大阪難波のライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINでAs It Isのライブを観てきた

大阪難波のライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINでAs It Isのライブを観てきた

大阪難波の鉄道高架下にあるライブハウスYogibo HOLY MOUNTAINで、イギリスのポップパンクバンドAs It Isのライブを観てきました。

2026年はPunkSpringはないのか、と残念がる声を見かけましたが、何を言うか。このAs It Isの来日がPunkSpringのようなものでしょう。

As It Is好きなんですよねぇ。

My Chemical Romance解散の絶望による心の隙間を埋めてくれたバンドのひとつですよ。前々からライブを観てみたいとは思ってましたが、今回ようやくその機会を得ました。

Yogibo HOLY MOUNTAINの入り口横の看板もおしゃれでかっこよかったですが、ドリンクチケットもオリジナルデザインのギターピック型で、ドリンクと交換せずに記念に持ち帰りたくなるくらいかっこよかったです。ドリンクチケットが日本一かっこいいライブハウスでしょう。

真打ち登場までに三組出るので、あまり早く行っても待機が辛くなるのは分かりきっていましたが、どうせならみんな観たいし、早めに行ってフロアに少しでも余裕があるうちにここだというポジションに落ち着いていたい。

そんな気持ちからひと組目の開演直前に現着しましたが、事前に分かりきっていたこととはいえ、As It Isが出てくるまでに三組の出演時間とセットチェンジで二時間半はさすがにちょっとしんどかったです。

As It Isのライブ終盤、あと数曲というところで「いったんはけてアンコール戻ってくるのとこのままぶっ続けで演るのどっちがいい?アンコールってほんと意味わかんないよな」的なMCがありましたが、アンコールもほぼ形骸化していて意味のわからない風習かもしれませんが、幕間で観客がワイワイガヤガヤしている中、本人たちがサウンドチェックしているのに特に無反応だったのもなかなかシュールで面白かったです。

そのサウンドチェックですが、バスドラ一発鳴らした時のパンチ力で、今日のドラムはやべぇと確信しました。

やっぱりライブハウスのドラムはたまらないですね。あの心臓にガツンと一発喝を入れられる感じ。ドームや野外スタジアムやホールなど、それぞれの会場にそれぞれの魅力がありますが、ロックのライブはやっぱり小さなライブハウスのスタンディングこそだなと、ドラムに心臓を殴られるたびに感じます。

好きな曲ばっかりの最高のセットリストを、「ありがとうございます!」と何度も叫びながら歌うAs It Isのエネルギッシュなライブ、最高でした。

モッシュやサークルやダイブに巻き込まれることを避けるために一番後ろから観ていましたが、前の人が少しずつ後ろに寄ってきて徐々に無理のある姿勢に追い込まれて、足が棒のようになって辛かったです。たまに出入りする人が場をリセットしてくれなかったら限界だったかもしれません。

今後は一番後ろはやめておいて、ちょっとだけ前に出て自分の前にちょっとした空間を確保できるようにしておこう…。

As It Is

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イオンシネマなのにパルコの中にある特異な映画館、シアタス心斎橋のグランシアターで『クライム101』の字幕Atmos版を観てきた

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よそではどうだかわかりませんが、私が住んでいる地域やその周辺では、イオンシネマといえばショッピングモールのイオンモールの中に入っている映画館、という認識でした。

泊まりがけで大阪にライブを観に行ったついでに、その認識が崩壊した映画館、イオンシネマシアタス心斎橋のグランシアターで、『クライム101』の字幕Atmos版を観てきました。

グランシアターとはどんなスクリーンなのかざっくり説明すると、一回4000円と高額ではあるものの、前後左右スペースたっぷりの全9席で全席USBソケット、サイドテーブル付属電動リクライニングシートにウェルカムドリンク&スイーツ付きという、グランを冠するにふさわしい豪奢なスクリーンです。

悩みましたよ、さすがに。興味はある。興味はむちゃくちゃあるが、面白そうな映画を観るのに一回4000円はさすがにどうなん?と。

悩みましたが、結局は近場では見たことも聞いたこともない独特なスクリーンの魅力に惹かれて、ライブ前に観るのにちょうどいい上映スケジュールだったこともあって、予告を見た時から面白そうで気になっていた『クライム101』を観てきました。

最高。最高でしたね。

映画館の施設も素晴らしかったですし、映画そのものもめちゃくちゃ面白かったです。

主要登場人物は五名。

荒事を極力避けて痕跡も残さない宝石強盗、検挙率は低いのに独自の根拠で独りよがりな捜査に走り同僚から疎まれる刑事、売り上げも昇進もままならずキャリアに不安を覚える保険セールス、直情で暴力的に目標目掛けて突っ走る若い強盗、秘密の多い男性に惹かれながらも不安に揺れる女性。

この五名がまたみんなぴったりなハマり役で、彼らの視点を織り交ぜて、知らず知らずすれ違いやがて交差してついには衝突したりしながら、物語が進んでいきます。

約一名を除いてみんな肩入れしたくなるくらい魅力的なので、どう考えても破滅エンド不可避な進行にハラハラしつつ、なんとか平和裏エンドに辿り着いてはくれないかと祈りながら見守りました。

この塩梅が絶妙で最高でした。

新幹線ではなく車で大阪に来てたら、ホテルにも戻らずに深夜の阪神高速をあてもなく徘徊してたでしょうね。

ウエルカムドリンク&スイーツはミックスナッツとビールを選んで、フルフラット近くまで倒したリクライニングシートに寝そべってほろ酔いのふわふわした気持ちで観ていたので、細かな気になった点が洗い流されて正常な評価ができていない可能性はありますが、もう一度しっかり観直したい気持ちとそんな野暮なことせずにしばらくこの最高の余韻を引きずっていたい気持ちとが混在しています。

家を建て替える前にここで観劇体験をしていたら、自室の設計ビルドはまるで違うものになっていたでしょうね。まずはこの電動リクライニングシートの導入を第一とし、その他のことは後から考えていたでしょう。

今、映画や音楽ライブが好きな友人知人が家を建て替えるらしいと小耳に挟んだら、お節介を承知で家具家電を決める前に大阪まで足を運んでシアタス心斎橋のグランシアターで観劇体験をしてきた方がいい、絶対にだ、とアドバイスします。

それくらい強烈で大満足な体験でした。

自分の中では、コスパ最強は通常料金で観れるららぽーと安城のJBLプレミアムシアターですが、コスパを度外視した極上の快適さに酔いしれる満足感はシアタス心斎橋のグランシアターです。

また行きたい。今すぐ行きたい。

最寄りのイオンシネマにもグランシアターを導入してくれ。今すぐに。嘆願書を送り付けたくなるくらい最高のスクリーンでした。

今後はまた大阪に行くことがあったら、その日のグランシアターの上映スケジュールを調べることが日課のひとつになるでしょうね。

TOHOシネマズなんばの轟音シアターやTOHOシネマズ梅田のプレミアムシアターも気になっているので行ってみたいのですが…。

大阪ズルいぞ。

『クライム101』

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舞洲に特設されたエルレのサマーパーティー会場に行く前に、大阪の街で食い倒れしてきた

舞洲に特設されたエルレのサマーパーティー会場に行く前に、大阪の街で食い倒れしてきた

7月にMr. Big、8月にEllegardenを観るために二ヶ月連続で来阪することになり、少しでも交通費を抑えたく青春18きっぷでの移動を選んだ私は、一日一回乗り降り自由を利用して行きや帰りに途中下車の旅を目論んでいました。

実際、7月のMr. Bigの際には、米原駅で降りて青岸寺を参拝したり、守山駅で降りて佐川美術館まで足を伸ばしたりしました。

8月のEllegardenの時には、京都で途中下車して増えていく一方の京都で行ってみたいジャズ喫茶巡りでもしようかな、などと考えていたのですが、舞洲に向かうシャトルバスに16時に乗りたかったので、そこから15時にホテルにチェックイン、14時半には大阪入り、13時半には京都駅まで戻ってきておきたい、と逆算していくとどう考えても時間ばかり気になる駆け足な京都ジャズ喫茶行脚を強いられる上に、寄れたとしてもせいぜい一〜二軒になりそうな予感しかしなかったので、色々諦めて真っ直ぐ大阪入りすることにしました。

自宅最寄り駅で6時過ぎの始発に乗り込んでから、途中米原駅でトイレ休憩したのみで11時前に大阪に着くまでお茶しか飲んでおらず腹を空かせていた私は、お昼から飲めそうな飲食店がたくさんありそうでかつホテルにも近い天神橋筋商店街を目指しました。

普段は別に昼飲みしたいなぁなどという欲求はないんですけど、大阪に行くとなると何故かたこ焼きとかお好み焼きとか食べながら昼から一杯飲みたくなるんですよね。不思議なことに。

とにかくお腹が空いていたので、まずはお好み焼きから行くかと電車内からGoogleマップと睨めっこして目星をつけていたお好み焼き屋さんに向かったら、すでに行列ができていたので諦めてすぐ近くのガラガラのお好み焼き屋さんに恐る恐る入店しました。

そしたらこれがむちゃくちゃ美味くて、驚きました。

大阪の飲食店てレベル高すぎですよね。大混雑している人気店のすぐ横のガラガラの同業店に流れると、だいたい(なんでこんなに美味いのにこんなに空いてるんだ?)とビビらされることになります。

まあそれでもちょっと不安というか怖いわけですが。だからこそ、大当たりだった時のギャップもまた大きくなって大感激することになります。

ところで、お好み焼き屋さんに入ると、あれもこれも食べたくなって困りません?

例えば自分の場合、お好み食べたい+焼きそばも食べたい+豚玉食べたい+イカ玉も食べたい=ミックスモダン一択になりがちです。

すぐ近くのわなかでもたこ焼き食べながら生ビール二杯目行きたかったところですが、狭いイートインスペースが混み合ってたのとライブ前にあんまり調子こきすぎてお腹の調子悪くなってもことだしなと思って自重しました。

その代わり、翌朝のモーニングで利用しようと思っていたお気に入りの喫茶店に入って、涼みながらコーヒーケーキセットいただきました。

ほんとは翌日ここでのんびりモーニングを食べてから帰りたかったんですけどね。午後に久しぶりに親族で集まっての食事会をぶち込まれて、なる早で帰らなくてはいけないはめになったんですよね。

だってしょうがないじゃないですか。可愛い甥っ子姪っ子から「いつ帰ってくるの?」なんて聞かれたら、「できるだけ早く帰ってくるよ」と約束するしかないじゃないですか。

チケット取れたときにすぐに「この日は出かけるから」と伝えていたのになぁ…。

Ellegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に参加するために大阪の舞洲に初めて行ってみて感じたこと

Ellegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に参加するために大阪の舞洲に初めて行ってみて感じたこと

舞洲(まいしま)は大阪市此花区にある人工島です。有名な大阪の観光地でいうと、USJや海遊館のそのまたさらに先にある、大阪湾に浮かんでいる島です。

夏フェスの代名詞的存在であるサマーソニック大阪の開催地だったり、その他にも毎週末のように夏フェスを開催していたり、さらにはアリーナや球場やグラウンドなどスポーツ施設も充実しているみたいなので、よくフェスに足を運ぶ人やスポーツの大会などで訪れたことのある人には、馴染みのある地かもしれません。

私は去年のサマソニで日程次第で大阪に行こうか幕張に行こうかで悩んで、そこで初めて舞洲のことを知りました。

JRや地下鉄も舞洲まで走っていないみたいなので、交通手段は一体どうなっているのかと謎に包まれていたのですが、この夏、舞洲で開催されたEllegardenのサマーパーティーに参加するために初めて足を運んだことで、なるほどこういう風になっているのかと感触を掴むことができました。

いい予行演習になりました。

いつか大阪のサマソニに行く時に、今回の経験が少しは役に立つのではないかなと感じています。

大阪万博の開催地がすぐ横の夢洲で地下鉄がそこまで伸びるみたいなので、今度行く時にはシャトルバスに乗り換えなくても、地下鉄一本で最寄りで降りたらあとは徒歩で行けるようになっているかもしれませんが。

シャトルバス乗り場に集結する大バス団

当日はキタに宿を取っていました。

18時開演だったので、20時半までには終演するだろうという見立てでしたが、帰りのシャトルバス乗り場の混み具合によっては、何時ごろに脱出できるやら予想もつかなかったので。真夏の野外ライブの疲れを、ホテルでちゃんと寝て少しでも取りたいな、と。

そのため、会場に行く前にホテルにチェックインしておく必要がありました。ライブには不要な荷物を置いていってリュックを少しでも軽くしておきたかったというのもあって。

前売りのシャトルバスチケットを前もって購入しておいたのですが、出発時間は30分単位で区切られていたので16時出発のチケットを選びました。数万人は来場するだろうに、そんな上手いこと時間通りに運べるのかなという疑問はありましたが、そこから予定を逆算しました。

15時にチェックインしてすぐに出て、15時40分ぐらいまでにシャトルバス乗り場の最寄りであるコスモスクエア駅に着くことができれば、16時前くらいにはシャトルバス乗り場に辿り着けるだろう、そんな算段です。

事はおおよそその目論見通りに進んだんですけど、最後の最後、バス乗り場を目前にして歩道の片側に寄って待機列が形成されていました。いやこれ絶対16時出発とか無理じゃんと嫌な予感的中しましたけど、どうやら出発時間は絶対ではなくてただの目安だったみたいで、チケットに記載の出発時間についての細かいチェックは特になく、列の順番通りに手際よくバスに割り振られて続々と乗り込み、満員になり次第順次送り出されていました。

シャトルバス乗り場には、関西中の観光バスがかき集められていたのではないかと思うくらい、関西各地の地名が記された数十台のバスが停まっていました。並んでいる今も循環しているバスも含めたら、相当な台数のバスが集結していたのではないでしょうか。

この翌週にはサマソニ大阪の開催も控えていたので、同じ運行スタイルで予行演習も兼ねていたんでしょうね。手際も良かったですし、手慣れている感じがありました。毎週のようにフェスを開催している事で、練度が上がっているのでしょう。

ただ、いくら手際よく次から次へとバスを送り出しても、一台に乗り込めるのはせいぜい5〜60人ほどなので、待機列は伸びるばかりです。

バスに乗り込んで会場に向かう頃には、歩道の待機列はコスモスクエア駅まで伸びていたので危ないところでした。あの快晴の炎天下でジリジリ陽に焼かれながら、牛歩でバス乗り場に向かうのはツラすぎる…。

25000人を動員した今回のエルレ単独イベントでもこの様相、桁違いの動員のサマソニでは一体どうなってしまうのか、想像するだけでちょっと恐ろしくなっちゃいますね。

エルレの会場での熱中症対策は至れり尽くせりだった

舞洲でのサマーパーティ数日前まで、私はひとつの懸念を抱いていました。

舞洲のライブ会場に着いたら、開演まで猛暑を凌げそうなところあるんだろうか…。テントを設営して日陰を作り、イスを設置してくれているくらいだろうか?

それでも、去年のサマソニでの経験を参考に、あの時よりも外で過ごす時間は短いことを踏まえると、去年と同程度以上の対策をしておけばなんとか無事に帰って来れるだろう、そう考えていました。

そしたらですよ。サマーパーティの数日前に発表されたエリアマップを見た私は驚きました。

グッズ販売がおおきにアリーナ舞洲の屋内1階だったのみならず、その2階スタンド席を冷房完備休憩室として開放してくれていたのです。

しかも会場の真横には給水所まで設けて、水だけでなく塩アメまで無料配布するという万全の体制。ひとりたりともこの会場から熱中症での退場なんてさせねーぞ、という執念を感じます。

ライブチケット6900円+シャトルバス往復1500円の単独大型野外イベントで、かつてここまでやってくれたロックバンドが他にいただろうか…。数日間開催するならともかく、これ一日限りなのに、前代未聞レベルの誂えなのでは…。

エリアマップの詳細を確認した私に、内なる悪魔が囁いてきました。「エルレがこれだけやってくれるなら、荷物減らしてめっちゃ軽くできるんじゃない?楽しちゃえば?」

いやいや。エルレの万全の体制に甘え切って、もし万が一熱中症になっちゃったらエルレの顔に泥を塗ることになるから。それだけは出来ねぇ。

この荷物を持って自宅から大阪まで約200km移動するのは気が重かったですが、仕方ありません。

リュックに500mlペットボトルのスポーツ飲料三本と、去年のサマソニ用で飲まずに済んでそのまま冷蔵庫に眠っていたポカリのゼリー飲料二本、快晴予報だけどゲリラ豪雨対策に折りたたみ傘とポンチョとタオル、塩アメとビオレの冷タオルを詰め込んだのでした。

終演後は一顧だにせずにシャトルバス乗り場へ

たしか20時ごろに終演したと記憶してるんですけど、後方のゲート近くで観ていた私は、終演したら一目散にシャトルバス乗り場を目指しました。少しでも早く帰りのバスに乗りたい、その一心で。

その狙いは功を奏しまして、なんとか本格的な乗車待機列が形成される前にバスに乗り込むことに成功しました。

本当のことをいえば、こんなあくせく帰りたくないんですよ。しばらく会場にとどまって、夢のあとの空気をしみじみ味わったり、感動に浸りながら余韻を噛み締めていたい。

しかしそれを許してくれない大問題があるのです。帰りのシャトルバス乗り場大混雑、という問題が。

これに限らずなんでもそうです。サッカー観戦だったり、総火演観覧だったり、スーパーGT観戦だったり、エアフェスタ見学だったり。シャトルバスを利用して現地に赴くと、帰りに絶対にこの乗車待機列渋滞に巻き込まれることになります。

行きはまだいいんですよ。特に、開場から開演までが長かったりすると。早くから移動する人と、余裕を持って出る人と、ギリギリでも間に合えばいいやという人と、ばらけて分散されるので。

しかし帰りはそうはいきません。ほとんどの人が終演と同時に帰り始めるからです。その結果あっという間に前が詰まり、待てど暮らせどなかなかバスに乗れない、という事態になります。

戻り先によっては列が短くてすぐに乗れるということもありますが、滅多にないのでレアケースです。

これさえなければ最高なんですけどね。

終電に乗りたいからこの問題を絶対に避けたいとなったら、涙を飲んで最後を捨ててでも早めに帰り始めるか、帰りやすさを重視して前方で観ることを諦めて後方から観るか、終演後トイレにも寄らずにバス乗り場を目指すか、バスを待ち続けるより歩いた方が早いと徒歩で最寄り駅を目指すか、私にはこれくらいしか対策が思い浮かびません。

JTBのバスツアーはどうだったのだろう。全員が揃うまで出発しないとかなると、立ちっぱなしで待たずに済むだけまだ楽かもしれませんが、それもダルいですよね。

現地への送迎サービス付きの宿を探すというのもひとつの手ですが、今回は残念ながら舞洲への送迎付きの宿は見つけられませんでした。

いつか、このシャトルバス問題が解消されたら嬉しいのですが。

大阪・舞洲の特設会場で開催されたEllegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に参加してきた

大阪・舞洲の特設会場で開催されたEllegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に参加してきた

大阪は舞洲の特設会場で開催された、Ellegardenの単独野外ライブイベント、Get It Get It Go! Summer Party 2023に参加してきました。

はるばる静岡県の西の果てから。片道約190km。青春18きっぷで、在来線を乗り継いで。

第一希望は名古屋の日本ガイシホールで開催された公演でしたけど、第二希望の舞洲に行くことになって、前々から想像していた通りに真夏の野外ライブにバッチバチにエルレの新旧名曲群がハマって最高だったので、真夏の野外遠征はきつかったですし大変なこともありましたけど、これでよかった、行ってよかった、心からそんな感動に浸っております。

まず何がよかったって、開演直前のFM802のラジオパーソナリティ、大抜卓人さんによる前説ですね。

活動休止前からのファンの想いや記憶を汲み上げつつ今のこの場に繋げるような語りは感動的で、すでに目頭が熱くなっていました。まだ本人たちがステージ上に現れてもいないのに。演奏もスタートしてもいないのに。

前説でこんな感動したのは初めてでしたね。いつもなら、MCとかいいから曲にいってくれ曲に、とか思っちゃうのに(いいこと言うなぁ…)としみじみ聞き入ってしまいました。

この前説が、ライブへの感情の昂りを盛り上げてくれたのは間違いないです。爆発的な熱狂の火種を焚きつけていたかのようでした。

普段あんまりラジオ聞きたいなぁとか思わないんですけど、Beat Zoneを楽しみにしていた中学高校時代以来でラジオ聞きたくなっちゃいましたもんね。大抜さんのFM802を。

次いで、圧巻のセットリストですよ。

もし今、CD二枚組で全30曲のエルレのベストアルバムを編集するとしたら、この日演奏された25曲はすべて収録されるのではないか。冷静に考えればあの曲やこの曲は?となるのですが、そんな個人的な好みや思い入れをも凌駕する勢いの楽曲群。

この日この場所で聴いたことで、何人もの個人ランキングがひっくり返って大変動が起きていそうな。実際、自分のiTunesライブラリのエルレの楽曲レートは上方修正されました。

さらに、楽曲が放たれたタイミングも最高。

あかん。あかんて。日の入りに合わせるように”Missing”はあかんて。こんなん泣いてまうやろ。歌詞と現実の光景のシンクロニシティに…。事前に、暮れなずむ大阪の空に合わせて”Missing”演ってくれたら最高だなぁとは思ってましたけど、まさかここまで涙腺が刺激されるとは…。

この日この場所で、あのMCを聞いた後で、陽が沈んでいく空を見ながら、自分の願望に呼応するかのようなタイミングでこの曲が放たれたことで、ブワーッと込み上げてくるものがあって感情が昂ってしまったようです。

想像ですけど、これがもしライブハウスだったら、ここまで感動してなかったんじゃないかと思うんですよね。真夏の野外という状況だったからこその感動でしょう。ライブハウスにはライブハウスでしか味わえない魅力がありますが、単独野外ライブにもまた格別の魅力があります。

舞洲最高だ…。

他にも、ミスって続けられなくなって早口なMCからやり直した”サンタクロース”は周りからも笑い声が聞こえてくるくらい面白かったですし、各々が胸に小さな願い事ひとつ抱いたであろう”Make A Wish”もまた感動的でしたし、真夏の夜に演るのにこれ以上に相応しい名曲を他に知らない”スターフィッシュ”も素晴らしかったです。

ちょっと口は悪いけど頼れる兄貴みたいな細美さんのMCも響きました。

お前らとかグズどもとかブスとかブ男とか(いやいやそれはちょっとキツいのでは…)と苦笑しつつも、それがまあ強烈な存在感やリーダーシップに繋がっていることもまた確かなわけで。根底に優しさや親しみも感じるというか。

この間テレビで映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』が流れていて思ったんですけど、細美さんてちょっとバルボッサっぽいところありますよね。頼れるキャプテン。強烈なカリスマ性。それでいて根は優しい。

前言撤回したのは裏でスタッフに怒られたんだろうなと想像を膨らませてみたり。

泣いたり笑ったり喜んだり幸せを噛み締めたり。とにかく感情を揺さぶられまくった、壮観な約二時間の単独野外ライブでした。

抽選に当たってよかった。元気に健康でこのライブを観ることができてよかった。直前に台風がふたつも連続発生してハラハラさせられたけどイベントや交通機関に影響がなくてよかった。

何事もなく無事にこのライブに参加できて本当に良かった。今はただ、自分の幸運に心から感謝しております。

好きになった時には活動休止していたバンド。ライブ活動を再開し新作を発表するもチケットは取れない日々。念願の初ライブ。その初ライブがこの舞洲で本当に良かった。

今度観れるとしたら果たしていつになるのか。こんな幸せをまた噛み締めることはできるのか。不安もありますが、希望もあります。最後に希望の明かりを灯してくれました。

いつかまたやろうな。この言葉を胸に、約束の日を待ちます。

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