チキンラーメンのCMに毒されて、ウッドストーブとミニ鉄板を買ってきた

チキンラーメンのCMに毒されて、ウッドストーブとミニ鉄板を買ってきた

家で何気なくテレビを眺めていたときに、そのCMが流れました。チキンラーメン。いつの間にむさくるしい男のキャンプ飯に差し替えられていたのだ?我らの天使ことガッキーは何処?

そんな困惑も一瞬。男の浪漫が詰め込まれたむちゃくちゃかっこいい焚き火ラーメンCMで、すっかり心を撃ち抜かれてしまいました。ちょっと見てみてくださいよ。これはやばい。むちゃくちゃ真似したくなる。

https://youtu.be/TR_jqlcI6oI

サムネ画像のように、最近のソロキャンプではコンパクトバーナーで朝ラーメン決めてましたけど、焚き火で豪快にワイルドサッポロ一番朝ラーメンを決めたくなってしまいました。

コンパクトバーナーだろうが焚き火だろうが、作っちゃえばラーメンはラーメンなんですけど、絵面のかっこよさが段違いなんですよね。これは痺れる。

疼いちゃって、いてもたってもいられなくなった私は、休日に行きつけのアウトドア用品店まで愛車を走らせて、KIZAKIのウッドストーブとWOOPSの野外鉄板を買ってきました。

KIZAKIのウッドストーブは、立派な五徳がついている割に安いのがいいですね。ただ、灰受けに空気流入のための穴が空いているので、そのまま使うと下に灰が落ちてしまうので、安いステンレス皿を買って下に敷きます。

セリアで約16cmのステンレス皿を買ってきて合わせてみたところ、専用設計かと見紛うほどのシンデレラフィット。さらにコールマンのコンボクッカーにもフタ代わりとして使えるほどの奇跡のジャストフィットで、スタッキングも完璧。この皿がボロボロになってしまったときのために、予備でもう一枚買ってくればよかった…。

缶ストーブは、田中文金属のtab.缶ストーブSEも安くてかっこよくて気になったんですけど、大きくて折りたたみや積み重ねもできなくて携帯性に難がありそうで、家でも置き場所に困りそうだったので見送り。

WOOPSの野外鉄板は、小さくて軽くて取っ手もヘラもついてくるというのが素敵。オプションも豊富で、取っ手カバーや収納袋も展開されているのも魅力。これを買ったことで、ただでさえ重すぎて持ち出すのが億劫になってしまったスキレットの出番が、更に減ることになってしまうでしょう。

100円ショップでWファスナータイプのケースを買ってきて、それに入れています。片面クリアなので、そこに取扱説明書を入れて。このためのケースだったのではないかと思うほどぴったり。

店頭でバンドックのLotusというめちゃくちゃかっこいい上に安くて軽い焚き火台を見つけて、本来の目的を忘れて衝動買しちゃいそうになったりもしましたが。火床が薄くて耐久性に不安があったので見送りましたけど、マジでかっこよかったですね。

メッシュタイプの焚き火台みたいに、火床が別売りで交換可能になったら、天下を狙えるポテンシャルを秘めた焚き火台でしょう。火床のデザインもかっこよかったですけど、五徳のデザインがまたナイスでしたね。耐久性に不安ありとはいえ、収納袋付きで異様にかっこいい焚き火台が5000円以下は素晴らしい。これぞバンドック!という製品でした。

見送りながらもめちゃくちゃ後ろ髪引かれているので、そのうちしれっと買っちゃうかもしれません。

泊まりや日帰りで何度かキャンプをやってみて、自分の好きなスタイルややりたいことがおぼろげながらも見えてきたような気がしていたんですけど、その矢先から足取りがおぼつかないほどグラグラに揺れていて、この先が思いやられます。

これがエンドレスストーリーってやつか…。

静岡県西部地方のキャンプ場を利用してみた感想

静岡県西部地方のキャンプ場を利用してみた感想

漫画『ゆるキャン△』にハマってYouTubeでキャンプ動画を見るようになり、自分でもやってみたくなって少しずつ道具を買い集め始めてはや数年、ようやっと何度か日帰りや泊まりでキャンプを実践したので、その時に利用したキャンプ場の感想をまとめていきます。

私が利用したことのあるキャンプ場は、以下の三ヶ所です。

私は静岡県西部地方に在住しているのですが、上の三ヶ所はすべてその静岡県西部地方のキャンプ場です。キャンプのために地元から出たことはまだありません。伊豆や白馬や富士山麓、富士五湖周辺や上高地などでのキャンプに憧れはありますが、遠出してキャンプとなるとキャンプ以外のことに時間を割けなくなってしまうのがネックです。

趣味のひとつに写真撮影があるので、観光や散策にも時間を割きたいんですよね。せっかく遠出するならば。そのため、キャンプに全集中したい、となると、地元のキャンプ場が最適解なのです。

それでは、その地元のキャンプ場を利用してみた感想です。

渚園キャンプ場

いろいろな意味で聖地となっているキャンプ場。サザンや浜省、B’zやワンオクの野外ライブ開催地であり、漫画『ゆるキャン△』で主人公のキャンプ地でもあります。ソロで一回、ソログルキャンで二回、合計三度泊まりました。日帰りの場合は20時までに退出です。

このキャンプ場の一番の魅力はなんといっても、開放感あふれる広大な敷地です。オートサイトひとつひとつはロープで区切られているのですが広めで、ソロテントなら3〜4張りであれば設営に困るようなことはまずないでしょう。

そして、フリーサイトは一泊410円という驚愕の安さです。まあ、その反面、オートサイトに比べて場所が限られていていい場所は早い者勝ちになってしまう、というマイナスもあります。

広大なキャンプ場なのですが、炊事場とトイレが点在しているため、移動が多すぎて困ることもありません。場内の照明も多いので、もしランタンを忘れたとしても暗さによる不自由はほとんど感じません。

海の近くであるため強風が吹いている場合もあるので、場合によってはタープの設営や焚き火を諦めなければならないケースもあります。

ゴミ捨て場は消し炭のみ。その他のゴミは持ち帰り。

要望としては、敷地内に日帰り入浴施設がほしいですね。最寄りの駅近に温泉があるので、そこの日帰り入浴を利用すればいいじゃん、という話なんですけど、焚き火を眺めながら満腹で酔っ払ってると、風呂とかどうでもよくなっちゃうんですよね。

冬だし、一日くらい風呂入らなくても平気でしょ、と。どうせ焚き火にあたって煙臭くなっちゃうし。面倒を肯定する言い訳はずらずらと出てきます。

竜洋海浜公園オートキャンプ場

こちらもまた、漫画『ゆるキャン△』でキャンプ地のひとつとして登場したキャンプ場です。オートキャンプサイトとフリーサイトの他に、コテージやバンガローなどもある、めちゃくちゃキレイに整備された高規格の人気キャンプ場です。真冬以外は、週末の予約争奪戦必至。

オートサイト日帰りで一度利用しました。オートサイトは生け垣で区切られていてプライバシー性も高く、各サイトに水場も用意されていて便利なのですが、サイトがやや手狭なのが残念。大型テントひとつに全員が寝るならともかく、ソログルキャンでとなると厳しい。

このキャンプ場の素晴らしさは、利便性の高さ、これに尽きます。キャンプ場の目の前に日帰り入浴施設はありますし、受付横にミニコンビニのような売店もありますし、消し炭だけでなく燃えるゴミ燃えないゴミ分別すれば捨てていくこともできます。最高です。

難点は、日帰りだと17時までに退出なこと。日帰りでは、のんびり焚き火を眺めているような時間はまずないでしょう。退出時間を考えて撤収にかからなければならないため、気が散ってしまいます。

静岡県立森林公園キャンプ場

こちらは、今回紹介する三ヶ所で唯一、日帰りのみの施設です。日帰りキャンプをしようと妹家族を誘ったはいいものの、その当日渚園はイベントで貸し切り、竜洋は予約でいっぱい、新城市や田原市のキャンプ場に確認してみても予約で一杯と、これはもう裏庭でBBQするしかないかと諦めかけて途方に暮れていたところ、ダメ元で電話をしてみたら唯一空いていたキャンプ場。

こちらは、ひと言で言えば、制約の多いキャンプ場です。

まず、火器の仕様が禁止。ひと組につきかまどがひとつ割り当てられるのですが、使用できる火はそのかまどでの薪か炭のみ。コンパクトバーナーやカセットコンロ、固形燃料やアルコール燃料の使用も禁止です。これはもう森林公園の名の通り、山の中のキャンプ場なので致し方ないですね。山火事リスクを抑えるためにも、仕方のない制約でしょう。こちらを利用する場合は、それを受け入れた上で割り切ったキャンプを楽しむしかありません。

私たちは料理はせずに、食品スーパーで直火OKのあとは火にかけるだけのアルミ鍋や、カップ麺におつまみなどを買い込んできて過ごしました。火のキープが意外と忙しかったですが。あとは焼き芋もやりましたね。

利用料金に薪か炭代も含まれていて(注:現在は炭3kgか薪ひと束追加料金がかかるようです)、私たちは薪を選んだのですが、最初に燃やしすぎたために足りなくなって、慌てて周囲から枯れ枝や落ち葉を拾い集めて焚べ足しました。かといって焚べるのを渋っても、16時までに退出なので最後が慌ただしくなってしまう。ペース配分超重要。

あまりゆっくりできないのが難点ですかね。受付とキャンプ場の駐車場も離れているので、移動時間を踏まえた消火と撤収が求められます。

ゴミ捨て場は消し炭のみ。あとは持ち帰りです。

下の写真は、最初に一気に薪を燃やしすぎて拾い集めた枯れ枝だけになってしまったウチのかまど。この火が消えたら火気がなくなって終了というスリリングさもまた一興かな、と今になっては思えますね。火を絶やさずにキープできたからこそ言えることでもありますけど。

愛用テントはバンドックのソロベース

愛用テントはバンドックのソロベース

『ゆるキャン△』にハマって自分もキャンプをしてみたくなり、少しずつ道具を買い揃えて、ついに日帰りや泊まりで何度かキャンプを実践するに至ったのですが、今回はそのキャンプの相棒ともいうべき一品、お気に入りのテントを紹介します。

タイトルに書いてあるとおり、私の愛用テントはバンドックのソロベースです。

ソロキャンプの流行とともに無骨でかっこいい軍幕への人気が高まり、ついには各テントメーカーから軍幕のエッセンスを一般用途に落とし込んで再現したテントが発売されるようになりました。

その中のひとつが、このバンドックのソロベースです。

バンドックのソロベースのいいところはたくさんあります。

まず安い上に、メインポールにサブポールにインナーテントまで付属する、という至れり尽くせりぶりで、張り方のアレンジも多彩な上に丈夫で火に強いTC素材。コスパ最高峰の軍幕のひとつであることは間違いありません。

ただ、高さが低いのと、インナーテントを吊るすと就寝スペースが手狭になってしまうこと、付属のガイロープが真っ白で細くて頼りなくかっこ悪いところが、ちょっと気になります。

テントにしろタープにしろ、付属のペグはもれなく貧弱なので、ユニフレームのジュラパワーペグを使っています。ユニフレームからはスタッキングで省スペースが狙えるステンレスペグも出ていますが、使用後の掃除が面倒な上に強度もやや弱く、固い地面に打ち込むと曲がってしまうのであまりおすすめではありません。

ガイロープは、AmazonでGEERTOPというメーカーの反射材入りのかっこいいガイロープを見つけたので、これを買って付属品と取り替えます。

元々地べたやロースタイルでキャンプを楽しんでいるならそれほど気にならないテントの高さですが、ダイニングスタイルでチェアやテーブルをひと通り揃えてしまったあとでソロベースを導入すると、使用時に高さが合わずに泣くことになります。

自分のスタイルと合っているかどうか、買う前に今一度、再考されることをおすすめします。

初めて張ったときはまったく手間取らずにすんなりきれいに張れたのですが、回数を重ねて張れば張るほど、何故か設営に手間取りしかも不格好で微調整を余儀なくされるという有様で、自分でも不思議でなんでだろうと首を傾げています。

初めてが順調すぎたせいで、心のどこかでナメて設営にかかっている慢心でもあるのでしょうか。

あとひとつ、大事なことを忘れてました。このソロベースは地面とテントの間に隙間ができるので、隙間風がガンガンに吹き込んできます。風が強い日の極寒地域での真冬のキャンプには適していないでしょう。

あとになって、スカート付きのソロベースEXが発売されたのですが、スカートが付いただけで1万円高では、せっかくのソロベースのコスパの高さが台無しです。その他にも改善点が盛り込まれているらしいのですが。

私は静岡県の西部地方という、日本でも有数の温暖な地域に住んでいるので、風が弱く気温が高い日さえ選べば、隙間が空いているせいでの冷え込みは苦になりません。

グランドシートとコールマンのピクニックマットを敷いて、その上にコットを設置し、バンドックのフォールディングマットを乗せて寝袋を敷いています。寒波襲来時には、さすがにいくら温暖な静岡県西部地方でもこれでは心許ないので、湯たんぽや寝袋二枚重ね、さらなる防寒着の重ね着などの対応が必要になります。

自分は冬は冬でも暖かい日を選んで地元でキャンプをするつもりなので、まあ、ふもとっぱらや富士五湖で冬キャンプをやってみたいって憧れがないといえば嘘になりますけど、今のところはこんな感じで。

薪ストーブやそれを中に設置できるテントなんかも欲しいっちゃ欲しいんですけど、何回真冬にキャンプをすることがあるのかとか、家の中での置き場所とか、物も高いしなとか、色々と考えれば考えるほど手が出なくなりますね。

何回かキャンプをやってみて、自分のスタイルが徐々に確立されつつあるのを感じるので、少しずつ煮詰めていきたいですね。

初めてキャンプをやってみて、わかったこと

初めてキャンプをやってみて、わかったこと

YouTubeでキャンプやBBQの動画を見るようになったり、漫画『ゆるキャン△』にすっかりハマったりして、自分でもやってみたくなってキャンプ道具を買い集めだして早数年。

先日、地元の聖地渚園で、ようやく初キャンプを実践してきました。

本や動画から得た知識や頭の中で想像していたイメージと、実際にやってみて感じることは大違いで、気付きがいくつかあったので、ここに記しておきます。

夜の帳が下りてからの焚き火は癒やしのひと時でした。

安くてカッコよくて頑丈と、三拍子揃ったユニフレームの焚き火台に、ロゴスのBBQお掃除楽ちんシートを敷いて、焚き火台の下にはロゴスの焚き火台シートを敷いています。

芝生への焚き火からのダメージを最小限にしたかったこと、焚き火台の掃除を出来る限り楽にしたかったことから、この構成になりました。

想像以上に時間の経過が早い

これは、自分たちが経験者ゼロだったから、というのも大きかったかもしれません。とにかく、時間が経つのがめちゃくちゃ早く感じました。

タープやテントを設営して、BBQの準備をして、火起こしを済ませたら火の様子に注意しながら焼肉。

気がついたら15時過ぎてるとか、もう19時前!?とか。

よく、楽しい時間は経つのが早いといいますけど、ほんとにそうだよなと実感しました。

意外と気忙しなかった

キャンプをやる前は、ゆったりと心に余裕を持ってのんびりできそうなイメージだったんですけど、実際にやってみたら、次から次へとやることが出てきて、それに追われて気忙しなかったです。

時間が長すぎてやることがなくなって暇を持て余してしまうのでは、と心配していたんですけど、そんな心配は無用でした。

やっとゆっくりできたのは、BBQが終わって焚き火に移行してからですね。パチパチと小気味のいい音をたてながら爆ぜる炎を見ていると、不思議と心が和むものがありました。

じっくり撮影する余裕なし

やらなければならないことに追われて、じっくり撮影する余裕はありませんでした。BBQが終わって満腹になってひと心地ついたときに、やっと周りを見る余裕ができて、iPhoneでささっと何枚か写真を撮りました。

カメラは家に置いてきて正解でした。もし持ってきていても、使う余裕がなくてただの荷物、重りになっただけで終わっていたことでしょう。

それでももし撮影するんだとしたら、事前に撮りたい絵や構図のイメトレは必須です。前もってイメージを膨らませて、自分の中である程度これだけは撮りたいと決めておかないと、気がつくといつの間にかチャンスを逃していることでしょう。

キャンプやBBQの動画を上げているYouTuberですら、撮影のことなんかまったく考えないキャンプが一番楽しい、と言っていたくらいですからね。

動画や写真も撮りたいけど、キャンプやBBQも思いっ切り楽しみたい。どこで線引してバランスを取るか、ですね。

ランタンは何個も要らない

私はLEDランタンを四つ持っていて、そのうちのふたつを今回持って行ったんですけど、結局ひとつしか使いませんでした。

これは、夜の渚園が予想していたほど暗くなかったというのもあったかもしれません。

暗くなってからはトイレくらいでしか焚き火の近くを離れませんでしたし、キャンプ場の明かりのおかげでトイレに行くときも困りませんでしたし、寝るときにテントの中に入るときに必要だったくらいでした。

あまり暗くないキャンプ場であれば、という条件に限られるかもしれませんけど、LEDランタンひとつに加えて、万が一の予備として、LEDライト付きのモバイルバッテリーがあれば、充分こと足りるでしょう。

焚き火はなかなか消えない

焚き火が消えてから寝ようということになって、じっと炎を見つめていたんですけど、なかなか消えなくて困惑しました。意外としぶといんですね。

ちょっと動かすと火の勢いが復活したりして。

火消し壺代わりにAsh Sackを持っていってあったので、さっさとそれに入れて消火してしまえば早かったんですけど、何となくそれは嫌で自然消火に任せてしまいました。

寝袋のジッパーを中から閉めようとすると、お腹が攣りそうになって危険

ようやく焚き火も完全鎮火しまして、さて寝るかと寝袋のジッパーを開けて入り込んだまでは良かったんですけど、バンドックのソロドームのインナーテントの中が狭かったこともあって、寝袋のジッパーを閉める体勢が苦しくなってしまい、お腹が攣りそうになって危なかったです。

あんな狭くて身動きも取りづらいところでお腹が攣ったら、地獄ですよ。

ジッパーを全開にして入り込むと、閉めるときに地獄を見るので、なんとか入り込めるギリギリまで閉めておくべきでした。

初めてキャンプをやってみて、欲しくなったもの

念願の初キャンプ

あれは二年ほど前のことでしたか。YouTube上にソロキャンプやBBQを楽しんでいる動画を見かけるようになり、ブームの盛り上がりを感じ始めたのは。

そのブームに火をつけたのが、漫画『ゆるキャン△』の人気でしょう。

私も、読んでみたところすっかりハマっちゃいまして、自分でもキャンプやBBQをやってみたくなり、少しずつ道具を買い集めだしました。

漫画を読んだり、動画を見たりするたびに、あれがほしい、これもほしいと、理想と欲望ばっかりが先行してしまいまして、実際にキャンプを実践することが後回しになってしまったのは反省材料。

レンタルでもいいからとりあえずやってみて、必要だと感じたものを買っていくべきでしたね。

新型コロナウイルスの蔓延防止で、外出自粛が求められている時期でもあったので、実践の強行には心苦しさも感じていたのですが、移動を最小限にして、地元で買い出し、地元のキャンプ場に足を運んだので、お目こぼしいただければ幸いです。

初キャンプをやってみて、欲しくなったもの

初キャンプの地に選んだのは、いろいろな意味で聖地となっている、地元の渚園です。いろいろな意味でと言ったのは文字通りで、B’zやワンオクやサザンや浜省が野外公演を開催した地であり、先述した漫画『ゆるキャン△』の作中にもキャンプ地として登場するからであります。

当初は、ラグビー観戦の日に組み込んで、朝のうちに買い出し、昼までにテントとタープの設営、13時から15時までラグビー観戦、終了後キャンプ場まで戻ってきてBBQ、そのまま一泊という、初心者にあるまじき欲張りプランを組んでいたのですが、ラグビートップリーグがやんごとなき事情により全試合中止となってしまったので、昼前に集合して買い出し、キャンプ場に移動して設営、BBQ、そのまま一泊という流れに落ち着きました。

経験者ゼロということもあって、設営しながら撮影したり、BBQしながら撮影したりする余裕はとてもありませんでした。

経験者ゼロの割には、テントやタープをきれいに張れましたし、忘れ物や心残りもなくBBQや宴の時間を過ごせたので、めちゃくちゃ満足しています。

今の状況が落ち着いたら、またやりたいですね。

そんな初キャンプを通じて、新たに欲しくなったものがあるので、理由とともにここに記しておきます。

暖かい寝袋

上の写真の右側の深緑色のテントが、私のテントです。バンドックのソロドーム。見てすぐに気がつくでしょうけど、テントの裾に隙間が空いているため、ここから冷気が忍び込んできて、宵越しがめちゃくちゃ寒くてきつかったんですよ。

私の寝袋が、3シーズン用で冬用ではなかったためと考えています。春はまだ、朝晩は冷え込むこともありますので、そういったときのためにも、冬用の寝袋が欲しくなりました。

ただ、ちょっと調べてみたら、冬用の寝袋は大きくてかさばるし、そもそも冬にキャンプをしなければ出番もあんまりないということで、たしかにそれもそうかと頷ける話でした。

そこで、夏用の寝袋を買い足して、3シーズン用で寒かったら夏用を重ねて使用するのが一番便利かな、と考えています。

使い勝手のいいテーブル

これは別に、テーブルそのものでなくても構いません。上蓋がテーブル代わりに使えるようになっている、収納ボックスやクーラーボックスでも可。

ちょっとテーブルの上に物を置きたい、となったときに、丁度いい置き場所が見つからずに右往左往する、ということが何度かあったので、これはもう絶対に必要でしょう。近いうちに買います。まだ次がいつになるかも定かではありませんが。

ただし、これらのボックスは大きくて、普段の置き場所が問題になる上に、値も張るので、おいそれとは買えないのも事実。

とりあえず小さくて安い折りたたみテーブルをひとつ追加して、当面の間様子を見ますかね。

コーヒーのドリップバッグ

コーヒー豆を買っていって、ミルで手挽きしてホットコーヒーを淹れたんですけど、たかが知れている手間とはいえ、先に書いた置き場所問題のこともあって、お手軽なドリップバッグにしておけばよかったかな、と。

こだわればこだわるほど、荷物と手間が増えてしまう問題に、どこで妥協して折り合いをつけるか、ですね。

飲み物を手すりに置けるチェア

これも先の置き場所問題に通じているんですけど、小さなテーブルの上には食材や食器が広がっていて、飲み物を置くスペースも苦労したんですよね。

友人が手すりにドリンクホルダーのあるチェアを持ってきていて、あれはめちゃくちゃ便利だな、と実感しました。

ドリンクホルダー付きのチェアを追加購入するか、チェアに後付のドリンクホルダーを買うか。ドリンクホルダーも何気に高いので、考えどころですね。

チェアといえば、ロッキングチェアも欲しくなっちゃいましたね。なんでかわからないですけど、みんなチェアの後ろに体重かけて、バランスとりながら揺れてました。無意識のうちに何かしらの本能が刺激されていたのかもしれません。

ロッキングチェアは、大きくてかさばるものが多いので、追加購入はあまり現実的ではありませんが。ロゴスのカップホルダー付きロッキングチェアが最強かな。個体差で組み立てに手こずるものもあるというのが心配ではありますが。

ガスバーナー

着火剤はFire Lighterを持って行ったんですけど、風が強すぎたせいか、すぐに火が消えてしまいまして。結局、友人が持ってきていたガスバーナーで、炭の火起こしをしました。その結果、ガスバーナー最強、という結論に至りました。

イワタニのバーナーを買います。カセットも手に入れやすいですし、家にあるカセットコンロでもガス缶を使えますからね。