ドラレコの内蔵バッテリーがダメになったようなので買い替えた

ドラレコの内蔵バッテリーがダメになったようなので買い替えた

ドラレコに挿しているマイクロSDカードが正常に働いているか確認するために、たまにカードを抜いて動画データを見ていたのですが、そんなある日に異変に気がつきました。

あれ?記録日時が2019年1月1日ばかりになっている…。

私が選んだドラレコはバッテリー内蔵で、エンジン動作中に内蔵バッテリーに充電し、停止中に内蔵バッテリーを利用して駐車監視や日時などの設定を維持するというタイプだったのですが、どうやら内蔵バッテリーがダメになってしまったようで、駐車監視や設定の維持ができない状態になってしまっていました。

設定を追い込んでも、エンジンを入れたり切ったりするたびに初期設定状態に戻ってしまう、ということです。

録画データのファイル名も日付準拠なので、どんどん上書きされていってしまい、数日前の動画データを見たいと思っても上書き済み。めんどくさすぎるのでエンジン始動のたびに日付設定をするわけにもいかず。

これはよろしくない。

ということで、ドラレコを買い替えることにしました。

本当はケンウッドやユピテルなどの約3万円する前後カメラ高画質タイプにしたいのですが、さすがにちょっと高すぎるので狙うは1万円前後で評判の良いモデルです。

Amazonで探していたら映画『スター・ウォーズ』のデススターやタイ・アドバンストを模したドラレコを見つけてめちゃくちゃ欲しくなってしまいネタに走りそうになったりしながらも、高画質と評判の良い一万数千円のドラレコがタイムセールで一万円切っていたのでそれにしました。

70maiというところのDash Cam Pro Plusという製品です。

聞き覚えのないメーカーでしたが、着用しているスマートウォッチのXiaomiのドラレコ部門とのことで、YouTubeで画質を確認してもとても綺麗だったのでこれなら間違いなかろうと決めました。

今まで使っていた前後カメラが本体と一体となっているタイプと違って、2カメラタイプだったので取り付けや配線隠しが若干めんどくさかったです。

フロントカメラの2.7K HDR映像はむちゃくちゃ綺麗ですね。リアカメラは普通のFHD映像なので前後で比べると明らかに見劣りしますが、リアカメラもHDR映像に対応したタイプになると倍以上の値段に跳ね上がるので、悩ましいところを突いている価格差と性能差です。

車線逸脱や歩行者検知など運転支援機能もついていますが、運転中は大好きな音楽に酔いしれたい自分にとっては、音楽を邪魔するただのノイズであり余計なお世話でしかないので、全部オフにしています。

マイク性能ははっきり言って悪いですね。音割れが激しくて不快な音だったので、これは使い物にならないと判断して切っています。

証拠としては音声も残しておいた方がいいのは間違いがないので、ちょっとモヤモヤしていますが。

上位モデルになると後方カメラの画質だけでなく音声収録性能も向上しているのか、気になるところではあります。

音声収録性能が変わらないんだったら、自分はこっちでいいやと割り切っています。

ドライブレコーダー

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手ぶらで名古屋にライブを観に行ったら、ちょっとしたカバンが欲しくなった

手ぶらで名古屋にライブを観に行ったら、ちょっとしたカバンが欲しくなった

先日、Twitter(X)でのやり取りを通じて知り合った方が活動しているバンドOne Last Dance (For) Lane Boyのライブを名古屋に観に行く機会がありました。

自宅から約90km。せっかく名古屋に行くのだから、ついでに名古屋を満喫しよう。

その日は朝から電車で名古屋に移動して、以前トラブって行きそびれたカフェでモーニングを食べたり、暑くて汗をかいたのでお昼は藤が丘に行くたびに毎回食べてる鶏白湯ラーメンで塩分補給したり、大好きなジャズ喫茶青猫さんでのんびりしたり、ギリギリで駆け込んで映画『チャレンジャーズ』を観たりと、ひとり気ままに名古屋の街を彷徨っておりました。

その途中で気がついて、徐々に目がいくようになり、やがて確信して驚愕に至ったあるひとつの事実があります。

みんな何かしらカバンを持っている!

手ぶらの人が全然いない!

まじで?

自分は日帰りだったらほぼ百パー手ぶらなので、これには心底たまげました。

やべぇ、なんか急にめっちゃ恥ずかしくなってきた…。

くそぅ、日帰りレベルのお出かけにカバンなんざ要らねぇっつうのが俺のこだわりの美学だったのに、悔しいけどこのままじゃごりごりにメンタルが削られそうだぜ…。

しかし、この日のメインの目的はあくまでライブを観ること。

ライブには極力荷物を持って行きたくない。というか手ぶらで観たい。

だから自分もこうして手ぶらで出かけているわけだし。

であるなら、大げさすぎるリュックやトートバックなど論外だ。ボディバッグも取り回しに難があるのがちょっと嫌ったい。

かといって小さすぎるとあまりにも物が入らなすぎるし、それなら結局手ぶらでいいじゃんという話になってしまう。

せめて、フライヤーやミニポスターを綺麗に持ち帰れるくらいの大きさは欲しい。あと暇つぶし用の文庫本とモバイルバッテリーが入るくらいの厚みも。

となると、どうやらサコッシュほど小さく薄くなくて、メッセンジャーほど大きく厚くないショルダーバッグが望ましいようだ。

ここまで考えたことで、ライブに携行する小ぶりなバッグのひとつの理想型に思い至り、以上のことを踏まえた上で探し始めました。

…ないんだな、これが。

これだ!っていうカバンが、びっくりするくらい見当たらないのですよ。

ほとんどが小さすぎるか大きすぎて、ちょうどその中間のサイズがぽっかり抜けてるんですよ。

あんまりにも見当たらなさすぎて、一度出勤途中にサコッシュほど小さくなくてメッセンジャーほどデカくない限りなく理想に近そうなショルダーバッグをかけた歩行者を見かけた時なんて、路肩に車を停めて降りてって「失礼ですがそちらのカバンはどちらで買われました?」と聞きたかったくらいですからね。

ただ、見当たらないからといってこのままでは、やがてまた手ぶらでライブを観に行った時に、もらったフライヤーを剥き身で雨が降り始めていた名古屋から濡らさずに持ち帰るミッション・インポッシブルが再発するかもしれない。

名古屋から約90km、フライヤーをなんとか濡れないように折り曲げないように苦心しながら持ち帰るのはなかなか大変だったので、できれば二度とごめん被りたい。

これだというショルダーバッグが見当たらないながらも、これはどうかと探り当てたのがグレゴリーのトランスファーショルダーバッグM

本音を言えばもうひと回り大きい方が何かと使い勝手が良さそうでしたが、バッグの下部にベルトループがふたつ付いていて、くるくるっと小さく丸めればIMAXポスターやフライヤーの持ち帰りにも便利そうなので買ってみて、その初陣の結果がサムネの画像です。

油断して潰さないように注意が必要だとは思いましたが、想像していた通りこれは良さそうです。

小ぶりなカバンですが、文庫本とモバイルバッテリーと500mlペットボトルくらいまでなら入るので、日帰りなら収納力も申し分ないでしょう。かけたままライブを観ても邪魔にもならなさそうですし。

よし、これで今度から大都会に日帰りで出かけても肩身が狭く感じずに済みそうだ。

グレゴリー トランスファーショルダーバッグM

Screenshot

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アイスコーヒーの作り置きを、水出し式から急冷式に変更した

アイスコーヒーの作り置きを、水出し式から急冷式に変更した

夏になると、ハリオの水出しポットで水出し式でアイスコーヒーを作り置きしていたのですが、ハリオの水出しポットが粉砕されてしまったため、無印で1リットルサイズの耐熱ガラスポットを買ってきました。

水出し式より急冷式の方が香りが立って美味しいような気がするので、この夏からは急冷式で作り置きすることにします。

前々から、水出し式でのアイスコーヒーの抽出にはもやもやしたものを抱えていたというのもあります。

ストレーナーの中のコーヒー粉がすべて水に浸かっていないことがあったり、水出し式に理想とされる抽出時間より長く水に浸けてしまいがちだったり、ストレーナーを抜くとそのぶん内容量が目減りして損したような気分になったり。

暑くて喉が乾いて一刻も早くアイスコーヒーが飲みたいというタイミングで、冬にホットコーヒーを淹れる時みたいに、一杯ぶんだけお湯を沸かして豆を挽いて氷を用意してとやっていたらさすがにめんどくさすぎるので、一度に約1リットル淹れての作り置きです。

YouTubeなどで検索すればおすすめのレシピはいくつか挙がってくるのですが、結局はどうするのが自分の好みなのかという話になるので、豆の種類や粉の粗さなどによってどれだけのお湯で抽出してどれだけの氷で急冷するのかという分量の試行錯誤を繰り返し、自分なりのベストを探っていくことになります。

自分の場合は、ドリッパーもサーバーも2〜4杯用のやや小ぶりなサイズ感なこともあって、豆の量は50gで約500mlをサーバーに落とし、その後で氷でいっぱいの耐熱ポットに抽出直後のホットコーヒーを注いで急冷する、という方法をとっています。

これで大体自分の好みにちょうどいい濃さになります。

氷たっぷりでブラックで少しずつ飲むか、牛乳で割ってごくごく飲むか。その時の気分で選んでいます。

作り置きしてあると、アイスコーヒーが飲みたい気分になったその時にすぐ飲めて便利ですね。

最後の一杯を注いでしまったら、即作り置きしなければならないのがネックですが。

ただ、水出し式なら8時間は待たなければならないところ、急冷式ならすぐにも飲めるのは最高です。

そこも急冷式のいいところですね。

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ギャンブルに向かない男の賭けごと

ギャンブルに向かない男の賭けごと

私はギャンブルに向いていません。

全くやらないわけではないです。宝くじを買ったこともありますし、サッカーくじを買ったこともありますし、パチスロや競馬をやってみたこともあります。

しかし、くじはいつの間にか買わなくなってしまいましたし、パチスロは5千円があっという間に台に吸い込まれて消えてこんな遊び無理無理となった一回きり、競馬は馬の名前に惹かれて単勝一点買いしてみたら60倍当たったものの100円しか賭けてなかったのでその日の収支とんとんで終了の一回だけ。

まあ、競馬は下手に1万円とか突っ込んで60万円を手にしてたらギャンブル狂いの依存症になっちゃってたかもしれないので、結果オーライだったとも思っていますが。

大勝負に出れないんですよね。ここぞってところに大枚を突っ込んでの大勝負に。

肉を切らせて骨を断つに出れないというか。慎重というか臆病というか。

ローリスクローリターンを選びがちで、ハイリスクハイリターンに出られないんですよねぇ。

こんな自分にも、これもある意味ギャンブルのようなものなのかもしれないな、と思っている趣味があります。

音楽CDアルバムを買って聴いてみたり、新作映画を映画館で観てみたり、気になった小説を読んでみたり、といったことなどです。

ただ娯楽を楽しんでるだけじゃん。それのどこがギャンブルに似てるの?と疑問を抱く人もいるかもしれませんが、音楽CDアルバムだったら一枚3000円、新作映画だったら一本1900円、小説だったら文庫新刊800円とかするわけじゃないですか。

これって要するに、そういったお金を払って来て欲しいと願っている投票券を買うのと似たようなものですよね。ひと口3000円、1900円、800円で。

果たしてこの作品は自分にとって当たりかハズレか。

自分の直感を頼りにお金と時間を使って、自分の目と耳を使って実際に聴いたり読んだり観たりして確かめて。

結果、その作品に対する好きの度合いが、払戻金であり配当となります。

この面白いところが、初めて聴いたり観たり読んだりした時にはイマイチでハズレだったと思った作品も、何年か経つと好みが変わったのか感じ方が変わったのか知らず知らず立場が変わったからなのか、評価がひっくり返ることがあるんですよね。

敗者復活のチャンスがあるんですよ。

その逆に、稀に思い出補正が暴かれてしまう時もあるのが悲しくもありますが。

競馬では、騎手や競走馬の血統や脚質やレースの距離や足場との相性や当日の調子や過去のレースの戦績や完全なヤマ勘などから、どの馬が来るか予想して投票券を買います。

それはどの映画や音楽や小説を選び手に取るかの判断材料にも通じるところがあって、監督やプロデューサーや作曲家や編曲家は誰なのか、出身地や過去作の傾向から自分の好みに近いか予想したり、試聴サンプルや予告編を参考にすることもあれば、時には事前情報ゼロでもポスターやジャケットアートなどを見た直感に従ってみることもあります。

ちょっとギャンブルに似てるでしょう?

当たると気持ちいいんだな、これが。

のるかそるか

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損切りできない男

損切りできない男

少し前、SNSのタイムラインに投資漫画のちょい読みが流れてきました。

それが、詰まらない映画をいかに短い時間で見限って退席できるかどうかで投資に必要な損切りの資質を持っているかどうかを試す、という香ばしい内容だったことでほんの少し燃え上がりました。

その漫画では詰まらない映画は21分で切り捨てられていたんですけど、映画や小説ではたまに冒頭での面白さを捨ててでも前振りや種まきに徹して後半勝負してくる作品があるので、冒頭を観たり読んだりした印象だけで詰まらない駄作だと決めつけて切り捨てるのは、悪手なのではないかと思っています。

例えば、『カメラを止めるな!』という映画なんですけど。

面白すぎるという口コミで評判が評判を呼び、最初ミニシアターで細々と公開していたのがあれよあれよと拡大し、近隣の大手シネコンにもいよいよその波が押し寄せたタイミングで観に行きました。めっちゃ楽しみに。

そしたら、めちゃくちゃ詰まらなかったんですよ。最初。

(これ本当に面白いのかよ。嘘だろ〜??)

私はエンタメを損切りできない男なので、心底不安に陥りながらも耐えて観続けました。

この映画は大まかにいうと三部構成になっています。

序盤は、撮影隊がカメラに収めた30分ワンカット長回しゾンビサバイバルムービー生中継。中盤で、撮影隊や制作陣や出演者および設定の紹介。そして終盤で、次から次へとトラブルが巻き起こる生中継撮影の舞台裏を見せて、抱腹絶倒の怒涛の伏線回収。

したがって、この映画は冒頭の詰まらない30分を我慢してしかもちゃんと観ていないと、その後の笑えるところもわからないから笑えなくなる、丁寧に作り込まれた映画でした。

仮にこの映画『カメラを止めるな!』を21分で切り捨てたら、世紀のバカですね。

全部観ても詰まらなかったのならそれはもうしょうがないですが、全部観てもいない人に詰まらなかったと言われたくはありません。

損切りできる決断力も大事かもしれませんけど、心底不安に陥りながらも信じて耐えることも、同じくらい大事なんじゃないかと思いますけどね。

タイパとかコスパとかを気にしすぎるあまり、それと同じくらい大切なことを見失って、蔑ろにしているような気がします。

損切りして損失を最小限に抑えようとしていたはずが、逆にもっと損しちゃってた場合もあるんじゃないですかね。

株だって、下がってきたタイミングですぐに売らずに我慢して持っとけば、V字回復して前以上の値段まで上がることだって稀にはあるんじゃないですか?株なんてやったことないから知らんけど。

ちょっとやそっとのことでオロオロせずに、もっとどっしりと構えていた方が結果的には得だった、そんなことだって時にはあると思いますよ。

『カメラを止めるな!』

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