トップガンみたいな逆光の朝焼けが撮りたくなったら、とりあえず用宗に行っとけば間違いなし
エアフェスタ浜松2022でブルーインパルスの写真を撮りまくりひとまず満足していたのですが、富士山が冠雪して雪化粧されていると地元のニュースで見て、富士山の写真が撮りたくて仕方なくなってしまった私は次の週の土曜日、仮眠もそこそこに日本平に愛車を走らせました。
日本平で富士山と夜明けの写真を撮りまくり、帰りながら用宗に立ち寄って逆光の海原の写真を撮り、あとは眠くなったら寝ながらのんびり帰ろう、と。
地元から約110kmあるので、何気に名古屋に行くよりも遠いんですけども。行きは掛川から大井川までサクッと高速道路を利用しました。
今回の撮影機材
今回の撮影機材はカメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは標準ズームのEF-S18-135mm IS STMのいつもの組み合わせでマニュアル撮影です。初っ端の設定を間違えるとそこで終了ですが、間違えさえしなければ明るさが暴れることなく安定して撮れるのがマニュアル撮影の利点です。
日本平で撮影してきた写真
夜が明けて薄っすらと陽光が差し込み、富士山の陰影が浮かび上がると同じような景色を同じ場所から何度見てもじんわりと胸が暖かくなり感動します。不思議と飽きないですね。
仮眠もそこそこにここまで走ってきて本当に良かった、と苦労が報われる瞬間でもあります。
まだ開店数時間前で誰もいない日本平夢テラスをあえて絡めて撮るのが好き。別のポイントが他のカメラマンに先に押さえられているからというのもありますが。
富士山の山頂の雪はほとんど解けちゃってましたね。ギリギリで少しだけ残ってました。ほんと恥ずかしがり屋さんというか、いけずな一面がありますよ、富士山には。
またカッコいい建築物なんですよね、日本平夢テラスが。富士山の眺望抜群。かといってあのテラスに立っちゃうと富士山しかフレームに収まらないので一歩引いた位置からの撮影。
この時間帯はまだ立ち入りできないからでもあります。
完全に明るくなってきた清水港と富士山。穏やかな海面がまた優しい雰囲気の朝を演出しています。
用宗で撮影してきた写真
続いて用宗にある広野海洋公園へ。難破船を模した遊具があると話題になった公園です。ここから望む駿河湾がまた格別なんですよね。
とろける逆光。トップガンみたいな逆光の風景が撮りたくなったら用宗に行っとけばとりあえず間違いないレベルの風景です。
7時頃でしたかね。複数のエンジン音が喧しく轟きだしたので何事かと思ったら、用宗港のしらす漁の漁船団がボートレースの出走直前のような場所取り合戦を繰り広げていました。
一番槍で一網打尽を狙う船、あとから航路の隙間を走って取りこぼしを狙う船、漁船団の船長の性格も様々です。
陽だまりに突っ込む漁船団がまたかっこいいこと。逆光の撮影は上手くいくと癖になる魔力がありますね。
パームツリーもたくさん植えられているので、アングルや画角を工夫すれば、トップガンみたいな風景写真も撮りたい放題です。早朝なら人も多くないですからね。