初秋の嵐山を散策してきた

きっかけは、京都の一乗寺で新緑の日本庭園巡りを楽しんでいたときに、母が口走ったひと言でした。

「二尊院に行きたい」

その時はいきなり何を言い出すんだと度肝を抜かれまして、「いや今から嵐山目指したらめちゃ損だから」と説明して我慢してもらい、秋に改めて嵐山を散策しようと計画しました。

ホントは、紅葉の見頃を考えるに、11月の終盤か、12月の頭くらいが良かったのですけど、残念ながら11月の上旬しか予定が合わなかったので、紅葉にはまだ早いことは分かっていましたけど、それでも突撃してきました。

こればっかりはどうしようもないですね。決行日に自然現象とタイミングが合うかどうかですから。それに、紅葉の見頃ドンピシャだと、観光客が多すぎるという問題もあります。

しょうがないです。負け戦と分かっていても、突撃しなくちゃならないときもあります。

初秋の嵐山を散策

近年まれに見る紅葉の当たり年に、色づき始めた嵐山を散策してきました。

嵐山は名所が密集している上に、道も狭いので、紅葉最盛期には地獄絵図のような交通混雑が発生します。クルマに乗っての移動は、駐車場探しと渋滞に時間を取られるばかりで、まったく捗りません。

紅葉期間の嵐山のコインパーキングですが、特別料金が適用されて上限が撤廃されていたり、時間単位の料金が跳ね上がっていたりするので、空いているからと停める前に、料金看板をよく見て確認しておく必要があります。30分500円で1時間1000円とかザラですからね、恐ろしい。

私は今回、事前にあきっぱで渡月橋近くの駐車場を予約して、クルマはそこに二日間停めっぱなしにして、ほぼ徒歩移動で嵐山を散策してきました。

目的のひとつが、普段ほとんど歩かない母を観光にかこつけて歩かせるため、というのもあります。

この二日間で約三万歩歩きました。

母を歩かせまくる、という目的は達成しましたが、この達成のためには、自分も同じだけ歩かなければならないという諸刃の剣。素人にはおすすめできない。

今回の撮影機材

今回も、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームのEF-S18-135mm IS STM。いつものこの組み合わせでの撮影です。ほぼマニュアル、一部Pモードで撮りました。

今回訪れた嵐山の名所

帰りに渋滞にハマるのは致し方ないとして、行きに渋滞にハマるのが死ぬより嫌な私は、いつものごとく夜明け前に家を出ました。

朝4時に出発して、休憩を多めに取りながら7時半頃に予約しておいた駐車場に到着。まずはすぐ近くの渡月橋を目指して、一応宿の場所を確認し、そこから散策を開始しました。

渡月橋

まずは渡月橋。嵐山といえば渡月橋。嵐山のシンボルと言っても過言ではないスポットです。

真っ昼間にやってくると、徒歩通行者や人力車、自転車、一般車両、公共バス、観光バスが入り乱れて凄まじい混雑なんですけど、早朝のうちであれば流石に人も車両もまばらで、気ままにのんびりと絶景を眺めることができます。

渡月橋を渡っている時、人通りの割に後ろがなんだか賑やかだな、と振り向いたら、人力車夫が幼少期からのマブダチくらいの勢いで案内していて、ドン引きしました。いや、いくらなんでも馴れ馴れしすぎるでしょ、それは…。

竹の小径

渡月橋に次ぐ嵐山のシンボリックなスポットと言えば、こちらでしょう。竹林がそびえ立つ竹の小径。

こちらも、日が昇りきってからやってくるととてつもない人だかりですが、まだ早朝のうちであれば、比較的空いている状態で気ままに散策を楽しむことができます。

私の記憶からはすっかり抜け落ちていたのですが、常寂光寺や二尊院の方面に歩いて抜けようとすると、小高い丘を上り下りすることになるので、歩きやすい靴や、歩き慣れた靴で行きましょう。

二尊院

竹の小径を歩いて通り抜けて、一番の目的である二尊院にやってきました。まあ、ほぼ緑だったんですけどね。ほんの一部、気の早い葉っぱだけが色づき始めていました。

参道を覆い尽くすような勢いの枝ぶりが見事です。紅葉に染まった参道を歩きたかったですが、どうしようもないです。

祇王寺

続いて、すぐ隣の祇王寺へ。もう寺院の名前のかっこよさとその響きからして、素晴らしいに違いないと期待が高まってしまいます。

大覚寺の塔頭ということもあって、ややこじんまりとしていますが、苔むした庭園の雰囲気は抜群です。

化野念仏寺

更にずんずんと山を歩いて登り、化野念仏寺へ。嵐山に着いたらクルマ移動はやめて歩いてまわろうと決めたのは自分ですけど、ここまで来るとちょっと後悔し始めてました。

自分で、クルマは停めっぱなしにして徒歩で回る、と宣言してしまった手前、引っ込みつかなくなって片意地張った結果、まだ夕方にもなっていないのに限界を感じ始めました。

嵯峨鳥居本

化野念仏寺をあとにすると、更に山を歩いて登ります。

前に来た時、この嵯峨鳥居本の鳥居の根本で、黒のラブラドールが気持ちよさそうに日向ぼっこしていて、この日もいるかなと密かに楽しみにしていたのですけど、鳥居は工事中でラブラドールもいませんでした。残念。

鳥居のすぐ横の平野屋さんで、団子とお抹茶をいただいてひと休み。

愛宕念仏寺

平野屋さんでひと休みしたら、もうひと頑張り。奥嵯峨野の秘境寺院、愛宕念仏寺を目指します。

この愛宕念仏寺、山の斜面に沿って建っているので、ひと通り見て回ってきた頃には、疲労困憊。しばらく歩きたくねぇ、と皆の意見が一致しまして、京都バスを利用して大覚寺まで戻りました。

大覚寺

初日ラストは、テレビの時代劇などでのロケ地としてもおなじみの、大覚寺。

めちゃくちゃ大きくて立派なお寺で、最後の最後にこの広さか、と天を仰ぎたくなりました。

徒歩で嵐山散策、初日に欲張って詰め込みすぎましたね。

宿も渡月橋の近くに取ったので、夜は宝厳院とキモノフォレストのライトアップでも見に行こうかな、なんて軽く考えていたんですけど、宿にチェックインしてちょっと気を抜いたらとたんに動く気が失せまして、晩御飯食べてシャワー浴びたら、さっさと寝てしまいました。

天龍寺

二日目は、初日でどれだけ見て回れたか次第でどうするか決めようと話していたので、嵐山のラスボス的存在である天龍寺にまずは突撃。

あとは宝厳院と常寂光寺を訪れておくか、と考えていたんですけど、色づきはじめの天龍寺がとてもファンタスティックで、すげーすげーと大喜びで参拝していたら、気がついたらいつの間にかお昼になってしまったので、結局ここでお開きにしようかと相成りました。

天龍寺も相当広いですからね。じっくり見て回っていると、いつの間にか思ったよりも時間が経っています。

動画も少し撮ってきた

DJIのOsmo Pocketで、少しですが、動画も撮ってきました。ほぼほぼ写真ばっかり撮ってるんで、動画素材は細切れのブツ撮りばっかりになってしまっているのが反省点。

ただ、動画を撮りまくったら撮りまくったで、HDDの容量を圧迫してしまうし、編集もめんどくさくて手つかずになってしまいがちなのが、難しいところです。

県立森林公園で日帰りキャンプしてきた

妹家族と、日帰りでキャンプしてきました。いわゆるデイキャンプってやつですね。11月になって、日中もようやく涼しくなってきて、絶好のキャンプ日和になってきたぞ、とテンションブチ上がっちゃいまして。

で、いざ日帰りキャンプ数日前に、ふっと冷静になりまして。

そういえば、決行日だけ決めて予約とか何もしてないけど、空いてるのかな。飛び込みで行って空いてなくて、キャンプ場を求めて難民とか、ちょっとシャレにならないぞ。

降って湧いた危機感に嫌な予感。一応予約を取っておくか、と近隣のキャンプ場の予約状況を調べ始めたところ、その嫌な予感は現実となりました。

ヤッベ、どこも空いてない…。近年のアウトドア人気の沸騰に加え、三連休で天気も良さそうだからか。

まいったな、ちょっとなめてましたわ。アウトドア人気がここまでとは思っていませんでした。渚園貸し切りの影響も大きそうですけどね。

静岡県立森林公園で日帰りキャンプ

ここが一杯だったらもう諦めよう、祈るような気持ちで最後に電話した静岡県立森林公園のキャンプ場にまだ空きがあるとのことで、滑り込みセーフで確保できました。

ここが空いていたのは、日帰り利用のみのため時間に制限があること、炊事場とテントサイトが離れていて火気使用が炊事場のかまどのみと、ちょっと不便そうな雰囲気から敬遠されがちなのかな、と想像しています。

コンロ使用禁止は地味に痛かったですね。

仕方なくクッカーやヤカンを直火にかけたのですが、スス汚れで真っ黒になってしまいました。悲しい。

タープやテーブル、イスなども持っていったのですが、ちょうどかまどのすぐ横のテーブルとイスが空いていて、おまけに木陰だったので、手持ちの道具を広げずに済んで楽できました。

コットも持っていったので日陰で食後に昼寝したかったんですけど、火のキープに忙しくてとてもそんな暇はなかったです。

バーベキューにすると常に焼いて食べて焼いて食べてばっかりになってしまうからと、レトルトや直火オッケーの鍋を買い込んだんですけど、ちょっと安心して気を抜くとすぐ火が弱まってしまうために火元からなかなか離れられず、誤算でした。

初っ端に薪を投入しすぎて、終盤明らかに足りなくなりそうだったので、急遽その辺に落ちている枯れ枝を拾い集めて、くべ足しました。薪ひと束、けっこうあるように見えて、これが意外と早く燃えちゃうんですよね。

食後は、アウトドア手挽きコーヒーでホッとひと息。焚き火に放り込んだ焼き芋と、五平餅みそをたっぷり付けてこんがり焼いたお餅をいただいてシメました。

斧とナイフを持ってきて、薪を何本か細かく割ってバトニングしたんですけど、それでも火起こしにちょっと苦戦したので、素直に着火剤を買うことにしました。

一曲ではとらえられない、何曲かを通してのドラマがあるロックの名盤

先日刊行されました、大好きな漫画である『BLUE GIANT SUPREME』9巻の中に、こんなセリフが出てきます。

「NUMBER FIVE」は、曲を追うごとに熱量が上がります。そこには一曲ではとらえられない、何曲かを通してのドラマがあるんです。

『BLUE GIANT SUPREME』9巻より

主人公・宮本大がヨーロッパで初めて組んだバンド、NUMBER FIVE。そのバンドのデビュー・アルバムの録音に携わったレコーディング・エンジニアから、バンドに対してのある無茶とも言える提案を通すにあたっての、説得材料です。

このセリフは、すっと違和感なく胸に染み込んできました。確かに。

音楽アルバムの中には、聴く人それぞれの好みに左右されて、好きな曲に嫌いな曲、イマイチな曲、なんにも引っかからない曲、大好きな曲と、たとえ大好きなバンドの曲でも色々と出て来ちゃうんですけど、ランダムで聴いてるとスキップしちゃう曲でも、アルバムの曲順通りだと不思議と飛ばす気にならずに聴けちゃったりもするわけで。

アルバムを通してのストーリー性というかドラマ性というか、無視できないそういった流れは確かにあるよなぁ、と腑に落ちました。

いくら好きな曲でも、ランダムで聴いていると、なんとなく気分じゃなかったり、雰囲気にそぐわないなと感じたら、飛ばしちゃうこともありますからね。

ヒット・シングルを網羅したベスト・アルバムは、収録曲ひとつひとつをとってみればとても魅力的なんですけど、野球で例えると四番打者ばっかり並べているナインみたいなもので、繋がりとか流れは希薄ですよね。

ベスト・アルバムにはベスト・アルバムで魅力もありますけど、オリジナル・アルバムにはそこでしか聴けない、なにか特別な魅力があります。

画像はPixabayより

一曲ではとらえられない、何曲かを通してのドラマがあるロック・アルバム

私は普段、洋楽ロックが好きで愛聴しているんですけど、好きなアルバムのことを考えてみると、やっぱりあるんですよね。曲順通りの流れが生み出している起伏が、しっくりと耳に馴染んでくる感覚が。

これが、ストーリー性やドラマってことなんだろうな、と解釈しています。

好きな曲って、ただその一曲を聴くだけでもいいんですけど、アルバムの流れを通して聴くとまたひと味違う感銘があるんですよねぇ。

そんなわけで、私が大好きな洋楽ロックの名盤の中でも、特にストーリー性やドラマを感じるアルバムを挙げていきます。

Fair Warning 『Go!』

ドイツ出身のメロディアス・ハードロック・バンド、Fair Warningの三枚目のアルバム。デビューから二枚立て続けに傑作をリリースしていたんですけど、この三枚目で大化けを果たしました。

アルバムの序盤が特に強烈で、カタパルトに射出されたジェットコースターのようなめくるめくメロディが堪能できます。

再発盤にはボーナス・トラックが山盛り追加されていて、お得っちゃお得なんですけど、思いっきり蛇足になってしまっているので、オリジナル盤で聴きたい。

Harem Scarem 『Mood Swings』

カナダ出身のメロディアス・ハードロック・バンド、Harem Scaremの二枚目のアルバム。デビュー作も原石のような魅力が散りばめられた傑作でしたが、この二枚目で緻密な音作りと彩り豊かな編曲を披露して、度肝を抜きました。

きらびやかでありながら重厚なサウンドは見事ですし、捻りの効いたメロディを畳み掛けてくる展開も強烈ですし、個性豊かな楽曲たちが一枚のアルバムとしてまとまっている構成も素晴らしい。

My Chemical Romance 『The Black Parade』

先日再結成を発表したアメリカ出身のロック・バンド、My Chemical Romanceのメジャー二作目にして、全世界で大ブレイクを果たした傑作。

前作で披露した、狂気と紙一重の激情を残しつつも、より洗練されたサウンドとメロディが素晴らしい。考え抜かれたアルバム構成により、アルバム全13曲で一曲となっているような、絶妙の流れが秀逸。

Elliot Minor 『Elliot Minor』

アメリカ出身のロック・バンド、Elliot Minorのデビュー・アルバム。ゴージャスなサウンドといい分厚いハーモニーといい、これがデビュー作とは信じがたい完成度。

おしゃれな音なのに小綺麗にまとまってなくて、ファンクっぽさを感じさせるテンションの高いロックを披露しています。このバランス感覚は凄まじいですね。

激流下りで転覆寸前のスリルに翻弄された、そんな気分が味わえる一枚。

Mae 『The Everglow』

CCMロック・バンド、Maeの二作目。前作とこの次のアルバムからしたら、突然変異としか思えない傑作。バンドに一体何が起こったのでしょうか。

コンセプト・アルバムのようで、プロローグから始まりエピローグで終わる、という構成になっています。美しくもダイナミックなメロディの連続が生み出す豊かな起伏は、山奥の神秘的な渓流のようです。

デジタル一眼カメラを、Sony α33からCanon EOS 8000Dに買い替えた理由

初めてのデジタル一眼カメラは、Sonyのα33

私がデジタル一眼カメラを初めて買ったのは、2012年の春です。春の京都旅行の目前に買いました。機種は、Sonyのα33です。

ヤフオクで、サブ機として使っていた美品でレンズ二本付きのお買い得品を見つけ、無事に予算内で競り落としました。

背面液晶が当時はまだ珍しかったバリアングルだったこと、他メーカーの同クラス機種と比べてスペックが高かったこと、この二点に惹かれました。

よく分からないなりに、デジタル一眼に詳しい友人から色々と教えてもらいながら、その画質の美しさに満足して使っていました。当初は。

まあ、何でもそうだと思うんですけど、使い込むうちに分かってくることってあるじゃないですか。それまではなんとも思ってなかったのに、ある日突然見えてくる、粗といいますか、弱点といいますか。

それに対する不満が募りに募って限界点に達したときに、今の愛機Canon EOS 8000Dに買い替えました。2016年の6月頃のことです。

Sony α33の不満点

使い込むうちに抱いた、Sony α33への不満点は、大きくふたつあります。

  • バッテリーの持ちが悪い
  • Aマウントの後継機が出てこなくなった

以上の二点です。それぞれについて、もう少し詳しく書きます。

バッテリーの持ちが悪い

これが最大の不満です。買ったばかりの頃は撮影枚数もそれほど多くなかったため、バッテリーの減りが早くてもまったく気にならなかったんですけど、カメラに慣れて撮影枚数が増えるに連れ、だんだんと心許なくなってきました。

で、予備バッテリーを追加購入したんですけど、バッテリーをふたつ用意しても、一日中撮影していると最後の方は持たなくて撮影したくてもできない、という状況に陥ってしまいました。

これは、α33が当時としては画期的なミラーレス構造で、ファインダーが電子式であったため、背面液晶も合わせると消費電力が高かったためではないかと思われます。

枚数に気兼ねなくじゃんじゃん撮れるのがデジタルカメラ最大の利点であるのに、バッテリーの持ちが悪いがために我慢しなければならない場面が多い、このストレスが存外に大きくて、カメラの買い替えを検討するようになっていきました。

Aマウントの後継機が出てこなくなった

次いでの不満点がこれです。レンズ交換式カメラには、メーカーや機種によって独自の規格が採用されており、α33の適合レンズ規格はAマウントでした。

Sonyが小型軽量が売りのミラーレスカメラの開発に傾注し、そのマウント規格を新開発のEマウントとしたために、交換レンズの互換性が失われてしまったのです。

同じAマウントであれば、本体の買い替えだけで済む話が、レンズも買い替えなければならなくなってしまいました。同一メーカーの製品であるのに。

しかも後継機も出てこないものですから、Aマウントに将来性はないなと考えるようになり、カメラを買い替えるのであればメーカーも変えることを視野に入れるようになりました。

Sony機の色合いも好きだったんですけどね。

あと、電子式のファインダーも便利でした。撮影設定の変更が、ファインダーにも反映されるため、明るさの調整がやりやすかったのです。

Canon EOS 8000Dを約三年半使ってみて

Canonのデジタル一眼レフEOS 8000Dは、2016年の6月から使い始めたので、約三年半が経過していることになります。前機のα33と同じくらいの期間を使い込んだことになるので、それと比較してどう感じているか、かんたんに触れておきます。

  • バッテリーの持ちには大満足
  • 鮮やかな発色が素晴らしい
  • EFマウントレンズの充実は素晴らしい
  • ちょっと重い
  • EFマウントの未来に暗い影

ちょっとネガな部分もありますが、前機の最大の不満であったバッテリーの持ちが大幅に向上したので、これだけで買い替えてよかったと実感しています。

将来的な不安があるとすれば、CanonもSonyに続いてミラーレス機の開発に注力しだしたことですね。しかも、フルサイズミラーレスではRFマウント、APS-CミラーレスではEF-Mマウントという、新規格で。

レンズアダプターも用意されているので、神レンズがたくさんあるEFマウントが切り捨てられるなんてことはないと信じたいんですけど、ミラーレス機に比べて、一眼レフ機の後継機の発表ペースも落ちているように感じるので、不安は拭えません。

あとは、もうちょい軽いカメラだったならより最高でしたね。

ただ、そうなるとバッテリーも小型で持ちが悪くなってしまうというジレンマ。

最後に

最後に、何枚かずつ、それぞれの機種で撮った写真を載せておきます。

Sony α33で撮った写真

Canon EOS 8000Dで撮った写真

次期愛車の希望ナンバー候補

愛車の調子がどうにも今ひとつで、ピリッとしない。

走っていて急にエンジンが止まってしまうとか、エンジンを掛けなおそうとしてもなかなか掛からないとか、アイドリングが安定しないとか、そういった致命的な状態にまでは陥ってはいないのですが、以前と比べて、明らかにどこかがおかしい。

まあ、17年落ちで走行距離も21万キロに迫ろうとしている現状を考えれば、仕方ないでしょう。むしろ、今までが何もなさすぎて、それで油断していたと言えるかもしれません。

整備工場に持ち込んでは色々と診てもらったのですが、マシにはなっても完調はしていないので、さすがに考えるようになりました。

乗り換えを。

いや、ホントは乗り続けたいんですよ。色々と自分で手を加えて自分好みの仕様に仕上げたというのもあって、感慨というか愛着というか、思い入れもありますからね。

でもその一方で、17年落ちで21万キロ近く走っている車両に、これ以上金を注ぎ込んでどうするのかと、一歩引いて冷静に考えている自分もまたいるんですよね。

何気に一番がっくり来たのが、リアのエンブレムが取れちゃったことですね。走行中に。めっちゃ強力な両面テープで貼り付けられているので、自然落下なんてほぼほぼ起こり得ないはずなのに。

これで、もういよいよだな、と実感してしまいましたね。

車検が近いので乗り換えを考え始める

こんな現状なので、車検が迫っているのを機に、乗り換えを考え始めました。タイミングよくいい出物があれば、と。

まあ、それがなかなか見つからないんですけどね。

どうやら自分の需要はちょっと特殊なようで。次期愛車探しの最低条件は、たったの三つなんですけどね。

  • ワゴン
  • 四輪駆動
  • マニュアル

それでいて、カスタムの方向性が自分の好みと近ければ嬉しい。

しかし、このたった三つの条件を満たす車両の、少ないこと少ないこと。近隣だけではまずめったに出てこないので、全国を視野に入れて探すハメになります。

最悪、マニュアルは諦めるしかないかなと考えていますが、前の愛車はそれであっという間に飽きたので、妥協するべきではないとも考えています。

まあ、こればっかりは運ですね。

ちょうどいいタイミングで、これしかないという車両が出てくるかどうか。

次期愛車の希望ナンバーを考える

車を乗り換えるにあたって、私の場合は条件的に中古で探すことになるので、タイミングよく望む車両が出てくるかどうかというのももちろんですけど、乗り換えを決断したとして、ひとつ検討すべきことがあります。

取得ナンバーを希望すべきかどうか。

前までは、車のナンバーなんてどうでもいいと思っていたんですけどね。愛車に好きなものや思い入れのあるものにちなんだナンバーをつけるのも一興かもしれないと、考えを改めつつあります。

次期愛車の希望ナンバー候補

では、愛車のナンバーを希望するとしたらどうするか、ちょっと考えてみましょう。

名前から

  • 「・164」(ひろし)

地域名

  • 「・531」(湖西市)
  • 「・510」(古都)

我が心の富士山

  • 「37-76」(富士山頂の標高)
  • 「・223」(富士山)

スバル大好き

  • 「22-15」(富士重工)
  • 「・555」(スバルラリー)

愛機にちなんだナンバー

  • 「80-00」(キヤノンのカメラEOS 8000D)
  • 「30-14」(ダカフェレンズ)
  • 「43-05」(JBLのスピーカー4305H)

バスケから

  • 「10-31」(天才=桜木花道)
  • 「11-23」(流川とジョーダン)
  • 「45-23」(ジョーダン)
  • 「33-23」(ジョーダンとピッペン)

サッカーから

  • 「・・12」(サポーター)

音楽から

  • 「81-69」(ハード・ロック)
  • 「69-49」(ロック・ミュージック)
  • 「・501」(Fair Warningの名盤『Go!』)
  • 「・667」(Wig Wamの1stアルバム)

漫画から

  • 「19-19」(冴羽獠の愛車と同じナンバー)
  • 「56-56」(『ワンピース』)
  • 「・373」(『タッチ』)
  • 「・116」(『H2』)

主張が強すぎたり、ゾロ目やよく見かけるナンバーは除外

町中をクルマで走ってて、よく見かけるナンバーとかあるじゃないですか。ゾロ目とか、今人気のエンジェルナンバー(笑)とか。

あと、主張が強すぎたり。そういったナンバーはあんまり自分の愛車には付けたくないかな。

どうせナンバーを希望するなら、そこらじゅう走り回ってる人気のあるナンバーじゃなくて、自分の愛車のナンバーはこれじゃないと、っていうナンバーを付けたい。

ランダムで変なナンバー来ても、ちょっときついものがありますよね。例えば「・931」とか。こんなナンバーが来たら泣ける。あんまりでしょ。

  • 「10-01」
  • 「80-08」
  • 「25-25」
  • 「・777」
  • 「・358」
  • 「・315」
  • 「・625」
  • 「・・・1」

この辺のナンバーは選外ですかね。

結局、取得ナンバーは希望せず

こんな感じで、妄想をたくましくしていたわけですが、いざ実際に乗り換えるとなったら、結局取得ナンバーは希望しませんでした。

想像していたよりも費用が高かったのがその理由です。

別にどうでもいいけど、せっかくだから希望したいナンバーを考えてみるか、その程度でしたから、希望ナンバーの取得費用が約一万円と言われて、やっぱりどうでもいいや、となった次第です。