ピレリの乗用車用サマータイヤ、パワジーは次の夏タイヤ筆頭候補銘柄

ピレリの乗用車用サマータイヤ、パワジーは次の夏タイヤ筆頭候補銘柄

先日、いつものカー用品店でオイル交換してもらったついでに、そろそろ交換時期となる夏タイヤの店頭価格を確認したんですけど、まあ高いですよね。わかっていたことですけど。

軒並み高い。

一部カー用品店のPBだったり聞いたこともないメーカーのアジアンタイヤだったりで例外はありますが、タイヤともなると重要部品のひとつなので、安ければなんでもいいとはいかないじゃないですか。

できれば国産タイヤを履きたい。

静かで快適で動力性能もそこそこあって、雨にも強くライフも長い。それでいてこんなに安いの!?とお得感まで感じられる、そんなタイヤを。

でも国産は高い。べらぼうに高い。

自分の愛車のサイズなんて、なんてことない国産エコタイヤでも4本で14万円ですよ。10年前と比べたらタイヤの性能も上がっていて、それゆえの高額化かもしれませんが。

それにしても高い。

ポテンザやアドバンなどのフラッグシップタイヤであったならまだ4本14万でも納得できますけども、エコタイヤにこの金額はちょっと出せないですよねぇ。

以前カー用品店で働いていた友人の言葉を思い出します。

「タイヤは通販で買う。で、お店の設備を借りてちょちょいと…」

カー用品店に勤めていて、一般より安く買える社販という恩恵に預かりながら、それでも通販で買う方が圧倒的に安い、そう言ってたんですよね。カー用品の販売のプロが。

車検やオイル交換は友人が勤めるお店にお任せしながら、自分もタイヤやバッテリーはネット通販で買っていたので(やっぱり考えることは同じなのか)と納得していましたが。

そう、ネット通販しかないのですよ。店頭に展示されているモデルが少なくて選べなくて高いなら、ネットで自分が好きな性能のタイヤを探して納得ずくの値段で買うしかない。

製造年のバラつきがないとか、製造年は新しいかとか、屋内保管されていたものなのかとか、注意しなければならないポイントはありますが。

数多あるタイヤの銘柄の中でも私が特に気になっているのが、ピレリのコンフォートタイヤであるパワジーというモデルです。

一本一万円強という求めやすいお値段ながら、下の画像の性能グラフに惹かれます。

ピレリ パワジーの検索結果

もちろんこのグラフを鵜呑みにするわけにはいきませんが、話半分に考えても魅力的なグラフです。

スポーツ性がやや低いのが気になりますが、それも快適性やライフとのトレードオフと考えれば納得できますし、街乗りメインでたまに旅行やドライブで峠や高速を走るくらいなのでドライやウェットのグリップにも不満は出ないでしょう。

考えれば考えるほど、求める性能にドンズバな予感しかしません。

それでいて一本一万円強。

持ち込み工賃で四本で一万円かかるにしても、計五万ちょい。

コスパも魅力的すぎる。こんなの、気にならないわけがないでしょう。

次の夏タイヤ筆頭候補銘柄です。

ピレリ パワジーの検索結果

関連記事

AppleCarPlayはいいぞ、車に乗り降りするたびにケーブルを抜き差しする必要があるのだけが面倒だけど

AppleCarPlayはいいぞ、車に乗り降りするたびにケーブルを抜き差しする必要があるのだけが面倒だけど

静岡市のライブハウスRoxyでBand-Maidのライブを観る数時間前、数年振りに友人と会ってお茶してました。

まもなく開場という時間になって友人が会場のすぐ近くまで車で送ってくれたんですけど、その時に友人はカーオーディオとiPhoneを有線接続してAppleCarPlayをしていることに気がつきました。

機種は私が使っているカーオーディオのひと世代前のモデル。

それが高らかに音楽を鳴らしながら、想像以上に美麗な画面でグーグルマップによる道案内をさくさく動かしていたので、驚きました。画面の切り替えも至極スムーズでストレス皆無。

え?なにこれ?AppleCarPlayってこんなに凄かったの?いつの間にこんな進化を遂げていたんだ…。

ライブ会場に向かいながら(明日帰りながら自分の車でも試してみよう)と心に決めたのでした。

次の日、帰りながら早速iPhoneをカーオーディオと有線接続してAppleCarPlayを試してみたのですけど、これはいいですね。なんで今まで一度も試してみようとしなかったのか、己の迂闊さを呪いたくなるくらいの挙動です。

まず、音楽再生中のジャケット画像表示が綺麗。カーオーディオだと無理に引き延ばして拡大したような粗が目立って目障りですが、CarPlayだとそれがない。背景もジャケット画像をとろっとろにボカしたような色味でこれもいい。

また曲名やアルバムタイトルやアーティスト名のフォントもiOs準拠の(ちょっと小さいですが)なめらかで美しい太字で、これも素晴らしい。åやøのような、カーオーディオだと?や空白になって表示されない特殊な英字も問題なく表示される。地味ですがこれも嬉しい。

心なしか、音質も良いような気がします。いつもはUSBメモリに音楽ファイルを入れて再生しているのですが、元となっている音楽ファイルは同じものなのに、ステレオ感や立体感が出てきて、心地よく聴きやすい音で再生されているように感じます。

ここまで書くと、一見良いこと尽くめのようですが、何事もそうですが良いところもあれば悪いところもあります。

何が悪いところかって、AppleCarPlayを利用するためには有線接続しなければならないという点です。

車に乗り込んだらiPhoneにLightningケーブルを差し込んでカーオーディオと接続し、降りるときには車内にiPhoneを忘れないように接続を解除して持ち出さなければなりません。乗り降りするたびに毎回。これが地味にめんどくさいんですよね。ケーブルも邪魔。

それらが煩わしくて我慢できなかったら、解決策はただひとつ。

無線接続化するしかありません。

ワイヤレスCarPlayアダプターを買ってカーオーディオと接続するか、ワイヤレスCarPlayに対応している数少ないデッキであるアルパインに買い替えるか、ワイヤレスCarPlayを導入している一部の最新車両に乗り換えるか。

アダプターを買って試してみるくらいなら一万円程度の出費で済みますが、カーオーディオや車を買い換えるとなるとさすがに高額なのでおいそれと軽い気持ちでは動けません。

無線接続にも罠があるからです。iPhoneとカーオーディオをBluetooth接続していたときにもあったのですが、有線接続のように動作が安定せず接続がたまに途切れたり遅延も発生してしまう、という罠が。

無線接続化したところで、その便利さのみを享受できるのなら最高なのですが、この落とし穴もセットでついてくるのが泣きどころ。

自室のオーディオも何故かワイヤレスのAirPlayが認識されなくなってUSBケーブルでMacBookとオーディオを有線接続することになりましたし、完全ワイヤレスイヤホンとiPhoneとのBluetooth接続でもたまに再生が途切れたりします。

多少の不満には目を瞑って無線接続化するか、塵も積もればで不満が我慢できずに有線接続に戻るか、結局音楽再生以外のアプリなんてめったに使わないからとUSBメモリからの音楽再生でいいやとなるか。

あちらを立てればこちらが立たず。

この三つ巴の選択に悩まされることになるとわかっていながら、人類は至極便利な無線接続化の夢を諦めずにはいられないのです…。

関連記事

中部横断自動車道の開通で、静岡県と山梨県どころか、長野県との距離もぐっと縮まった

中部横断自動車道の開通で、静岡県と山梨県どころか、長野県との距離もぐっと縮まった

静岡と山梨と長野は、お互いに隣り合っているのに、近いようで遠い県。

それが今までの印象でした。

静岡県って東西に長いとよくネタにされてますけど、南北も長いんですよね。東西の移動には国道や高速道路や鉄道や新幹線などが整備されていて充実しているんですけど、南北の移動にはそれがあまりなかったんですよ。

車に乗って静岡から高速道路で長野に行こうと思ったら、一旦愛知を目指して東海環状道路を経て中央道を走っていくことになるので遠回りですし、山梨に行こうと思ったら清水あたりから国道で地道に北上するしかありませんでした。

中部横断自動車道が全線開通するまでは。

1997年に清水と甲府を結ぶことを目指して、中央道と東名高速からそれぞれ延線し始めたのが、2021年にようやく全線つながりました。

去年長野市の善光寺や諏訪湖周辺の桜スポットに足を運んだ際に初めて通ってみたのですが、所要時間はそんなに変わらなかったはずなのですが体感時間が短く感じて、とても楽に走行できました。

難点があるとしたら、PA やSAが少ないってことですかね。一度下道に降りて道の駅で休憩しなくてはならなかったりとか。お腹の調子に不安が残っていたり、睡眠不足で疲れた状態で通行するにはリスクが高まってしまうかもしれません。

あと、一部無料区間があるために、深夜割引や休日割引が通行する時間帯によっては途中終了することもあるというのも気をつけねばなりません。割引適用でお得に通過したはずがリセットは悲しいですからね。安く通行できるならそれに越したことはありません。

ほとんどが高架橋線なので、凍結に弱そうなのも冬季は要注意ですかね。静岡では滅多なことでは大丈夫でしょうけど、山梨では注意が必要かもしれません。

すべてが完璧というわけにはいかず、いくつか問題もありますけど、今後も長野や山梨に車で足を運ぶ際には、中部横断自動車場経由を選択すると思います。

何でかわからないんですけど、岡谷JCTまでがめちゃくちゃ早く感じるんですよね。これだけでもめちゃくちゃデカい。

あと、帰りには天気が良くて空気が澄んでいると、眼前に八ヶ岳や富士山の美しい山影がどーんと飛び込んでくるのも最高です。そんなことしませんけど、路肩に車を停めて写真撮影したくなるくらいの絶景です。

東方面から帰ってくると、磐田市の鉄板焼き屋のたこりき屋でお好み焼きや焼きそばやたこ焼きを持ち帰りするのが密かな楽しみだったりもします。

お土産には、長野に行ったら毎回買っている暫定世界最強のご飯のお供わさび味噌。辛すぎず濃すぎずで絶妙なんですよ。ぜひ一度ご賞味あれ。

ポートメッセなごやのイベントに車で行くなら、市営金城ふ頭駐車場に停めておけば間違いなし

ポートメッセなごやのイベントに車で行くなら、市営金城ふ頭駐車場に停めておけば間違いなし

先日、大好きなアメリカン・ロックバンドHoobastank観たさに、ポートメッセなごやで開催されたフェスBlare Fest. 2023に行ってきました。

出発前夜まで、車で行くか電車で行くかで悩んでいましたが。

車も電車も、良いところ悪いところ、安く済んだり高くついたり、満員電車に乗ることになるかもしれないし交通渋滞に巻き込まれるかもしれないし、気楽だったり面倒だったり狭苦しかったりゆったりできたり、早くても交通ダイヤに縛られたり遅くても自分のペースで移動できたり、お酒が飲めたり飲めなかったりと、表裏一体でどっちもどっちというとちょっと言い方あれですけど、それぞれ魅力が異なるじゃないですか。

それで(どうしようかな…)と悩ましく感じてしまって。

タイムテーブルによると大トリのバンドでも20時過ぎには終演の予定だったので、よっぽどのことがなければ先日みたいに終電を逃す心配もなさそうですし。終電に間に合うか怪しい終演時間だったら、迷わずに車一択で行けるんですけどね。

どっちでも行けるのが逆に決め手に欠けるというか。

結局、早起きできたら車で行って、出遅れたら電車で行こうという、どっちでもいいやという投げやりな決定を下してから寝ました。

そしたら7時ごろに起床できたので、車で行くかと準備しました。

車で行くなら決めていたことがひとつだけありまして。

それは車は市営金城ふ頭駐車場に停める、ということです。

何年か前にポートメッセなごやで開催された[Alexandros]のライブに車で行った時もその駐車場を利用したんですけど、高速道路のインター降りてすぐですし会場までも歩いて数分ですし、車の入出庫もまったく詰まらずにウルトラスムーズだったので(ここに停めるしかないな)と思っていました。

片道二時間見ていたので、10時までに駐車場に着けば楽勝だろうという予想です。

その予想通り、行きも帰りもまったく詰まることなく入出庫できたのでノンストレスでした。

めちゃくちゃ広くてトイレもたくさんあって事前精算機もたくさんある上に、どういうカラクリなのか事前精算を済ませて出口に行くと精算済みの駐車カードを差し込まなくても自動でゲートが開くので超快適です。

日本全国でも屈指の立体駐車場なんじゃないですかね…。

フェスの公式サイトでも車で来場するならこの市営金城ふ頭駐車場を利用するように案内されていましたし、インター降りてすぐにイベントに来場なら駐車場はこちらと誘導されていたので、この駐車場の利便性を知らずともこちらに停めることになっていただろうと思いますが。

今後もポートメッセなごやのイベントに車で足を運ぶのであれば、この駐車場一択です。

平日なら1000円、祝休日なら1500円と、上限価格が設定されているのも嬉しいところ。

あと車だと何がいいかって、満員電車に揉まれることがない上に、交通渋滞に巻き込まれなければ自分のペースで行き来できるっていうことですね。

電車だと乗り換えとか乗り継ぎに気を取られちゃって、あえて一本遅らせてご飯食べてくとか、なかなかそんな余裕が持てないんですよね。少しでも早く帰ることばっかりに気が急いてしまって。

その点、車ならコンビニに立ち寄ったりPAやSAの食堂に寄ったりと、休憩ついでの食事も自分の裁量次第ですからね。気楽に自分のペースで。そこは車移動の魅力かなぁ、と思います。

帰りも岡崎のサービスエリアに立ち寄りました。

晩飯は名古屋コーチンの親子丼にするかひつまぶしにするか、それとも味噌カツにするかと悩みながら入店したらいつも行列の矢場とんが珍しく全然並んでいなかったので、わらじ定食を食べました。

こういう余裕が持てるのが車移動のいいところです。

関連記事

妹の車のタイヤ選びの相談にのってたら、タイヤ選びってオーディオ選びに似ているなと思った

妹の車のタイヤ選びの相談にのってたら、タイヤ選びってオーディオ選びに似ているなと思った

年明け早々の元旦の午後、お伊勢さんでの初詣から帰ってきた疲れで家でゴロゴロしていたら、妹が新年の挨拶に来ました。

挨拶もそこそこに初売りのチラシを母とふたりであーでもないこーでもないと言い合いながらチェックし出したと思ったら、ある一枚のチラシに目を止めた途端、自分に話しかけてきました。

オートバックスのチラシだったんですけども。車のタイヤがそろそろやばいから交換しないといけないんだけどどれがいいのかわからない、と。

いや、そんなの、チラシに載っているタイヤどれも自分の車に履かせたことないからどれがいいかなんておれもわからないよ、と断りを入れつつも、価格.comの最安値やレビュー、メーカー公式サイトのタイヤ性能グラフなんかを見比べながら、相談にのりました。

妹の車のタイヤサイズは三銘柄ほどチラシに載っていたんですけど、この中だったらおれだったらこれにするかなぁ(一番安いし性能もそんなに差がなさそうだし国産だし)と自分なりの判断基準も伝えて、妹もそれにして今のところ満足しているようです。

このときにふと思ったんですけど、車のタイヤ選びってオーディオ選びに似ていますよね。

何事にも共通することかもしれませんけど、こだわらない人にとっては必要最低限の役割さえ果たしてくれればあとはどうでもよかったりとか、そもそも違いが感じ取りにくかったりとか、何を重視するのかとか、どこまで求めるのかとか、価格とスペックの折り合いをどこで妥結するのかとか。

オーディオはまだ専門店や大型店に行けば試聴するなりして自分の好みに合うかどうか確認できますけど、タイヤは試着したり試走したりなんてなかなか出来ないのが辛いところです。

メディア向けの新タイヤ試乗会はネット記事や YouTubeでたまに目にしますけど、一般向けにはやらないですよね。

車の試乗をしても、純正装着タイヤは何なのかとか、サイズはいくつなのかとか、チェックもなかなかそこまで気が回りませんしね。よしんば気が回ったとしても、判断基準は自分の感覚のみというなんともあやふやで頼りないもののみ。

数分そのへんを走り回った印象だけでそれを覚えておいて比較するというのも無理がありますよね。

結局、違いがよく分からないままにこんなもんかと納得して使っていくことに。

オーディオ選びも難しいですけど、タイヤ選びも大概ですよね。

安くて静かで乗り心地も良くて、よく走りよく止まり雨にも強い、運よくそんなタイヤに巡り会えたなら最高なんですけど。

自分の車のタイヤのサイズだと、ピレリのパワジーが求めている性能に近そうで気になっています。