サマソニ2022のタイムテーブル作成者にひと言物申したいことがある

サマソニ2022のタイムテーブル作成者にひと言物申したいことがある

おい、そのこのお前。

そう、お前だ。サマソニ2022のタイムテーブルを作成したそこのお前。ちょっとこっちに来て座れ。

なに偉そうに胡座かいとんねん。正座だ正座。正座に決まってるだろうが。

いいか、よく聞け。お前にひと言、物申す。

な〜にBAND-MAIDManeskinのタイムテーブルを約半分被らせてくれとんじゃ、こら。

こちとら、サマソニにBAND-MAIDとManeskinの出演が決まってからというもの、このふた組のタイムテーブルだけは被りませんようにとお祈りを捧げとったんぞ。

そのふた組がよりによって被ってるとは、どういった了見じゃ。

丸被りじゃないぶんまだ恵まれているのかもしれんが、目を疑ったぞ。

サマソニは初めてだからパシフィックステージからマリンステージへの移動にどれくらいかかるか知らんけど、これじゃBAND-MAIDをちょっと観たらすぐに移動しないと、Maneskinに間に合わないじゃないか。

そんなの知るかよだと?なに開き直っとんねん。こっちのセリフじゃボケが。

もしManeskinが一曲目からいきなり神曲”Zitti E Buoni”をかましてきて間に合わずに見逃したら、死んでも死に切れないじゃないか。そしたら毎晩お前の枕元に立って恨み言垂れ流し続けてやるからな。

それだけで済むと思うなよ?一生つまらない呪いを送り続けてやるからな。これから先、ちょっとした不幸に襲われるたびに、もしかしたらこれもあのときの呪いかと恐れおののけ。

わかったか?わかったなら行ってよし。

ちっ。

まったく。

これだからフェスは嫌なんですよね。せっかく好きなバンドがたくさん出ても、思うように観れなくて。タイムテーブルが被っていなかったとしても、体力的に限界で泣く泣く休憩時間や食事に当てざるを得なかったり。

BAND-MAIDの出演はあとから決まった話なので、今回はあくまでおまけ、少し観れるだけでも儲けものと考えて、とりあえずManeskinに注力します。

サマソニ2022タイムテーブル作成者に一生送り続けるつまらない呪い一覧

・アイス食べすぎて腹壊せ

・爪先割れて二枚爪になれ

・夜中にこむら返りで飛び起きろ

・足の指先タンスの角にぶつけて小一時間悶絶しとれ

・家を出て少ししたら鍵をかけ忘れてないか気になって引き返せ

・寝る前にスマホの充電忘れて次の日困れ

・ちょっと歩いたところで今から何をしようとしてたのかど忘れしろ

・もう少しで思い出せそうなことが思い出せなくてもどかしくなれ

・給油忘れてガス欠寸前になってハラハラしろ

・コンビニに寄りたいときに限って近くにコンビニなくて焦れ

…and more.

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初めてのサマソニ行動計画白書

初めてのサマソニ行動計画白書

サマソニ行きます。

これまで、MuseやMy Chemical RomanceにQueen + Adam LambertやB’zなど、そうそうたる顔ぶれの大好きなバンドたちが出演してもスルーしてきたサマソニに、初めて行きます。

それには一応理由もあって、どっちかというとフェスよりも単独派だというのもあります。一時間ずつ色んなバンドを観るよりも、大好きなバンドを二時間がっつり観たい、そんな心持ちです。

そんな心持ちに変化が生まれました。

コロナ禍のせいで二年間以上も洋邦問わず好きなバンドの公演が実施されず音楽イベントに飢えに飢えていたところに、三年ぶりに開催されるサマソニのメンツがアツかったので。The 1975にManeskin、All Time LowにThe Struts、さらなる追加アクトでBAND-MAIDまで。

これが土日で半々くらいに割れちゃってたら悩んだ末にやめていたかもしれませんが、ほぼほぼ固まっていたので行くことに決めました。

東京の土曜日のみ。一日目に参加。二日目の日曜日にも好きなバンドが出ているので二日目も観たいのは山々なんですけど、チケットを買おうとした時点ですでに二日目は売り切れてましたし、翌日の仕事にも響きまくりそうだったのでちょうどよかったと自分を納得させました。

そんな当日の流れですが。

朝、なる早の新幹線でサクッと上京してまずは宿に向かい、フェス用の装備以外の手荷物をフロントで預かってもらって会場へ。

初めてのサマソニなので、タイムテーブルを把握しつつ各ステージ間の行き来をスムーズにこなせるかとか、真夏の炎天下で体力的に大丈夫なのかとか、色々と不安はありますがとりあえず最後まで観て宿で寝て、翌日は朝はなるべく食べないようにしてチェックアウトギリまで時間を潰し、ハードロックカフェでお昼を食べたら新幹線でささっと帰ってくる予定です。

最初は車での移動も考えたんですよ。

ただ、妹宅に車を停めさせてもらうのはいいとして、そこから電車で幕張まで移動して最後まで観てまた戻ってきて翌日自分で車を運転して帰るとかひょっとして地獄だな?と気がついてしまったので、会場の近くに宿を確保して新幹線に頼ることに決めました。

車だと気軽にハードロックカフェに寄れないですしね。超都会の慣れない道路で右往左往とか、想像しただけでゾッとする…。

ただ、『a-ha THE MOVIE』の中でa-haのヴォーカリストのMorten Harketが語っていたように、車内の自分だけのパーソナルスペースで得られる安心感にも何物にも替えがたい魅力があるのも確かなんですよね。

車に戻ってくれば確実に座れますし何なら寝れますし、エアコンを動かせば涼むも暖まるも自由自在ですからね。自分で動かさなければならない反面、交通状況に左右されながらも自分のペースで移動できますし。荷物も置いておけますしね。

何事もそうですが、どちらにもメリットデメリットがあって、総合的に考えてどっちが得なのか、自分なりに考えました。目的を達成するためにより楽な手段はどっちなのか。

あとになって、やっぱりああしとけばよかったとかこうしとけばよかったとか出てくるかもしれませんが、それはそれ。次の機会の判断材料にするなどして活かせればいいかなと。

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映画『X エックス』のレイトショーでTOHOシネマズのプレミアスクリーンの実力を見せてもらってきた

映画『X エックス』のレイトショーでTOHOシネマズのプレミアスクリーンの実力を見せてもらってきた

最初は、観るつもりありませんでした。タイトルだけ見て、まったく引っかからずにスルーする気満々でした。

だって意味分かんないじゃないですか。『X エックス』て。

それが予告を見てみたらタランティーノの『デス・プルーフ』風のエロチック・サスペンス・ホラー仕立てに仕上がっていそうで面白そうだなと感じたので、観てみることにしました。

公開している近隣の劇場の上映スケジュールを見ていたらTOHOシネマズのプレミアスクリーンでの上映があったので、プレミアスクリーンはまだ一度も入ったことないんだよな、こりゃちょうどいい、見せてもらおうかプレミアスクリーンの実力とやらを、と突撃してきました。

予告編を見て抱いた印象のとおり、『デス・プルーフ』に通じる仕立てのホラー・サスペンスでした。前半で丁寧に若者たちの専横と欲望が積み重ねられ。後半でタガが外れたように虐殺ショーが始まって。

身の毛もよだつほどおぞましい映像を見ましたが、それと同じくらい目の保養になる映像も見ました。

特に裸オーバーオールはヤバかったですね。裸エプロンと同じくらいの市民権を得るのも時間の問題なのではないか、と愚考するほどの抜群の破壊力でした。

TOHOシネマズの音響はやっぱり素晴らしかったですね。

指が肌を滑る音とか、ささやき声が空間を漂う様子とか。アコースティックギターを爪弾く音がポップコーンのように小気味よく弾けたかと思えば、横のおっさんケータイの音切り忘れてんのかと思うくらいすぐ真横から効果音が聞こえてきたり。

音の質感がとにかくリアルで、ホラーやサスペンスとの相性が抜群の音響です。

今まで基本的に新作映画は特に何も考えずに会員カードを作ったユナイテッド・シネマ(IMAXや4DXもありますし…)に行ってましたけど、考え直さないといけませんね。ホラーやサスペンスを観るならまずTOHOシネマズを候補に考えるべきですし、少しでも良い音で観たいミュージカル系なども当然そうするべきでしょう。

TOHOシネマズの会員カードも作るか…。

ところで、肝心のプレミアスクリーンの実力ですが、映画を観終わって24時間以上も経ってようやく、その半分も把握できていなかったと知りました。

全席リクライニングシートってマジですか…。サイドテーブル付きのリッチで幅広のシートで前後のスペースもちょっと広くて良いねとか思ってたら、リクライニングのために広かったんですね…。

いやでも、周りの人も誰もシート倒してなかったんですよね。そもそもリクライニングシートだということが知られていないのか、周りの全員がシートは別に倒さなくてもそれがベストポジションだったのか。

リクライニングシートだったら、最前列で最大に倒して寝そべりながら映画を観るのもいいですよねぇ。後ろに誰もいなければですけど。

リベンジ案件にひとつ追加されました。

スペインの至宝91 Suiteがついに3rdアルバム『Back In The Game』を配信リリースするも、素直に喜べない理由

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あれは三年前のことでしたか。

スペインのメロディアス・ハードロック・バンド91 Suiteが復活して6曲入りEP『Starting All Over』を突如としてリリースしたのは。

これがまあ、もう新曲を聴けることはないのだろうとほとんど諦めていたファンを狂喜させる凄まじい6曲で、新作アルバムの発表を心待ちにすることになります。

あれから三年。ポツポツと新曲やRobin Beckとのコラボ曲を発表しつつそろそろかと期待を煽り、そしてついに新アルバム『Back In The Game』が配信リリースされました。

未CD化は残念ですが、早速ダウンロード購入しましたよ。ウキウキと。しかし、その収録曲目を見て愕然としました。

というのも、1〜6曲目まではまんまEP『Starting All Over』と同じ曲順で、そのあとに新曲やRobin Beckとのコラボ曲が追加された構成となっていたからです。

え〜、これじゃただの『Starting All Over +8』じゃん…。

いや〜これはちょっともったいないですよ。曲がいいだけに構成が雑なのが惜しまれる…。これがEPを出した一年後とかだったら全然わかるんですけどね。三年後ですからね。

三年後でこれかぁ…。それだったら中途半端にEP出さずにいきなりアルバム出してほしかったなぁ…。

いや、曲は良いんですよ、ほんと。好きな曲ばっかりです。本来であれば手放しで狂喜乱舞して然るべき内容なんですけども、釈然としなくて素直に喜べない。

あぁ、モヤモヤする…。

映画『ブラック・フォン』を観にTOHOシネマズに行ったら、やけに音響がいいなと感心した

映画『ブラック・フォン』を観にTOHOシネマズに行ったら、やけに音響がいいなと感心した

私は普段、映画館に新作映画を観に行く場合、基本的には会員カード(よくある、6回映画を観たら一本タダで観れるというあのカードです)を作ったユナイテッド・シネマ(IMAXや4DXもあるので)を利用し、ガラガラで観たい場合はイオンシネマを利用する、といった感じで映画館を使い分けています。

近くにはTOHOシネマズもあるのですが、こちらは街中にあって混んでいたり駐車場が有料だったり座席が指定だったりで、座席は自由席を当日の空き具合を見て感覚で選ぶのが好きだったので敬遠していました。

まあ、コロナ禍になってどの映画館も座席は指定になってしまったので、今ではそんなふうに座席を選べないのですが。

市営の有料駐車場は映画を観るとサービスで一時間分無料になるんですけど、上映時間に遅れないようにちょっと早めに行ったりとか、上映時間が短い映画ならいいけど長い映画だと高くつくなぁとか、それでなんとなくTOHOシネマズからは足が遠のいていました。

それがなぜ今回『ブラック・フォン』はTOHOシネマズに観に行ったかというと、近隣ではここでしか上映していなかったからです。TOHOシネマズでしかやってないのか〜、じゃあしゃあないな、というなんとも後ろ向きな理由です。

何年ぶりかも定かではないくらい久しぶりにTOHOシネマズに行きました。たぶん最後に観たのは『ワイルド・スピード アイスブレイク』かな。ららぽーと磐田まで行ってイベントに参加して、そのまま映画を鑑賞した覚えがあります。

そしたら今回、嬉しい発見がありました。

今まで他の映画館でばっかり映画を観ていたから、違いがわかりやすかったんでしょうね。TOHOシネマズの音響は素晴らしかったです。立体感とか奥行きとか。平面のスクリーンに空間を感じさせてくれるというか。映画の世界への没入感を高めてくれるのです。

大音量でド迫力とか音が澄んでいて綺麗とか、そういったのとはまたひと味違う魅力を感じました。ほんとにすぐそこにあるようなリアルな響きとでもいいますか。

『ブラック・フォン』はホラーやサスペンス的な要素が強い映画だったんですけど、その緊張感の増幅にTOHOシネマズの音響がめちゃくちゃいい仕事してました。

いや〜今まで大損こいてましたね。ホラーとかサスペンスとかミュージカル系とか、音響が重要な映画はTOHOシネマズで観るべきでした。『シング:ネクストステージ』とか。『エルヴィス』も。

『a-ha THE MOVIE』や『Bon Jovi From Encore Nights』もTOHOシネマズで観たかったですね。こんなに音がいいと知ってたら。そこは上映劇場に含まれているかどうかも関わってくるので、無理もありますけど。