当選メールがこない…どうやらPresent XのA賞には外れたようだ…

当選メールがこない…どうやらPresent XのA賞には外れたようだ…

B’zのCDアルバム『Highway X』とライブ映像作品『LIVE FRIENDS』には白色と黒色の一対のシリアルコード入り応募券が同封されていまして、詳細は後日発表とのことで(なんだろう?)とファンはざわついていたのですが、いざ詳細が発表されたらその内容がとてつもなさすぎて大爆発が起きました。

爆発というのはものの例えで本当に爆発が起きたわけではないのですが、その余波の熱風を感じる錯覚を覚えるほどには界隈が沸きたっていました。

こんなの、目が点になりますよね。

B賞のTシャツ800名(35枚サイン入り)も大概ですけど、A賞の新曲MV撮影現場見学・参加200名ご招待って。

B’zのおふたりに間近にお目にかかれるだけじゃなくて、世界最速で新曲を聞けるかもしれないってことですよ。応募するでしょう。A賞一択。この機会を逃したらもうこんなチャンスは二度とないでしょうし。

MV撮影現場見学・参加の日程が3月24日金曜日都内某所というのも、その翌日の幕張メッセのPunkSpringに行く予定だったのでこれはちょうど良すぎるぞと俄然盛り上がり、もう当選したような気になって妄想が走り出していました。

まだ応募しただけなのに。

もしA賞に当選したら、24日は有給休暇を取得して午前中のうちに都内の妹宅に車を停めさせてもらい、万全の体制で午後の予定に臨み、一泊させてもらったら翌土曜日は朝から幕張に移動してPunkSpringを堪能し、日曜日は開花状況にもよりますけど車で帰りながら富士山×桜の写真でも撮りながらのんびりと戻ろうか。

日を改めてお伊勢さんにもお礼参りしないと。

とまあこんな感じで暴走気味に盛り上がっていたのですが、当選者のみに送られるメールがこないので、どうやら外れたようです。

いや、まあ当たらないだろうな、とは思ってましたけどね。でも、宝くじよりは全然確率いいですから。束の間にソファで夢を見ちゃってました。

この結果、お伊勢さんへのお礼参りと東京の妹宅に押しかけお泊まりプランは消滅しました。

しかし、こんなにも心がときめいてワクワクしたのはいつ以来だろう。長らく味わっていなかった、夢見心地なひとときでした。

音楽担当・上原ひろみに惹かれて映画『BLUE GIANT』を観てきた

音楽担当・上原ひろみに惹かれて映画『BLUE GIANT』を観てきた

前、原作が好きだと映画化とか興味がなくなるとか言ってなかったっけ?

そんな疑問の心の声がどこからともなく聞こえてきそうですけど、大好きな漫画『BLUE GIANT』のアニメ映画を公開初日のレイトショーで観てきました。

だって、音楽担当・上原ひろみですよ。日本のトップ・ジャズピアニストが映画のために書き下ろした新曲満載ですよ。それだけでも行くでしょう。映画館に。

『THE FIRST SLAM DUNK』の前に流れた予告で音を聞いたら、これは映画館で観たいなと思っちゃったんですよね。

予告でほんの少し音を聞いただけでも並々ならぬこだわりが感じられたので、最初、特別な音響を売りにした施設で観たいなと考えていました。

我が家から近いプレミアムシアターというと、ユナイテッド・シネマ豊橋のIMAXか、ミッドランドスクエアシネマのドルビーシネマか、TOHOシネマズ赤池のドルビーアトモスか、川崎市のチネチッタのLIVE ZOUNDか。

中でもチネチッタのLIVE ZOUNDは上映回数が多い上に、同じ上映形態の『THE FIRST SLAM DUNK』をハシゴできる上映スケジュールだったのでこれはいいなと前向きに検討していたのですが、ひとつ問題がありまして。

遠いんですよね。自宅からチネチッタまで。

車で片道四時間近くかかるんですよ。

破格のライブを二本川崎で観て日帰りすると思えば…なんとか自分なりに納得させる方便を模索しますが、やっぱり遠い。せめて片道二時間であったなら。うだうだ悩まずに行っちゃえるのになぁ。

やはり川崎市まで映画を観に行くというのは現実的ではないか…。

『トップガン マーヴェリック』の4DX Screenを沼津市まで観に行ったときですら、友人にそのことを話したら(正気か…?)って顔されましたからね。

TOHOシネマズ赤池のドルビーアトモス上映は一日一回しかない上に時間帯もビミョー…。

ミッドランドスクエアシネマは迷路みたいな名古屋駅を通り抜けることを考えるだけで気が滅入る。

IMAXでの上映はナシ。

ああでもないこうでもないと考えを巡らせた結果、結局公開初日に見ることを重視して最寄りのTOHOシネマズに行きました。TOHOシネマズの通常上映の音もめっちゃいいですからね。

天上の音さえ知らなければ普通はこれで大満足です。

まあ、それだけにドルビーアトモスとかLIVE ZOUNDはどんだけ凄いんだろうと期待と想像が膨らんでしまうのですが。

上原ひろみが映画のために書き下ろした新曲の数々は熱くソウルフルで、ほんと素晴らしかったです。

主人公たちのバンドの演奏も凄くいいですが、バンド結成前の出会いの場面での川喜田のバンドとピアニスト沢辺の掛け合いも素晴らしかったです。

ただ、ドローン撮影みたいにぐるぐる飛び回るようなカメラワークは、落ち着きがなさすぎてしんどかったですね。

これこそソー・ブルーの平氏のいうところの小手先の技術というやつなのではと思ったり。音楽が素晴らしいだけに演奏シーンのCGの違和感が大きかったのは残念でした。

実写っぽさやアニメらしさや漫画っぽさが混在していた作画は時として芸術的でもあり、音と演奏がシンクロしていないように感じることもあれば、演奏と溶け合って高みに上り詰めてゆく高揚感が味わえるシーンもありました。

『BLUE GIANT』は客席模様が面白い漫画ですけど映画でもそこは変わらず、モブをモブと思わずに客席の顔ぶれを注意深く観察していると、それぞれの音楽観や人生観の変化が見てとれて泣けてきます。

二時間の映画に収めるために色々すっ飛ばして駆け足の展開なので、淡白というか薄味になってしまっているのが物足りなかったですね。それでも二時間が一瞬で溶けるくらい感動的で面白いのですが。

激アツなライブを一本堪能したかのような満足感です。

観終わってそのまままっすぐ家に帰りましたけど、できることなら店内が明るすぎず物静かな喫茶店で美味しいコーヒーでも飲みながらポケ〜っと余韻に浸ってから帰りたかったですね。

自室に帰っちゃうと、あれやこれ片付けとかなくちゃとかお風呂入ろうかとか、雑事がチラついちゃうのが難。

二軒ほど余韻に浸るのにぴったりな喫茶店の心当たりはあるのですが、レイトショーを観たあとだと閉店間際だったり、ついでに寄るという立地ではなかったりで、ちょっと厳しいのが残念。

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ポートメッセなごやのイベントに車で行くなら、市営金城ふ頭駐車場に停めておけば間違いなし

ポートメッセなごやのイベントに車で行くなら、市営金城ふ頭駐車場に停めておけば間違いなし

先日、大好きなアメリカン・ロックバンドHoobastank観たさに、ポートメッセなごやで開催されたフェスBlare Fest. 2023に行ってきました。

出発前夜まで、車で行くか電車で行くかで悩んでいましたが。

車も電車も、良いところ悪いところ、安く済んだり高くついたり、満員電車に乗ることになるかもしれないし交通渋滞に巻き込まれるかもしれないし、気楽だったり面倒だったり狭苦しかったりゆったりできたり、早くても交通ダイヤに縛られたり遅くても自分のペースで移動できたり、お酒が飲めたり飲めなかったりと、表裏一体でどっちもどっちというとちょっと言い方あれですけど、それぞれ魅力が異なるじゃないですか。

それで(どうしようかな…)と悩ましく感じてしまって。

タイムテーブルによると大トリのバンドでも20時過ぎには終演の予定だったので、よっぽどのことがなければ先日みたいに終電を逃す心配もなさそうですし。終電に間に合うか怪しい終演時間だったら、迷わずに車一択で行けるんですけどね。

どっちでも行けるのが逆に決め手に欠けるというか。

結局、早起きできたら車で行って、出遅れたら電車で行こうという、どっちでもいいやという投げやりな決定を下してから寝ました。

そしたら7時ごろに起床できたので、車で行くかと準備しました。

車で行くなら決めていたことがひとつだけありまして。

それは車は市営金城ふ頭駐車場に停める、ということです。

何年か前にポートメッセなごやで開催された[Alexandros]のライブに車で行った時もその駐車場を利用したんですけど、高速道路のインター降りてすぐですし会場までも歩いて数分ですし、車の入出庫もまったく詰まらずにウルトラスムーズだったので(ここに停めるしかないな)と思っていました。

片道二時間見ていたので、10時までに駐車場に着けば楽勝だろうという予想です。

その予想通り、行きも帰りもまったく詰まることなく入出庫できたのでノンストレスでした。

めちゃくちゃ広くてトイレもたくさんあって事前精算機もたくさんある上に、どういうカラクリなのか事前精算を済ませて出口に行くと精算済みの駐車カードを差し込まなくても自動でゲートが開くので超快適です。

日本全国でも屈指の立体駐車場なんじゃないですかね…。

フェスの公式サイトでも車で来場するならこの市営金城ふ頭駐車場を利用するように案内されていましたし、インター降りてすぐにイベントに来場なら駐車場はこちらと誘導されていたので、この駐車場の利便性を知らずともこちらに停めることになっていただろうと思いますが。

今後もポートメッセなごやのイベントに車で足を運ぶことがあれば、この駐車場一択です。

平日なら1000円、祝休日なら1500円と、上限価格が設定されているのも嬉しいところ。

あと車だと何がいいかって、満員電車に揉まれることがない上に、交通渋滞に巻き込まれなければ自分のペースで行き来できるっていうことですね。

電車だと乗り換えとか乗り継ぎに気を取られちゃって、あえて一本遅らせてご飯食べてくとか、なかなかそんな余裕が持てないんですよね。少しでも早く帰ることばっかりに気が急いてしまって。

その点、車ならコンビニに立ち寄ったりPAやSAの食堂に寄ったりと、休憩ついでの食事も自分の裁量次第ですからね。気楽に自分のペースで。そこは車移動の魅力かなぁ、と思います。

帰りも岡崎のサービスエリアに立ち寄りました。

晩飯は名古屋コーチンの親子丼にするかひつまぶしにするか、それとも味噌カツにするかと悩みながら入店したらいつも行列の矢場とんが珍しく全然並んでいなかったので、わらじ定食を食べました。

こういう余裕が持てるのが車移動のいいところです。

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Hoobastank観たさにポートメッセなごやで開催されたフェスBlare Fest. 2023に行ってきた

Hoobastank観たさにポートメッセなごやで開催されたフェスBlare Fest. 2023に行ってきた

フェス派か単独派かでいったら単独派。

そんな単独派の誇りは何処へやら。Coldrainが主催する三年ぶりのフェスBlare Fest. 2023にHoobastankが出ると聞いて、いてもたってもいられずにチケットを入手して観に行ってきました。

いや、行くでしょう。Hoobastankが出るとなったら。超かっこいいロックナンバーや感動的なバラードを聴かせてくれるアメリカン・ロックバンドですよ。

そんなこといいながら、最初から好きだったわけではないのであまり偉そうなことはいえませんが。

自分がHoobastankのことを好きになったきっかけは、東京は恵比寿のリキッドルームでThe Rasmusのライブを観たあとに移動した六本木のハードロックカフェの店内で、彼らの超名曲”The Reason”のMVが流れたことです。

それで(なんだこの感動的なバラードは!)と感動して、地元に戻ってから彼らのCDを買いに走りました。

バンドの代名詞的な一曲なので、この曲を演らないわけがないだろうとは思いながらも、”The Reason”は絶対聴きたいと思っていました。

果たして、その”The Reason”は持ち時間の終了も差し迫った終盤に少々意表をつかれた形で披露されました。

ダグが「次はヘヴィな曲を演るぜ!」と叫んだものですから、(なんだろ?まだ演ってないヘヴィな代表曲というと”Crawling In The Dark”かな?)と予想していたら”The Reason”のイントロが流れだしたので。

“The Reason”がヘヴィな曲という認識はなかった。

MVの内容は確かにヘヴィですけども。

Blare Fest.での持ち時間は40分だったので、初期の代表曲を中心としたセットリストかなと予想していましたが、もろその通りの構成でした。

大好きな曲ばっかりが聴けた至福の40分だったんですけど、3rd以降の曲ももっと聴きたかったなぁと贅沢なことを思ったり。

Hoobastankはこれまでに6枚のオリジナル・アルバムを発表していて、1stと2ndの出来が特に出色で抜きん出ていることに異論を差し挟む余地はないとして、それ以降も随所で光るメロディを聴かせてくれているのでもったいないなぁと。

せめて60分は演ってほしかったなぁ。主催でトリのColdrainでも持ち時間50分だったので、これ以上は言いますまい。

アルバムが多作で名曲も盛りだくさんのバンドは、持ち時間の限られているフェスよりも、単独でたっぷりじっくりと観たいという思いを新たにしました。

フェスの完璧なスケジュール管理のおかげで、定刻で始まってダラダラせずにちゃっちゃと進行してスパッと終わってくれるのは本当にありがたいのですけど。

後の予定が詰まったり押されたりしないことの気持ち良さよ。

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名古屋でのライブが20時開演だと終電逃しがち問題

名古屋でのライブが20時開演だと終電逃しがち問題

先日、名古屋でスウェーデンのハードロック・バンドCyhraのライブを観てきました。

ただ、その開演時間が20時だったので、ライブ前に私はひとつの懸念を抱いていました。

ひょっとして終電に間に合わないのではないか…。

実際、約三年前のLast Day Before Holidayの20時開演の名古屋公演で、終電に間に合わずに豊橋までしか戻ってこれず、漫画喫茶で始発が動きだすまで一夜を越すことになりました。

最寄り駅までの終電が金山駅22時17分発だったので、22時には金山駅に着いて余裕をもって乗り換えたい。21時半までに終演してくれれば楽勝だが、オープニングアクトの出演もあるようだし果たしてどうなるだろう…。

読めん。まったく読めん。

そんなこんなで、ややソワソワしながら開演を待つことになりました。

まあ、終電を逃したら逃したで、三年前のように漫画喫茶で最近読んでない漫画の新巻でも読みながら時間を潰して始発で帰ればいいか、とも思っていましたけど、終電に間に合うのならそれに越したことはないですからね。

出来ればウチ帰って風呂入って布団で寝たいですから。

ほぼ定刻通りにサポートアクトのライブがスタートし、スパッと終わってCyhraに繋いだので、その時点ではこれはなんとか帰れるかもしれないなと考えていました。

そのCyhraのライブは今年リリース予定の新作公演だったのですが、新曲ばかりかと思いきや新旧織り交ぜたバランスも考えられた構成で、聴けないかもしれないと半ば諦めていた好きな曲も聴けて嬉しかったです。

メンバーがひとり欠員していたのは残念でしたが、その穴を感じさせないサポートぶりで、完成度の高い楽しいライブを見せてくれました。Jakeの声もよく出ていて、冗談混じりに煽りながら観客を沸かせていて、歌が上手いだけじゃなくて魅せ方も巧みなシンガーでしたね。

21時半を過ぎた頃から、一曲終わるごとにチラチラと腕時計を見て時間を確認していたのですが、45分を過ぎても次の曲に突入した時点で(ああもう無理だ)と自宅への帰還を諦めて、ライブを最後まで楽しむことに集中しました。

チケット代もまあまあ高かった上にバンドのパフォーマンスも素晴らしいとなったら、途中退出という選択肢はないですよね。勿体なさすぎますから。

帰りは結局、23時前に金山駅発終点豊橋の新快速に乗りました。

豊橋の漫画喫茶で漫画を読んだり仮眠をしたりで凍える寒さの夜をやり過ごし、すき家で朝ごはんを食べて始発で地元に帰りました。

始発が動きだすのを待っている早朝のホームの独特の雰囲気とか、これはこれで好きだったりするんですけど、家に帰り着いたら帰り着いたで疲れや寝不足からダラダラと昼寝して過ごしてしまうことになるのが痛恨ですよね…。

貴重な休日がグダグダで潰れてしまうので…。

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