2018年に解散したThe Poodlesのヴォーカリスト、Jakob Samuelのソロアルバム『CoExist』が素晴らしい

2018年に解散したThe Poodlesのヴォーカリスト、Jakob Samuelのソロアルバム『CoExist』が素晴らしい

ドラマーとしてミュージシャンのキャリアをスタートし、様々なバンドを渡り歩く過程でヴォーカリストに転向し、The Poodlesに加入したことでついに安住の地を得た(そのThe Poodlesも2018年に解散してしまったのですが)苦労人、Jakob Samuelの2ndソロアルバム『CoExist』がめちゃくちゃ素晴らしい。

収録内容はとにかくコンパクトです。11曲収録で約37分。短い曲は2分台後半、長い曲でも3分台後半と、4分を超える曲がありません。

バンド用の楽曲ではないため、ステージ進行で各パートのソロや見せ場の差し込みやすさを考えない曲作りをした結果、アレンジが極限まで研ぎ澄まされた楽曲が揃ったのかもしれません。

かといって、楽曲の展開がシンプルすぎたり、アレンジがそっけなかったりなんてことは一切ありません。様々な楽器サウンドのアクセントは随所に効いていますし、重めのAメロBメロから開放的に弾けるようなサビメロにつながったりと、展開にも捻りが効いています。

重く骨太なギターが唸りを上げる曲もあれば、控えめなアコースティックが背後で軽やかに鳴る曲もあり、ファンキーなリズムが跳ねる曲が飛び出してきたかと思えば、ホーン・サウンドがゴージャスで気分がぶち上がる曲が流れてきたりと、一曲一曲の短さからは想像もつかないバラエティ豊かな高品質楽曲群がひしめいています。

Jakob Samuelの歌声がまた魅力的なんですよね。渋さもあれば色気もあり、爽快さもあればときに豪快でもあったりして。

バンド用に楽曲アレンジをすり合わせる必要がなくなり、自分の欲望に忠実な楽曲を練り上げた結果、Jakob Samuelの才能が炸裂し、超キャッチーな歌メロが満載のメロディック・ロック・アルバムに仕上がっています。

メダカ鉢の一年

メダカ鉢の一年

メダカ鉢を始めたのが去年の8月なので、もうじき十ヶ月が経とうとしています。

その間に色々なことがあったので、写真とコメントを並べていきます。

まず古美術商で1000円の鉢をひとつ買ってきてそこからスタートしたんですけど、すぐにこれは思っていたよりも楽しいぞとなって、スイレン鉢を追加しました。

しかしこのスイレン鉢が曲者で、藻の発生が凄まじくてこれはダメだ手入れが大変すぎるとなりまして、スイレンを取り除いてメダカ鉢をふたつ並べました。

私のメダカ鉢の運営方針は、餌やりと水足し以外は基本放置、です。たまにメダカが死んでいたりするんですけど、これも放置です。すると、タニシが群がってきて一日もしないうちに骨もなくなっています。

一度、Gが足を滑らせて鉢の中に落ちたのか、死体が浮かんでいたことがあったんですけど、私が気がついたときにはすでにタニシによって半分以上消化されておりました。

メダカ鉢の中にタニシがいると、めちゃくちゃ助かります。

新城市で滝に癒やされて帰ってきたらどこからともなくカニがメダカ鉢に侵入してました。

水草が足場にされてズタズタに傷つけられたものですから、足休めになるように誰かが磨いて寝かしていたとしか思えないツルツルでかっこいい流木を拾ってきて入れておいたら、それを足がかりに脱出されました。

両隣のメダカ鉢を行ったり来たりしていたものですから、野生を忘れて住み着く気満々なのかと勘違いしてました。

冬を越えて春になり、暖かくなってきたら水草が大繁殖して困りました。

餌やりと水足し以外は放置プレイの方針だったのですが、このままではメダカが日光に当たれなくて病死してしまうので間引きました。

5月になって、水草の根をチェックしていたらメダカの産卵を確認しました。

このまま親の鉢で孵化させると食べられてしまうとのことだったので、ここでも餌やりと水足し以外は放置プレイという方針を破って、追いメダカ鉢しました。

鉢の下には御影石の石版を敷いて、地熱の水温への影響を最小限に抑えようと試み、鉢の底には水をきれいに保つ砂利を敷き詰めました。

翌朝、卵を隔離した鉢を覗き込んだら、早速数匹孵化していて驚きました。ささやかな感動を覚えるほど嬉しくて、何だこの温かい気持ちはとちょっと戸惑ってしまいました。

親の鉢から少しずつ水を足したり、メダカの餌を溶かした水を足したりしていたら、それが功を奏しすぎたのか、遊ぶ金欲しさに嫌々仕事している間に、メダカの稚魚がめちゃくちゃ増えていて驚きました。

副業でメダカ屋、行く行くはメダカ屋で起業と夢が広がりまくりそうなほどの勢いの繁殖っぷりです。

もうひとつ繁殖用にメダカ鉢を追加しようか、いやいやこのままだと家の外周メダカ鉢で埋め尽くされちまうぞ、もうこれでやめとけ、と内なるせめぎ合いが巻き起こっております。

基本放置プレイの方針でも、一年近く経つと何かと印象的な出来事が起こったりして、予期せぬ楽しさがありますね。

映画『ヒート』は紛うことなき名作

映画『ヒート』は紛うことなき名作

昔ほど読めていませんが、私は小説や漫画が好きで読んでいます。

そのせいか、偏愛が酷いのです。特に好きな作品の場合が顕著で、小説や漫画の実写映画化やドラマ化となると(ま〜た原作人気に安易に乗っかっただけの原作改悪実写化映像作品が生まれるのか)とげんなりしてしまいます。

映像化作品制作側から、原作への愛が感じられないんですよね。意味不明な改変や改悪はまじで勘弁してほしいです。

まったく、なんで余計な手を加えたがるかな。下手なことは考えずに、そのまま忠実に再現してくれればいいものを。まあ、それはそれでなんの捻りも面白みもない映像化、と叩かれるでしょうし、そこだけは可愛そうだなと同情しますけど。

私は基本的には原作小説や漫画の映像化作品は観ません。何度か惨状をこの目にしたことで、ついに学習したのです。期待してはならないと。

ただし、何事にも例外はあります。何でもかんでも、小説や漫画の映像化を毛嫌いしているわけではありません。

その例外とは、原作作品を読むより先に映像化作品を観た場合です。

特に小説を原作とした映像化作品ですね。

私は小説を読むとき、頭の中にその場面を想像しながら読んでいるんですけど、先に映像化作品を観ると読書中の頭の中での映像化がイメージしやすくて助かる、という面があります。

逆に、先に原作を読んでしまうと、頭の中で自分の解釈なりのその作品の世界観が構築されて、しかもそれが必要以上に美化される傾向があるものですから、好きな作品であればあるほど、自分なりの世界観と映像化作品とのギャップに憤慨することになります。

先に映像化作品を観ると、頭の中での小説の映像化の基準が映画やドラマになるため、ギャップが生じにくくなり受け入れやすくなるのです。

それなら先にドラマや映画を観てから原作を読めばいいのでは、という意見もあると思うんですけど、ほぼほぼ原作を超えてくる映像化はないので、どちらが先にしろ原作のほうが面白いという事実は揺るぎません。

映画化やドラマ化で話題となって原作小説の存在を知って、面白そうだなと思ったら、映像作品は観ずに原作小説を読みます。

ただ、稀にですが、原作超えを果たす映像作品もあります。

そのひとつが、映画『ヒート』です。

敏腕刑事アル・パチーノ対怪盗紳士ロバート・デ・ニーロ。このふたりの対比、対決がめちゃくちゃかっこよくて痺れるのです。

用意周到で緻密な強盗プランを企て、手際よく計画を実行し速やかに消えるデ・ニーロ率いる強盗団。ある日、厄介者をチームに引き込んでしまったことから計画に綻びが生じ、その綻びを嗅ぎつけたアル・パチーノが執念深く追い詰めていく、という手に汗握るストーリー。

ただ刑事対強盗団というスリリングなアクションが描かれているだけでなくて、その背後の複雑な家庭環境とか、ひょんなことから己の信条に反する恋に落ちてしまったりだとか、息苦しくも必死にもがいていたり、空虚な生活に温もりが訪れたり、丁寧で重厚な背景に思わず引き込まれます。

ロバート・デ・ニーロがまた渋くてかっこいいんですよねぇ。強盗役なので本来であれば悪役なんでしょうけど、妙に感情移入してしまいます。

頼む、逃げ切ってくれ。強盗役にそんな祈るように見入ってしまう犯罪映画も珍しいでしょう。

映画がめちゃくちゃ面白かったのであとから原作小説を購入し、映画のキャストをそのまま思い浮かべながら読みました。原作も面白かったですけど、こればっかりは映画の勝ちですね。

さすがマイケル・マン監督。人気に乗っかっただけの映像化製作委員会とはわけが違いますよ。

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もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない

もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない

靴を買うとき、何を重視してますか?

人によって優先順位は前後するでしょうけど、デザインが好みか、予算内か、サイズが有るか、試着してしっくりくるか、必要なスペックを満たしているか、だいたいこんなところでしょう。

私の場合は、それらに加えて、もうひとつ重要視している項目があります。靴底の形状です。

たとえ、デザインがモロ好みで、予算内で、サイズも有って、試着してしっくりきて、必要なスペックを満たしていたとしても、靴底の形状が意にそぐわなかったら買いません。靴底さえこの形じゃなかったらなぁと泣きながら見送ります。

私が靴底の形状を重要視しているのには、理由があります。

何年か前、パラディウムというブランドの防水ブーツがかっこいいと話題になり、注目を集めたことがありました。

私もその話題に食いついたひとりで、こんなかっこいい防水ブーツがあったのか、これなら欲しいなと物欲を募らせていたのですが、この近辺じゃ試着できるお店もないだろうしノーチャンスだろうなぁ、と半ば諦めていたのです。

そしたらですよ、お隣の浜松市のイオンのテナントの一軒に、パラディウムの防水ブーツが置いてあったのです。

実物を見てもやっぱりかっこいい。試着しても特に問題なし。ハイカットなのが脱ぎ履きがめんどくさそうで気になるが…まあいいや、いっちゃえ、と勢いで買った私は愚か者でした。

パラディウムの防水ブーツを買ってしばらくして、奈良に旅行する機会があったんですけど、ちょうど天気予報が雨だったので、私はここぞとばかりにパラディウムの防水ブーツを履いて出かけました。

友人からもそのブーツかっこいいねなんて褒められて、新しい靴ですっかり気分良く古都を散策していたんですけど、程なく違和感を覚えます。

なんか歩くたびにカツカツ音が響いてくる。

なんだこれ?

膝から下を上に折り曲げ、靴底を見た私は驚きました。パラディウムの防水ブーツは靴底が大きなブロックみたいな形状だったんですけど、その隙間に小石が挟まりまくっていたのです。

音の正体はこれか!

悪夢でしたね、あれは。取り除いても取り除いても、少し歩いたらすぐに小石が挟まって。奈良や京都に限らず、寺社って参道に砂利道が多かったりするじゃないですか。どうにも避けようがなくて。

ちょっと想像してみてくださいよ。物静かで厳かな参道を歩いていたら、どこからともなく響いてくるカツカツという足音を…。雰囲気台無しですよ。

いやもう、恥ずかしかったですね、あのときは。友人たちからは何も言われませんでしたが、内心(誰じゃこの耳障りな足音は…)と穏やかではなかったでしょう。すいません、犯人は私です。

しかもハイカットなものだから、本堂を参拝するたびに面倒な脱ぎ履きに迫られ、下駄箱に入れずにビニール袋に手持ちして上がるところでは微妙に小さなビニール袋に苦労させられ、と、これは完全にしくじっちまったなぁ、という印象しか残っていません。

この一件が尾を引いてまったく履く気が起きなくなったので、古着屋に売りました。

ワークマンからパラディウム風の防水ブーツが発売されているのを見て、この悪夢を思い出しました。

レビューで「ソールの溝が大きくて深いので小石が挟まることもありますがやむを得ません」と書いている人もいましたが、ガッツリ使い込んでないんでしょうね。一泊二日の奈良旅行で履きっぱなしだった自分には、やむを得ないのひと言では済まされない大問題でした。

これ以降、ふたつの項目が、私の靴購入前チェックリストに追加されることになります。ハイカットの場合はサイドゴアかサイドジップで脱ぎ履きが容易であること、靴底の形状が小石が挟まりまくりそうな形状になっていないか、このふたつです。

もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない、なんてタイトルにしちゃいましたけど、このふたつの追加項目をクリアさえすれば、買う可能性はあります。

まあ、サイドジップやサイドゴアはあるかもしれませんけど、製品ラインナップを見る限りあの靴底形状はブランドのアイデンティティになっているっぽいので、残念ながら一度限りの縁になりそうです。

梅雨入りして、かつての私のようにかっこいい防水ブーツを探している人も多いかも知れませんが、見た目のかっこよさに目が眩んで安易に飛びつくと、思わぬ落とし穴が待っているかもしれません。

物欲しさにチェックが甘くなっていないか?

今ある手持ちのスニーカーに防水スプレーをかけるだけではダメなのか?

最後の一歩手前で、今一度冷静に自問自答する心の余裕を持ちたいものです。

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愛車のフロントスピーカーをJBL STAGE1 601Cに交換した

愛車のフロントスピーカーをJBL STAGE1 601Cに交換した

愛車のヘッドユニットを、カロッツェリアの1DINのCDデッキからケンウッドの2DINのディスプレイオーディオに替えた結果、意外なことにそれだけでも結構音が変わりまして、厚みが増したというかパワフルになったというか、音のつながりもバンド数が5から13に増えたからなのかイコライザーは同じフラットなのに不思議と滑らかになったように感じまして、気を良くした私はさらなる音質改善に乗り気になります。

ヘッドユニットの次は、そう、スピーカーの交換です。

ペラペラの純正スピーカーの割にはわりかしいい音で鳴っているので、スピーカーの交換まではまあやらなくてもいいかなと思っていたのですが、家で暇を持て余している私は、良からぬ考えに取り憑かれると、それをやりたくてしょうがなくなってしまったのでした。

フェダー機能の調整で、スピーカーの前後比を7:3に調整して、前方定位、前方優位で鳴らしているので、とりあえずフロントのみの交換です。

どのスピーカーに替えるかですが、これは結構悩みました。三代目に付けていたクラリオンのコスパ最強コアキシャル3ウェイSRT1733にするか、国産三社(ケンウッド、カロッツェリア、アルパイン)のセパレート2ウェイにするか、それともJBLかロックフォードかキッカーなどのロックに強そうなスピーカーにするか。

洋楽ロックが特に好きでよく聴いているから、やっぱりロックに強いスピーカーかな、特に自室でも鳴らしているJBL。せっかくスピーカーを交換するなら、どうせなら好きなメーカーのスピーカーを入れたい。

そんなことをぼんやりと考えていたら、オークションに開封のみ未使用で、JBLのカースピーカーSTAGE1 601Cが出品されていたのです。送料込みでも、新品よりも1000円安く。

これっきゃねぇ!

飛びついた私は速攻で落札し、その週末に早速愛車に取付作業にかかりました。

ホントのところは、もう少しスピーカーに予算を振りたかったのですが、そうなるとセパレート2ウェイ仕様はネットワークが付属してくるようになり、配線や取り付け、取り回しが大変になってしまうので、コスパと作業の簡易さを重視して、ネットワークが付属しないモデルを選びました。

できれば、どれを買うか決める前に実物をこの目で見て、この耳でその音を聴きたかったですよ、もちろん。

しかし、スーパーオートバックスでもJBLやロックフォードのカースピーカーの実物試聴展示なんてありませんし、かといってカーオーディオプロショップはぷらっと試聴に行くにはアウェイすぎますからね。これはもう勢いで行くしかありません。

カースピーカーの交換作業は、ドアの内張りを剥がす必要があるからか、敷居が高く感じている人も多いでしょう。自分もかつてはそうでした。自分でやる作業ではないと思っていました。

車種やメーカーによって多少の違いはありますが基本は同じで、何箇所かネジがカバーで隠されているのでそれを外したら、あとはドアと内張りの間に内装剥がしを突っ込んでクリップを浮かして取り外すだけです。

大事なのは下調べで、作業内容を確認したらあとは勢いで実行するのみです。下調べにはみんカラが最高ですよ。先人の知恵が無料で見放題です。

たまに、説明がざっくりすぎて大事なところを端折っちゃってる人もいるので、本当に有益な情報を得るのに根気も求められますが。

私は事細かに書けない性分故に、ざっくり書いていきます。

上の写真は、運転席側のドアの内張りを外したところ。意外に良い音がするのでもしかして純正スピーカーじゃないのでは、と少し疑っていましたが、この泣けてくるほど脆弱で貧弱な見た目、間違いなく純正スピーカーです。

JBLのカースピーカーをインストールしたところ。純正コネクターをぶった切ってスピーカー側の配線とコネクターでつなぎ、スピーカーの裏には吸音シートを貼り、スピーカーの周囲には防音テープを巻いて。

スピーカーの配線コードにスピーカーとそのまま繋げられるように端子が処理してくれてあったんですけど、スカスカで簡単にスッポ抜けるので自分でオス端子をかまし直すことになりました。

インナーバッフルはアルパインの木製を使用。浸水による腐食がやや心配ではありますが、店頭に適合するスバル用のバッフルがこれしかなかったので。

JBLのスピーカーは16.5cmで、アルパインのインナーバッフルは17cm用ですが、特になんの加工も必要なく、そのままネジ止めできました。

ツイーターは純正位置に取り付けたかったのですが、そのままだと大きすぎて収まらなかったため、分解しまくり、両面テープでなんとか固定しました。

ソフトドームがむき出しなのは、何かの拍子で触れてしまったら凹んでしまいそうで気になりますが、ここまでバラさないと収められなかったので仕方ありません。

交換後は、内張りを戻す前に一度音を出して問題がないことを確認しましょう。

それを怠った私は、交換後の試乗中に(やけにツイーターの存在感が強いなぁ)と違和感を覚え、道の駅の駐車場で確認してみたところ、右のミッドレンジから音が出ていないことが判明しました。なんてこった。

空は、今にも雨が降り出しそうな暗い曇り空。急いで家に引き返して原因を探り、せっかく繋いだ配線コネクターをぶった切ってギボシ端子で接続し直したところ、雨がポツポツと振り始めたギリギリで配線直しが完了しました。あっぶね。

スピーカーの故障じゃなくて、ほんとに良かった。

ビニール剥がしてデッドニングしないの?と思われた方もいるかも知れませんが、自分にはそこまでこだわる根気も根性もないですし、かといって何もしないのも寝覚めが悪いので、最低限の吸音シートと防音テープで心の安寧を得ています。

スピーカー交換後ですが、音に厚みが増して、ガツンとパンチの効いた音になったと感じています。中高域がやや強く低域が若干物足りない気もしますが、かといって低域が出ていないわけではないので、まだ音の変化に慣れていないから違和感を感じているのかも知れません。

試しにボリュームを上げてみたり、サウンドエフェクトやイコライザーで低音を盛っても、ビビリ音が発生しなくなりました。吸音シートのおかげか、頑丈なインナーバッフルのおかげか。

地味に、ビビリ音が発生しなくなったのが一番嬉しいですね。

JBL カースピーカー