何の気なしにカロッツェリアのペア8万円のカースピーカーを試聴してみたら、鼓膜目がけてかっ飛んでくる中高音にたまげて同型のチューンナップツイーターTS-T940買っちゃった
オートメッセin愛知でメティオサウンドを体験試聴した衝撃により、純正でも結構音良いからまあいいかという我慢と、思い切ってメティオサウンドを導入したい欲求と、メティオサウンドとまではいかなくてもやっぱり社外スピーカーを導入したい妥協とが入り混じった三竦みに陥っておりました。
そんな膠着に一石を投じた出来事が、スーパーオートバックスの店内をフラフラしていたお盆休み初日、カーオーディオコーナーに展示されていたカロッツェリアのペア8万円のカースピーカーTS-V174Sを何の気なしに試聴してみたことでした。
そのとき私が立っていたポイントがたまたまスウィートスポットとして追い込まれていたのか、ギターやヴォーカルなどの中高音が鼓膜めがけてかっ飛んできたんですよ。
何じゃこれ!すげぇ!
メティオサウンドとはまたひと味違った衝撃に大興奮ですよ。
ペア3万円クラスのカースピーカーを試聴してみても、良いっちゃ良いけどまあこんなもんか…という感じで正直なところ興奮や感動とは無縁でしたが、さすがにペア8万円クラスともなるとこうも違うのかと目から鱗が落ちた気分でした。
それにしても、まさかカロッツェリアのカースピーカーからJBLのホーンスピーカーみたいな躍動感のある中高音が聞こえてくるとは、驚きでした。
これは欲しい。しかしペア8万円はちょっと高い。しかも衝撃の中高音のせいで忘れそうになってたけど、低音はやや弱かったような気がする。サブウーハーを追加したくなっちゃうんじゃないのこれ…。
ネットワークがツイーター用とドアスピーカー用とでそれぞれ二個ずつ計四つも付いてくるのも、取り付け作業がむちゃくちゃ大変そうだ…。
でもあの衝撃の中高音を鳴らすツイーターは欲しい。
そこで思いついたのが、とりあえずチューンナップツイーターを導入してツイーターだけ入れ替えてみたらどうか?ということでした。
で、カロッツェリアのチューンナップツイーターのラインアップを調べてみたら、あるじゃないですか、TS-V174Sのツイーターと同型と思われるチューンナップツイーターTS-T940が。
チューンナップツイーターだと何がいいかって、取り付け作業が煩雑で面倒くさそうなネットワークがコードと一体化されていることですよ。これがだいぶDIY作業のハードルを引き下げてくれますね。
ということで衝動買いしてしまいました。カロッツェリアのチューンナップツイーターTS-T940を。同時に、トヨタ用だがレヴォーグに流用可能な変換ハーネスAH-37と、レガシィ用だがレヴォーグに流用可能なツイーター取り付けブラケットKTX-F02LEも。
変換ハーネスと取り付け用ブラケットも同時に買ったのでやや高くつきましたが、取り付けや純正戻しや他車種流用などの作業の容易さを取りました。
これでもし将来的に他の社外スピーカーを導入することになったとして、中高音がうるさすぎてツイーターが邪魔だなと思ったとしてもすぐに取り外せますし、買い取りに出して購入負担額を少しでも取り戻すことも可能です。
お盆休み最終日に届いたので早速インストール。

エアコンの効いた涼しい室内で、あとはカプラーオンで入れ替えるだけというところまで下準備して。
ブラケットへの固定は100均で買ってきた防水スキマテープで。固めでクッション性もあるのでガッチリと挟み込んでくれています。
ツイーターカバーに接触しない程度に、前席に向けて少しだけ傾倒させています。

配線を繋いだところで音出しテストして。

音出し確認問題なかったので純正位置に格納。
本音を言えばダッシュボード上やAピラーに取り付けて中高音がまっすぐ顔に向かって飛んでくるように調整したいところですが、いつでも簡単に元に戻せることを重視したので今回はこれでよしとします。
実際に聴いてみた感じ、耳にダイレクトに飛んでくる衝撃性は弱まっているものの、逆に当たりがほどほどに優しくなって聴き疲れしにくい音になっているので、これはこれでよかったのではないかと感じています。
店頭で試聴した時と車にインストールした後とで聞こえ方が違いますが、結果オーライで中高音ばかりでなく低域も若干パワーアップしている鳴りっぷりに大満足です。
純正スピーカーからのステップアップ第一歩として、チューンナップスピーカーの導入は大アリなんじゃないでしょうか。費用も抑えられますし、作業性も簡単ですし、効果も分かりやすいですし。
今後また不満に感じられることが出てきたら、その時はその時でまたどうしていくか悩んでいきたいと思います。
とりあえず今のところは大満足!ということで。
TS-T940
