手ぶらで名古屋にライブを観に行ったら、ちょっとしたカバンが欲しくなった

手ぶらで名古屋にライブを観に行ったら、ちょっとしたカバンが欲しくなった

先日、Twitter(X)でのやり取りを通じて知り合った方が活動しているバンドOne Last Dance (For) Lane Boyのライブを名古屋に観に行く機会がありました。

自宅から約90km。せっかく名古屋に行くのだから、ついでに名古屋を満喫しよう。

その日は朝から電車で名古屋に移動して、以前トラブって行きそびれたカフェでモーニングを食べたり、暑くて汗をかいたのでお昼は藤が丘に行くたびに毎回食べてる鶏白湯ラーメンで塩分補給したり、大好きなジャズ喫茶青猫さんでのんびりしたり、ギリギリで駆け込んで映画『チャレンジャーズ』を観たりと、ひとり気ままに名古屋の街を彷徨っておりました。

その途中で気がついて、徐々に目がいくようになり、やがて確信して驚愕に至ったあるひとつの事実があります。

みんな何かしらカバンを持っている!

手ぶらの人が全然いない!

まじで?

自分は日帰りだったらほぼ百パー手ぶらなので、これには心底たまげました。

やべぇ、なんか急にめっちゃ恥ずかしくなってきた…。

くそぅ、日帰りレベルのお出かけにカバンなんざ要らねぇっつうのが俺のこだわりの美学だったのに、悔しいけどこのままじゃごりごりにライフが削られそうだぜ…。

しかし、この日のメインの目的はあくまでライブを観ること。

ライブには極力荷物を持って行きたくない。というか手ぶらで観たい。だから自分も手ぶらで出かけているわけだし。

であるなら、大げさすぎるリュックやトートバックなど論外だ。ボディバッグも取り回しに難があるのがちょっと嫌ったい。

かといって小さすぎるとあまりにも物が入らなすぎるし、それなら結局手ぶらでいいじゃんという話になってしまう。

せめて、フライヤーやミニポスターを綺麗に持ち帰れるくらいの大きさは欲しい。あと暇つぶし用の文庫本とモバイルバッテリーが入るくらいの厚みも。

となると、どうやらサコッシュほど小さく薄くなくて、メッセンジャーほど大きく厚くないショルダーバッグが望ましいようだ。

ここまで考えたことで、ライブに携行する小ぶりなバッグのひとつの理想型に思い至り、以上のことを踏まえた上で探し始めました。

…ないんだな、これが。

これだ!っていうカバンが、びっくりするくらい見当たらないのですよ。

ほとんどが小さすぎるか大きすぎて、ちょうどその中間のサイズがぽっかり抜けてるんですよ。

あんまりにも見当たらなさすぎて、一度出勤途中にサコッシュほど小さくなくてメッセンジャーほどデカくない限りなく理想に近そうなショルダーバッグをかけた歩行者を見かけた時なんて、路肩に車を停めて降りてって「失礼ですがそちらのカバンはどちらで買われました?」と聞きたかったくらいですからね。

ただ、見当たらないからといってこのままでは、やがてまた手ぶらでライブを観に行った時に、もらったフライヤーを剥き身で雨が降り始めていた名古屋から濡らさずに持ち帰るミッション・インポッシブルが再発するかもしれない。

名古屋から約90km、フライヤーをなんとか濡れないように折り曲げないように苦心しながら持ち帰るのはなかなか大変だったので、できれば二度とごめん被りたい。

これだというショルダーバッグが見当たらないながらも、これはどうかと探り当てたのがグレゴリーのトランスファーショルダーバッグM

本音を言えばもうひと回り大きい方が何かと使い勝手が良さそうでしたが、バッグの下部にベルトループがふたつ付いていて、くるくるっと小さく丸めればIMAXポスターやフライヤーの持ち帰りにも便利そうなので買ってみて、その初陣の結果がサムネの画像です。

油断して潰さないように注意が必要だとは思いましたが、想像していた通りこれは良さそうです。

小ぶりなカバンですが、文庫本とモバイルバッテリーと500mlペットボトルくらいまでなら入るので、日帰りなら収納力も申し分ないでしょう。かけたままライブを観ても邪魔にもならなさそうですし。

よし、これで大都会に日帰りで出かけても肩身が狭く感じずに済みそうだ。

グレゴリー トランスファーショルダーバッグM

Screenshot

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8年間使い込んだ愛機キヤノンEOS 8000Dの損耗に気がついて、デジタル一眼カメラの買い替え欲がにわかに熱を帯びてきた

8年間使い込んだ愛機キヤノンEOS 8000Dの損耗に気がついて、デジタル一眼カメラの買い替え欲がにわかに熱を帯びてきた

先日、母を連れて山梨県の北杜市でお花見してきました。

眞原桜並木をぐるっとひと通り歩いてきて疲れたので、木陰のベンチに座って小休止しようとした時に、デジタル一眼カメラを持っていた右手の人差し指に引っ掛かりを覚えました。

うん?なんだ?今までこんな感触なかったよな…?

で、よくよく見てみて気がついたのが、サムネの画像のグリップの部分の浮きです。

初陣が2016年の6月下旬で、約8年間で22000ショット以上撮ってきてますからね。

そりゃ損耗もしてくるでしょう。

前に使っていたα33の写真も今見返してみても充分綺麗で、それは今使っているEOS 8000Dに関しても同じなのですが、まだまだ使えるとは思いつつも、こういった損耗に気がついてしまうと(そろそろ買い替えか…?)という気持ちが頭をもたげてしまうのもまた事実。

そんな自分のカメラ観ですが、あんまり高すぎると予算的に買えないというのと、天気が悪い時や砂埃が舞いそうなところだと想像がつく場所には、カメラを濡らしたり汚したりしたくないがために持ち出さずに箱入り娘にしちゃいそうなので、コスパ重視で気兼ねなく持ち出したい派です。

憧れ枠と実用枠とおしゃれ枠。家電屋で次期愛機候補の三台を触って比べてきたので、そんなカメラ観に基づいた使用感をメモしておきます。

Canon EOS RP 24-105mmキット

まずはこちら。コスパ最強フルサイズミラーレス。撒き餌レンズならぬ撒き餌ボディ。

APS-C機入門機並みの値段で新品でフルサイズが買える唯一のカメラ。性能的には最新機種に見劣りしても、とにかく安く憧れのフルサイズミラーレスが欲しいならこれ一択。

外装に使われている素材が一体なんなのか、手触り肌触りがとにかく最高。ずっと触っていたくなる。愛車のステアリングや傘の取手など、よく手で触るところの素材を全部これと同じに変えたくなるほど。

ダイヤルのクリック感もカチッとしてて気持ちいい。

EOS R10もだが、バッテリーがEOS 8000Dと共通なのはでかい。

ただ、フルサイズ用のRFレンズは高すぎるので、このキットレンズ一本で頑張らざるを得なくなるのが勿体無いような…。

Canon EOS R10 18-150mmキット

コンパクトなEOS RPよりもさらにひと回り小型軽量なボディが魅力。

18mm〜150mmまでカバーするキットレンズ、(EOS 8000D比)爆速の瞳AFなど、取り回しのしやすさと使い勝手の良さが魅力的。

RF-Sレンズの少なさが泣きどころだったが、先日タムロンとシグマがRFレンズ供給を発表し、この弱点が魅力に転じる可能性が出てきた。

このセットを買えば、現状とほぼ変わらない撮影システムを手軽に揃えられるのは大きい。実用性最高。

Nikon Z fc 16-50mmキット

おしゃれでかっこいい見た目と、軽量コンパクトな作りと、マニュアル撮影しやすそうなダイヤル操作系が魅力。

ただ、望遠で撮ることが好きなので、望遠端が50mmまでしかないのが物足りなくなって、望遠ズームを一本買い足すことになりそう。

あと、グリップがないのでホールド性がやや心許ない。大きなレンズをつけるとバランスが崩れデザイン面の魅力も後退してしまうかも。

グリップなどのアクセサリー追加で自分好みの仕様にカスタムしたくなり、迷走したり一周回って素に戻るなど、苦労が予想される。厄介なのは、それもまた楽しいってこと。

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ピレリの乗用車用サマータイヤ、パワジーは次の夏タイヤ筆頭候補銘柄

ピレリの乗用車用サマータイヤ、パワジーは次の夏タイヤ筆頭候補銘柄

先日、いつものカー用品店でオイル交換してもらったついでに、そろそろ交換時期となる夏タイヤの店頭価格を確認したんですけど、まあ高いですよね。わかっていたことですけど。

軒並み高い。

一部カー用品店のPBだったり聞いたこともないメーカーのアジアンタイヤだったりで例外はありますが、タイヤともなると重要部品のひとつなので、安ければなんでもいいとはいかないじゃないですか。

できれば国産タイヤを履きたい。

静かで快適で動力性能もそこそこあって、雨にも強くライフも長い。それでいてこんなに安いの!?とお得感まで感じられる、そんなタイヤを。

でも国産は高い。べらぼうに高い。

自分の愛車のサイズなんて、なんてことない国産エコタイヤでも4本で14万円ですよ。10年前と比べたらタイヤの性能も上がっていて、それゆえの高額化かもしれませんが。

それにしても高い。

ポテンザやアドバンなどのフラッグシップタイヤであったならまだ4本14万でも納得できますけども、エコタイヤにこの金額はちょっと出せないですよねぇ。

以前カー用品店で働いていた友人の言葉を思い出します。

「タイヤは通販で買う。で、お店の設備を借りてちょちょいと…」

カー用品店に勤めていて、一般より安く買える社販という恩恵に預かりながら、それでも通販で買う方が圧倒的に安い、そう言ってたんですよね。カー用品の販売のプロが。

車検やオイル交換は友人が勤めるお店にお任せしながら、自分もタイヤやバッテリーはネット通販で買っていたので(やっぱり考えることは同じなのか)と納得していましたが。

そう、ネット通販しかないのですよ。店頭に展示されているモデルが少なくて選べなくて高いなら、ネットで自分が好きな性能のタイヤを探して納得ずくの値段で買うしかない。

製造年のバラつきがないとか、製造年は新しいかとか、屋内保管されていたものなのかとか、注意しなければならないポイントはありますが。

数多あるタイヤの銘柄の中でも私が特に気になっているのが、ピレリのコンフォートタイヤであるパワジーというモデルです。

一本一万円強という求めやすいお値段ながら、下の画像の性能グラフに惹かれます。

ピレリ パワジーの検索結果

もちろんこのグラフを鵜呑みにするわけにはいきませんが、話半分に考えても魅力的なグラフです。

スポーツ性がやや低いのが気になりますが、それも快適性やライフとのトレードオフと考えれば納得できますし、街乗りメインでたまに旅行やドライブで峠や高速を走るくらいなのでドライやウェットのグリップにも不満は出ないでしょう。

考えれば考えるほど、求める性能にドンズバな予感しかしません。

それでいて一本一万円強。

持ち込み工賃で四本で一万円かかるにしても、計五万ちょい。

コスパも魅力的すぎる。こんなの、気にならないわけがないでしょう。

次の夏タイヤ筆頭候補銘柄です。

ピレリ パワジーの検索結果

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君はABCマートで売られているGT-Hawkinsの革靴の履き心地の素晴らしさを知っているか?

君はABCマートで売られているGT-Hawkinsの革靴の履き心地の素晴らしさを知っているか?

覚えている限り、私が人生で初めて革靴を履いたのは、高校入学に際してです。

中学校までは白い運動靴を履いて登下校していたはずだと記憶しているので。

人生で初めて履いた革靴に対しての印象は、最悪、のひと言です。なんだこのひどい靴は、と思いました。

重いし硬いし歩きにくいし靴擦れも痛いしで。今思えば、サイズ合わせに失敗していたのかもしれません。まだ大きくなるのを見越して少し大きめのサイズであつらえたりして。

そんなわけで、革靴とはこういうものなのだろうと理解を示しつつも、心の中のどこかでは希望を抱いていたのです。どこかに、履き心地のいい革靴はないものか、と。

ありました。そんな革靴があったんですよ。

ABCマートに。

軽くて柔らかくてちょっとしたウォーキングシューズ並みに足に馴染んで超歩きやすくて、下手なドライビングシューズも顔負けのマニュアル車の運転もしやすい魔法でも付与されたような逸品が。

そんな夢のような革靴が、ABCマートに行けば売っているのです。一万円ちょいで。

GT-Hawkinsの走れるビジネスシューズシリーズの中の一足なんですけども。

この革靴はマジで凄いですよ。購入してから数年経ってますが、いまだに履けば履くほど感動しています。すげぇなと唸らされています。

この革靴で初めて誤って車の運転をしてしまった時には、靴底から伝わってくるペダルの踏み応えに驚愕しました。

叔父のお通夜の帰り。行きはいつものスニーカーで行って履き替えたんですけど、そのあまりに自然で軽い履き心地に革靴であることを忘れて、隣に妹を乗せて命を預かってたのに革靴のまま運転し始めてしまった迂闊さに焦りましたが、何度かシフトチェンジしただけでそんな不安は消えました。

この靴底はいったいどうなっているんだろう?

クラッチやブレーキのゴムペダルに刻まれたブロックの数すら足裏で数えられそうな気がする情報量なんですけど…。

もし。もし自分がABCマートの店員で、歩きやすい革靴を探しているというお客さんを担当したならば。

この素晴らしさを知ってほしいあまり、逆にドン引きされて逃げられそうなくらい、この革靴を猛プッシュ激推しします。

一度履いてその場で足踏み何度かしただけで感動すると思うので、ぜひお近くのABCマートで試着してみてください。

もし自分がマニュアルの社用車で走り回る営業マンだったなら、革靴はこのシリーズ一択の逸品です。

走れるビジネスシューズ | ホーキンス

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大阪でMr. Bigのライブを観るついでに青春18きっぷでぶらり途中下車の旅をしてきた

大阪でMr. Bigのライブを観るついでに青春18きっぷでぶらり途中下車の旅をしてきた

ダメ元でパソコン前で待機してたらMr. Big大阪公演の追加席が取れてしまって、もう観れないと半ば諦めていたライブが観れることになった喜びも当然ありましたけど、それと同じくらい(これどうしよう…)と戸惑ってもいました。

というのもですね、自宅から大阪市までは距離にして約190kmありまして、まともに新幹線で往復したら15000円ほどかかるのですよ。交通費が。一回くらいならなんてことありませんけど、8月にもEllegardenのサマーパーティーのために来阪するんですよね。

二ヶ月連続大阪行き。交通費だけでもやばいですが、宿泊代に飲食代と、付随するであろう出費が膨れ上がっていくのもやばい。このままでは破産待ったなし。

そこで思い出したのが、JRのお得なきっぷ、青春18きっぷの存在です。一日一回乗り降り自由で、五回分でまとめて一枚12050円。夏季は7月1日から販売開始していて、利用可能期間が7月20日から9月10日まで。

Mr. Bigは7月22日でエルレは8月12日なので、行き帰りで一回ずつ使って計四回ぶん。余る一回ぶんをどうしようという悩みは残りますがこれはちょうど良い。

そんなわけで、地元の駅の窓口で生まれて初めて青春18きっぷを買い求めました。

この時は初めてだと思ってたんですけど、後日妹と話してたら(そういえばまだ学生だった頃、兄妹四人で米原駅か大垣駅のホームで乗り継ぎを焦って爆走してたことがあったな…)と思い出しまして、これおそらく兄妹四人で青春18きっぷを二枚使って大阪往復していたと思われるので、実は二回目の18きっぷだったのかもしれません。

始発の米原行きで定刻通りに米原に着くと、その4分後に姫路行きが出るんですよ。ダイヤ改正で細かい時間は変わっているでしょうが大幅な変更はないだろうと思うので、多分この乗り継ぎを焦っていたんじゃないかな、と。

仮にこの4分間での乗り継ぎに失敗していたとしても、ホームで30分も待てばまた姫路行きが入ってくるので、関西方面の行きはマジで楽ですね。反面、帰りは五本乗り継いだので疲れました。あまり混んでなくてほとんど座れたのでまだ助かりましたが。

下り方面は新快速とか快速が多くて、各駅停車が少ないのが助かります。逆に上り方面は新快速とか快速でも各駅に停まってしんどいので、もし大阪行き二回じゃなくて東京行き二回だったなら、青春18きっぷは買っていなかったでしょう。

一日一回乗り降り自由なので、せっかくなので途中下車の旅をしながら大阪を目指すことにしました。

まずは米原の青岸寺に参拝。

自宅の最寄駅の下り方面の始発が特別快速米原行きで、これに乗れば定刻通りなら8時45分ごろに米原駅に着くんですけど、その米原駅から徒歩7分の距離にある青岸寺の開門が朝9時。

どうですかこのちょうど良さ。まるで神仏の采配のような。

開門直後で自然あるがままの静けさに包まれた青岸寺の庭園をほぼ貸切で堪能したあとは、米原駅に戻って数駅移動して守山駅で途中下車。乗客が数名しかいないのどかな路線バスに揺られて、守破離コンセプトのダウンライトが素敵すぎる佐川美術館の地下展示室をのぞいてきました。

佐川美術館の地下展示室の明かりが好きな人は、絶対名古屋のJAZZ茶房青猫さんの空間も好きだと思います。

守山駅に戻ったら天下一品でお昼を食べて大阪に移動し、大阪のお宿にチェックインしてライブまでのんびりしてました。

のんびりしすぎて、いつの間にか寝てて気がついたら17時20分をすぎていたのには焦りましたが。18時開演なのに。

昔、長崎出身の友人とサッカーJ1の神戸対長崎を観戦するついでに竹田城址やら丹波焼の里やら姫路城やら観光してたら渋滞にハマって、キックオフ19時なのにホテルにチェックインしたの18時半で、光速で部屋に荷物を置いてダッシュでスタジアムを目指したとき並みに焦りました。

よかった、地下鉄一本のホテルにしといて…。

早めのチェックインで気を抜きすぎるのも考えものですね。

会場について着席時に撮った写真を見返したら18時でした。開演がちょっと押したおかげで間に合いました。

青岸寺で撮ってきた写真

佐川美術館で撮ってきた写真

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