ピレリのスタッドレスタイヤ、アイス・アシンメトリコ・プラスを購入した

今度のスタッドレスはピレリ

11月下旬、まだちょっと早いかなとは思いつつも、急速に冷え込みが強まり本格的な冬が到来する前に、愛車のスタッドレスタイヤを新調しました。

ホントは、まだまだ溝があったので、あとひとシーズンだけ粘ろうかとケチくさいことを考えていたんですけど、ブリジストンのサイトでスタッドレスタイヤの寿命を判断する上でのタイヤの残り溝に関する記事を読んで、やっぱり買い替えなきゃだめだ、と翻意しました。

https://www.bridgestone.co.jp/blog/2017022701.html

これ、意外と知らない人、多いんじゃないですかね。私のように、本当は交換時期に差し掛かっているのに、まだまだ溝があるから大丈夫だと、思い込んで履き続けている人もたくさんいるのではないかと思います。

重大な事故を引き起こす前に気がつくことができてよかった。

私は静岡県西部地方に住んでいます。

シーズン最強クラスの寒波が到来したとしても雪が降るかどうか怪しいほど温暖な地域なので、本来であれば冬になったからといってスタッドレスタイヤが必ずしも必要というわけではありません。

それではなぜスタッドレスタイヤを買うのかというと、趣味でスキーを楽しんでいるからです。

そのスキーに行く回数も、歳を重ねるごとにだんだん少なくなっている傾向にあるので、果たしてあと何年楽しむことができるのか、という問題もあるわけですけど、そのスキーに愛車で出かけるためにスタッドレスタイヤを用意しています。

なので、私のスタッドレスタイヤ選びの条件は、雪国で暮らしている人たちとは少し異なります。

雪国暮らしであれば、まず重要視するのは雪道や凍結路面の走行性能、あとはスタッドレスタイヤの柔らかさが長持ちしやすいタイヤ、このあたりが優先されると思うんですけど、私はスキーに行くときくらいしか雪道や凍結路面を走らないので、そういった路面での走行性能は二の次三の次です。

それでは何を重視するのかというと、普通の路面の走行性能です。つまり、ドライ路面やウェット路面ですね。もちろん、雪道や凍結路面の走行性能をないがしろにするという意味ではありません。

必要最低限の雪道、凍結路面の走行性能はありつつも、普段のドライやウェットな路面を、サマータイヤと大差ない感覚で走行できる、そんなスタッドレスタイヤを求めています。それでさらにタイヤの柔らかさが長持ちするのであれば最高です。

今まで履いていたミシュランX-ICE 3は、まさにそのわがままな理想を具現化したようなタイヤで、ミシュランタイヤにぞっこんなどというブログ記事を書いていたように当初リピートを考えていたんですけど、ちょっとお高いのが難点。

ゆえに、代替案を探りました。そこで目をつけたのが、今回購入したイタリアの老舗タイヤメーカーから発売されているスタッドレスタイヤ、ピレリ・アイス・アシンメトリコ・プラスであった、というわけです。

いつもは、ヤフオクで買って近所のタイヤ屋さんに持ち込んでいるんですけど、今回は楽天で買いました。気持ち楽天のほうが高いのですが、面倒な取引連絡の応酬をせずに済むのでまあいいか、と。ポイントも付きますしね。

一本12000円ですよ、この安さは素晴らしい。持ち込み工賃が4本で1万円近くかかってしまいますが、この安さの前にはいいよいいよそれくらい、全然オッケー、っていう感じ。

いつも持ち込み作業を頼んでいる近所のタイヤ屋さんですが、電話してから店舗に向かうとすでに作業員さんがピット内で待ち構えていて、到着と同時に本人確認もなしにピットに吸い込まれて即作業開始と、話が笑えるくらいめちゃくちゃ早くて助かります。

こちらが今回購入したピレリのスタッドレスタイヤ。濡れているのは、洗車終了直後に撮った写真だからです。

購入にあたって、安いことから性能に不安がなかったといえば嘘になりますが、YouTubeで真冬の北海道をなんの問題もなく走行している動画を視聴して、まず問題ないだろうと判断しました。

装着直後のタイヤの硬度は約56。ブリジストンやヨコハマよりはやや硬い、そんな硬度でした。タイヤが柔らかすぎても、雪道や凍結路面での性能は上がる反面、車線変更や右左折でタイヤがよじれやすくなってグニャグニャと不快な感覚が伝わってくるので、私はやや硬めが好みです。

ピレリのスタッドレスタイヤ、アイス・アシンメトリコ・プラスを装着してから、約ひと月が経過しようとしています。

その間、ほとんどドライ、たまにウェット路面を走行した感想ですが、ミシュランのX-ICE 3にとても近いな、と感じています。

車線変更や右左折でタイヤがよじれる不快な感覚もないですし、独特のロードノイズも発生しないですし、スタッドレスであることを忘れそうになるくらい、サマータイヤに近い感覚で走行できるタイヤです。

もちろん、ブレーキの制動距離は伸びていますし、コーナーでは弱アンダーの傾向もあるので、過信や油断は禁物ですが、ちょっと意識して気をつけるだけでサマータイヤと遜色ない走行ができるのは素晴らしい。

あとは、早く実際に雪道や凍結路面を走行して試してみたいですね。

今年は珍しくクリスマス前から雪国に雪が降りまくっているので、試しに行きたくてウズウズしているんですけど、それを許さない空気に支配されているのがなんともじれったい…。

新年や2月には、落ち着いていると助かるんですけども。せっかくスタッドレスタイヤを新調したというのに、生殺しでは切なすぎますよ。

カーオーディオの設定は難しい

カーオーディオの設定は難しい

画像はPixabayより

私は普段、愛車の運転中は大好きな洋楽ロックを中心に聴いています。

カーオーディオの設定は、イコライザーはフラットで、デジタル補正は全てオフ。スピーカーはフロント4スピーカー、リア2スピーカーなんですけど、8:2くらいの割合でフロントに振って、前方優位にしています。

音量は、うるさく聞こえるギリギリ一歩手前。

基本的にはこの設定で満足して、運転中に大好きな音楽を堪能しているんですけど、不意に物足りなさを覚えることがあるのです。

昔の音圧の低いアルバムであったり、物静かなバラード曲を聴いているときですかね。

すると、イコライザーを弄って低中域を強調し、ラウドネスで音量感を増強し、さらに圧縮音源を高音質に補完する機能もオン。デジタル補正盛り盛りのドンシャリサウンド全開。

しばらくの間は、そのド迫力のサウンドにご満悦なんですけど、すぐにキツくなっちゃうんですよね。低音過多で。

最近の派手な音作りのダンサブルな曲や、豪快なロックナンバーを聴いていると、特にこの傾向が強くなります。

共鳴やビビリ音の発生も気になるわ、音圧がすごすぎて耳が疲れるわ、大好きなはずの音楽が耳障りに聞こえてきてしまうわ。散々です。

こうなったらどうするのかというと、デジタル補正全オフです。イコライザーもフラットに。で、音量をうるさく聞こえるギリギリ一歩手前に調整。

するとこれが、音像がスッキリして、スピーカーもめちゃくちゃ活き活きと鳴っているように聞こえるんですよね。不思議なことに。

フラットで補正全オフ、前方優位が、最も気持ちよく音楽を楽しめる設定のひとつであることは間違いないでしょう。

ただし、これがまた物足りなくなっちゃうんですよね。しばらくすると。で、イコライザーを弄ってデジタル補正を盛り盛りにして。そして、やっぱり低音過多でキツイわとなってイコライザーをフラットにしてデジタル補正全オフ。この繰り返し。

完全に迷走しちゃってますね。

バラードかロックナンバーか、楽曲のキャラクターも関係してくるところではありますけども。楽曲それぞれで、気持ちの良いポイントが違いすぎて掴みどころがわからない。

音楽アルバムごとの音圧のバラツキがでかすぎて、ランダムで聴いていることでそのバラツキが余計に顕著になってしまって、昔のアルバムのスッカスカな音をフラットで聴いていると物足りなくなり、今どきの派手な音を補正盛り盛りで聴いていると耳にキツイ、そんな罠にはまり込んでいるのだろうと思われます。

このエンドレス迷宮からはよ抜け出したい。

ツイッターで、このままだとエンドレスで音の調整を続けることになりますよ、と恐ろしい忠告を受けてしまったので、早く妥協点を見い出さなければ。

四代目のブレーキキャリパーをDIYで塗装した

四代目のブレーキキャリパーをDIYで塗装した

クルマの経年劣化あるあるのうちのひとつだと思うんですけど、ブレーキキャリパーって、いつの間にかサビやブレーキダストにまみれて、見るも無残な状態になってしまうんですよね。

クルマを止めるために膨大なエネルギーを必要とされる箇所で、酷使ゆえのダメージの蓄積は仕方のないこととはいえ、さすがに見た目がちょっと哀れすぎる。

というわけで、休日に四代目のブレーキキャリパーを自家塗装しました。ドラレコの取り付け以来かな。久しぶりのDIYです。

現状。塗装ハゲとダスト汚れで悲惨なことに。もはや元々がどんな色だったのかすらわかりません。

一輪ずつ、油圧ジャッキで車体を持ち上げてタイヤを外し、ブレーキキャリパーを露わにします。油圧ジャッキがあると、少し楽ができていいですよ。車載ジャッキでは、車体を持ち上げるのに力が要ります。

外したタイヤは車体と地面の間に滑り込ませて、万が一の脱落に備えます。塗っている最中に地震が起こらないとも限りませんからね。

ブレーキクリーナーを吹き付けて、ワイヤーブラシでゴシゴシこすり、汚れを落とすとともに、少しでも塗装が乗りやすくなるようにします。

我ながら、マスキングが適当すぎる。刷毛や筆で塗るのであればこそですが。スプレーで塗装するとなると、さすがにこれでは無理です。

広いところは刷毛で大雑把に塗って、細かいところは細筆で塗っていきます。見える範囲で、塗り残しがないか確認しながら。

この作業をひたすら、四輪繰り返します。

雲が多く、風も涼しくて強い日を選びました。雲ひとつない炎天下では辛い作業になりますので。さらに、できれば、週間天気予報もチェックして、塗装後数日間雨が降らない日を選びたいところです。

三代目は艶あり黒でブレーキキャリパーを塗ったのですが、今回はスーパーシルバーで塗ってみました。最近のクルマのシルバーのキャリパーいいなぁ、と思いながら眺めていたので。

塗ってみたら想像以上にギンギラ銀でした。さすがスーパーシルバー。ホイールを装着しても存在感抜群です。あとは経過を見て、劣化が早いようでしたらまた別の色での上塗りも検討したいところです。

売り文句に、すぐれた耐候性と防食性と書かれているので、期待しているんですけどね。特に耐熱塗料ではないんですけど、三代目に使った艶あり黒も耐熱ではなかったんですけど、色が落ちたりとかなかったので、これで様子を見ます。

塗り直すとしたら、人気の黄色や赤は派手すぎるので避けて、グレーかブロンズかゴールドか。ブロンズとゴールドはホームセンターでこれだという塗料が見つからないので、グレーに塗ることになりそうな気がします。グレーも地味すぎるような気がしてしまうんですけど。

自己塗装から約9ヶ月、スーパーシルバーのその後

2020年6月に四代目愛車のブレーキキャリパーをスーパーシルバーに自己塗装してから、約9ヶ月が経過しました。スーパーシルバーの経年経過を添付しておきます。

フロントはブレーキが大きいためダストも多く、汚れでくすんできてスーパーシルバーに陰りが見えます。光沢系の色はやっぱりくすんでくると劣化が目立ってしまいますね。

一方で、ブレーキが小さいためダスト汚れも少ないリアは、まだまだ光沢を保っています。フロントもこれくらいだったら、まだまだ塗り替えを考えずに済んでいたのでしょうが。

やっぱりグレー系ですかね。もうちょっと暖かくなったら、夏タイヤに替えるタイミングでブレーキキャリパーを再塗装しようかと思います。

ついに四代目のマフラーを交換した

ついに四代目のマフラーを交換した

四代目の愛車をネットで見つけて、契約する前に現車確認しに行ったときに、下回りを覗き込んで気がついたんですけど、四代目にはひとつ問題がありました。

センターパイプからリアピースにかけて、マフラーがサビまみれで、これはまいったな、と。

現車確認しに行くと決めた時点で、すでに大方乗り換えに気持ちは傾いていましたけど、さすがにこのサビまみれはシャレにならないぞ、と思いまして。

迷いましたねぇ、契約。気になったのは唯一、マフラーのサビだけ。しかしそれが大問題なわけで。それ以外は文句のつけようがなかったんですけどね。かっこいい純正エアロも付いてるし、ボディの色も好みだし、カーナビも付いてないし、車高はノーマルだし、5速マニュアルだし。

これっきゃねぇ、でもなぁ。小一時間悶々としておりました。

まあ結局契約することになるわけですけど、車両は安いんだから、もうちょっと高かったと思ってマフラーを替えちゃえばいいか、と考えました。

決して、純正マフラーのしょぼくれた見た目と情けない音が嫌だったわけではないですよ。いや、まあ、正直それもマフラーを替えたくなった理由ではあるんですけど、それ以上にサビですよ。この状態で放置は無理。

なかなか見つからないマフラー

マフラーは替えちゃうと決めてからが長かったですけどね。サビだらけでいつ穴が空いて排気漏れを起こすともわからないマフラーの交換を前提に契約して、その四代目が我が家にやって来て、実際にマフラーを交換するまで、半年近くかかりました。

中古品の一期一会の機会になかなか恵まれなかったのです。

来る日も来る日も、中古カー用品店で商品検索を繰り返していました。

いや、あるにはあるんですよ、物は。でも、いやさすがにこれは、と二の足を踏んでしまうような出物ばっかりだったのです。

サビているとか、ボコボコに凹んでいるとか、欠品ありとか、要補修品だったりとか。

そんなある日、ついに私の執念が実を結びまして、値段もそんなに高くなく、ボコボコでもなく、サビてもいない、そんな逸品が転がり出てきたので、取り寄せを頼むためにお店に走りました。

2020年5月上旬のことでした。

お取り寄せを頼んだ二品がこちら。

センターパイプは、大阪のスバルショップK2GEARのデュアルセンターパイプ。リアピースは、我らが静岡県が誇るチューニングメーカーHKSのES Premium。

そのまま取り付けまでお願いしたので、部品代に取り寄せ代、工賃と合体してなかなかな金額になってしまいましたけど、見た目も大迫力でかっこいいですし、錆びる心配の少ないステンレス製で安心ですし、回すとレーシーなサウンドも最高です。

2.0Rは、もともとエンジンを回して走らせるのが気持ちいいクルマでしたけど、このマフラー交換によって、エンジンを回すことにさらなる愉悦を覚えるクルマになりました。

懸念されたのが、抜けが良くなったことと、音がめちゃくちゃ気持ちよくなってついつい回しすぎてしまうことによる燃費の悪化でしたけど、交換前と変わらず通勤と街乗りのみでも平均11km/lは越えてくるので、ひと安心。

総合的に、大満足です。出物を待ち続けた甲斐がありました。

ミシュランのタイヤにゾッコン

愛車にはミシュランのタイヤを装着している

私は今、BP5型レガシィ・ツーリングワゴン2.0Rに乗っています。

マニュアル、四駆、ワゴンの最低三カ条を条件に探した結果、巡り会った愛車ではあるのですが、実はそれと同じくらい重視していたことがありました。

タイヤのサイズです。

前車のBH5型レガシィ・ツーリングワゴンGT-Bで装着していたホイールとタイヤがそのまま流用できる車種が望ましい、と考えていました。

我ながら、ホイールとタイヤの引き継ぎ流用は貧乏くさいな、とは思いましたけど、使えるものは使わないともったいないですからね。

それに何より、ヨコハマのホイールのデザインはめちゃくちゃかっこよくてお気に入りでしたし、装着していた夏用と冬用のミシュランタイヤの走りも最高だったので、交換時期に差し掛かっていたのならともかく、まだまだ使える状態だったので、是が非でも引き継ぎ流用したかったんですよね。

夏タイヤはパイロットスポーツ4

夏タイヤは、ミシュランのスポーツコンフォートモデル、パイロットスポーツ4を履いています。ホイールはヨコハマのクロイツァー。緩やかな湾曲が美しく、かっこいいホイールです。

このパイロットスポーツ4、めちゃくちゃいいタイヤですよ。

通販で買って、出勤途中に地元のタイヤ屋さんに持ち込んで交換してもらったんですけど、エクストリーム出社中のいつもの通勤路ですでにその凄さの片鱗を感じていましたが、帰宅中にやっぱり凄いぞこのタイヤ、と確信しまして、まっすぐ帰らずに浜名湖一周しました。

浜名湖一周、適度な起伏と距離のワインディングで、景色も素晴らしいですし、気晴らしドライブにもってこいのコースなんですよね。思ったとおり、ただでさえ楽しい愛車の運転が今まで以上にめちゃくちゃ楽しくて、浜名湖一周では物足りなくておかわりしちゃいまして、二周してからやっと帰宅しました。

無意味に遠回りしたり、無駄に右往左往したくなっちゃうくらい、車の運転が楽しくなるタイヤです。

タイヤを換えただけで、愛車に惚れ直したのは初めてですね。感動性能です。

パイロットスポーツ4はそれはもう凄いタイヤなんですけど、これはスポーツ性能に快適性も加味したタイヤなので、逆の特性のミシュランタイヤが気になっています。快適性能に、スポーツ性を加味したモデルですね。具体的に言えば、プライマシーシリーズ

PS4をリピートしたいのは山々なんですけど、次はプライマシーを試してみようかな、なんて考えています。

冬タイヤはX-ICE3

冬タイヤは、ミシュランのスタッドレス、X-ICE3を装着しています。ホイールはヨコハマのAVS MODEL T7。美しいゴールドと力強く伸びるスポークがたまりません。

人によっては、このホイールをスタッドレス用にするとは、と気に食わないかもしれませんが、美品に見える安い中古ホイールなので。もう五年は使ってますしね。夏タイヤのホイールを換えたら、冬タイヤのホイールも換えたくなってしまったのです。

このX-ICE3がまた、素晴らしいタイヤです。

スタッドレスって、雪が積もっていたり凍結している路面での走行性能を得るために、ノーマルタイヤよりもゴムが柔らかくなっているんですけど、そのために普通の路面での走行性能を犠牲にしているものが多いんですよ。

ブレーキの制動距離も伸びますし、タイヤが柔らかすぎるせいで車線変更時にタイヤがよじれているのが感じ取れて気持ち悪かったり、レスポンスの悪さにやきもきしたり。

最大の難点は、濡れている路面に弱いことですね。トレッドパターンや構造が排水性を重視していないため、寒冷地ではない普通の濡れた路面では、滑りやすかったり、ハイドロプレーニング現象に陥りやすかったりします。

これらの、スタッドレス特有のネガを払拭した、ノーマルタイヤとも遜色ない走行性能を獲得しているのが、ミシュランのスタッドレスX-ICE3です。

もちろん過信は禁物ですが、雨でも滑りにくいですし、タイヤに軟さを感じることもないですし、レスポンスも違和感ないですし。

走行音も静かで、スタッドレス特有のごうごうと地面と共鳴するようなロードノイズも発生しないので、快適性も高いです。

私は普段雪の滅多に降らない地域に住んでいて、たまに趣味のスキーに出かけるときにスタッドレスが必要なだけなので、このような使い方にピタリとハマるスタッドレスでしょう。

ブリジストンやヨコハマの進化も気になりますけど、ミシュランのこの乗り味を一度知ってしまうと、他社のタイヤの購入はちょっと考えられないですね。