私の音楽の楽しみ方

私は音楽CD購入派、たまにダウンロード購入することも

好きなバンドやアーティストの新譜が発売されると、Amazonや地元のCD屋さんで購入しています。

たまにiTunes StoreやAmazon Musicからダウンロード購入することもあります。廃盤でプレミア値がついてしまった旧譜や、CDリリースがまだの期待の新人、配信のみでリリースされている音源などですね。

Apple MusicやSpotifyなどの普及で、世の中の多くの人はサブスクを利用して音楽を楽しんでいることと思いますけど、私は極力CDを買うようにしています。

中には、まだ配信サービスを解禁していないバンドもいますし、複数のサービスを契約しないと聴きたいバンドの音源が全部揃わない、といった事態もありますし。

CDで聴くのもたまになので、頭では、切り替えたほうが便利だしお得だし置き場所問題も解決するしで、そうするべきだというのも一理あるとはわかっているんですけど、そんな簡単に切り替えられたら、苦労はないですよ。

それに、配信サービスの利用のみになったら、味気ないですよ、あまりにも。

初めて買ったシングルとか、初めて買ったアルバムとか。

待ちに待った新譜の発売日に、家からCD屋まで、にやけながら気を逸らせて自転車をこいだりとか。

滑り込みセーフで買えたラスイチの初回限定盤とか。レンタルしてダビングしたけど、あまりにも気に入ったからやっぱりCD買ったとか。

ライブで初めて聴いてよかったからCDを買ったら、ライブとCDで全然違ってイマイチでがっかりしたとか。その逆で、CDで聴いたときはいまいちピンとこなかったけど、ライブで聴いたらめちゃくちゃ良くて一転大好きな曲になったとか。

名盤とウワサの廃盤を足を棒にして探し回り、数年越しについに中古CD屋で見つけて、喜びに震えながら買ったりとか。

苦労して買い集めたレア盤を空き巣にごっそりパクられて、売られた先の中古CD屋で見つけて自分で買い戻したりとか。

定額配信サービスの利用のみで、こういった感情や思い出は積み重なっていきますかね? まあ、空き巣被害の思い出は余計でしたけどね。

私の音楽の楽しみ方:自室編

私は自室では、ほぼPCオーディオで好きな音楽を楽しんでいます。CDを聴くこともありますけど、たまにですね。

MacBook Airに音源を取り込んで、iTunesに日替わりプレイリストを作成して、運用、管理。コンポにネットワークプレーヤーを組み込んであるので、AirPlayでオーディオに飛ばして、ステレオスピーカーから再生しています。

ちなみに、私のオーディオシステム構成は以下の通りです。

  • アンプ:パイオニア A-50
  • ネットワークプレーヤー:パイオニア N-50A
  • CDプレーヤー:ソニー BDP-S1500(置き場所がないのでBlu-ray再生機で代用)
  • スピーカー:JBL 4305H

鮮烈な熱い音がバシバシ前に飛んでくるので、好きなポップスやロックがごきげんに鳴るサウンドで、最高です。

アップコンバーターが優秀なのか、圧縮音源なのに、CDと遜色ない音が出てくるんですよねぇ。不思議なことに。

別に原音再生至上主義を気取っているわけではないんですけど、デジタル補正はすべて切って、ダイレクト再生しています。スピーカーの性格がモロ好みなので、素直に再生してその性格を十二分に活かそうという試みです。

デジタル補正を入れると、ノイズが発生したり、ブーミーになったりで、どうもイマイチなんですよね。

たまに、Wi-Fiの状態が悪いと、音が乱れることがあるのが玉に瑕。大好きな曲を聴いている最中に乱れると、機器にツッコミを入れたくなります。

上を見てもキリがないので、限られた予算内で自分好みのサウンドを鳴らしてくれるオーディオ機器に出会えると、自室で幸せな音楽生活を送れますよ。

私の音楽の楽しみ方:愛車編

私は愛車では、以前書いたこともありますけど、音源をPCからUSBメモリに書き出して、カーオーディオのUSBリーダーに挿して聴いています。

iPhoneで聴いたほうが音が良いんで、ホントはiPhoneをつなぎたいんですけど、有線接続中は常に充電中になってしまい、バッテリーや本体への悪影響を恐れて、今のスタイルに落ち着いています。

USBメモリ内の音源の手動管理はめんどくさいんですけど、iPhoneへの悪影響を考えると妥協せざるを得ません。

カーオーディオにも、イコライザーやデジタル補正が色々と用意されているんですけど、自室のオーディオと同じく、すべてオフにしています。

素の状態で鳴らすのが、音のバランスも一番いいと感じますし、何より活き活きとスピーカーが鳴っているような気がするんですよね。

唯一いじっている設定は、スピーカーの前後バランスです。少しだけ前に振って、前方定位で楽しんでいます。

私の音楽の楽しみ方:公共交通機関編

たまにバスや電車で移動することがあるんですけど、そんなときはiPhoneから完全ワイヤレスイヤホンZOLO LibertyにBluetoothで飛ばして、音楽を聴いています。

耳に吸い付くような密着感で、多少頭を振ったくらいでは、外れてしまいそうな不安は皆無です。

煩わしいケーブルがない、たったこれだけで、本当に買ってよかったと心底思える快適性です。無線ということで、接続の安定性が鍵になるんですけど、名古屋駅や難波駅など、人が多いところを歩いても、通信の乱れはほとんどありませんでした。

抜群の密着感のおかげか、外の音もほとんど入ってこないので、好きな音楽にめちゃくちゃ没入しやすいです。価格の割に音もいいですし、再生時間も長いですし、防水性能もありますし、ホントよくできたイヤホンです。

案内放送はほぼ聞こえないので、乗り継ぎがある場合は要注意ですね。

私の音楽の楽しみ方:アウトドア編

今の所そんな機会はないんですけど、もし海やキャンプ場で音楽を聴くとしたら、iPhoneからポータブルBluetoothスピーカーJBL FLIP3に飛ばします。

一度、旅行先のホテルに持って行って使ったことがあるんですけど、最小音量でもけっこうな音量なので、宿泊先で隣室トラブルは嫌だなとブルって、それ以来持ち出さなくなっちゃいました。

一万円ちょいで500mlペットボトルと同じくらいのサイズなのに、そのサイズと値段からは信じがたい迫力の音が繰り出されてきます。さすがJBLですね。コスパ抜群です。

ケーズデンキに行ってみると、割とどの店舗でも展示されているので、一度試聴してみてください。まあ、ちょっとヌケが悪いというか、こもって聴こえるところもありますけど、値段とサイズを考えたら驚異の音ですよ。

イギリスのメロディック・ロックバンド、Kickが三枚もアルバムを出していたとは知らなかった

Kickが三枚もアルバムを出していたとは知らなかった

てっきり、一枚きりで解散したものだとばっかり思っていましたよ。まさか三枚も出していたとは、思いもよらず。

イギリスのメロディック・ロックバンドKickが『Consider This….』でデビューしたのは1999年のことなので、それから21年も経って、ようやく三枚目までアルバムが出ていたと知りました。

このKickというバンド、けっこう好きだったんですよ。工夫を凝らした展開を散りばめた楽曲を聴かせてくれるバンドで、稀有なセンスの持ち主でした。

なぜ今さらそんなことを知ったのかというと、恥ずかしながらVegaを未聴だったからです。

Vegaがデビューしたときに逃さずにチェックできていれば、解説から情報を得て、ここまで遅れを取ることもなかったでしょう。

Twitterのタイムラインに、ディスクユニオンさんのこのつぶやきが流れてきたときには、思わず二度見しました。

は!? Vo.は元KickのNick Workman!? 今度の新作で六枚目!?

前々から、Vegaというバンドの存在は知っていたんですよ。たまに、Amazonのおすすめに上がってきていたので。不思議に思ってはいたんですよね。このVegaってバンド、ちょいちょいおすすめされるけどなんだろうな、と。

そこで止まっちゃって、踏み込んで調べなかった自分の落ち度です。慌てて、「元Kick Nick Workman Vega」で検索した結果、こちらのサイトにたどり着きまして、Kickが三枚もアルバムを出していたと知った次第です。

新型コロナウイルスの蔓延のせいで、延期や中止になった興行のチケットを払い戻して戻ってきたお金で、Kickの2ndと3rd、Vegaの1stから5thまでをダウンロード購入しました。

まだまだCD派ですけど、だいぶダウンロード購入への抵抗が少なくなってきましたね。国内版だとカタカナ表記っぽかったので、打ち直しがめんどくさいので、あえて海外版をダウンロードしました。

そんだけダウンロードするならサブスクに加入したほうが断然お得っすよ、という声も聞こえてきそうですけど、そんなことは百も承知です。お得なのは間違いないですけど、自分の視聴環境、用途に合致しないので、今のところサブスクは要らないです。いくらお得でも、使えないなら意味がないんですよねぇ。

91 Suite復活!6曲入りEP『Starting All Over』をリリース!

91 Suite復活!

2019年9月上旬、嬉しいニュースがありました。

スペイン出身のメロディアス・ハード・ロック・バンド、91 Suiteの復活です。

2ndアルバム『Times They Change』のリリースから早14年、この間に別プロジェクトからのアルバム発表もありましたが、このまま静かに消えていくのかとばっかり思っていました。

いやぁ、まさかでしたね。

2019年9月6日、バンドは突如として、ひっそりと、6曲入りEP『Starting All Over』をリリースしたのです。

画像はPixabayより

91 Suiteとは

91 Suiteは、スペイン出身のメロディアス・ハード・ロック・バンドです。切なげな歌声と、郷愁を誘うような哀愁のメロディが魅力的なバンドでした。

今回のEPの前に、二枚のフルアルバムを発表していたのですが、いずれも高品質な極上メロディアス・ハードが堪能できる名作で、ファンの心をガッチリと掴んでいたバンドでした。

ディスコグラフィ

  • 『91 Suite』(2001)
  • 『Times They Change』(2005)
  • 『Starting All Over』(2019)←New!

91 Suiteとしては、2005年の『Times They Change』を最後に、長らく音沙汰がなかったことになります。

2014年に、元91 SuiteのヴォーカルとギターのふたりでSecretというユニットを組んで、『The End Of The Road』というアルバムをリリースしていました。

こちらも、91 Suite時代から何ら変わりのない高品質メロディアス・ハード作品で、今後はこのSecretとして活動していくのかと思いきや、なかなか次が出てこなかったので心配していたところでの、まさかの91 Suiteの復活であったのです。

続報に期待

今回のEP『Starting All Over』ですが、デビュー当時から微塵もブレないどころか、ますますパワーアップした彼らならではのメロディアス・ハードが堪能できる作品に仕上がっています。

全6曲どれをとっても素晴らしく、復活後の活動が順調に軌道に乗ることを、願わずにはいられない仕上がりです。

より具体的に言えば、可及的速やかな3rdアルバムの制作ですね。

私個人のわがままを言わせてもらうならば、今回のEPから新アルバムへの収録は多くても半分以下、それでいてこちらの期待を上回るクオリティの新アルバムの発表です。

収録が見送られた楽曲はボーナストラックに。これで完璧。

いささかハードルが高すぎるような気もしますが、これまで名作ばかりをリリースしてきた彼らのこと、このハードルをも越えてくれるに違いないと、期待しています。

最後に

私は、今回の新EPの発表を、TwitterでのTAKEさんのつぶやきで知ったのですが、それからTwitter内を検索してバンドの公式アカウントを見つけたんですけど、バンドの最新のつぶやきが2017年10月29日で、14年ぶりの新曲発表というビッグ・トピックにも関わらず何も更新されていなかったのを見て、もったいないな、と感じました。

YouTubeの公式アカウントでは、新曲の動画が投稿されていたのに、なんでそれを自ら積極的に拡散しようとしないのだろうか、と。

もっと発信しましょうよ、自ら。自分たちの新曲発表にだんまりで、いつTwitterを更新するっていうんですか。

権利が絡んだ大人の事情とか、こちらが知る由もないしがらみのせいでやりたくてもできない、という現状に置かれているのかもしれないですけど、これは大いなる機会の損失ですよ。せっかくの名EPなのに。

あのつぶやきを見逃してたら、このEPの存在を、ずっと知らないままだった可能性が高いわけですからね。

SNSを上手く活用した自分たちの活動の売り込みにも、今後は力を入れてほしいと切に願います。