愛車にはミシュランのタイヤを装着している
私は今、BP5型レガシィ・ツーリングワゴン2.0Rに乗っています。
マニュアル、四駆、ワゴンの最低三カ条を条件に探した結果、巡り会った愛車ではあるのですが、実はそれと同じくらい重視していたことがありました。
タイヤのサイズです。
前車のBH5型レガシィ・ツーリングワゴンGT-Bで装着していたホイールとタイヤがそのまま流用できる車種が望ましい、と考えていました。
我ながら、ホイールとタイヤの引き継ぎ流用は貧乏くさいな、とは思いましたけど、使えるものは使わないともったいないですからね。
それに何より、ヨコハマのホイールのデザインはめちゃくちゃかっこよくてお気に入りでしたし、装着していた夏用と冬用のミシュランタイヤの走りも最高だったので、交換時期に差し掛かっていたのならともかく、まだまだ使える状態だったので、是が非でも引き継ぎ流用したかったんですよね。
夏タイヤはパイロットスポーツ4
夏タイヤは、ミシュランのスポーツコンフォートモデル、パイロットスポーツ4を履いています。ホイールはヨコハマのクロイツァー。緩やかな湾曲が美しく、かっこいいホイールです。
このパイロットスポーツ4、めちゃくちゃいいタイヤですよ。
通販で買って、出勤途中に地元のタイヤ屋さんに持ち込んで交換してもらったんですけど、エクストリーム出社中のいつもの通勤路ですでにその凄さの片鱗を感じていましたが、帰宅中にやっぱり凄いぞこのタイヤ、と確信しまして、まっすぐ帰らずに浜名湖一周しました。
浜名湖一周、適度な起伏と距離のワインディングで、景色も素晴らしいですし、気晴らしドライブにもってこいのコースなんですよね。思ったとおり、ただでさえ楽しい愛車の運転が今まで以上にめちゃくちゃ楽しくて、浜名湖一周では物足りなくておかわりしちゃいまして、二周してからやっと帰宅しました。
無意味に遠回りしたり、無駄に右往左往したくなっちゃうくらい、車の運転が楽しくなるタイヤです。
タイヤを換えただけで、愛車に惚れ直したのは初めてですね。感動性能です。
パイロットスポーツ4はそれはもう凄いタイヤなんですけど、これはスポーツ性能に快適性も加味したタイヤなので、逆の特性のミシュランタイヤが気になっています。快適性能に、スポーツ性を加味したモデルですね。具体的に言えば、プライマシーシリーズ。
PS4をリピートしたいのは山々なんですけど、次はプライマシーを試してみようかな、なんて考えています。
冬タイヤはX-ICE3
冬タイヤは、ミシュランのスタッドレス、X-ICE3を装着しています。ホイールはヨコハマのAVS MODEL T7。美しいゴールドと力強く伸びるスポークがたまりません。
人によっては、このホイールをスタッドレス用にするとは、と気に食わないかもしれませんが、美品に見える安い中古ホイールなので。もう五年は使ってますしね。夏タイヤのホイールを換えたら、冬タイヤのホイールも換えたくなってしまったのです。
このX-ICE3がまた、素晴らしいタイヤです。
スタッドレスって、雪が積もっていたり凍結している路面での走行性能を得るために、ノーマルタイヤよりもゴムが柔らかくなっているんですけど、そのために普通の路面での走行性能を犠牲にしているものが多いんですよ。
ブレーキの制動距離も伸びますし、タイヤが柔らかすぎるせいで車線変更時にタイヤがよじれているのが感じ取れて気持ち悪かったり、レスポンスの悪さにやきもきしたり。
最大の難点は、濡れている路面に弱いことですね。トレッドパターンや構造が排水性を重視していないため、寒冷地ではない普通の濡れた路面では、滑りやすかったり、ハイドロプレーニング現象に陥りやすかったりします。
これらの、スタッドレス特有のネガを払拭した、ノーマルタイヤとも遜色ない走行性能を獲得しているのが、ミシュランのスタッドレスX-ICE3です。
もちろん過信は禁物ですが、雨でも滑りにくいですし、タイヤに軟さを感じることもないですし、レスポンスも違和感ないですし。
走行音も静かで、スタッドレス特有のごうごうと地面と共鳴するようなロードノイズも発生しないので、快適性も高いです。
私は普段雪の滅多に降らない地域に住んでいて、たまに趣味のスキーに出かけるときにスタッドレスが必要なだけなので、このような使い方にピタリとハマるスタッドレスでしょう。
ブリジストンやヨコハマの進化も気になりますけど、ミシュランのこの乗り味を一度知ってしまうと、他社のタイヤの購入はちょっと考えられないですね。