2019年9月28日、ラグビーW杯で日本代表がアイルランド代表に逆転勝ちした歴史的な日に、私は埼玉県のさいたま市大宮区にいました。
目的はサッカー観戦です。J2リーグの大宮アルディージャ対V・ファーレン長崎の一戦、長崎出身の友人と、長崎を応援するために遠征しました。
まあ、遠征の甲斐なく、試合は残念な結果に終わったのですが、勝負は時の運、勝つときもあれば負けるときもあるわけで、こればっかりはどうしようもないですね。
しかしなかなか勝てないですね。長崎出身の友人とは、五試合ほど一緒に遠征しているんですけど、一分四敗ですからね。まずいですね。このままでは、疫病神疑惑が浮上してしまう。
試合観戦後、居酒屋でやけ酒しながら、ラグビーの日本対アイルランドをパブリック・ビューイングするべきだったなと愚痴ってしまったのも、今となっては楽しい思い出。
サッカー観戦ついでに、埼玉観光
さて、私が住んでいる静岡県西部地方から埼玉県までは、車で片道約五時間。なかなか遠いんですよね。
そこまで時間をかけて行くからには、サッカー観戦以外何もしないというのももったいない話になってしまうので、ついでに観光してきました。
私たちが埼玉に行く少し前に、我らがWorld’s End Motorcycle ClubのボスであるRayさんが埼玉にツーリングされていたので、聖地巡礼にもなりました。
今回の撮影機材
今回のカメラは、いつものようにキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームのEF-S18-135mm IS STM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
まず向かったのは、埼玉県飯能市にある、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。
トーベ・ヤンソンはフィンランド出身の作家で、ムーミンの生みの親です。
なぜムーミンの生みの親にちなんだ公園が埼玉県飯能市にあるのかは謎ですが、のどかな風景の中にメルヘンチックな建造物が散見する、ちょっとした異世界気分が味わえそうな公園を、カメラ片手に散策してきました。
ムーミンたちの家って、こんな感じの建物でしたっけ? 昔アニメ見てましたけど、建物はあまり記憶になくて。風景やキャラはなんとなく覚えてるんですけど。
珍妙というか可愛らしいというか個性的というか、とにかく珍しい造形で目を引く建物ばっかりです。
背景に林立している背の高い木々は、メタセコイアです。滋賀県の、あの並木で有名な。この公園のポスターも紅葉時のものが飾られていたんですけど、紅葉の時季はまた一段と美しそうです。
大勢の家族連れで賑わっていました。無料でこの美しい景観。素晴らしい公園です。
川越大師 喜多院
埼玉を観光するとなれば、川越は外せません。
まずは、川越大師 喜多院へ。江戸時代に火災で消失されたそうなのですが、江戸城から三代将軍徳川家光誕生の間が客殿として、春日局化粧の間が書院として移築されており、徳川幕府との縁が濃い寺社です。
手水舎といえば龍。これはもうお約束のようなものですが、二頭が絡み合うかのような造りは珍しいんじゃないでしょうか。
渡り廊下から望む、客殿と季節感豊かな庭園。
渡り廊下の真ん中で左右に張り出している部分が、腰掛けになっています。ここで涼しい風に当たりながらお庭を眺めていたんだろうなと、ちょっと温かい気分に。
想像以上に広大で、見応えたっぷりの寺社でした。
川越城本丸御殿
次いで、川越城本丸御殿へ。すぐ横に駐車場があって、受付で駐車券に押印してもらえば、無料で一日車を停めておくことができます。
ちょっと距離はありますが、川越のシンボルである時の鐘まで、全然歩ける距離です。ただ、真夏の炎天下ではちょっときついと思うので、途中にあるカフェで休憩したり、ソフトクリームを食べたりして、乗り切りましょう。
整然と美しい屋根瓦。
まさか、自分に屋根瓦フェチの気があったとは。
気持ちいい風が通り抜けていたお庭。
縁側最高。
川越の町並み
最後に、川越の町並みを散策しながら、食べ歩きを楽しんできました。
川越のシンボル、時の鐘。下から見上げると、その存在感がすごい。
観光客でめちゃくちゃ賑わってました。もうちょっと写真撮りたかったんですけどね。撮影に熱中すると周りから邪魔になってしまうので、そんな余裕はなかったです。
ここでも瓦を撮っていた。めったに見ない珍しい造形に惹かれたのでしょう。
#WEMC
最後に余談。
私はバイクに乗っていないんですけど、モトブログはちょいちょい観てます。
完全にRayさんの影響ですね。数年前におすすめに上がってきて、観てみたら面白かったので、そこからハマってしまいました。
引き出しの多い即興の話術に引き込まれます。