9月に観る(もしくは観たい)ライブの本数が常軌を逸していて、おれはもう限界かもしれない

9月に観る(もしくは観たい)ライブの本数が常軌を逸していて、おれはもう限界かもしれない

まいった。これは参りましたよ。

完全に弘志 in トラブルです。

9月に観る(もしくは観たい)ライブがあまりにも多すぎます。

コロナ禍突入前の2020年のライブ予定も(やべぇなこれ、下手したら破産するんじゃないか)と震えるほどのラッシュで、コロナ禍突入によりほとんどが中止及び延期となったおかげで幸か不幸か破産せずに済みましたけど、コロナ禍が明けた2023年の公演ラッシュにはそれ以上の過密スケジュールを感じます。

単独派を気取っていたのにフェスにも行くようになったので尚更です。

特に9月。9月への集中具合が尋常ではありません。

現時点で観る(もしくは観たい)9月のライブ予定をまとめると…。

◎…チケット入手済み。確定。
○…チケット発売前だけど観る。
△…チケット未入手。できれば観たいけど迷い中。

◎9月9日(土)B’z エコパスタジアム
○9月16日(土)森恵 弾き語り静岡
△9月20日(水)Dizzy Mizz Lizzy 名古屋
△9月21日(木)Wands 名古屋
△9月22日(金)Orianthi 東京
△9月22日(金)Extreme 追加公演東京(売り切れ)
△9月25日(月)Extreme 名古屋(売り切れ)

チケット入手済みで確定しているのはまだ一本だけですが、気になるライブが多すぎです。

中でも特に下旬がやばい。密集しすぎ。中にはすでに予定枚数終了していたり残りわずかとなっているチケットもあるので、迷っているうちに売り切れて行けなくなる公演も出てくるかもしれませんが、それにつけてもこの過密具合はただ事ではありません。

東京や大阪に比べれば名古屋はまだ近いとはいえ、月に三回も名古屋に行くだなんて、名古屋の有名CD店であるDisk Heavenやサウンドベイ金山に車で通っていた頃ですら、そんなことやったことありませんからね。

仮にこれ全部行くとしたら、上旬の二本は週一ペースで土曜で休日だし翌日曜は家でのんびりできるし同じ県内なので全然問題なしとして、問題は下旬ですよ。一週間で四夜って。

二夜連続定時ダッシュに終電ダッシュして、金曜日には有給取って東京へ。週明けて月曜にはまた定時ダッシュに終電ダッシュって、いくらなんでもエグい。エグすぎる。

想像しただけで(うわ〜マジか。これやるの?ほんとに?)と己の覚悟の程が試されます。自問した時点で(やる。何がなんでもやり遂げる)と即答できない時点で、まだ固まっていないことは明確です。

安西先生、何が起きようと揺らぐことのない断固たる決意、難しいです…。

金曜日に有給取って東京でOrianthiかExtremeの追加公演のどちらか観たいと考えていなければ、木曜日か水曜日のどちらかで時間休取ってちょっとでも楽できたらなぁという選択肢もありましたけど、どっちを取るかとなったら金曜日に取ることを重視したい気持ちの方が強いですし、木曜のWandsと月曜のExtremeは売り切れるかもと思いつつも、一日だけになったにしても週の真ん中の水曜日に定時ダッシュ終電ダッシュして翌朝普通に出勤もキツイものがあるよなぁと不安が吐露したり。

金曜日は有給取ってOrianthiかExtremeどちらか観たいと考えていますが、車で行って東京の妹宅に泊めさせてもらうか、新幹線でささっと行って日帰りするかも考えどころ。

仮に妹宅に泊めさせてもらうのであれば、ついでに母も乗せていって甥っ子や姪っ子に会わせたいと思いつつ、12月にManeskinを観に上京する時も同じことをする予定なので、母に告げたら「9月にも上京するの?」と驚かれそうですし、こちらとしても(今まで黙ってたけど3月にもPunkSpringのために上京してます…)と後ろめたさもありますし。

8月にもエルレの野外ライブ観るために大阪にも行ってると知れたら余計ややこしい話になりそうですし。

申し訳なくなりつつも、観たいライブが観れる機会を逃したくはないですし。

20年前だったら、こんなことつべこべ考えずに好き勝手に行きたいところに飛び回っているだけだったんですけどね。

10月以降は観たいライブが激減するとはいえ、秋になったらライブだけじゃなくて紅葉を見に旅行に出かけたりもしたいですからね。まだ日程が未発表のDef Leppard + Motley Crueがどうなるのかという問題もありますし。

この歳になってブレイクスルーできるかどうか、天から試されているのかもしれません。

8月12日に大阪・舞洲スポーツアイランドで開催予定のEllegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に当選したので考えていること

8月12日に大阪・舞洲スポーツアイランドで開催予定のEllegarden Get It Get It Go! Summer Party 2023に当選したので考えていること

Ellegardenの16年ぶりの新作アルバム『The End Of Yestreday』発売に伴うライブハウスツアーには抽選に申し込んだものの外れて凹んでいましたが、日程の最後に記されていた”…and more to be announced!”に一縷の希望を抱いていました。

フジロックかサマソニかな、などと想像しながら。

そしたら後日、フジロックへの参加やホール会場や野外会場での単独サマーパーティ開催が発表され、チケットの一時受付抽選が開始されたので早速申し込みました。

結果、第一希望の名古屋の日本ガイシホール公演には外れたものの、第二希望の大阪の舞洲スポーツアイランド公演に当選しました。会場はおそらく、この翌週のサマソニ大阪に向けて設営されているOcean Stageを間借りするのでしょうね。

好きになった時には活動休止していたバンド。念願のエルレのライブ。嬉しいは嬉しいのですが、真夏の野外ライブということで想像される大変さもわかるため、やや複雑な心持ちでこの現実を受け止めています。

まず開催日ですよね。大阪の舞洲会場は8月12日開催予定。お盆休み真っ只中ですから、電車は激混みでしょうし、道路の交通渋滞もとんでもないことになっているでしょう。

16時開場18時開演とのことなので、20時半ごろに終演するとして、21時までに新大阪駅に辿り着ければ日帰りできますけど、すべては会場からシャトルバスや路線バスかタクシーでスムーズに離脱できるかどうか次第でしょうね。

待機列が長蛇でいつまで経っても乗れないとなると日帰りは無理ですから。ホテル取っておいて一泊するか、繁華街の漫画喫茶に駆け込んでホテル代わりに利用するか。

漫画喫茶も、ホテル代わりに利用する観光のお客さんでいっぱいで空いてないという可能性も全然ありえますからね。もしそうなったら、始発が動き出す時間まで大阪の街を彷徨うしかなくなるという地獄…。真夏のライブ後の疲れ切った身体にこの仕打ちはキツイですよ。やっぱり一応ホテル押さえておこうかな…。

日帰りできたなら、浮かした宿泊代および飲食費とこの日の経験を、翌週の同じ会場でのサマーソニック大阪に早速活かすべきかどうかも要検討。大阪日曜の一般だけまだチケット売ってることですし。

ただ、二週連続大阪行きもなかなか躊躇いますけどね。いまだかつて、そんなことしたことないので。

そんなふうに余裕で様子見してたらサマソニ公式から全券種完売御礼のお知らせが上がっていたので、その瞬間、二週連続大阪行きは消滅しました。残念なようなホッとしているような、ちょっと複雑な心持ち。

どっちつかずでふらふらしてましたけど、これでエルレ舞洲に全力傾注します。

まずはホテルを確保。去年のサマソニの幕張の時みたいに、せめて行きだけでも送迎付きのホテルが取れればベストでしたが、残念ながら送迎付きは見当たらなかったのでキタで素泊まり。

当日は大阪に着いたら舞洲に向かう前に新世界で着きつけ一杯昼飲みして、ライブが終わって疲労困憊でやっとのことで宿に戻ってくるであろう夜は適当に済ませてとっとと寝るとして、翌昼は帰る前に天神橋筋商店街ぶらぶらして裏天満ちょうちん通りで一杯飲むか…。

漲ってきました!

エルレの新作の収録曲は全曲、真夏の野外ライブにバッチバチにハマりそうなので、それがまた楽しみなんですよねぇ。

新曲だけじゃなくて、もちろん昔の曲も。

暮れなずむ大阪の空に”Missing”や”高架線”なんてぶちかまされたらたまりませんね。涙腺崩壊待ったなし。で、本編ラストかアンコール一発目かアンコールラストに”スターフィッシュ”で涙腺にとどめを刺されたい。そんな真夏の夜の夢。

Band-Maidを静岡に観に行く夜に向けて、計画していること

Band-Maidを静岡に観に行く夜に向けて、計画していること

まさか当たるとは。

会場小さそうだし、どうせ当たらないだろうけど一応申し込んどくか。そんな諦め半分の軽いノリで先行抽選に応募したら、当たっちゃったんですよね。

Band-Maidの静岡公演に。

びっくりです。

これもお伊勢さんに初詣したおかげでしょうか。今後毎年、新年を迎えたら片道250km、お供物を手にお伊勢さんに初詣することになりそうなくじ運に恵まれております。

自宅から静岡市までは片道約90km。新幹線なら約一時間弱、鈍行だと約二時間弱、車でも約二時間程度なので、17時半開演で20時までには終わるだろうと予想するなら楽勝で日帰り圏内なのですが、今回は泊まりで行きます。

というのも、前々から、静岡市に行くならついでにやりたいなと考えていたことがいくつかあったのですよ。

静岡市には年に数回、日本平に富士山と日の出の写真を撮りに行ったりしているのですが、夜明け直後に激写して満足したら(目当てのお店まだ開いてないので)そのまま帰ってきてしまってたんですよね。

どうしたもんかと(いや現地でお目当てのお店の開店時間まで仮眠するとかして時間潰せよって話なんですけど)ちょっと頭を悩ませていたんですけど、この度めでたく静岡市に行く予定ができたので解決です。

初めは車中泊しようかな、と考えていたんですよ。

静岡のすぐ隣の用宗で。用宗港にクラフトビールのタップルームが併設された日帰り温泉がオープンしたらしいと聞きつけたので。何それ、温泉上がりにクラフトビールとか最高じゃん、と。

しかしですよ。

私は車内では仮眠したことがある程度で車中泊は未体験、7月となると午前中から車内の気温も相当上昇するでしょうし、周囲に迷惑かけずに耐えられるか…?雨でも降ったら窓も開けられなくなるし音がうるさくて快眠も妨げられそうだし…とそこまでネガティブな想像を膨らませたところで、どうやら自分には向いてなさそうだと判断して車中泊は諦めました。

車種専用の日除けを買うにも高価ですし、かといって自作するほどの情熱もありませんからね。年に数回でも車中泊するならまだしも、ほぼやらないでしょうし。

なので、お安めの宿に素泊まりします。そのぶん外での食事や飲食代に振ります。静岡駅の近くにも用宗のクラフトビールのタップルームがあるようなので、そちらで豪遊します。酒豪ではないので、いうほど飲めませんが。

あと、コロナ禍のせいでここ数年会えていなかった、静岡市のお隣の焼津市在住の友人と久しぶりに会う予定なので、車で行きます。お互いの愛車を並べて撮影会とか。富士山をバックにそれができたら最高ですね。

自分は同じ県内で何度も食べているのであまりそのような衝動はないのですけど、県外から来る予定の方の中にはついでに炭焼きレストランさわやかに行きたいと考えている人もいるでしょうね。

会場の近くや静岡駅の近くの店舗だと激混みしている恐れもあるので、時間に余裕を持たせた計画を組むといいでしょう。

チケットが当選した時にはまだまだ先の話でしたが、気がつけばいつの間にか早あとひと月強。

徐々に盛り上がってまいりました。

愛知スカイエキスポで開催されたThe 1975の愛知公演を観てきた

愛知スカイエキスポで開催されたThe 1975の愛知公演を観てきた

2023年4月29日、イギリスのロックバンドThe 1975の5thアルバム『Being Funny In A Foreign Language』発売に伴う来日ツアーの愛知公演を観に行ってきました。

会場は愛知県常滑市。中部国際空港のすぐ隣。愛知スカイエキスポです。

当日は雨が降っていましたが、中部国際空港から愛知スカイエキスポまでの通路の95%くらいは屋根があったので、ほぼ傘をさすことなく快適に会場まで歩いていけました。

名鉄常滑駅のすぐ近くに宿を取り、宿にはだいぶ早めに着いて車を停めさせてもらって、やきもの散歩道を散策してから開演30分前着くらいで会場入りしたのですが、グッズ売り場は想像以上の待機列で(ええ?これ開演に間に合うか?)と戸惑いながらも一応並びました。

すぐ後ろの女子三人組の可愛い系関西弁によるTaylor Swiftの好きなところ談義や”Love Story”を口ずさんだりしているのに耳が吸い寄せられながらギリギリまで粘りましたが、どう考えても無理だと判断して開演時間10分前に離脱して席に向かいました。

開演前には、SF映画のサントラみたいな壮大なSEが延々と流れていました。これが次の新作に入る予定の”The 1975″だよと言われたとしても違和感なさそうな。こんなロックコンサートの開演前もなかなかないというか、珍しいですよね。

肝心の座席ですが、かなり後方の左端の方という、少し前に話題になった名ばかりS席そのものでしたが、不幸中の幸いでブロックの右端の席だったので右隣が通路でスペースが空いていて、右斜前方のバンドのステージが観やすくて助かりました。

ただ、通路を挟んで右隣の人がブレイクダンスでも踊るつもりなのか、めっちゃ通路の方にはみ出してきて大胆にステップ踏みながら腕も振り回していたので、鬱陶しかったですが。

(ちょっとは遠慮しろよ、図々しいんだよ)と忌々しく思いながら、もし足を踏まれたら即座に肩を当てて腰を入れて肘で弾き飛ばすカウンターのイメトレしつつ観ていました。最後の二曲は好きな曲じゃなかったのか体力が尽きたのか、いきなり棒立ちになって腕を組んでいたのが謎でしたが。

去年のサマソニで観た真夏の雨夜の夢の続きのような、素晴らしいステージでしたね。

必要最低限のセットながら中央と左右に計三つの大迫力大型スクリーン。モノクロ基調のおしゃれでかっこいいライティング。

ちょっとしたミスはありましたが特に大きなトラブルもなく、順調かつ快調な進行。

サポートメンバーを多数引き連れていたので、生音やコーラスがぶ厚くて豊かで多彩だったのも最高でしたね。

この夜のライブは、オフィシャルで録画録音して、ライブアルバムおよびライブ映像作品としてリリースして、全世界のファンと共有すべき公演だったんじゃないでしょうか。それくらいの会心の出来だったのではないかと。

The 1975のライブの素晴らしさは去年のサマソニで骨身に染みていたはずが、それでカチ上がっていたハードルをも越えてくる脅威のパフォーマンスでした。

家でCDを聴いていると、淡々と自分の仕事をそつなくこなすのみという印象のドラムが、ライブになるとスカッと気持ちよく抜けるのにズシッと重く響いてくる超心地いい重低音を放ってきて、これがライブならではの楽曲の魅力をがつんと底上げしてくるんですよね。

ライブで生で聴くことで、CDとはまた違った一面にその曲の評価を見直すことはたまにありますが、The 1975の場合は元々好きだった曲がさらに好きになるんですよね。その夜聴いた曲全部の勢いで。

ヴォーカルのMatty Healyがワインボトルやスキットルからお酒をラッパ飲みしながら、ときにはタバコを吸ったりしながらステージを進行して、他の人が同じことやったら(なんだその舐め腐った態度は!)と激昂してしまいそうな仕草なんですけど、それが妙に様になっているというか絵になっているというか、とにかくかっこいいんですよねぇ、不思議なことに。

魅了されたかのようにステージに魅入ってしまうのです。惚れ惚れと眺めてしまうのです。会場に居合わせた男子の何割かは感化されちゃって、髪を伸ばしてオールバックにしてお酒を飲みながらタバコを吸うようになってしまっていても不思議じゃないくらい、かっこいい。

“At Their Very Best”と銘打たれた、新旧の名曲を織り交ぜたセットリストも最高でした。

アコギ弾き語りでしっとりと幕を開け、少しずつメンバーが増え音も増え、終盤にはいつの間にかサポートメンバーがステージから消えていてちょうどそのタイミングで「We are The 1975!」とMatty が叫んだり。

ひと言の挨拶を何度か発した程度で、休憩やMCもなく次から次へと曲を披露して、アンコールもなくすぐにフロアが明転して終演したので若干あっさり感はありましたが、メリハリが効いていて切り替えやすさはあったかもしれません。

そのまま帰らずに一度グッズ売り場に向かいましたが、なんだかんだ大好きな1stのジャケットデザインのTシャツは売り切れ、事前に(これ欲しいな)と狙いをつけていたキャップもなければバッジもなく、パーカーはありましたがサイズがなかったので結局”Happiness”デザインのTシャツ一枚だけ買って離脱しました。

海外バンドの単独公演でこんなにグッズ売り場が盛況で売れまくっている印象がなかったので、すっかり油断していましたね。もう少し余裕を持って会場入りするべきでした。欲しいグッズがあったのでなおさら。

…あの夜からもう一週間か。

あぁ、The 1975の曲ばかりが流れている居酒屋で、The 1975の好きなところを語らい合いながら、美味しいおつまみを食べつつ楽しいお酒が飲みたい。

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発売日が2023年1月20日なので、三ヶ月近くも経って何を今更感は正直甚だしいですけど、12月に単独来日公演も決まりましたし、その先行抽選に申し込んで当たりますようにと祈りを捧げる日々の中で(やっぱりいいなぁ)と噛み締めつつ聴き込んでたら気分が上がってきました。

2021年のEurovisionソングコンテストを制したことで一躍世界的ロックスターへと登り詰めたManeskinは、その後ツアーにメディア対応にフェスへの参加と、全世界を飛び回ることになります。

その忙しい遠征の合間を縫ってレコーディングされたのが、この『Rush!』というアルバムです。

このアルバムを聴いてまず驚いたのが、世界中を忙しく飛び回りながら収録されたにも関わらず、倦怠感や厭世感が皆無で、彼らの最大の魅力であるフレッシュでエネルギッシュなロックンロールがまったく損なわれていなかったことです。

曲調が暗くなったり演奏が雑で投げやりになったりなどのネガティブ一切なし。ファンの期待に真っ直ぐど真ん中。

一部ストリングスを導入している曲もありますが、四人で出しているとは思えない音数とグルーヴと圧に気圧されます。ライブをそのまま録っているかのような熱いノリと躍動感もすごい。

世界中をツアーで忙しく飛び回ったことで、数多のライブで得たさらなる経験値がそのまま新曲の録音に活かされているようです。

しかも全17曲という超ヴォリュームながら、一曲一曲がコンパクトなため冗長さがまったくなく、短すぎて物足りなさを覚えることもなければ長すぎて飽き飽きすることもないという収録時間。絶妙。

日本盤の初回限定版には豊洲Pitでの単独来日初公演の模様を収めたライブアルバムとフォトブックも付属しているのですが、こちらがまた去年の単独公演やサマソニを観た方にとっては、その感動が甦るスペシャルなアイテムです。

一夜限りのたった一度のチャンスで果たしてどのように録ったのか、ライブの興奮や熱気を余すところなく収めていながら、歌声が遠すぎて聞き取りにくいこともなければ、低音が勝ちすぎて他の音が埋もれたりブーミーすぎたりなんてこともなく、かといって整然としすぎていて面白味が損なわれているなんてこともない、なんとも痛快無比な音が鳴っているのです。

去年サマソニで観たライブの感動の思い出補正を上回ってくるほどのサウンドです。

Eurovision 2021の優勝パフォーマンスを見た時点でライブが凄そうなバンドだなと思ってましたけど、元から高かった期待値を軽く超えてくる圧巻の演奏です。

世に数あるライブアルバムの中でも、かなり上位に来るサウンドなんじゃないでしょうか。

2023年12月に予定されている単独来日公演のチケットぴあとe+でのオフィシャル先行抽選に申し込んでいたのですが、ぴあで当選しました。天照大神様、ありがとうございます。

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