなんとも思えなくなるかもしれませんが、音質に不満があったり好みの音ではなくて我慢できないとなると、これはもう死活問題でしょう。
やっぱり、ヘッドユニットはDIN規格準拠で自分が好きなユニットに交換したい放題で、スピーカーは自分が好きな音を鳴らしてくれるものに気軽に交換できる前後6スピーカーが、再生メディアの移り変わりなど後々のことも考えたりするとベターなのかもしれないと思ったり。
友人の車に自分の車にはない魅力を感じたり、だからこそ愛車の魅力を再確認したりもした、ライブ会場への道中となりました。