100円ショップで見かけて一番ショックだった製品は、ユニフレームのコーヒーバネットのコピー品

100円ショップでユニフレームのコーヒーバネットのコピー品を見かけたときの衝撃といったら

『ゆるキャン△』にハマったことでキャンプに興味を持って、自分でもやってみたくなって少しずつ道具を買い揃えていったんですけど、かといっていきなりテントとかタープとか大物は買えませんでした。いざ買うとなると、なかなか踏ん切りがつかず。

では何から買っていったかというと、テーブルやチェア、クッカーやコンパクトバーナー、ヤカンやアウトドアコーヒー用品などの、絶対に必要な小物や調理器具、自分の趣味嗜好品の充実から着手していきました。あまり大きくないので置き場所も困りませんし、価格も比較的求めやすい物が多いからです。

その中のひとつが、ユニフレームのコーヒーバネットです。

スノーピークのチタンマグの上に乗っている、シルバーのバネのような形状のコーヒードリッパーです。

折りたたみ可能で薄くなるため持ち運びに便利で、アウトドア用途にうってつけであるばかりか、ドリッパーに壁面がないことで、コーヒーを抽出するためにお湯を注いだときに発生するガスを外に逃し、雑味のない美味しいコーヒーを淹れることができる、というのが売りです。

行きつけのアウトドア用品店で見つけて、こいつはいいなとひと目で気に入って即買いました。2000円ほどしたんですけど、アウトドア用品の中では安い部類に入っているので、感覚が麻痺している私に抵抗はありませんでした。

そしたらまさかのですよ。

妹家族と日帰りキャンプ前に買い出ししていたときのこと、食品スーパーのあとに100円ショップに寄ったら、それが目に入ってしまったのです。ユニフレームのコーヒーバネットのコピー品が。

そりゃないよ、とガックリ来ましたね。

見た目まったく差がなくて、ぶっちゃけ違いがわからないのです。両方手にとって、どっちがどっちだとクイズを出されたら、二分の一の確率に賭ける運ゲーです。せめて耐久性ゼロですぐに折れて壊れちゃう粗悪品であってくれ、と願うばかりです。

消耗品や日用品を買ったりでお世話になっている面もあるので、一概に100円ショップを責めることはできませんが、趣味嗜好品の領域はちょっと自重して欲しさはありますね。

好き者のささやかな所有満足度をへし折るのは、勘弁していただきたい。

愛用テントはバンドックのソロベース

愛用テントはバンドックのソロベース

『ゆるキャン△』にハマって自分もキャンプをしてみたくなり、少しずつ道具を買い揃えて、ついに日帰りや泊まりで何度かキャンプを実践するに至ったのですが、今回はそのキャンプの相棒ともいうべき一品、お気に入りのテントを紹介します。

タイトルに書いてあるとおり、私の愛用テントはバンドックのソロベースです。

ソロキャンプの流行とともに無骨でかっこいい軍幕への人気が高まり、ついには各テントメーカーから軍幕のエッセンスを一般用途に落とし込んで再現したテントが発売されるようになりました。

その中のひとつが、このバンドックのソロベースです。

バンドックのソロベースのいいところはたくさんあります。

まず安い上に、メインポールにサブポールにインナーテントまで付属する、という至れり尽くせりぶりで、張り方のアレンジも多彩な上に丈夫で火に強いTC素材。コスパ最高峰の軍幕のひとつであることは間違いありません。

ただ、高さが低いのと、インナーテントを吊るすと就寝スペースが手狭になってしまうこと、付属のガイロープが真っ白で細くて頼りなくかっこ悪いところが、ちょっと気になります。

テントにしろタープにしろ、付属のペグはもれなく貧弱なので、ユニフレームのジュラパワーペグを使っています。ユニフレームからはスタッキングで省スペースが狙えるステンレスペグも出ていますが、使用後の掃除が面倒な上に強度もやや弱く、固い地面に打ち込むと曲がってしまうのであまりおすすめではありません。

ガイロープは、AmazonでGEERTOPというメーカーの反射材入りのかっこいいガイロープを見つけたので、これを買って付属品と取り替えます。

元々地べたやロースタイルでキャンプを楽しんでいるならそれほど気にならないテントの高さですが、ダイニングスタイルでチェアやテーブルをひと通り揃えてしまったあとでソロベースを導入すると、使用時に高さが合わずに泣くことになります。

自分のスタイルと合っているかどうか、買う前に今一度、再考されることをおすすめします。

初めて張ったときはまったく手間取らずにすんなりきれいに張れたのですが、回数を重ねて張れば張るほど、何故か設営に手間取りしかも不格好で微調整を余儀なくされるという有様で、自分でも不思議でなんでだろうと首を傾げています。

初めてが順調すぎたせいで、心のどこかでナメて設営にかかっている慢心でもあるのでしょうか。

あとひとつ、大事なことを忘れてました。このソロベースは地面とテントの間に隙間ができるので、隙間風がガンガンに吹き込んできます。風が強い日の極寒地域での真冬のキャンプには適していないでしょう。

あとになって、スカート付きのソロベースEXが発売されたのですが、スカートが付いただけで1万円高では、せっかくのソロベースのコスパの高さが台無しです。その他にも改善点が盛り込まれているらしいのですが。

私は静岡県の西部地方という、日本でも有数の温暖な地域に住んでいるので、風が弱く気温が高い日さえ選べば、隙間が空いているせいでの冷え込みは苦になりません。

グランドシートとコールマンのピクニックマットを敷いて、その上にコットを設置し、バンドックのフォールディングマットを乗せて寝袋を敷いています。寒波襲来時には、さすがにいくら温暖な静岡県西部地方でもこれでは心許ないので、湯たんぽや寝袋二枚重ね、さらなる防寒着の重ね着などの対応が必要になります。

自分は冬は冬でも暖かい日を選んで地元でキャンプをするつもりなので、まあ、ふもとっぱらや富士五湖で冬キャンプをやってみたいって憧れがないといえば嘘になりますけど、今のところはこんな感じで。

薪ストーブやそれを中に設置できるテントなんかも欲しいっちゃ欲しいんですけど、何回真冬にキャンプをすることがあるのかとか、家の中での置き場所とか、物も高いしなとか、色々と考えれば考えるほど手が出なくなりますね。

何回かキャンプをやってみて、自分のスタイルが徐々に確立されつつあるのを感じるので、少しずつ煮詰めていきたいですね。

カーナビのHDDに音楽をため込むのはおすすめできない

カーナビのHDDに音楽をため込むのはおすすめできない

今や、ほとんどの車に装着されているのではないかというほど普及した、カーナビゲーション。

地図や道案内だけでなく、オーディオ機能やDVD再生機能に加え、車両インフォメーションとの連携まで付与されて、車移動には欠かせない総合情報ユニットとしての地位を築きました。

そのカーナビには、あまり大容量ではありませんが、HDDが内蔵されていることが多くて、いちいちCDを車内に持ち込まなくても、一度取り込みさえすれば、お気に入りの音楽をいつでも聴けるようになっています。

手頃で便利な機能ですし、利用したくなる気持ちはわかりますが、私はおすすめしません。なぜなら、後々、絶対にめんどくさいことになると断言できるからです。

あと、地味に手間なのが、カーナビ内臓のCDDBが更新されずに、新しいCD音源の書き込みにアルバムタイトルや曲名がついていけないってことですね。

聴きたい音楽を探すときに、どれがどれだかわからなくなってしまいます。それが気になるならCDDBを更新するか、自分で手打ちする必要があります。

画像はPixabayより

ちょっと、想像してみてください。

カーナビが壊れたので新しいカーナビに買い替えることになった。もしくは。車を乗り換えることになったけど、今まで使っていたカーナビはもう古いからカーナビも一新する。

同じ車を二十年三十年乗り続けるごくわずかな人たちを除いて、ほとんどの人たちは五年から十年で車を乗り換えますよね。

そうなると、そのたびにカーナビも入れ替えることになるわけで、その都度、先述しためんどくさい問題が持ち上がってくることになるのです。

新しいカーナビに、お気に入りの音楽を一から入れ直さなくてはならない、という問題が。

私の友人が、十年乗った車を乗り替えることになってこの問題に直面し、どうしようと頭を抱えていました。

だから、口を酸っぱくして、カーナビのHDDにあまり音楽をため込まないほうがいいよと忠告したのに。

カーナビのHDDを使わないほうがいいのならどうするべきなのかといいますと、今なら四つほど選択肢があります。

  • SpotifyやApple Music、Amazon Musicなどのサブスクに加入して、スマホとカーナビをBluetoothでペアリングする
  • PCからスマホに音楽を取り込んで、スマホとカーナビをBluetoothでペアリングする
  • 家のCDラックから、都度そのときに聴きたい音楽アルバムを持ち出す
  • USBメモリかSDカードに音楽データをコピーし、カーナビのメディアリーダーに挿し込む

友人の次の車のカーナビにはHDDが付いていないみたいで、おまけにPCも持っていなくて、さらにはサブスクに加入する気もないというわがまま放題。

PCを買うしかないんじゃないのとアドバイスしたあとで、CDからスマホに直接音源を取り込める製品の存在を知ったので、メールして知らせておきました。

ただ、これも機種変のときにどうなるのか、という不安がありますね。機種変のたびに音楽を一から取り込み直しじゃ、大変ですからね。

そういう私はどうしているのかといいますと、1DINのカーオーディオに、USBメモリを挿して音楽を聴いています。

以前はiPhoneを有線でつなげていたんですけど、それだとつなげている間は常に充電中になってしまって、iPhoneの過充電によるバッテリーへの悪影響が心配でやめました。

カーナビは嫌いなので要りません。

道案内は自分で地図を見たほうが早いくらいおバカだし、こちとら大好きな音楽を堪能してるっていうのに合流注意だの追突多発地点だのうるさいですし。

余計なお世話ですよ。おれの大好きな曲を遮りまくるんじゃねぇよ、って話ですよ。まったく。

カーナビ内臓の地図も古くて、更新するとなるとけっこうな金額が必要になる、というのも困りもの。

あと、タッチパネルの反応もトロ臭いですしね。中にはちょっとはマシな機種もあるようですが、10万も20万もする高級機材が、反応が悪くて触っていてストレスしか感じないというのは、問題外ですね。

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それ以来、毎日一回体重計に乗って、アプリに記録しているんですけど、ひとつ心配なことが。

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いくらなんでも、乱高下が激しすぎる。デイトレーダーの思惑に翻弄される株価チャートでもあるまいし。一日で体重約四キロ減とか、減量に失敗したプロボクサーかよ、と言いたくなる。

増減にあまり一喜一憂せずに、目安程度の記録と割り切るのがいいのかもしれませんね。

ちなみに、この体重体組成計を買った副次効果としては、筋トレのモチベーションを少し持ち直しました。

週二回、腕立て、背筋、腹筋、スクワットを30回1セットやっていたのが、週三回、腕立て、背筋、腹筋、レッグレイズ、スクワットを10回3セットになりました。

こなしている回数は同じなんですけど、30回1セットと10回3セットでは、その質が大きく異なります。30回一気にやると、雑でやっつけになってしまうのです。それが10回3セットとなると、集中力と意識が高まり、一回一回が丁寧になるのです。不思議なことに。

私は、筋肉痛になるほどには、追い込んでいません。あんまりきつくして頑張りすぎても、やがて疲れて続かなくなってしまいそうなので。

筋トレ器具は、腹筋ローラーと2kgのダンベルを持っているんですけど、まったく使わなくなってしまったので、自重トレのみです。

最初はモチベーション高く器具を買い揃えても、続かない可能性もあるので、自重トレの習慣化を目指すところから始めるのが吉でしょう。

スマートウォッチを買った

初めてのスマートウォッチは、Xiaomi(シャオミ)のMi Smart Band 4

家でゴロゴロしていると、不意にフッと気になることが浮かんできたりするもので。

先日、ソファに寝転がっていたら、一日中、何もせずにおうち時間を過ごしたら、運動量ってどれくらいなんだろう、と気になりだしまして、いっちょ計測してみるか、と相成りました。

計測するための機器ですけど、せっかくだしスマートウォッチを買おう、と決めました。

私はiPhoneユーザーで、PCもMacBook Airを使っているので、必然的に第一候補としてApple Watchが浮上するわけなんですけど、いかんせんお値段が高いんですよね。しかも大きくて重い。

歩数だけじゃなくて、睡眠時間なんかも測りたかったんで、仕事の邪魔にもならずに、四六時中着けていても煩わしさを感じにくい、小さくて軽くて装着感が限りなくゼロに近い物が欲しかったんですよね。もち、ちょっとくらいの小キズが付いても気にならないコスパの良さも。

Apple Watchが気になりながらも、値段とサイズの問題で、他を当たるか、となりまして、Amazonで検索をかけてみました。

今って、スマートウォッチ、めちゃくちゃたくさんあるんですね。知りませんでした。まあ、そのほとんどが怪しげな製造元で、それ本当にイチから自社開発の自慢の製品ですと胸を張って言えます? と聞いてまわりたくなるような類似品ばかりで、辟易してしまうわけですが。

ズラズラとヒットした数々の機種を見比べて、Xiaomi(シャオミ)のMi Smart Band 4に決めました。

小さくて軽くて安かったので、最初のスマートウォッチには丁度いいだろう、と思いまして。機能的にも、日々の歩数と睡眠時間を記録できて、音楽プレーヤーのリモコン代わりになればいいと思っていたくらいで、あまり高精度で多機能は望んでいませんしね。

Xiaomi(シャオミ)のMi Smart Band 4を数日間装着してみた感想

ネット通販で注文して、日曜の午後に着いたので、開封したら早速充電して、夕方から着け始めました。

小さくて軽くて安いのに、安っぽさがなくて、作りは素晴らしいです。

歩数とか睡眠時間とか、普段ほとんど気にかけていないことを、目安の数字で具体的に知れると、なかなか面白いですね。

会社の日々の生産効率のデータなんて、掲示してあっても興味ゼロだから見ないんですけどね。自分の実働時間となると、俄然興味が増すのが不思議で面白いです。

これは月曜日の夕方18時35分時点での歩数なんですけど、まさかの17000歩オーバーですよ。

いや、前々から、やけに足が疲れるなとか、我ながら働き者だよなぁとは思ってましたけど、まさかこんなにも歩いていたとは露知らず。びっくりしました。

この歩数を距離に概算すると、約12キロメートルに相当するらしいです。マジですか。長友の一試合当たりの運動量並みの距離ですよ。道理でやけに足が疲れるわけですわ。ようやく合点がいきました。

あと、睡眠の質の悪さですよ。一応七時間以上は眠れているんですけど、眠りの浅い時間帯が多すぎるという。

これは前日寝る前に一杯お酒を飲んだ影響があったかもしれない、という可能性に言及していただきまして、ああ確かにそれはあるかも、と思い当たって、月曜日の夜はお酒を飲まずに、入浴前に筋トレして入浴後には牛乳を飲んでストレッチで体をほぐして、万全の態勢で布団に潜り込みました。

これで、吉良吉影のようにぐっすり安眠できるはず。

結果、あまり変わりませんでした。相変わらずの睡眠の浅い時間帯の多さ。日中の暑さが残った夜で、寝苦しかったせいもあるんでしょうけど。

これはもう、気にしすぎないに限りますね。あくまで目安の測定時間ですし。あんまり細かいことを気にしすぎて、逆に眠れなくなったりしたら、本末転倒ですからね。

そういうことにしておきましょう。

小型軽量ということで、気になるのはバッテリーの持ちですが、六日間装着しっぱなしで66%残っているので、二十日間は厳しいにしても、二週間強は持ちそうです。

設定をもう少し見直して、省エネ傾向に振れば、もっと持つようになるのかもしれませんが。

ちなみに、休日にじっとステイホームして、ゴロゴロと自堕落なおうち時間を過ごしていると、お昼前での運動量はこれくらい。

平日の勤務中との落差が激しすぎる。滝のようです。仕事中であれば、この時間には8000歩を超えてくるあたりですね。

仕事中に動きすぎて、その反動で休日に家では動きたくなくなってしまうのかもしれません。