マーヴェリックのガレージにSR-71のポスターが貼られていたことで芋づる式に掘り起こされた記憶

マーヴェリックのガレージにSR-71のポスターが貼られていたことで芋づる式に掘り起こされた記憶

もう観ましたか?大絶賛公開中の映画『トップガン マーヴェリック』を。

幸い私は公開初日にIMAXで観ることができました。事前に大絶賛の声しか聞こえてこなかったので(ほんまかいな。めっちゃ楽しみにしてたけど急に逆に不安になってきたぞ…)と勝手に疑心暗鬼に陥り心配していたのですが、まったくの杞憂でした。

もう最高でした。生きててよかった。IMAXでこの映画を観ることができて本当に良かった。弘志は果報者です。ありがとう。感謝やら感動やら幸福やら興奮やら、様々なプラスの感情が次から次へと湧いてくる映画でした。

そんな最高の映画に、マーヴェリックが自宅のガレージで飛行機を整備しているシーンがあるのですが、そこに一瞬SR-71のポスターが映り込みます。

文字にしか目がいかなかったのでなんのポスターかまでは確認できませんでした。ブラックバードの異名をとる航空機か、傑作アルバムを三枚リリースした洋楽ロックバンドか。多分ブラックバードのポスターだろうとは思うんですけど、私は一瞬(SR-71懐かしいなぁ)なんてロックバンドのほうを思い浮かべていました。

その翌日、iTunesのライブラリからランダムで音楽を再生していたら、Cinder Roadというバンドの曲が流れてきました。

Cinder Roadは元SR-71のMichael Ruoccoが中心となっているバンドで、DaughtryやNickelbackに並ぶ可能性も秘めたかっこいいアメリカン・ロックを聴かせてくれたバンドです。

うわぁCinder Roadも懐いなぁとググってたら10年以上前のインタビュー記事を見つけたのですが、その中でOrianthiのオープニングアクトとして来日と書いてあったのを見つけて心底びっくりしました。

というのも、私はそのOrianthiの来日公演を定時ダッシュして名古屋まで観に行ったのですが、Cinder Roadを観た覚えがなかったからです。え?あの場にCinder Roadもいたの?うっそでしょ。まじかよ。何たる記憶の欠落…。

てっきり自分では華麗に定時ダッシュを決めたつもりでいたんですけど、出遅れてかろうじてOrianthiに間に合ったんだっけか?

…だめだ…全然覚えてないや。

チケットの半券を記念に残してもいないので確認もできず。

いやぁ残念ですね。ショックです。ほんとは観てたけど覚えてないにしても、間に合わずに観れてなかったにしても。どっちにしても残念無念すぎます…。

https://gekirock.com/interview/2011/02/cinder_road_2.php

The Rasmusにハマったきっかけ

The Rasmusにハマったきっかけ

The Rasmusはフィンランド出身のロックバンドです。陰りのある憂いを帯びたハードなサウンドで、飛び切りキャッチーなロックを聴かせてくれるバンドです。

1996年にデビューアルバムをリリースしているのですが、私が彼らのことを知ったのは、5thアルバムの『Dead Letters』がリリースされた頃です。2003年頃ですね。

どこで知ったかというと、当時輸入盤の個人輸入でよく利用していた、ドイツのメロディック・ロック専門通販CDショップAOR Heaven(残念ながらレーベルと通販業務の終了が発表されています…)に入荷していたのです。

店主の激推しコメントに(ホントかぁ?)と眉唾ながらも、まとめ買いの中の一枚に含めました。

当時は今みたいに何でもかんでもYouTubeで試聴できなかったので、推しコメントやジャケットや誰のプロデュースなのかといった情報から、このバンドは自分の好みなのだろうかと推し量るしかありませんでした。

斜に構えていたのでそれほど期待は大きくなかったのですが、どれどれと聴いてみたら独特の世界観をとても聴きやすいキャッチーなハードロックに落とし込んでいて、一発で惚れました。

すぐさまAOR Heavenをチェックし直すと、その前の4thアルバム『Into』の在庫があったのでそれも取り寄せて聴いてみたら、『Dead Letters』と比べるとやや明るくポップな曲調ではあったものの、同一路線のキャッチーなロックに嬉しくなりました。

この『Into』と『Dead Letters』を聴いたことが、The Rasmusの音楽に惚れ込んだきっかけです。

惚れ込んだあまり、『Into』と『Dead Letters』と6thアルバム『Hide From The Sun』はそれぞれ3枚ずつ買うことになりました。輸入盤やらボーナストラック追加再発盤やら日本盤やら紙ジャケット再発盤やらで。

一番最初に買った輸入盤は妹にあげたので手元にはありませんが。

The Rasmusは音楽が魅力的なだけじゃなく商売も上手なので、ついつい財布の紐が緩んでしまいます。同じアルバムを二枚買うことはままあっても、三枚となるとなかなかないですからね。さすがに。これが惚れた弱みってやつですかね。

ただ、誤算もありました。初期の彼らの音楽性は、今とは全然別物だったのです。勝手に盛り上がって期待を押し付けて、そこから外れていたのでがっかりしてしまいました。

さらに彼らのバックカタログを欲した私は、1stから3rdアルバムも探して手に入れたのですが、ファンクっぽいというか、ガチャガチャとしたサウンドでやけに陽気なポップロックで、4th以降とは似ても似つかない音楽性だったのでずっこけました。

3rdと4thの間に一体何があったのかと、バンドに聞いてみたくなるほどの音楽性の変化です。

4th以降のアルバムを聴いてThe Rasmusにハマると、必然的に過去作にさかのぼっていくことになると思いますが、私のように似たような音楽性を期待しているとずっこけるので気をつけましょう。

つい先日には、ギタリストのメンバーチェンジという衝撃の一報がありましたが、ヒットソングライターのDesmond Childと組んだ新曲”Jezebel”でEurovision Song Contest 2022へのエントリーも発表されました。

新しいアルバムも近いうちに聴けるでしょう。彼らのますますの活躍が楽しみです。

Eric MartinのMr. Vocalistツアー大阪公演を観に行ったときの思い出

Eric MartinのMr. Vocalistツアー大阪公演を観に行ったときの思い出

13年ほど前のことですが、転職がきっかけで、旅行が趣味の友人と出会いました。

出会ったばかりの頃は当然そんなことは知らずに、休憩時間に話すようになって少しずつ趣味や人となりを知っていくことになるんですが、中でも特に印象深かったのが、結婚していて子供もいるのに、奥さんや子供は家で留守番、ひとりで京都や奈良に観光旅行している、という話でした。

強えな、というのが率直な印象です。さすが九州男児。強い。

その頃の友人の旅行スタイルは、夜行バスで京都に向かい、自転車屋が開くまで暇をつぶし、自転車を借りたら前もって決めていたエリアを集中的に見て回る、というものでした。泊まる場合は、夜は漫画喫茶かゲストハウスで越していたそうです。

出会ってしばらくしてその友人がデジタル一眼レフを購入し、以前に行ったことがある名所にも再訪するようになったために、旅行趣味がさらに加速していくことになるのですが、そんな頃にその友人からお誘いがありました。

「Eric MartinのMr. Vocalistツアー、大阪に観に行かない?」

大阪公演が土曜日だったんですよ。さすがにチケット厳しいんじゃないか、と思いながらも、取れたらいいですよと了承したのですが、まさかすんなりチケット取れて0泊2日ドライブ旅行することになるとは、誘われた時点では夢にも思っていませんでした。

今なら、ついでにどこに寄っていこうか、と考えますけど、カメラを買う前は旅行に興味がなかったので、ついでにどこかに寄るという発想がなかったんですよね。

実際、それ以前はライブを観に大阪や東京に行っても、観光らしい観光はほとんどしたことがありませんでした。

Harem ScaremとSilent Forceを大阪に観に行ったときは、心斎橋のホテルに泊まったものの、晩飯は適当に済ませて朝飯も食べずに午前中には新幹線に乗り込んでとっとと帰ってしまいました。

The Rasmusを大阪で観たときも、どこにも寄らずにライブハウスに直行し、終演後は漫画喫茶で夜を越し、始発の新幹線で帰りました。飯は吉野家か松屋で適当に済ませたはずです。

Museを大阪城ホールで観たときは、次の日仕事だったので車で行って、終演後は一目散に車に戻って帰りました。飯はサービスエリアの食堂で済ませた覚えがあります。

ご当地グルメを食べようという考えもなかったので、クラブクアトロが心斎橋にあった頃に、アメリカ村の甲賀流に一度行ったかどうか…。ハードロックカフェに行こうという頭すらありませんでした。

色々と思い出してたら、ちょっと悲しくなってきました。自分はなんてもったいないことをしていたのだろう、と。

こんな調子だったので、最初、チケット取れてEric Martinを観に行くと決まったとき、自分は(昼前くらいに出て夕方までに会場の近くに着いてたらいいだろう)と考えていました。

だから、友人に「何時頃に出ますか?」と聞いたら「仕事終わったらすぐに出ようや」と返ってきたときには、目が点になりました。はい?マジですか?「ついでに京都を観光しようや」

仕事終わりに寝ずに出発して京都観光の合間にライブ観覧?正気ですか?「眠くなったら寝たらええやん」

今思うと、狂気でしたね。あれは狂気の沙汰でした。

夜中の2時に仕事を終えると一旦帰宅して、入浴と着替えを済ませたら友人と合流し即出発。仮眠しながら8時前に京都着。早朝でまだ人もまばらな南禅寺、永観堂と参拝し、さすがに眠くなって昼間は仮眠。夕方にライブ会場の大阪に移動して、ライブが終わると余韻に浸る間もなく京都に舞い戻り、日帰り温泉で入浴し道の駅で車中泊。二日目は大原三千院を観光。

このとき、友人がデジタル一眼レフで撮影しているのを手持ち無沙汰に横目に見ていてカメラへの興味が芽生え、カメラを買ったら撮影旅行に行くようになり、ライブのついでに観光も楽しむようになり、B’zのライブに誘われ”Ain’t No Magic”でLIVE-GYMを初めて観て、確実にチケット手に入れたさにファンクラブに入会し、となっていくのですから、この友人からの影響は甚大です。私の余暇の過ごし方を一変させた超重要人物といえるでしょう。

それにしても、ハチャメチャなドライブ旅でした。今みたいにスマホもグーグルマップもなかったので、赤信号で止まったスキにジェイソン・ボーンみたいに地図帳をパパッと見て、瞬時に道を確認しながら移動して。

行き当りばったりで限界まで詰め込むドライブ旅は、今思うと無茶苦茶でしたけど、あれはあれでいい思い出というか、楽しかったですよね。渇いていたというか、飽くなき探究心がありましたよ。

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もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない

もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない

靴を買うとき、何を重視してますか?

人によって優先順位は前後するでしょうけど、デザインが好みか、予算内か、サイズが有るか、試着してしっくりくるか、必要なスペックを満たしているか、だいたいこんなところでしょう。

私の場合は、それらに加えて、もうひとつ重要視している項目があります。靴底の形状です。

たとえ、デザインがモロ好みで、予算内で、サイズも有って、試着してしっくりきて、必要なスペックを満たしていたとしても、靴底の形状が意にそぐわなかったら買いません。靴底さえこの形じゃなかったらなぁと泣きながら見送ります。

私が靴底の形状を重要視しているのには、理由があります。

何年か前、パラディウムというブランドの防水ブーツがかっこいいと話題になり、注目を集めたことがありました。

私もその話題に食いついたひとりで、こんなかっこいい防水ブーツがあったのか、これなら欲しいなと物欲を募らせていたのですが、この近辺じゃ試着できるお店もないだろうしノーチャンスだろうなぁ、と半ば諦めていたのです。

そしたらですよ、お隣の浜松市のイオンのテナントの一軒に、パラディウムの防水ブーツが置いてあったのです。

実物を見てもやっぱりかっこいい。試着しても特に問題なし。ハイカットなのが脱ぎ履きがめんどくさそうで気になるが…まあいいや、いっちゃえ、と勢いで買った私は愚か者でした。

パラディウムの防水ブーツを買ってしばらくして、奈良に旅行する機会があったんですけど、ちょうど天気予報が雨だったので、私はここぞとばかりにパラディウムの防水ブーツを履いて出かけました。

友人からもそのブーツかっこいいねなんて褒められて、新しい靴ですっかり気分良く古都を散策していたんですけど、程なく違和感を覚えます。なんか歩くたびにカツカツ音が響いてくる。なんだこれ?

膝から下を上に折り曲げ、靴底を見た私は驚きました。パラディウムの防水ブーツは靴底が大きなブロックみたいな形状だったんですけど、その隙間に小石が挟まりまくっていたのです。

音の正体はこれか!

悪夢でしたね、あれは。取り除いても取り除いても、少し歩いたら小石が挟まって。奈良や京都に限らず、寺社って参道に砂利道が多かったりするじゃないですか。どうにも避けようがなくて。

ちょっと想像してみてくださいよ。物静かで厳かな参道を歩いていたら、どこからともなく響いてくるカツカツという足音を…。雰囲気台無しですよ。

いやもう、恥ずかしかったですね、あのときは。友人たちからは何も言われませんでしたが、内心(誰じゃこの耳障りな足音は…)と穏やかではなかったでしょう。すいません、犯人は私です。

しかもハイカットなものだから、本堂を参拝するたびに面倒な脱ぎ履きに迫られ、下駄箱に入れずにビニール袋に手持ちして上がるところでは微妙に小さなビニール袋に苦労させられ、と、これは完全にしくじっちまったなぁ、という印象しか残っていません。

この一件が尾を引いてまったく履く気が起きなくなったので、古着屋に売りました。

ワークマンからパラディウム風の防水ブーツが発売されているのを見て、この悪夢を思い出しました。

レビューで「ソールの溝が大きくて深いので小石が挟まることもありますがやむを得ません」と書いている人もいましたが、ガッツリ使い込んでないんでしょうね。一泊二日の奈良旅行で履きっぱなしだった自分には、やむを得ないのひと言では済まされない大問題でした。

これ以降、ふたつの項目が、私の靴購入前チェックリストに追加されることになります。ハイカットの場合はサイドゴアかサイドジップで脱ぎ履きが容易であること、靴底の形状が小石が挟まりまくりそうな形状になっていないか、このふたつです。

もう二度とパラディウムの防水ブーツは買わない、なんてタイトルにしちゃいましたけど、このふたつの追加項目をクリアさえすれば、買う可能性はあります。まあ、サイドジップやサイドゴアはあるかもしれませんけど、製品ラインナップを見る限りあの靴底形状はブランドのアイデンティティになっているっぽいので、残念ながら一度限りの縁になりそうです。

梅雨入りして、かつての私のようにかっこいい防水ブーツを探している人も多いかも知れませんが、見た目のかっこよさに目が眩んで安易に飛びつくと、思わぬ落とし穴が待っているかもしれません。

物欲しさにチェックが甘くなっていないか?

今ある手持ちのスニーカーに防水スプレーをかけるだけではダメなのか?

最後の一歩手前で、今一度冷静に自問自答する心の余裕を持ちたいものです。

ニュースでフットゴルフ特集を見て、昔似たようなことをして遊んでいたのを思い出した

ニュースでフットゴルフ特集を見て、昔似たようなことをして遊んでいたのを思い出した

ある休日の夕方、ボケっとテレビをつけっぱなしにして眺めていたら、ある新興スポーツの特集が流れました。

ゴルフウェアとサッカーウェアをミックスしたような格好の青年が、ゴルフ場で思いっ切りサッカーボールを蹴り飛ばしていたのです。

それはフットゴルフと呼ばれるスポーツで、それを見た瞬間に、私は30数年前に幼なじみたちと興じていた遊びを思い出しました。

いやぁ、驚きましたね。こんな新スポーツが生まれていたとは。

https://youtu.be/R2U43Kxfmnk
画像はPixabayより

ニュースで目にしたゴルフ場では、サッカーボールがすっぽり入る大きいカップを掘っていましたが、子どもの私たちにカップを掘ることなどできるはずもなく、自宅の前の道路に芝生が生えている箇所があったので、そこをカップに見立てて、わずかにでもカスればインということにしていました。

子どもながらに、『プロゴルファー猿』といった漫画やスポーツニュースなどからゴルフについての上辺の知識は得ていたので、ここからでパー3な、とか、こっからだとパー5かな、などと話し合いながらスコア設定して、疑似カップを狙っておりました。

ショートホールではなんてことない子どもの玉遊び、という趣でしたけど、ロングホールともなると様相が一変していましたね。道路をまたいだり、お向かいさんの庭をショートカット狙ったり、近隣企業の駐車場までホールに組み込んだり。まさにやりたい放題。迷惑にもほどがある遊びに一変。

何度か、通りかかったクルマにボールを跳ね飛ばされたこともあったような気がします。お手入れしている庭を近所の悪ガキどもに荒らされて、お向かいさんも大層ウザがっていたのではないかと愚考します。

襟首掴まれた挙げ句引きずり回されて、怒声を浴びながら殴られ蹴られボコボコにされていたとしても、何も文句の言いようのないどうしようもない遊びに興じておりました。

お向かいさんに怒られた記憶がまったくないのですが、都合の悪い記憶がバッサリ削除されているからなのか、お向かいさんの我慢の限界を超える前に自分たちがその遊びに飽きたからなのか。

フットゴルフをやってみたら、童心に帰れて面白いかもしれないな、と思ってネットで検索してみたら、想像以上にたくさんの常設コースがあることを知って、驚きました。

今後、ますます人気を獲得していく要注目のスポーツであることは、間違いないでしょうね。ゴルフとサッカーのいいとこ取り。広大で美しいゴルフ場で、思いっ切りボールが蹴れる。

サッカーの醍醐味のひとつに、コーナーキックからアシストを狙ったり、直接フリーキックでゴールを狙ったり、といった場面がありますけど、残念ながら、そのような場面でキックを託されるのって、チームでも指折りのごくわずかのキッカーのみなんですよね。

フットゴルフであれば、キックの上手い下手関係なく、ラウンドする誰もが、カーブをかけて木を避けながらグリーンを狙ったり、ボールを浮かせて川越えを狙ったり、アプローチからチップインを狙ったりできるのです。

サッカーのプレイの中でも、フリーキックが好きな人に受けそうな新スポーツじゃないでしょうか。

ゴルフほど用具代がかからないのも大きいですよね。ドレスコードとマナーにさえ気をつければ、ストレス発散にもってこいのスポーツでしょう。

そのうち、ゴルフ用品チェーン店にフットゴルフコーナーが設けられるようになり、サッカーやフットサルから新しもの好きの若者が流れてゆくんでしょうね。

一度体験してみたいなぁ。家からだと、恵那か、富士か、御殿場か。