掛川花鳥園に行ってきた

県西部の鳥の楽園、掛川花鳥園に行ってきた

6月最初の日曜日。コロナ禍による外出自粛ムードがようやく和らぎ始めた頃。とはいいつつも県境を越えるような移動は引き続き我慢しよう、という意味不明の風潮が尾を引いていたので、お出かけ解禁第一弾ということで、静岡県西部の鳥と花の楽園、掛川花鳥園に行ってきました。

カメラを持ち出して、思う存分シャッターを切りまくったのは、いつ以来だったかすぐには思い出せないほど久しぶりです。

ちょっと前に、近所の公園で野鳥を狙ったことはあったんですけど、全然近寄れなかったので数枚ですぐに引き返したため、消化不良で、気晴らしどころか、逆にストレスが溜まってしまいました。

今回の撮影機材

今回は、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームのEF-S18-135mm IS STM、この組み合わせでマニュアルで撮ってきました。温室内で放し飼い状態の鳥をマニュアルで追っかけるのは、ちと辛いものがありました。

掛川花鳥園の課金システムに溺れた

掛川花鳥園に行ったのは初めてです。とはいえ、10年近く前に、富士の花鳥園に行ったことはあったので、だいたい似たような感じだろうと予想していましたし、実際その通りでした。

東名高速掛川ICの直ぐ側にあるので、アクセス抜群です。カーナビの指示に従って走らせるぶんには何も問題はありませんが、近くまで行けば看板があるだろうと適当に向かうと、看板がめちゃくちゃ地味で見落としやすいため、気が付かずに通り過ぎてしまう危険大なので、注意してください。

園内には、温室エリアと屋外エリアとありまして、そこで様々な種類の鳥が放し飼いになっていて、人に慣れているものですから近寄っていっても全然逃げずに、餌やりなどをして思う存分触れ合うことができます。

ペンギンを抱っこして写真が撮れたり、ドクターフィッシュのコーナーがあったりと、ついついこれやってみたいと思ってしまうサービスが、次から次へと眼前に迫りくるという寸法です。

随所に鳥や熱帯魚の餌が売られてまして、利口な鳥があざとくおねだりしてきたり、姪っ子たちが餌やりをしたいと懇願してくるものですから、ついつい財布の紐が緩んで、じゃんじゃん課金してしまうのです。

姪っ子にね、餌やりやりたいなんて甘えられたらね、そりゃ、よし叔父さんが買ってあげよう、ってなっちゃいますよね。我ながら、なんてちょろい叔父さんなんでしょう。

携帯のゲームにもビタ一文課金したことのない私の財布の紐をここまで緩めるとは、掛川花鳥園の課金の罠、恐るべし。

おみやげコーナーにも、物欲をくすぐる雑貨が数多く売られていまして、私も一枚のラグランTシャツに激しく心を揺さぶられました。

BUNCHO ROCK!のラグランTシャツです。なにこれ、めっちゃ可愛い。仮にこのバンドが実在したとしたら、全世界でバカ売れ間違いなしでしょう。

めちゃ欲しかったんですけどね。色が白だったのがネックで、後ろ髪引かれながらも見送りました。カラバリが豊富だったら、一枚欲しかったですね。

掛川花鳥園で撮ってきた写真

では最後に、撮ってきた写真を貼り付けていきます。温室内には花もめっちゃ咲き誇っていたんですけど、基本的には花にはほとんど見向きもせずに、鳥ばっかり撮っていました。

生き物を撮るには、やっぱりズームレンズですね。鳥も人に慣れているので、近づいても逃げられないですけど、突かれたりイタズラされたり爆撃されたりが嫌だったので、基本的に遠巻きにズームして狙っていました。

栂池高原スキー場で、DJI Osmo Actionで動画を撮ってきた

長野県白馬村の栂池高原スキー場で雪遊び

姪っ子たちの笑顔見たさあまって、おじさん、ちょっと頑張っちゃいました。

地元から、長野県の白馬村まで、片道約6時間。

妹家族と雪遊びを楽しむために、栂池高原スキー場までひとっ走りしてきました。栂池高原スキー場は、一昨年にゲレンデタクシーに乗るために訪れた以来で、二年ぶり二度目です。

前回は、ゲレンデタクシーに乗った以外は、姪っ子たちの雪遊びの様子の撮影に夢中で滑らなかったので、リフトやゴンドラに乗ってゲレンデを滑ったのは、今回が初めてです。

地元ではまずめったに見ることのない雪を前に、笑顔で夢中ではしゃぐ姪っ子たちを眺めていると、ただそれだけで癒やされます。はるばる白馬まで運転した甲斐もあったというものですよ。

画像はPixabayより

今回の撮影機材

ゴンドラのタイムラプスやファンスキーで滑走中の動画はDJI Osmo Actionで、道中の車載映像はCOOAUのドライブレコーダーで撮影したものです。Osmo Actionはオートで1080p24fps、ドライブレコーダーはWDRで1080p30fpsです。

栂池高原スキー場に向かう道中のCOOAUのドラレコ映像

栂池高原スキー場に向かう道中の、夜明け前の高速道路走行映像。満月がめっちゃきれいでした。

これは確か青木湖か木崎湖の近くだと思うんですけど、コンビニを通り過ぎてしばらくしたら姪っ子がお腹が痛いと言い出して車内パニクりまして、大糸線の駅舎の近くのバス停に緊急停車させてもらって、危機一髪のひと幕です。

待っている間に、大糸線の車両が通過したんですけど、パンタグラフがめっちゃバチバチスパークしてて、ビビりました。あとになって調べてみたら、どうやら寒冷地仕様の霜取りパンタグラフだそうで。

漏電でもしてるのかと心配しちゃいましたよ。

白馬岩岳マウンテンリゾートへの入り口となる交差点。向こうに見えるのは白馬八方尾根スキー場や、白馬五竜スキー場。

素晴らしい眺めですね。美しすぎる。

ドラレコの広角レンズのせいで、遠くの被写体が小さくなってしまってますが、肉眼で見ると感動のド迫力パノラマです。

栂池高原スキー場でDJI Osmo Actionで撮ってきた動画

お昼時に、運良くガラガラのタイミングでゴンドラに乗れたので、このチャンスを活かさない手はないと、タイムラプスを撮ろうとしたら、撮影開始から一分と経たないうちに、「あ、これ腕がヤバくなるやつだ」と悟って、速攻で断念しました。

一昨年はゲレンデタクシーに乗っただけでゲレンデを滑らなかったので知らなかったんですけど、栂池高原スキー場ってめっちゃ広いんですね。

一番高いところからの眺めは壮観でした。

栂池高原スキー場が広すぎて迷子になりかけて、思わず心の声がだだ漏れてしまいました。己の方向感覚を頼りに、なんとか妹家族との合流地点まで滑り降りました。

まるで狙いすましたかのようなカメラワークとタイミングですけど、すべて全くの偶然で、向こうの眺めが良かったのでその様子を撮ろうとしたら、ボーダーがジャンプ決めながら滑ってきました。

『ゆるキャン△』にハマって買ったはいいものの、使う機会がなくて家で眠っていたアウトドア用品に火を入れてみた

『ゆるキャン△』にハマって、アウトドアへの興味が爆上げ

祝、原作コミックス9巻発売&実写ドラマ化。

あれは二年前でしたか。漫画を読んで『ゆるキャン△』にハマり、YouTubeでキャンプや車中泊の動画を見るようにもなり、自分もやってみたくなってアウトドア用品を買い集めだしたのは。

休みのたびに、作中に登場するアウトドア用品店カリブーのモデルとなったスウェン浜松店に足を運んだり、通販サイトAmazonを覗いたりしては、少しずつ手持ちの道具を増やしていったんですけど、その裏でひとつの問題が発生していました。

道具が増えていくばっかりで、使う機会ゼロ

それは、道具を手に入れた時点である程度満足してしまって、キャンプに行ってなかった、道具を使っていなかった、という事実です。

もったいない。これはもったいないですよ。

お金は消えて道具ばっかりが増えていき、使用頻度ゼロですからね。

あれ、自分は一体何のためにこれらの道具を買い集めていたのだろう…。

当然、我ながら疑問を抱きます。

しかし、漫画やYouTubeから、次から次へと、あれいいな、これもいいな、と感じざるを得ない道具の情報が手に入り、それらを自分が使っている理想像ばっかりが頭の中で出来上がっていき、ひとつも使っていないのに新たに機材が欲しくなり、ついつい買い増ししてしまう、という愚行が繰り返されるのでした。

いかん、このままではいかんぞ。せっかくすぐ近くに聖地渚園があるのだから、一度くらい実践キャンプに出かけなければ。

そんなときでした。募り募った危機感がついに限界点を突破しようかといったタイミングで、私はTwitterのタイムライン上で飯テロを食らったのです。

リロ氏の飯テロは強烈だった

私はFF外だったので、どなたかのいいねかRTでそのつぶやきを見ることになったんですけど、リロ氏(@ly_rone)の飯テロは強烈でした。

その動画では、ホットサンドメーカーでダブルチーズバーガーを潰して焼いていたんですけど、フラッシュのようにリズミカルで鮮烈な印象を残す動画は、食べっぷりや飲みっぷりの豪快さもあって、くらくらするほど魅力的でした。

何より衝撃的だったのは、室内でアウトドア用品を使って調理していたことでした。

ガス缶にも屋内使用厳禁と書いてありますし、当然屋外で使うものだとばっかり思っていたので、これは目からウロコでした。

屋内でも使っていいのならハードルもグッと下がるので、ウズウズしすぎて真似しちゃいました。

リロ氏リスペクト、ホットサンドメーカーでコーヒータイムのおやつを焼いてみた

買ったはいいが家で眠っていたアウトドア用品に火を入れました。

初回は火加減もよくわかっていなかったんで焦がしちゃったんですけど、結局この初回が一番美味かったような気がします。お焦げがパリパリで。

あんまり上手いことやろうとせずに、失敗してもいいやくらいの勢いで豪快に焼いたほうがうまく仕上がるんじゃないでしょうか。

バーナーの五徳が小さいからなのか、ホットサンドメーカーの材質のせいなのか、つるつる滑って安定感が悪かったので、調理の際は慎重に乗せてください。

落下するだけならいいですが、手や足にあたったら打撲や火傷の恐れもあるので。

この動画はiPhoneで撮ったんですけど、全部同じ向きで撮ったのに、何故か上下左右がとっちらかるという謎。カメラ、バグってるんですかね。

ちなみに、やる前から薄々感づいてはいましたけど、調理しながらの撮影はめちゃくちゃめんどくさかったです。

YouTuberすごいわ。毎回毎回、こんなめんどくさいことようやりますわ。撮影後の編集がまたひと手間なんですよね。

細切れの映像をただ繋げるだけでも億劫なのに、凝る人はBGMに効果音、字幕にナレーション入れたりとか、頭の下がる編集力ですよ。

冷凍今川焼きの回で出てくるほうじ茶コーヒーは、掛川市のコーヒー豆屋さん、掛川一風堂の新商品です。

浜松ローカルコーヒーフェスで試飲させてもらって、美味しかったんで、製品化を心待ちにしておりました。

できれば、店頭で挽きたてや煎りたてを買うのが望ましいんですけど、通販で購入できるので、気になった方はぜひお試しあれ。

ほうじ茶の香ばしい香りが匂い立つのに、飲んでみると美味しいコーヒーという、なんとも不思議ですけどホッと和む一品ですよ。

ダカフェレンズで晩秋の京都を撮ってきた

晩秋の京都に日帰り撮影旅行してきた

寒さも厳しさを増しつつある12月の頭、紅葉が見頃を迎えた晩秋の京都に、友人たちと日帰り撮影旅行に出かけてきました。

11月の上旬の嵐山がほぼ緑だったので、そのリベンジですね。

一ヶ所、自分の希望をねじ込んで楊谷寺に参拝したので、必然的に、その近くの紅葉の名所を巡っていくことになりました。

今回の撮影機材

今回のカメラは、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点レンズ、30mm F1.4 DC HSM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。

光明寺

楊谷寺をあとにした私達は、すぐ近くの光明寺へと向かいました。紅葉の時期はむちゃくちゃ混むので臨時駐車場が設けられており、そこに車を停めて歩いていきます。

多分十年近くぶりで再訪したのですが、こんなに広かったかなと戸惑うばかりの参拝となりました。

帰りの参道が一番の見所なんですけど、そこにたどり着くには、商魂たくましい売店の声掛けをくぐり抜けねばなりません。

十輪寺

光明寺の次は、これまたすぐそこの十輪寺です。その奥にある善峯寺を目指す人が多いからなのか、スルーされがちな知る人ぞ知る名所です。

ひっそり佇む秘境感がたまりません。

途中の道路の道幅が狭いので、対向車や自転車、歩行者とのすれ違いには気をつけましょう。

長岡天満宮

十輪寺に続いては、この次の目的地との途中にある長岡天満宮に立ち寄り。きれいな葉の形を保ったまま色づいているモミジが多くて、葉っぱを撮っているだけでめっちゃ楽しかったです。

建造物には目もくれず、庭園ばっかり撮りまくってました。

APS-Cの30mm、フルサイズ換算で48mm、やっぱりめっちゃ使いやすい画角ですね。

お、これは、と思ってカメラを向けると、ほぼそれで自分なりにいいなと思った構図になっているので、動き直したり構え直したりがほぼなくて、すっと撮影に入れるのが快感。

平等院鳳凰堂

最後に、宇治市にある超有名な寺院、平等院鳳凰堂に参拝しました。

平等院は素晴らしいですね。何度訪れても。私は三度目だったのですが、相変わらずいいなぁと感嘆のため息を漏らすのみです。

水面へのリフレクションがワンダフル。

午後に訪れると、逆光になってしまうのがちょっと厳しいですが。

最新のスマートフォンであれば、適当にピントを合わせてシャッターを押せば、逆光であろうと白飛び黒つぶれをうまく補正して超絶美麗な画像に仕上げてくれるので、特に苦には感じないかもしれません。

平等院では動画も撮影

平等院では、動画も撮りました。DJIのOsmo Pocketで。めちゃくちゃ小さくて軽いのに、手ブレを抑えたきれいな映像が簡単に撮れる神カメラです。

素晴らしいカメラだと絶賛している割には、写真ばっかり撮ってて動画は二の次になってしまっているんで、あまり有効活用できていないのがツライとこですが。

動画のネックは、編集の面倒くささですね。撮れば撮るほど、まとめるのが億劫になってしまうのが厄介です。

本体の液晶画面が小さくて画角が確認しづらい割に、ちゃっかり自分の好きな構図でいい感じに撮れてたのが面白かったですね。

楊谷寺で、単焦点レンズEF-S24mm F2.8 STMを借りて、写真を撮ってきた

私の現在の手持ち交換レンズは、標準ズームレンズEF-S18-135mm IS STMと、シグマの単焦点レンズ30mm F1.4 DC HSMの二本です。

もし次にレンズを追加するとしたら、望遠ズームレンズか単焦点レンズだな、と漠然と考えてます。

単焦点も候補が三本ほどあるんですけど、そのうちの一本、EF-S24mm F2.8 STMを友人が持っているので、借りて楊谷寺での写真撮影で使わせてもらいました。

この記事の中に挙げている写真は、すべてEF-S 24mm F2.8 STMで撮った写真です。

楊谷寺再訪

今年の紅葉はどこに行こう?

仲間内でこの話題が持ち上がったのは10月の半ばで、当時はまだ残暑がきつかったこともあって、今年の紅葉は遅れる傾向になりそうだから判断が難しいね、なんて話してたんですけど。

いざ蓋を開けてみたら11月の下旬から12月の上旬まで色づきのいい見頃の続く当たり年で、こういうときに限って日帰りかよと愚痴りながらも、満場一致で京都に行こう、と相成りました。

京都に行くなら楊谷寺に行きたい、と自分の希望をねじ込みまして、紫陽花の時季に続いて、今年二度目の楊谷寺参拝です。

今回の撮影機材

今回は、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは友人から借りた単焦点レンズ、EF-S24mm F2.8 STM。この組み合わせで撮りました。すべてマニュアル撮影です。

EF-S24mm F2.8 STMのいいところ

楊谷寺での小一時間の散策で、EF-S24mm F2.8 STMを使わせてもらって、特にいいなと感じたのは以下の二点。

めっちゃ軽い

手持ちのシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSMの重量は、435g。対する、今回借りたEF-S24mm F2.8 STMの重量は、わずか125gです。約三分の一。

手渡しで交換したときに、思わず「軽っ!」と心の声がダダ漏れてしまいました。

ちなみに、万能ズームのEF-S18-135mm IS STMは、480gあります。

移動はクルマで、撮影機材はほぼ車内に置きっぱなしで、撮影するときだけカメラを持ち出すのであれば、多少重いくらいは別になんともないのですが、公共交通機関を利用したりほとんど徒歩でずっと道具を持っていなければならないとなると、時間が経てば経つほど、この数百グラムの差がじわじわと効いてくるんですよねぇ。

写りも鮮やかで申し分なし

F2.8という、強烈ではないものの程よい明るさがとても扱いやすいのか、写りも鮮やかで素晴らしいです。

焦点距離や明るさのスペックだけで考えると、万能ズームの画角にもあるし明るさもそんなに変わらないしで、それなら別に買わなくてもいいかという流れになってしまいがちなんですけど、いやでもやっぱいいよなぁ、と揺り動かしてくるほどの魅力があります。

友人が言うには、接写も抜群らしいですね。今回試してないので確認できなかったんですけど。

楊谷寺でEF-S24mm F2.8 STMで撮ってきた写真