100円ショップで見かけて一番ショックだった製品は、ユニフレームのコーヒーバネットのコピー品

100円ショップでユニフレームのコーヒーバネットのコピー品を見かけたときの衝撃といったら

『ゆるキャン△』にハマったことでキャンプに興味を持って、自分でもやってみたくなって少しずつ道具を買い揃えていったんですけど、かといっていきなりテントとかタープとか大物は買えませんでした。いざ買うとなると、なかなか踏ん切りがつかず。

では何から買っていったかというと、テーブルやチェア、クッカーやコンパクトバーナー、ヤカンやアウトドアコーヒー用品などの、絶対に必要な小物や調理器具、自分の趣味嗜好品の充実から着手していきました。あまり大きくないので置き場所も困りませんし、価格も比較的求めやすい物が多いからです。

その中のひとつが、ユニフレームのコーヒーバネットです。

スノーピークのチタンマグの上に乗っている、シルバーのバネのような形状のコーヒードリッパーです。

折りたたみ可能で薄くなるため持ち運びに便利で、アウトドア用途にうってつけであるばかりか、ドリッパーに壁面がないことで、コーヒーを抽出するためにお湯を注いだときに発生するガスを外に逃し、雑味のない美味しいコーヒーを淹れることができる、というのが売りです。

行きつけのアウトドア用品店で見つけて、こいつはいいなとひと目で気に入って即買いました。2000円ほどしたんですけど、アウトドア用品の中では安い部類に入っているので、感覚が麻痺している私に抵抗はありませんでした。

そしたらまさかのですよ。

妹家族と日帰りキャンプ前に買い出ししていたときのこと、食品スーパーのあとに100円ショップに寄ったら、それが目に入ってしまったのです。ユニフレームのコーヒーバネットのコピー品が。

そりゃないよ、とガックリ来ましたね。

見た目まったく差がなくて、ぶっちゃけ違いがわからないのです。両方手にとって、どっちがどっちだとクイズを出されたら、二分の一の確率に賭ける運ゲーです。せめて耐久性ゼロですぐに折れて壊れちゃう粗悪品であってくれ、と願うばかりです。

消耗品や日用品を買ったりでお世話になっている面もあるので、一概に100円ショップを責めることはできませんが、趣味嗜好品の領域はちょっと自重して欲しさはありますね。

好き者のささやかな所有満足度をへし折るのは、勘弁していただきたい。

ピレリのスタッドレスタイヤ、アイス・アシンメトリコ・プラスを購入した

今度のスタッドレスはピレリ

11月下旬、まだちょっと早いかなとは思いつつも、急速に冷え込みが強まり本格的な冬が到来する前に、愛車のスタッドレスタイヤを新調しました。

ホントは、まだまだ溝があったので、あとひとシーズンだけ粘ろうかとケチくさいことを考えていたんですけど、ブリジストンのサイトでスタッドレスタイヤの寿命を判断する上でのタイヤの残り溝に関する記事を読んで、やっぱり買い替えなきゃだめだ、と翻意しました。

https://www.bridgestone.co.jp/blog/2017022701.html

これ、意外と知らない人、多いんじゃないですかね。私のように、本当は交換時期に差し掛かっているのに、まだまだ溝があるから大丈夫だと、思い込んで履き続けている人もたくさんいるのではないかと思います。

重大な事故を引き起こす前に気がつくことができてよかった。

私は静岡県西部地方に住んでいます。シーズン最強クラスの寒波が到来したとしても雪が降るかどうか怪しいほど温暖な地域なので、本来であれば冬になったからといってスタッドレスタイヤが必ずしも必要というわけではありません。

それではなぜスタッドレスタイヤを買うのかというと、趣味でスキーを楽しんでいるからです。

そのスキーに行く回数も、歳を重ねるごとにだんだん少なくなっている傾向にあるので、果たしてあと何年楽しむことができるのか、という問題もあるわけですけど、そのスキーに愛車で出かけるためにスタッドレスタイヤを用意しています。

なので、私のスタッドレスタイヤ選びの条件は、雪国で暮らしている人たちとは少し異なります。

雪国暮らしであれば、まず重要視するのは雪道や凍結路面の走行性能、あとはスタッドレスタイヤの柔らかさが長持ちしやすいタイヤ、このあたりが優先されると思うんですけど、私はスキーに行くときくらいしか雪道や凍結路面を走らないので、そういった路面での走行性能は二の次三の次です。

それでは何を重視するのかというと、普通の路面の走行性能です。つまり、ドライ路面やウェット路面ですね。もちろん、雪道や凍結路面の走行性能をないがしろにするという意味ではありません。

必要最低限の雪道、凍結路面の走行性能はありつつも、普段のドライやウェットな路面を、サマータイヤと大差ない感覚で走行できる、そんなスタッドレスタイヤを求めています。さらに柔らかさが長持ちするのであれば最高です。

今まで履いていたミシュランX-ICE 3は、まさにそのわがままな理想を具現化したようなタイヤで、ミシュランタイヤにぞっこんなどというブログ記事を書いていたように当初リピートを考えていたんですけど、ちょっとお高いのが難点。

ゆえに、代替案を探りました。そこで目をつけたのが、今回購入したイタリアの老舗タイヤメーカーから発売されているスタッドレスタイヤ、ピレリ・アイス・アシンメトリコ・プラスであった、というわけです。

いつもは、ヤフオクで買って近所のタイヤ屋さんに持ち込んでいるんですけど、今回は楽天で買いました。気持ち楽天のほうが高いのですが、面倒な取引連絡の応酬をせずに済むのでまあいいか、と。ポイントも付きますしね。

一本12000円ですよ、この安さは素晴らしい。持ち込み工賃が4本で1万円近くかかってしまいますが、この安さの前にはいいよいいよそれくらい、全然オッケー、っていう感じ。

いつも持ち込み作業を頼んでいる近所のタイヤ屋さんですが、電話してから店舗に向かうとすでに作業員さんがピット内で待ち構えていて、到着と同時に本人確認もなしにピットに吸い込まれて即作業開始と、話が笑えるくらいめちゃくちゃ早くて助かります。

こちらが今回購入したピレリのスタッドレスタイヤ。濡れているのは、洗車終了直後に撮った写真だからです。

購入にあたって、安いことから性能に不安がなかったといえば嘘になりますが、YouTubeで真冬の北海道をなんの問題もなく走行している動画を視聴して、まず問題ないだろうと判断しました。

装着直後のタイヤの硬度は約56。ブリジストンやヨコハマよりはやや硬い、そんな硬度でした。タイヤが柔らかすぎても、雪道や凍結路面での性能は上がる反面、車線変更や右左折でタイヤがよじれやすくなってグニャグニャと不快な感覚が伝わってくるので、私はやや硬めが好みです。

ピレリのスタッドレスタイヤ、アイス・アシンメトリコ・プラスを装着してから、約ひと月が経過しようとしています。

その間、ほとんどドライ、たまにウェット路面を走行した感想ですが、ミシュランのX-ICE 3にとても近いな、と感じています。

車線変更や右左折でタイヤがよじれる不快な感覚もないですし、独特のロードノイズも発生しないですし、スタッドレスであることを忘れそうになるくらい、サマータイヤに近い感覚で走行できるタイヤです。

もちろん、ブレーキの制動距離は伸びていますし、コーナーでは弱アンダーの傾向もあるので、過信や油断は禁物ですが、ちょっと意識して気をつけるだけでサマータイヤと遜色ない走行ができるのは素晴らしい。

あとは、早く実際に雪道や凍結路面を走行して試してみたいですね。

今年は珍しくクリスマス前から雪国に雪が降りまくっているので、試しに行きたくてウズウズしているんですけど、それを許さない空気に支配されているのがなんともじれったい…。

新年や2月には、落ち着いていると助かるんですけども。せっかくスタッドレスタイヤを新調したというのに、生殺しでは切なすぎますよ。

後追いハードロック愛好家なので、イタリアのハードロック・バンドHell In The Clubを知ったのもつい最近

後追いハードロック愛好家なので、イタリアのハードロック・バンドHell In The Clubを知ったのもつい最近

いやぁ、うかつでした。まったくノーマークでした。

まさかイタリアに、Be The WolfやLionville以外にも、こんなにもかっこいい上にメロディアスなハードロック・バンドがいたとは、知りませんでした。

そのバンドの名は、Hell In The Club。ちょっとドスの効いたバンド名に気後れしてしまいそうになりますが、YouTubeの新着にFrontiers Recordsから新曲が挙がってきていて、サムネも洒落ていたのでクリックしてみました。

見たことのないバンド名だけど、Frontiersからの期待の新人かな、と想像しながら。

その曲がこの”We’ll Never Leave The Castel”で、めちゃくちゃ良かったので一発で気に入りました。

爽やかにアコギが鳴り響くイントロから一転、キャッチーでにぎやかなバンドサウンドが繰り広げられ、起伏の激しい歌メロのパンチ力も抜群。素晴らしい。

新作の情報が気になって調べてみたら、新人ではなくてすでに四枚もアルバムを出していて、この曲は5作目に当たる『Hell Of Fame』からの先行公開曲のひとつであったことが判明し、驚きました。

アルバムのジャケットを見てみて、まったく知らなかったのも無理はないかな、と合点しました。先述した新曲にしても、もし動画のサムネがアルバムジャケットだったら、クリックせずにスルーしていた可能性が大きいです。あまり褒められた行為ではないと承知してはいるんですが、ジャケット画像だけで自分の好みとはズレた音楽性のアルバムだろう、と判断してしまって。

おそらく、今までもバンド名を目にする機会はあっても、知らず知らずのうちに画像判断フィルターによってシャットアウトされていたのでしょう。危うく、こんなかっこいいバンドを知らぬまま余生を送るところでした。

その約ひと月後に、新譜からの先行公開第二弾が発表されたんですけど、それがまたデジタルなダンスビートを大々的に取り入れたEDM風の音作りで、面食らいました。

見間違えたか、別の動画を誤ってタップしちゃったかと、タイトルを二度見したほどの異色曲。音は一風変わってますけど、歌メロが相変わらず強力なんですよね。

そんな流れで、昔の曲もYouTubeで聞いてみるようになってゆくんですけど、以前の曲もいい曲ばっかりで、なんでこんな素晴らしいバンドを見落としていたのかと、自分の不甲斐なさが情けなくなるばかりでした。

荒々しく猛るハードロック・サウンドと、超キャッチーな歌メロの相乗効果がたまりません。イタリアのバンドなのにラテンっぽいノリがなくて、アメリカンに通じる豪快さが押し出されているのがいいですね。好きです。

まずは昔のアルバムから買い揃えました。欲しくなっちゃったら最後、我慢できない性分故に、一気に四枚。

最新作は、日本盤を待とうかと思っていたんですけど、どうやら見送られそうな情勢なので、輸入盤を注文しました。

改めて並べてみると、アルバムジャケットのパンチは強烈ですね。CD屋の店頭で、超おすすめ!と試聴機にセットされていたとしても、ちょっと聴いてみようかな、という気にはならないかもしれません。

後追いハードロック愛好家がTokyo Motor Fistから遡るTrixter

後追いハードロック愛好家がTokyo Motor Fistから遡るTrixter

まず、Tokyo Motor Fistとはなんぞや、という説明から。

Tokyo Motor Fistはイタリアのメロディック・ロック・レーベルFrontiers Recordsに所属しているハードロック・バンドで、中心人物はDanger Dangerのヴォーカルを務めたTed Poley、Trixterのギタリストで作曲やプロデュースに大活躍のSteve Brown。このふたりです。

Danger DangerとTrixter、この二組のハードロック・バンドは、80年代にデビューして活躍していた人気バンドだったので、このTokyo Motor Fistの誕生に、多くのロックファンは夢見心地でした。

実際、Tokyo Motor Fistが届けてくれた音楽が、ファンの期待を裏切らない素晴らしい出来だったんですよね。アメリカン・ハードロックの醍醐味が詰まっている好盤だったんです。

2017年に発表したデビュー作『Tokyo Motor Fist』、2020年7月に発表した待望の2nd『Lions』、二作立て続けの快作だったものですから、ファンの喜びと満足もひとしおです。

まるで80年代当時から自分で見聞きしてきたことかのように語っておりますが、私がBon JoviやAerosmithのベストアルバムでハードロックに目覚めるのが1994年なので、Danger Dangerは当然後追いでチェックしたバンドですし、Trixterに至ってはバンド名は知っていましたが音を聴いたこと自体ありませんでした。

Tokyo Motor Fistの二枚のアルバムを聴いて大満足。ここまで来てようやく、そういえばTrixterって聴いたことなかったな、と自分の浅はかさに思い至り、YouTubeでMVを見てみたわけです。

ぶっ飛びましたね。なんじゃこれ、と。

インパクトを受けたTokyo Motor Fistで作曲を手掛ける中心人物が活動していたバンドですから、自分の好みに近い路線になるのも当然の帰結でしょうけれども、想像以上にドンズバ好みの音だったのです。

こんなにいいバンドだったのか。なんてこった。もっとはよ聴いておけばよかった。

そんなわけで、アマゾンで一気に三枚買いました。Trixterのアルバムを。欲しくなってしまったら最後、我慢できない性分故に、大人買いしてしまいました。

一枚だけ、再結成後初のアルバムにプレミアが付いて中古で高値になっていたため、とりあえず見送りました。こちらもいずれ入手したいと考えていますが。

再結成後二枚目の『Human Era』がまた素晴らしいんですよね。まだまだ老け込んでねーぞ、と往年の輝きに勝るとも劣らない楽曲を聴かせてくれます。

ド派手にギラギラしたギターを弾きまくっている曲もありますし、泣きメロが炸裂するバラード曲も魅力たっぷり。

贅沢な注文であることは百も承知ですけど、Tokyo Motor Fistのさらなる活躍はもちろん、Trixterでも継続的な活動を切に願うばかりです。

アプリで体重体組成の数値の推移を記録できる体重計を買ったけど、精度が怪しい

OMRONの体重体組成計HBF-227Tを買った

XiaomiのスマートウォッチMi Smart Band 4を買って、日々の歩数や睡眠時間を記録するようになったら、これが想像以上に面白かったというか興味深かったというか、職場の毎日の生産実績のグラフなんて見ても何も心に響かないんですけど、これが自分の歩数や睡眠時間となると途端にこうも興味津々になるのか、と目からうろこでした。

その流れで、自分の体重体組成の推移にも興味が湧いてきました。Twitterのタイムライン上で見かけたつぶやきで、今やアプリと通信して、体重体組成の推移をアプリ上で記録、管理できる体重計があると知って、俄然欲しくなってしまいました。

仕事帰りに町の電気屋さんに立ち寄りまして、三機種の候補をしばし見比べた末、その中で一番安かったOMRONのHBF-227Tを買ってきました。

それ以来、毎日一回体重計に乗って、アプリに記録しているんですけど、ひとつ心配なことが。

この体重体組成計、精度が怪しいのです。

体重と体脂肪率の推移グラフを見てください。

いくらなんでも、乱高下が激しすぎる。デイトレーダーの思惑に翻弄される株価チャートでもあるまいし。一日で体重約四キロ減とか、減量に失敗したプロボクサーかよ、と言いたくなる。

増減にあまり一喜一憂せずに、目安程度の記録と割り切るのがいいのかもしれませんね。

ちなみに、この体重体組成計を買った副次効果としては、筋トレのモチベーションを少し持ち直しました。

週二回、腕立て、背筋、腹筋、スクワットを30回1セットやっていたのが、週三回、腕立て、背筋、腹筋、レッグレイズ、スクワットを10回3セットになりました。

こなしている回数は同じなんですけど、30回1セットと10回3セットでは、その質が大きく異なります。30回一気にやると、雑でやっつけになってしまうのです。それが10回3セットとなると、集中力と意識が高まり、一回一回が丁寧になるのです。不思議なことに。

私は、筋肉痛になるほどには、追い込んでいません。あんまりきつくして頑張りすぎても、やがて疲れて続かなくなってしまいそうなので。

筋トレ器具は、腹筋ローラーと2kgのダンベルを持っているんですけど、まったく使わなくなってしまったので、自重トレのみです。

最初はモチベーション高く器具を買い揃えても、続かない可能性もあるので、自重トレの習慣化を目指すところから始めるのが吉でしょう。