即完売したMr. Bigラストツアーの大阪公演追加席が取れてしまったので考えていること

即完売したMr. Bigラストツアーの大阪公演追加席が取れてしまったので考えていること

2023年6月18日日曜日午前10時前、私は自室のPCの前でiPhone片手に固唾を飲んで時計を見つめていました。

この前日に、18日の午前10時から、発売開始直後に即完売したMr. Bigラストツアーの大阪公演のみ追加席が販売されるという情報を見たので。これはラストチャンスに賭けるしかない、と。

PCもiPhoneもブラウザを開いて。チケットぴあのMr. Bigの大阪公演の追加席販売ページを開いて。いつでも更新できる状態で。

10時になった瞬間更新ボタンを押した私は、歓喜に打ち震えていました。iPhoneの方はダメでしたけど、PCの方は突破して申し込みページに進むことができていたのです。

うおお。マジか。信じられない。この手の競り合い初めて勝った。ダメ元で取れたらいいなとは思ってたけど、まさか本当に取れるとは…。

天照大神様つよっ。来年以降もお伊勢さんに初詣するしかない。

ふと冷静になると、すでに8月にはエルレのサマーパーティーでの来阪も決まっているので、二ヶ月連続で来阪することになるわけでこれも大概だなとことの大きさにビビったりもしています。

さて、どうしましょうか。

エルレの会場である舞洲にはまだ一度も行ったことがないので、敵情視察じゃないですけど一度足を運んでみてどんなところか確認しておくのもありだろうか。でも調べてみると舞洲では毎週のようにフェスを開催してて、その日もフェスがあるみたいなので、近寄らないのが吉っぽい。

あえて京都に泊まって、増えてゆく一方の京都の行ってみたいジャズ喫茶巡りでもしようか。

京都で途中下車して二〜三件ジャズ喫茶に寄ってからホテルにチェックインして大阪に移動し、ライブが終わったら京都に舞い戻って一泊。翌日また二〜三件ジャズ喫茶を訪問して帰宅。

でも、ライブ後に京都のホテルまで移動するのも(大阪と京都は近いとはいえ)なかなか大変そうだなぁ…。

それに、大阪にも気になってるお店があるんですよね。アメリカ村のミリタリーファッションショップとか、心斎橋のジャズバーとか。京都泊にすると大阪のお店には寄れなくなっちゃうので、やっぱり大阪で泊まろうか。

行きしなの京都ジャズ喫茶巡りと帰りしなの京都ジャズ喫茶巡りはそのままに。コーヒーの飲み過ぎでお腹がたっぷんたっぷんになりそうですけども。

待ち遠しいライブそのものだけじゃなくて、こういった付随するお楽しみにあれこれと考えを巡らせるのがまた、至福のひととき。

チケットが取れた夜は、お酒を飲みながら2009年のMr. Bigの日本武道館公演の模様を収めたライブDVD『Back To Budokan』を観てました。これがまた最高なんですよね。

メンバー全員絶好調。DVDの割に画質も音質も上々で、セットリストにも文句のつけようがないくらい。

あえて希望を申すならば、個人的に大好きな”Shine”とか”Superfantastic”とか演ってくれてたらなぁ、くらい。不眠不休の0泊2日で観に行ったMr. Vocalistツアーの時とは別人みたいにEric Martinがイキイキとしているのも嬉しい。

まあ、あのときはアンコールでようやく歌ったMr. Bigの曲が一番ウケていたので、面白くないのが態度に出てしまったのも無理からぬ話でしょう。

久しぶりの標準ズームレンズの便利さは異常

久しぶりに標準ズームレンズを使うと便利すぎる

私が今使っているカメラは、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000Dです。

2016年の6月から使い始めて、約一年ほどはキットレンズの純正標準ズームレンズEF-S18-135mm IS STM一本で楽しんでいました。

2017年の夏ボーナスで初めての単焦点レンズ、シグマの30mm F1.4 DC HSM、通称ダカフェレンズを買ってからは、明らかに望遠レンズが必要だと撮影前から判明している場合以外では、ダカフェレンズばっかりで撮影してきました。

単焦点レンズを使う前は、ズームができないから不便そうという印象だったんですけど、いざ使ってみたら30mm(35mm換算48mm)という画角が自分の感覚にちょうどよかったのか、あまり不便さを感じることもなく撮影を楽しめていました。

想像していたほど不便さを感じることはなかったとはいえ、画角の変更ができないことが不便であることに変わりなく、それはたまに標準ズームレンズに付け替えたときにはっきりと実感しました。

なんて便利なんだ、と。

18mmから135mmという、広角から中望遠にまで対応するロングレンジな画角が最高ですよ。APS-Cサイズのセンサーなので、35mm換算すると28-216mm相当となるため、広角側は損しちゃいますけど望遠側はお得です。

何でも撮れるような気にすらなれる、万能感がたまりません。

単焦点で撮っていて、より引いた画角で撮りたくても引けなかった場面で、超広角ズームレンズが欲しいな、と思ったことがあったんですけど、宿に帰ってから超広角ズームの価格相場と作例を調べまくっていたのが、同じ場面をEF-S18-135mm IS STMで撮ってみたら、まあいっか、とりあえず18mmからあれば事足りるわ、と物欲が霧散してしまったほどの万能さです。

あえてこのEF-S18-135mm IS STMの弱点を挙げるとするならば、F値が3.5からのためやや暗いこと、F値が通しではないためマニュアル撮影時にやや不便なこと、レンズが大きいため重いこと、これくらいでしょうか。

ただ、発色抜群で鮮やかに写りますし、広角から中望遠までレンズ交換なしに便利に撮れる快適さは最高ですし、手ブレ補正もついているので失敗も減らしてくれます。

これらの利点が、弱点を補って余りある仕事をしてくれますよ。高望みさえしなければ、最高の相棒となるレンズです。

もしこれでF4通しだったら、天下を狙える器ですね。

では最後に、2020年12月上旬の京都で、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000DにEF-S18-135mm IS STMを装着して撮ってきた写真を貼っておきます。

EF-S18-135mm IS STMで撮ってきた写真

この記事に載せた写真を撮影した機材

この記事中に載せている写真はすべて、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはキットレンズの標準ズームEF-S18-135mm IS STM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9i 高倍率ズームキット EOSKISSX9I-18135ISULK

キヤノンのEOS Kiss X9i高倍率ズームキットは、もし今デジタル一眼レフを買うとしたら、コスパ最強クラスのエントリー機。→作例

物々しかった永観堂

物々しかった永観堂

永観堂は、南禅寺のすぐ横にある寺社で、紅葉の名所として有名なので参拝客も多いです。駐車場はないので、車の場合は南禅寺の近くに停めて歩いていくか、真如堂の近くに停めて歩いていくか、岡崎神社の近くに停めて歩いていくか、という三択になるでしょう。

永観堂は物々しかったですね。参拝受付の前にバリケードのようなものが建てられていまして、ひとりひとり検温装置をパスして中に入っていくようになっていました。

永観堂は、七、八年前のライトアップ以来ですかね。その時は行列がものすごかったので、並ぶのも諦めて退散した苦い思い出があります。

客がウジャウジャのところに、次から次へと満員の大型バスが通行人を轢き殺しちゃいそうな勢いで突っ込んで来るというカオスっぷりでした。あれにはドン引き。

あれで正直、永観堂の印象があまり良くなくて、南禅寺に行ったなら本来ならセットで回るべきところ、スルーすることもありました。

検温を通常体温でパスすると、構内や境内を一方通行でグルッと一周するようになってまして、見物中にごちゃごちゃに行き違ったりすることがないように配慮されていました。

真如堂でもそうでしたけど、ここ永観堂でも落葉の激しい木もあればまだ色づき始めたばっかりの木もあったりと、まだらで難しい状況でしたね。遅かったのか早かったのかいまいち掴めないといいますか。気難しいですね。

そういえば、永観堂を参拝する直前に、すぐ近くの岡崎コーヒーショップという喫茶店の前を通りかかりまして、入口のドアにBoseサウンドというシールが貼られていたので(ロックかジャズをBGMで流しているのかな?)とめちゃくちゃ気になったんですけど、朝が早すぎた弊害でまだ営業時間前だったので、後ろ髪惹かれながらスルー。

朝活って、まだほとんど人が出歩いていない時間に静謐な空気と絶景を独占できるという強大なメリットがある反面、気になったお店がまだほとんど営業時間前で立ち寄りが楽しめないというデメリットもあるんですよねぇ。

そんなわけで、真如堂を後にしてからというもの、永観堂の本堂、境内を一周するまで歩きづめだった私達は、その終着地に待ち構えるかのように設けられていたお団子屋さんに、吸い込まれるように入店したのでした。美味しそうな匂いが立ち上っているんですよ、これがまた。

今回の撮影機材

カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSM。いつもの組み合わせでのマニュアル撮影です。

朝8時前ならば、週末の南禅寺もガラガラ

古都で朝活してきた

11月の最終週の週末、家族で出かけて、京都で紅葉狩りを楽しんできました。

そうです。恒例のあれです。普段まったく歩かない母を連れ回して歩かせるという、親孝行なのか親不孝なのか、自分でもよくわからなくなってくる小旅行です。

一泊二日で合計約三万歩も歩いたら、ついに母からクレームが入ってしまいました。「あんたの歩いてすぐそこは信用できない」と。

いつもは見頃を調べながら吟味を重ねた末に行き先を決めているんですけど、今回は祇園に宿を取ったので、見頃は度外視して、ベタベタなコースに決めました。

夜中の2時起き。3時に出発。7時半頃には南禅寺すぐ近くの駐車場に愛車を停めまして、散策を開始しました。行きに渋滞に巻き込まれるのを防ぐためと、可能な限り人混みを避けるための方策です。

今回の撮影機材

今回のカメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSM。通称ダカフェレンズ。いつものこの組み合わせでのマニュアル撮影です。

朝8時前なら、週末の南禅寺でもさすがにガラガラ

朝イチに天授庵に行こうと考えてたんですけど、9時開門とのことだったので、一時間半近くあるのでそれまで見れる範囲で散策しようということになり、三門や水路閣の周辺をまずは見て回りました。

人影のひとつもない三門。実際には向こう側には、地元の方が体操していました。紅葉は結構散っていて、残っている木も中にはありましたけどちょっと残念でしたね。

いつも人だらけの水路閣にも誰もいなかったので、気兼ねすることなく好き放題写真を撮りまくりました。

凛と冷えた晩秋の空気。清々しさよりは厳しさが先に来てしまいますが、静かな空間を贅沢に占拠して散策。

無造作に水路閣を背景にしても映り込む人影なし。人がまったくいないのも寂しいですけど、かといってうじゃうじゃだと気楽にシャッターを切れなくなってしまうのが痛し痒し。

当然、これくらいではまだまだ9時までには時間が有り余ってしまうので、静寂の南禅寺を堪能して、次の目的地を目指しました。

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楊谷寺で、単焦点レンズEF-S24mm F2.8 STMを借りて、写真を撮ってきた

私の現在の手持ち交換レンズは、標準ズームレンズEF-S18-135mm IS STMと、シグマの単焦点レンズ30mm F1.4 DC HSMの二本です。

もし次にレンズを追加するとしたら、望遠ズームレンズか単焦点レンズだな、と漠然と考えてます。

単焦点も候補が三本ほどあるんですけど、そのうちの一本、EF-S24mm F2.8 STMを友人が持っているので、借りて楊谷寺での写真撮影で使わせてもらいました。

この記事の中に挙げている写真は、すべてEF-S 24mm F2.8 STMで撮った写真です。

楊谷寺再訪

今年の紅葉はどこに行こう?

仲間内でこの話題が持ち上がったのは10月の半ばで、当時はまだ残暑がきつかったこともあって、今年の紅葉は遅れる傾向になりそうだから判断が難しいね、なんて話してたんですけど。

いざ蓋を開けてみたら11月の下旬から12月の上旬まで色づきのいい見頃の続く当たり年で、こういうときに限って日帰りかよと愚痴りながらも、満場一致で京都に行こう、と相成りました。

京都に行くなら楊谷寺に行きたい、と自分の希望をねじ込みまして、紫陽花の時季に続いて、今年二度目の楊谷寺参拝です。

今回の撮影機材

今回は、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは友人から借りた単焦点レンズ、EF-S24mm F2.8 STM。この組み合わせで撮りました。すべてマニュアル撮影です。

EF-S24mm F2.8 STMのいいところ

楊谷寺での小一時間の散策で、EF-S24mm F2.8 STMを使わせてもらって、特にいいなと感じたのは以下の二点。

めっちゃ軽い

手持ちのシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSMの重量は、435g。対する、今回借りたEF-S24mm F2.8 STMの重量は、わずか125gです。約三分の一。

手渡しで交換したときに、思わず「軽っ!」と心の声がダダ漏れてしまいました。

ちなみに、万能ズームのEF-S18-135mm IS STMは、480gあります。

移動はクルマで、撮影機材はほぼ車内に置きっぱなしで、撮影するときだけカメラを持ち出すのであれば、多少重いくらいは別になんともないのですが、公共交通機関を利用したりほとんど徒歩でずっと道具を持っていなければならないとなると、時間が経てば経つほど、この数百グラムの差がじわじわと効いてくるんですよねぇ。

写りも鮮やかで申し分なし

F2.8という、強烈ではないものの程よい明るさがとても扱いやすいのか、写りも鮮やかで素晴らしいです。

焦点距離や明るさのスペックだけで考えると、万能ズームの画角にもあるし明るさもそんなに変わらないしで、それなら別に買わなくてもいいかという流れになってしまいがちなんですけど、いやでもやっぱいいよなぁ、と揺り動かしてくるほどの魅力があります。

友人が言うには、接写も抜群らしいですね。今回試してないので確認できなかったんですけど。

楊谷寺でEF-S24mm F2.8 STMで撮ってきた写真