コロナ禍で加速するおひとり様

コロナ禍で加速するおひとり様

正直に言うと、前々からその傾向はありました。

もともと、友人も少ないですしね。コロナ関係なく、誰も誘わずにひとりでぷらっと出かけることはありました。

名古屋のDisk Heavenやサウンドベイ金山まで掘り出し物のCDを探しに行ったり、カメラ片手に風景写真を撮りに出かけたり、仕事が終わったら定時ダッシュして名古屋まで好きなバンドのライブを観に行ったり、無駄に早起きしちゃって渥美半島一周早朝ドライブしてきたり。

しかし、二年前のコロナウイルスの流行から、その傾向がさらに加速しているのは紛れもない事実です。

まず、気軽に友人を誘えなくなりましたよね。なんかあったら悪いなとか気を使ったり。それならひとりで気兼ねなくちゃっちゃと行ってくるかとか。都合を擦り合わせる手間も要りませんし。

音楽ライブはまったく開催されなくなったので約二年間行けませんでしたけど、この夏から少しずつ戻ってきているので楽しみにしています。

誰か他の人に迷惑を掛けるでもなく、ひとりの時間を気ままに楽しむ、その気楽さに取り憑かれてしまったのかもしれません。

以前は、職場のすぐそばにある妹宅に月に二回は立ち寄って世間話をしていたんですけど、映画を観に行くようになったのと感染や接触に気を使うようになったのとで、めったに行かなくなってしまいました。

お店の減少や売り場の縮小、品揃えの悪化などから通販の利用ばっかりになって、CD屋さんにひとりでぷらっと出かけることはほとんどなくなりましたが、その代わりにひとりで映画館に新作映画を観に出かけたり、富士山の夜明けの様子を写真に撮りに行ってみたり、好きな漫画から興味を持ち始めたソロキャンプをしてみたり、喫茶店にモーニングを食べに行ってみたり、ふらっと立ち寄った古美術商さんで火鉢を手に入れてきてメダカを飼い始めたり。

中でも特に、映画館での新作映画鑑賞ですね。予告を見てちょっとでも面白そうだなと思ったら、近くの映画館の上映スケジュールを調べて金曜日の夜になったらレイトショーを観に出かけたり。

毎週のように金曜の夜は映画を観に出かけているので、もしかしてご近所さんからは夜遊びが激しいなと白い目で見られているのかもしれません。

ひとりなら友人の都合に左右されることもないので、気ままに今回は豊橋の映画館に行こうとか、この映画は良い音で観たいから浜松のTOHOシネマズに行こうとか、ガラガラのほとんど貸し切りで観たいときにはイオンシネマに行ってみたりとか。

帰りには、遅くまで開いているツタヤに寄って店内を適当にブラブラするのがまた楽しかったりして。特に買いたい本や借りたいCDやDVDがあるわけじゃなくても。無意識下で、その日その時その気分にバシッとハマる娯楽との不意の出会いを求めていたりするのかもしれません。

私のカーオーディオの設定

私のカーオーディオの設定

CDやDVDを流したり、あるいはスマホからBluetoothで音楽を飛ばしたりと、車で移動中にカーオーディオで音楽を楽しんでいる人は多いと思いますが、どのようなオーディオの設定で音楽を聴いているでしょうか。

意外と、初期設定のままで聴いているという人も多いのかもしれませんね。その一方で、少しでもいい音で聴くためにいろいろと試行錯誤している人もいるでしょう。

人それぞれ音に対する感じ方や好みの鳴り方は様々なので、初期設定のままで充分満足する人もいれば、なかなか納得がいかずに細かな変更を繰り返す人もいます。

一概にこれと言える明確な正解がないため自分が好きな音を各々目指すことになるのですが、自分なりにこれが最もシンプルかつ再現も容易で気持ちよく鳴る設定を見つけることができました。

イコライザーはフラット

イコライザーはフラットにしています。各メーカーがロック向けやポップス向けのイコライザーをプリセットしていますが、いろいろ試した挙げ句結局フラットに落ち着きました。

というのも、聴こえ方や音の鳴り方だけでも様々な好みがある上に、曲によっても低音が強かったり高音がキツかったりとその性格が千差万別だからです。曲によって自分好みの鳴り方をちまちまと設定して変更してと出来ればそれが一番でしょうが、そんな大変でめんどくさい方法は現実的ではないので、手間暇のかからない最適解を見つけるしかありません。

その答えがフラットです。別に原音再生主義というわけではなく、曲の性格をそのまま素直に再生に反映させるのが狙いです。

サウンドエフェクトは全てオフ

サウンドエフェクトというのは、ロードノイズにより軽減されてしまった低音を補正したり、圧縮音源の失われた音場を補正したり、音が空間に広がる様子をコントロールしたり、音の輪郭をつかみやすくなるような変化をつけたりと、音の鳴り方に関する効果の強弱のことです。

これらのエフェクトは全てオフにしています。オフにするとサウンドが若干薄く感じるような気がするものの、逆に言えばオンにしているとボワついたりブーミーに聞こえる気がするわけで、音像をスッキリさせるためにオフにしています。

フェダー/バランスは7:3で前方優位

私の愛車のスピーカーはフロント4、リア2の6スピーカーなのですが、センターに設定するとややごちゃついて聞こえるため、フロント7:リア3で前方優位で鳴らしています。よくダッシュボード上でバンドが演奏しているように、なんて表現がされていますけど、それよりちょっと手前で鳴らしているイメージです。

リアスピーカーは要らないという人も見かけますけど、自分は前後に振っていろいろと試してみた結果、このあたりの鳴り方が一番好みに聞こえたのでこうしています。

クロスオーバーやタイムアライメントは未設定

ここを追い込むことこそがカーオーディオの肝、とする声や記事をよく見かけますが、私はまったく手を付けていません。昔触ってみたこともあるのですが、よくわからずに迷子になるだけだったので、それ以来手を出すべきものではないと個人的に思っています。

この先魔境の為立ち入るべからず、みたいな感じですね。

もしバッテリー交換などで設定が飛んでしまったときに、何も見ずにすぐに元の設定を再現できるかどうか、もカーオーディオを楽しむ上で大事なことなのではないかな、と思っています。

ソースレベルはBluetooth最大、その他は最小

私の場合はBluetoothで飛ばしているiPhoneとその他の再生メディアとで音量差が激しいので、音が小さすぎるBluetoothを最大の+6、音が大きすぎるその他のメディアを-15にしています。

こうしておかないと、いつもBluetoothでばっかり聴いていて、たまにラジオやCDなどに変更すると、音量差にびっくりすることになってしまいます。

iPhoneの音量を上げるという手もあるのですが、それだと今度はワイヤレスイヤホンなどに音を飛ばしたときに大きすぎて調整することになったりするので、音量調整の必要なく様々な再生先で音楽を楽しめるように、こうしています。

友人のBOSEサウンドシステム搭載高級車でライブ会場に向かって感じたこと

友人のBOSEサウンドシステム搭載高級車でライブ会場に向かって感じたこと

5月21日に、静岡県袋井市のエコパアリーナで開催された三年ぶりのB’zの全国ツアー、LIVE-GYM 2022 Highway Xを観てきました。

その興奮未だ冷めやらず、ブログを書いたり出退勤でB’zのランダムプレイリストを聴いたり休日にお酒を飲みながらライブ映像作品を観たりして、余韻に浸っております。

ライブ会場のエコパアリーナには、友人が車を出してくれるとのことで、お言葉に甘えて乗せていってもらいました。私の道案内で行きも帰りも渋滞知らずでスムーズに出し入れできる会場すぐそばの駐車場に車を止めて。

ただ、ちょっと余裕をかましすぎたせいか駐車場はほぼ満車の状態だったので、次の機会があったらもう少し早く出発するようにします。

友人の車はマツダのSUVです。ディーゼル車。余裕のトルクによるスムーズな加速、広々とした静かで快適な車内空間、BOSEサウンドシステムによる心地よい音響が魅力的な車です。

そんな友人のマツダ車に搭載されていたBOSEサウンドシステムでB’zの比較的最近のアルバムの曲を聴きながら会場に向かっていたら、こういう車もいいなぁとしみじみ感じ入ってしまいました。

しかしそれも、こうして送ってもらったからこそ感じたわけで。

自分で所有して運転するとなると、また話は変わってきます。

マニュアル車が好きなんですよね。古臭いだの時代遅れだの言われようが。自分の意のままに操る愉悦性の虜なのです。静かで快適で安全装備てんこ盛りの車も楽でいいんでしょうけど、そのトレードオフが自分の意のままに操る愉悦性というのは大きすぎますし痛すぎます。

私はスキーやキャンプにも出かけるので、自分で所有して運転するとなると、安定性の高い四駆で積載性に優れたワゴンで運転が楽しいマニュアル車であることが、最低限譲れないラインとなってきます。

最近搭載車両が増えた、BOSEやJBLなどによるメーカーオプションのサウンドシステムは弄る手間を省いてくれる高音質で高品位のインストールが最大の魅力ですけど、裏を返せば自分で弄る余地がなく自分好みのヘッドユニットやスピーカーに気軽に交換できなくなってしまう、という問題点も抱え込んでしまうことになります。

純正モニターのフォント表示がダサいから交換したくてたまらなくなったとしても、おいそれと交換できず我慢するしかなくなってしまうのです。

まあフォントのダサさくらいならしばらくすれば見慣れてなんとも思えなくなるかもしれませんが、音質に不満があったり好みの音ではなくて我慢できないとなると、これはもう死活問題でしょう。

やっぱり、ヘッドユニットはDIN規格準拠で自分が好きなユニットに交換したい放題で、スピーカーは自分が好きな音を鳴らしてくれるものに気軽に交換できる前後6スピーカーが、再生メディアの移り変わりなど後々のことも考えたりするとベターなのかもしれないと思ったり。

友人の車に自分の車にはない魅力を感じたり、だからこそ愛車の魅力を再確認したりもした、ライブ会場への道中となりました。

10年前の37型テレビから最新の32型テレビに買い替えたら、画面位置が下がりすぎてめちゃくちゃ見づらくなったので、モニターアームで高さを稼いだ

10年前の37型テレビから最新の32型テレビに買い替えたら、画面位置が下がりすぎてめちゃくちゃ見づらくなったので、モニターアームで高さを稼いだ

数年前から、自室の液晶テレビの買い替えを考えていました。

というのも、電源を入れても数分間映像が乱れていて、そろそろ寿命の兆候が現れていたからです。数分間我慢すれば普通に映るようになるので、我慢してだましだまし使ってきました。

買い替えの決心がなかなかつかなかったのは、同じ型のテレビがないというのも理由のひとつでした。10年ほど前に買った東芝のレグザ37Z9500を使っていたんですが、今はもう37型のテレビがないんですよね。

40型ではテレビ台の両端に乗せているスピーカーに干渉してしまいますし、かといって32型に小型化するのも癪ですし。そんなこんなで、数分間我慢すれば映るしまあいいかと、問題が先送りにされ続けてきました。

32型に小型化するか、無理やり40型を押し込むか。去年の暮れ頃から、電気屋さんに足を運んではテレビを前に腕を組んで唸っていたのですが、今年の2月になってようやく、購入を決めました。32型に。

処分が悩みのひとつのタネだった今まで使っていた37型は、妹がもらってくれました。今は妹宅で姪っ子たちのテレビゲーム用モニターとなって、余生を送っています。

今どきのテレビはめちゃくちゃ軽いのもあって、配送料と設置料めちゃ高なのでもちろん持ち帰って早速開封して設置したのですが、ここで思いもよらなかった問題が発覚しました。

フレームが極薄になったからか、テレビ画面の位置がめちゃくちゃ下がって、ソファに座ると目線が下がりすぎて画面が見づらすぎる…。テレビもちゃちく見えてガッカリ感が半端ない…。

店頭で横に並んでいた32型と40型を見比べて、まあこれなら許容範囲だろうと決めたので、仮に40型にしていたところで、この見づらさやガッカリ感には大差はなかったでしょう。

10年前にテレビを買ってテレビ台をローボードにしていた人たちは、近年テレビを買い替えた場合、おしなべてこの見づらさに絶望したのではないかと思われます。

模様替えを面倒臭がらずに、50型か55型の4Kテレビにして、テレビ台も壁寄せスタンドのハイタイプにしておくべきだったか…と天を仰ぎましたが、嘆いていても何も変わらないので、解決策を探りました。

なんとか、画面の位置を上げるしかない。

壁掛けにするか、ちょい足しラックを買い足すか、モニターアームで高さを稼ぐか。愚考した結果、モニターアームでテレビ画面の位置を目線の高さにまで上げることにしました。

壁掛けでは作業が大掛かりになりますし、ちょい足しラックではたかが10cm嵩上げしたところで焼け石に水で見づらさの改善は見込めず、モニターアームが最も手軽で効果も大きいだろう、という判断です。

結果から言うと、その目論見は大成功でした。約23cmほど画面の高さを上げただけですが、これだけで劇的に見やすくなり、テレビが小さすぎたかという後悔が払拭されました。

用意したものはふたつです。モニターアームと、VESA変換プレート。

モニターアームは高さだけ上げられればいいので、シンプルなスタンドタイプにしました。安かったですし、構造が単純なぶん調整も少なく済んで楽なので、これで間違いなかったと思っています。

ただ、VESA変換プレートにはちょっとした落とし穴がありました。

モニタースタンド側はM4ネジの75X75か100X100という規格なのに対し、テレビ側はM6ネジの100X200という規格になっているので、M4→M6の変換プレートを用意しなければならなかったところ、テレビ側の規格の確認を怠った私はM4→M4の変換プレートを買ってしまっていたのです。

幸い、手元に愛車のリアスピーカー交換時に使用した電動ドリルがあったので、それでネジ穴を広げてM6にし、M6のネジも調達してきました。持っててよかった電動ドリル。

それでどうにか変換プレートを取り付けて、テレビ画面の高さを稼ぐことに成功しました。

今後は、テレビを買い替える際は、背面の仕様も要チェックですね。VESAの規格はどうなっているのか、ネジ穴は何ミリで長さは何ミリなのか。

あと接続端子の位置ですね。

私が買ったテレビは、接続端子が側面に用意されていたのでモニターアームの取り付けになんの不都合もなかったんですけど、中にはVESAプレートが干渉してしまう位置に接続端子群が集約されている、気の利いてない設計のテレビもあるみたいです。

幅や高さや重さは大丈夫なのかと確認しても、なかなか側面や背面にまで気が回らないでしょうからね。自分も全然気にしてませんでしたし。モニターアームの取り付け不可だったら、ちょい足しラックにすがるしかありませんでした。

それにしても最新の液晶テレビの画面はめちゃくちゃキレイですね。32型と小さくなったことで粗が目立ちにくくなっているのか、これだけ映れば4Kじゃなくても充分だと満足できます。

とはいえ、大型テレビへの憧れや未練がないかといったら、やっぱり心のどこかに残ってますけど、映画やライブに没入すれば画面のサイズへの劣等感は忘れられるので、とりあえずこれでヨシとします。

冬キャンプをやるときに気をつけていること

冬キャンプをやるときに気をつけていること

漫画『ゆるキャン△』人気とここ数年のアウトドアブームで、シーズン真っ盛りのファミリーキャンプはもちろん、冬のソロキャンプを楽しむ人もぐっと増加しました。

私もそのひとりで、ブームに乗って少しずつ道具を買い集め、ついには実際にキャンプを楽しむようにもなりました。

まだまだ回数は少ないので、偉そうに語れるほどの経験もノウハウもありませんが、厳しい寒さとの戦いになる冬キャンプについて、目指すべき境地と見えてきたことがいくつかあるので、ここに書き記しておきます。

まず目指すべき境地ですが、敵を知り己を知れば百戦危うからず、ここです。

冬キャンプは夏と違って凍死や火事、暖房器具による一酸化炭素中毒の危険性が高まります。自分の装備の特性と注意点をよく理解し、これらの危険性を少しでも下げる努力も求められます。

それをやや乱暴にひと言でまとめると、敵を知り己を知れば百戦危うからず、という境地になります。

では、この境地に少しでも近ずくために、私が心がけていることを書いていきます。

温暖な地元で冬キャンプする

まずはキャンプ地選びですね。私は静岡県西部地方の太平洋側という、日本でも有数の冬でも温暖な地域に暮らしています。この利点を最大限に活かし、恵まれた地元で冬キャンプをします。

冬の伊豆高原や富士五湖でキャンプしてみたい、という、いわゆる冬キャンプらしい冬キャンプへの憧れもありますが、寒冷地でのキャンプは一歩間違うと命に関わるので、軽はずみな冒険心はぐっと堪えるべきでしょう。

従いまして、この記事では寒冷地での雪中キャンプや厳冬期の登山テント泊などを想定した対策は一切書かれていないので、ご了承ください。

その上で冬にしては気温も高めで風も弱い日を選ぶ

さらに細かく好条件を選びます。

いくら地元が日本でも有数の温暖な地域でも、雪がちらつくような猛烈な寒波の襲来中にキャンプするのでは、気象条件が悪すぎてせっかくの地元の利点が意味がなくなってしまいます。薪ストーブや灯油ストーブなどの暖房器具を持っていないので、恵まれた気象条件は必須です。

気温が高く風も弱いという好条件を味方につけることで、寒さの脅威を抑えます。

最低気温が10℃以上であれば理想的ですね。この気温なら、今手元にある装備だけでも、全然寒さを感じずに快適に一夜を越せるので。

たとえ気温が高くても、風が強いとタープやテントが崩壊したり、焚き火を諦めざるを得なかったりと不安要素が増えるので、キャンセルを検討します。

オートサイトを利用して即クルマに逃げ込めるようにしておく

万が一の避難場所ですね。寒くて寒くてどうしようもなくて、最後の駆け込み寺。テントの中が寒すぎてどうにも寝られなかったら、クルマの中に寝袋を移動してそこで寝る、というのもひとつの手です。

夜中にエンジンをかけてヒーターで暖を取るなどという迷惑行為は言語道断なので、くれぐれもそんなことをせずに済むように装備を整えましょう。

お湯を注ぐだけですぐに飲めるスープを常備しておく

便宜上スープと書きましたが、何でもいいです。インスタントコーヒーでもココアでも緑茶でも、なんならカップラーメンでも。寒いなぁ、冷えるなぁ、となったときに、お湯を注ぐだけですぐに飲めるものを用意して、暖を取れるようにしておく。これが大事です。

自分の場合は、インスタントのカップスープやおしるこをバッグに忍ばせてあります。

朝にはサッポロ一番塩ラーメンを食べてます。朝、外で寒さに震えながら食べるラーメン、これがまた美味いんですよ。ただ、朝ラーメンにハマったあおりで、ホットサンドメーカーを全然使わなくなってしまったという誤算も。

気象条件に対する必要装備の基準を知り、さらに奥の手の防寒対策を用意する

最後はこれまで述べてきたことと重複するところもあるんですけど、キャンプ当日の気象条件をチェックして、これなら最低限これだけの装備を持っていけば大丈夫だろう、と判断できるようになる基準を知っておくことですね。

気温が何度のときにはこの装備では寒かったとか、気温が何度のときにはこの装備で寒さ知らずで過ごせたとか、条件と必要装備を把握しておきます。

そこにさらに、まだ寒かった場合に備えて奥の手の防寒対策をいくつか用意しておけると、なおいいでしょう。

自分のこれまでの経験上では、慎重に装備を揃えて万全で望む真冬のキャンプよりも、ちょっと暖かくなってきた春先のキャンプで油断してしまって、寒の戻りに当たったときが厳しかったですね。寒くて、寝られずに朝までに何度も起きて。なので、自分はむしろ春先にキャンプするとなったら身構えてしまいます。場合によっては冬キャンプよりも締めてかからないとやばいぞ、と。

春は日中は温かいとはいえまだまだ朝晩が冷え込むので、油断せずに防寒対策が必要です。