10年前の37型テレビから最新の32型テレビに買い替えたら、画面位置が下がりすぎてめちゃくちゃ見づらくなったので、モニターアームで高さを稼いだ

10年前の37型テレビから最新の32型テレビに買い替えたら、画面位置が下がりすぎてめちゃくちゃ見づらくなったので、モニターアームで高さを稼いだ

数年前から、自室の液晶テレビの買い替えを考えていました。

というのも、電源を入れても数分間映像が乱れていて、そろそろ寿命の兆候が現れていたからです。数分間我慢すれば普通に映るようになるので、我慢してだましだまし使ってきました。

買い替えの決心がなかなかつかなかったのは、同じ型のテレビがないというのも理由のひとつでした。10年ほど前に買った東芝のレグザ37Z9500を使っていたんですが、今はもう37型のテレビがないんですよね。

40型ではテレビ台の両端に乗せているスピーカーに干渉してしまいますし、かといって32型に小型化するのも癪ですし。そんなこんなで、数分間我慢すれば映るしまあいいかと、問題が先送りにされ続けてきました。

32型に小型化するか、無理やり40型を押し込むか。去年の暮れ頃から、電気屋さんに足を運んではテレビを前に腕を組んで唸っていたのですが、今年の2月になってようやく、購入を決めました。32型に。

処分が悩みのひとつのタネだった今まで使っていた37型は、妹がもらってくれました。今は妹宅で姪っ子たちのテレビゲーム用モニターとなって、余生を送っています。

今どきのテレビはめちゃくちゃ軽いのもあって、配送料と設置料めちゃ高なのでもちろん持ち帰って早速開封して設置したのですが、ここで思いもよらなかった問題が発覚しました。

フレームが極薄になったからか、テレビ画面の位置がめちゃくちゃ下がって、ソファに座ると目線が下がりすぎて画面が見づらすぎる…。テレビもちゃちく見えてガッカリ感が半端ない…。

店頭で横に並んでいた32型と40型を見比べて、まあこれなら許容範囲だろうと決めたので、仮に40型にしていたところで、この見づらさやガッカリ感には大差はなかったでしょう。

10年前にテレビを買ってテレビ台をローボードにしていた人たちは、近年テレビを買い替えた場合、おしなべてこの見づらさに絶望したのではないかと思われます。

模様替えを面倒臭がらずに、50型か55型の4Kテレビにして、テレビ台も壁寄せスタンドのハイタイプにしておくべきだったか…と天を仰ぎましたが、嘆いていても何も変わらないので、解決策を探りました。

なんとか、画面の位置を上げるしかない。

壁掛けにするか、ちょい足しラックを買い足すか、モニターアームで高さを稼ぐか。愚考した結果、モニターアームでテレビ画面の位置を目線の高さにまで上げることにしました。

壁掛けでは作業が大掛かりになりますし、ちょい足しラックではたかが10cm嵩上げしたところで焼け石に水で見づらさの改善は見込めず、モニターアームが最も手軽で効果も大きいだろう、という判断です。

結果から言うと、その目論見は大成功でした。約23cmほど画面の高さを上げただけですが、これだけで劇的に見やすくなり、テレビが小さすぎたかという後悔が払拭されました。

用意したものはふたつです。モニターアームと、VESA変換プレート。

モニターアームは高さだけ上げられればいいので、シンプルなスタンドタイプにしました。安かったですし、構造が単純なぶん調整も少なく済んで楽なので、これで間違いなかったと思っています。

ただ、VESA変換プレートにはちょっとした落とし穴がありました。

モニタースタンド側はM4ネジの75X75か100X100という規格なのに対し、テレビ側はM6ネジの100X200という規格になっているので、M4→M6の変換プレートを用意しなければならなかったところ、テレビ側の規格の確認を怠った私はM4→M4の変換プレートを買ってしまっていたのです。

幸い、手元に愛車のリアスピーカー交換時に使用した電動ドリルがあったので、それでネジ穴を広げてM6にし、M6のネジも調達してきました。持っててよかった電動ドリル。

それでどうにか変換プレートを取り付けて、テレビ画面の高さを稼ぐことに成功しました。

今後は、テレビを買い替える際は、背面の仕様も要チェックですね。VESAの規格はどうなっているのか、ネジ穴は何ミリで長さは何ミリなのか。

あと接続端子の位置ですね。

私が買ったテレビは、接続端子が側面に用意されていたのでモニターアームの取り付けになんの不都合もなかったんですけど、中にはVESAプレートが干渉してしまう位置に接続端子群が集約されている、気の利いてない設計のテレビもあるみたいです。

幅や高さや重さは大丈夫なのかと確認しても、なかなか側面や背面にまで気が回らないでしょうからね。自分も全然気にしてませんでしたし。モニターアームの取り付け不可だったら、ちょい足しラックにすがるしかありませんでした。

それにしても最新の液晶テレビの画面はめちゃくちゃキレイですね。32型と小さくなったことで粗が目立ちにくくなっているのか、これだけ映れば4Kじゃなくても充分だと満足できます。

とはいえ、大型テレビへの憧れや未練がないかといったら、やっぱり心のどこかに残ってますけど、映画やライブに没入すれば画面のサイズへの劣等感は忘れられるので、とりあえずこれでヨシとします。

愛車のフロントスピーカーをJBL STAGE1 601Cに交換した

愛車のフロントスピーカーをJBL STAGE1 601Cに交換した

愛車のヘッドユニットを、カロッツェリアの1DINのCDデッキからケンウッドの2DINのディスプレイオーディオに替えた結果、意外なことにそれだけでも結構音が変わりまして、厚みが増したというかパワフルになったというか、音のつながりもバンド数が5から13に増えたからなのかイコライザーは同じフラットなのに不思議と滑らかになったように感じまして、気を良くした私はさらなる音質改善に乗り気になります。

ヘッドユニットの次は、そう、スピーカーの交換です。

ペラペラの純正スピーカーの割にはわりかしいい音で鳴っているので、スピーカーの交換まではまあやらなくてもいいかなと思っていたのですが、家で暇を持て余している私は、良からぬ考えに取り憑かれると、それをやりたくてしょうがなくなってしまったのでした。

フェダー機能の調整で、スピーカーの前後比を7:3に調整して、前方定位、前方優位で鳴らしているので、とりあえずフロントのみの交換です。

どのスピーカーに替えるかですが、これは結構悩みました。三代目に付けていたクラリオンのコスパ最強コアキシャル3ウェイSRT1733にするか、国産三社(ケンウッド、カロッツェリア、アルパイン)のセパレート2ウェイにするか、それともJBLかロックフォードかキッカーなどのロックに強そうなスピーカーにするか。

洋楽ロックが特に好きでよく聴いているから、やっぱりロックに強いスピーカーかな、特に自室でも鳴らしているJBL。せっかくスピーカーを交換するなら、どうせなら好きなメーカーのスピーカーを入れたい。

そんなことをぼんやりと考えていたら、オークションに開封のみ未使用で、JBLのカースピーカーSTAGE1 601Cが出品されていたのです。送料込みでも、新品よりも1000円安く。

これっきゃねぇ!

飛びついた私は速攻で落札し、その週末に早速愛車に取付作業にかかりました。

ホントのところは、もう少しスピーカーに予算を振りたかったのですが、そうなるとセパレート2ウェイ仕様はネットワークが付属してくるようになり、配線や取り付け、取り回しが大変になってしまうので、コスパと作業の簡易さを重視して、ネットワークが付属しないモデルを選びました。

できれば、どれを買うか決める前に実物をこの目で見て、この耳でその音を聴きたかったですよ、もちろん。

しかし、スーパーオートバックスでもJBLやロックフォードのカースピーカーの実物試聴展示なんてありませんし、かといってカーオーディオプロショップはぷらっと試聴に行くにはアウェイすぎますからね。これはもう勢いで行くしかありません。

カースピーカーの交換作業は、ドアの内張りを剥がす必要があるからか、敷居が高く感じている人も多いでしょう。自分もかつてはそうでした。自分でやる作業ではないと思っていました。

車種やメーカーによって多少の違いはありますが基本は同じで、何箇所かネジがカバーで隠されているのでそれを外したら、あとはドアと内張りの間に内装剥がしを突っ込んでクリップを浮かして取り外すだけです。

大事なのは下調べで、作業内容を確認したらあとは勢いで実行するのみです。下調べにはみんカラが最高ですよ。先人の知恵が無料で見放題です。

たまに、説明がざっくりすぎて大事なところを端折っちゃってる人もいるので、本当に有益な情報を得るのに根気も求められますが。

私は事細かに書けない性分故に、ざっくり書いていきます。

上の写真は、運転席側のドアの内張りを外したところ。意外に良い音がするのでもしかして純正スピーカーじゃないのでは、と少し疑っていましたが、この泣けてくるほど脆弱で貧弱な見た目、間違いなく純正スピーカーです。

JBLのカースピーカーをインストールしたところ。純正コネクターをぶった切ってスピーカー側の配線とコネクターでつなぎ、スピーカーの裏には吸音シートを貼り、スピーカーの周囲には防音テープを巻いて。

スピーカーの配線コードにスピーカーとそのまま繋げられるように端子が処理してくれてあったんですけど、スカスカで簡単にスッポ抜けるので自分でオス端子をかまし直すことになりました。

インナーバッフルはアルパインの木製を使用。浸水による腐食がやや心配ではありますが、店頭に適合するスバル用のバッフルがこれしかなかったので。

JBLのスピーカーは16.5cmで、アルパインのインナーバッフルは17cm用ですが、特になんの加工も必要なく、そのままネジ止めできました。

ツイーターは純正位置に取り付けたかったのですが、そのままだと大きすぎて収まらなかったため、分解しまくり、両面テープでなんとか固定しました。

ソフトドームがむき出しなのは、何かの拍子で触れてしまったら凹んでしまいそうで気になりますが、ここまでバラさないと収められなかったので仕方ありません。

交換後は、内張りを戻す前に一度音を出して問題がないことを確認しましょう。

それを怠った私は、交換後の試乗中に(やけにツイーターの存在感が強いなぁ)と違和感を覚え、道の駅の駐車場で確認してみたところ、右のミッドレンジから音が出ていないことが判明しました。なんてこった。

空は、今にも雨が降り出しそうな暗い曇り空。急いで家に引き返して原因を探り、せっかく繋いだ配線コネクターをぶった切ってギボシ端子で接続し直したところ、雨がポツポツと振り始めたギリギリで配線直しが完了しました。あっぶね。

スピーカーの故障じゃなくて、ほんとに良かった。

ビニール剥がしてデッドニングしないの?と思われた方もいるかも知れませんが、自分にはそこまでこだわる根気も根性もないですし、かといって何もしないのも寝覚めが悪いので、最低限の吸音シートと防音テープで心の安寧を得ています。

スピーカー交換後ですが、音に厚みが増して、ガツンとパンチの効いた音になったと感じています。中高域がやや強く低域が若干物足りない気もしますが、かといって低域が出ていないわけではないので、まだ音の変化に慣れていないから違和感を感じているのかも知れません。

試しにボリュームを上げてみたり、サウンドエフェクトやイコライザーで低音を盛っても、ビビリ音が発生しなくなりました。吸音シートのおかげか、頑丈なインナーバッフルのおかげか。

地味に、ビビリ音が発生しなくなったのが一番嬉しいですね。

JBL カースピーカー

カーオーディオを、カロッツェリアの1DINのCDデッキから、ケンウッドの2DINのディスプレイオーディオに買い替えた

カーオーディオを、カロッツェリアの1DINのCDデッキから、ケンウッドの2DINのディスプレイオーディオに買い替えた

少し前に、カーオーディオの買い替えを検討しているというブログ記事を書いたんですけど、そのときは買い替えたいのは山々だけど供給不足で新品在庫がないことに加え、実物を触ってみたらイマイチだったので物欲が霧散した、という結論に至ったんですけども、その舌の根も乾かぬうちに買い替えを決行してしまいました。

前述のとおり、供給不足で新品はありませんし、たとえあったとしてもプレ値で不当に高額なので、私が買ったのは中古品です。

コロナ禍で行きたいところに行けないこんな世の中なので、夜な夜な日本最大の中古カー用品店チェーンで在庫検索を繰り返していたんですけど、そこに狙っていたヘッドユニットのひと世代前のモデルがヒットしたのです。しかもお隣の市の店舗に。

ケンウッドのDDX6170BT。末尾のBTの有り無しでBluetooth対応かそうじゃないかが分かれるので要注意。新品で狙っていたDDX6190BTと製造年も一年しか違いませんし、新品時の約半額という安さも魅力的。

HPで写真を見た感じ、傷もほとんど見当たらなくて美品といえる状態に見えたので、現物確認して問題なかったらもう買っちゃおうと決めてお店に向かいました。

店頭で現物確認したら、リモコンや説明書、元箱が欠品していましたが、小キズも気にならないですし、モニターもちゃんと写ったので、じゃあこれくださいと即決しました。

説明書がなくても操作方法は大体わかりますし、リモコンや元箱は不要ですし、説明書はいざとなればWEBでPDFで閲覧できるので問題無し、という判断です。

もしかしたらディスク再生は音飛びや停止が激しかったりする罠があることも考えられますが、基本的にはiPhoneのBluetooth接続で音楽を聴いて、Bluetooth接続が上手くいかないときの保険にUSBメモリを積んでおく予定なので、最悪ディスク再生はできなくなっても、まあなんとかなるでしょう。

三代目の頃から、ヘッドユニット交換は何度か自分でやって慣れたものなので、小一時間でサクッと交換作業完了。

バックカメラも付けたいとか、テレビも映るようにしたいとか、Google Chromecastみたいな製品も付けたいとなると大掛かりになってしまいますが、ヘッドユニットの交換だけなら事前にインパネのバラし方さえ調べておけば大したことはありません。

ヘッドユニット交換から数週間、今のところ特に不具合もないですし、思った以上に状態が良かったので、前オーナーが手放した理由が気になるところではあります。カーナビが欲しくなったか、ヘッドユニットの移設が面倒な車に乗り換えたか、Apple Car PlayかAndroid Auto対応モデルに買い替えたか、有力なのはこのいずれかでしょうか。

アースにかましてくれてあったパーキングブレーキ線がぶった切られてめっちゃ短くなっていたのには難儀しましたが、どうにかクワ型端子を取り付けてアースを取りました。これで走行中でもごにょごにょ。

中古品は、たまにこういうことがあるのが困りものでもあり、面白くもあります。名古屋の店舗にも同じ商品の在庫がありましたが、そちらはリアスピーカー用の配線がぶった切られていました。フロントしか鳴らさないからリアは要らないという考えか、接続端子が抜けなくて仕方なしに切ったのかはわかりませんが。

なんやかんやありましたが、安く買えましたし、結果オーライです。

一点、予想外の出来事がありました。

なんと、機種依存文字というやつですかね、特殊英字表記に対応していなかったのです。

試しに、BOØWYの楽曲を選択してみたら、BO?WYと表示されてしまったので、泣きながら打ち直しました。これは萎えますね。北欧のアーティストの母国語盤とか、想像しただけで暗澹たる気分になる…。

DVDも観ることのできるディスプレイオーディオで、これは盲点でした。カロッツェリアの1DINのCDデッキは、日本語も特殊英字も表記できていたので、2DINで対応していないわけがないと思い込んでいました。完全に想定外。

というか、ケンウッドのデッキは、フォントがイケてないですね。ここはこだわって欲しいポイントなんですけども。文字がダサいだけならまだしも、文字の間隔が詰まっていたり空いていたりで、どうにも見栄えがよろしくない。

音色はケンウッドのほうが好みですけど、フォントや表記対応のこだわりなどの総合力で考えると、カロッツェリアにするべきだったかと、しくじったという思いが持ち上がってきてしまいます。

前オーナー、フォントのダサさに耐えられなくなった説、十分考えられますね、これ。

音質面では、やっぱり1DINよりも2DINのほうが有利なんでしょうかね。ヘッドユニット交換だけで思いのほか音質が変わったことにすっかり気を良くした私は、カースピーカー交換の誘惑に取り憑かれてしまうのでした…。

カーオーディオ買い替え検討記

カーオーディオ買い替え検討記

タイトルのとおり、カーオーディオの買い替えを検討しています。

別に、現愛用機に不満があるわけでもなければ、壊れたわけでもありません。欲しくて欲しくてたまらない新機種が登場したわけでもありません。

どういうことかというと、たまにカーオーディオ操作中に画面が落ちることがあって(音は止まらずに流れています)、不穏な動作を見せることがあるので、完全に壊れる前に先手を打っておきたい、という考えです。

本当にたまになので、切羽詰まった緊急性は感じていないため、どうしようかな、どうせなら早く替えちゃったほうがいいのは間違いないよなぁ、とのんびり構えています。

私がカーオーディオに求めている条件

カーオーディオの買い替えを検討するに当たり、当然ですけどいくつか条件があるので、それをまとめておきます。

  • Bluetooth対応
  • 日本語表示対応
  • タッチパネルの反応が悪くない
  • Apple Car PlayやAndroid Autoは別に要らない
  • CD/DVDスロットがあれば嬉しい
  • カーナビは要らない

以上を踏まえると、1DINだと日本語表示対応がほぼ無いので、2DINのディスプレイオーディオ、それもディスクスロットのついた廉価モデルが狙い目、ということになります。

具体的な機種名を上げると、ケンウッドのDDX6190BTDDX5020S、カロッツェリアのFH-8500DVSFH-6500DVD、実売価格3〜5万円クラスのこの四機種の中からどれを選ぶか、という話になります。

高音質を謳っているカロッツェリアの1DINCDデッキDEH-970も、すっきりしたシンプルなデザインで好きです。日本語表示やBluetoothにも対応していて、液晶モニターやDVDが不要ならこれが最強なのでは、とスキのないスペック。約10年前の製品とは思えない仕上がり。今でも現役を張ってるだけあります。

店頭で実際に触って試した結果、霧散する物欲

ある程度狙いを絞り込んだところで、実際にカー用品店の店頭で、実物を触って試してきました。見出しにも書いたとおり、その結果、物欲は霧散してしまいました。

Bluetooth接続はどの機種も簡単で一瞬で、今までにイヤホンなどでBluetoothのペアリングをしたことがあるのなら、説明書を読むまでもなく直感だけで接続完了までいけます。

その点はいいんですけど、地味な大問題がひとつあって、Bluetooth接続の場合、カーオーディオの再生音量がiPhoneなどのデバイスの再生音量に左右されてしまうのです。

その結果、ワイヤレスイヤホンとの接続での最適な音量、iPhone本体の最適な再生音量、カーオーディオとの接続での最適な音量がバラバラになるケースが発生し、その都度ベストの音量に調整しなければならない、という面倒に巻き込まれてしまうのです。

Bluetooth接続で楽をしようとしているのに、これでは本末転倒です。

店頭在庫がなくて展示品のみだった、というのも物欲を減衰させた一因でした。売り場の張り紙によると、どうも半導体のサプライヤーの工場で火災が発生して供給不足に陥っているようです。

あと、せっかくのディスプレイオーディオなのに、Bluetooth接続だとアルバムジャケットも表示されないというね。思わず欲しくなっちゃうような購買意欲をそそる決定打が、もうひとつ物足りない…。

Apple Car Playなら、無線接続でもアルバムジャケット表示できたり、デバイスの再生音量で悩んだりってことも解決されるんだろうか。でも、ディスクスロットもないですし、機種本体も高くなるんですよね。そこまではちょっとなぁ。

そんなことも考えましたが、どうやらApple Car Playは結局有線接続のみらしい。なんじゃそら。それだったら現機種にiPhoneを有線接続するのと変わらなくなってしまう。

故に、物欲は霧散し、現愛用カーオーディオの動作が怪しいという当座の問題には目をつぶって、ひとまず棚上げすることになりました。

現物確認マジ大事!

約10年前の機種でありながらバリバリ現役で日本語表示にもBluetoothにも対応したカロッツェリアのコスパ最強1DINCDデッキ、DEH-970を触ってみたいですね。スーパーオートバックスに展示あっただろうか…。

あ、ちなみに自分はどちらかというとカロッツェリア派です。

ホームオーディオでもプリメインアンプとネットワークプレーヤーでパイオニア製品を愛用しているというのもありますけど、一番はiPhoneなどとの接続ケーブルですね。

ケンウッドはUSBソケットから専用ケーブルで繋がないと認識されませんが、カロッツェリアは汎用ケーブルでもいけます。断線などのリスクを想定すると、この差はでかいですよ。まあ、断線もそんな頻繁には起こらないでしょうけども。

は〜あ。今後はiPhoneとカーオーディオのBluetooth接続が主になるだろうと想定して、スマートプレイリストを増やして個人的な需要を満足させる気バリバリだったのに。勇み足であったか。

デジタル一眼カメラを、Sony α33からCanon EOS 8000Dに買い替えた理由

初めてのデジタル一眼カメラは、Sonyのα33

私がデジタル一眼カメラを初めて買ったのは、2012年の春です。春の京都旅行の目前に買いました。機種は、Sonyのα33です。

ヤフオクで、サブ機として使っていた美品でレンズ二本付きのお買い得品を見つけ、無事に予算内で競り落としました。

背面液晶が当時はまだ珍しかったバリアングルだったこと、他メーカーの同クラス機種と比べてスペックが高かったこと、この二点に惹かれました。

よく分からないなりに、デジタル一眼に詳しい友人から色々と教えてもらいながら、その画質の美しさに満足して使っていました。当初は。

まあ、何でもそうだと思うんですけど、使い込むうちに分かってくることってあるじゃないですか。それまではなんとも思ってなかったのに、ある日突然見えてくる、粗といいますか、弱点といいますか。

それに対する不満が募りに募って限界点に達したときに、今の愛機Canon EOS 8000Dに買い替えました。2016年の6月頃のことです。

Sony α33の不満点

使い込むうちに抱いた、Sony α33への不満点は、大きくふたつあります。

  • バッテリーの持ちが悪い
  • Aマウントの後継機が出てこなくなった

以上の二点です。それぞれについて、もう少し詳しく書きます。

バッテリーの持ちが悪い

これが最大の不満です。買ったばかりの頃は撮影枚数もそれほど多くなかったため、バッテリーの減りが早くてもまったく気にならなかったんですけど、カメラに慣れて撮影枚数が増えるに連れ、だんだんと心許なくなってきました。

で、予備バッテリーを追加購入したんですけど、バッテリーをふたつ用意しても、一日中撮影していると最後の方は持たなくて撮影したくてもできない、という状況に陥ってしまいました。

これは、α33が当時としては画期的なミラーレス構造で、ファインダーが電子式であったため、背面液晶も合わせると消費電力が高かったためではないかと思われます。

枚数に気兼ねなくじゃんじゃん撮れるのがデジタルカメラ最大の利点であるのに、バッテリーの持ちが悪いがために我慢しなければならない場面が多い、このストレスが存外に大きくて、カメラの買い替えを検討するようになっていきました。

Aマウントの後継機が出てこなくなった

次いでの不満点がこれです。レンズ交換式カメラには、メーカーや機種によって独自の規格が採用されており、α33の適合レンズ規格はAマウントでした。

Sonyが小型軽量が売りのミラーレスカメラの開発に傾注し、そのマウント規格を新開発のEマウントとしたために、交換レンズの互換性が失われてしまったのです。

同じAマウントであれば、本体の買い替えだけで済む話が、レンズも買い替えなければならなくなってしまいました。同一メーカーの製品であるのに。

しかも後継機も出てこないものですから、Aマウントに将来性はないなと考えるようになり、カメラを買い替えるのであればメーカーも変えることを視野に入れるようになりました。

Sony機の色合いも好きだったんですけどね。

あと、電子式のファインダーも便利でした。撮影設定の変更が、ファインダーにも反映されるため、明るさの調整がやりやすかったのです。

Canon EOS 8000Dを約三年半使ってみて

Canonのデジタル一眼レフEOS 8000Dは、2016年の6月から使い始めたので、約三年半が経過していることになります。前機のα33と同じくらいの期間を使い込んだことになるので、それと比較してどう感じているか、かんたんに触れておきます。

  • バッテリーの持ちには大満足
  • 鮮やかな発色が素晴らしい
  • EFマウントレンズの充実は素晴らしい
  • ちょっと重い
  • EFマウントの未来に暗い影

ちょっとネガな部分もありますが、前機の最大の不満であったバッテリーの持ちが大幅に向上したので、これだけで買い替えてよかったと実感しています。

将来的な不安があるとすれば、CanonもSonyに続いてミラーレス機の開発に注力しだしたことですね。しかも、フルサイズミラーレスではRFマウント、APS-CミラーレスではEF-Mマウントという、新規格で。

レンズアダプターも用意されているので、神レンズがたくさんあるEFマウントが切り捨てられるなんてことはないと信じたいんですけど、ミラーレス機に比べて、一眼レフ機の後継機の発表ペースも落ちているように感じるので、不安は拭えません。

あとは、もうちょい軽いカメラだったならより最高でしたね。

ただ、そうなるとバッテリーも小型で持ちが悪くなってしまうというジレンマ。

最後に

最後に、何枚かずつ、それぞれの機種で撮った写真を載せておきます。

Sony α33で撮った写真

Canon EOS 8000Dで撮った写真