二年前、近くのスペシャルティコーヒー専門店に興味本位で行ってみたら、店主のこだわりが強すぎてほうほうの体で退散した

二年前、近くのスペシャルティコーヒー専門店に興味本位で行ってみたら、店主のこだわりが強すぎてほうほうの体で退散した

昔はコーヒー苦手だったんですけど、数年前からお気に入りのマグカップにドリッパーをセットしてインスタントではなくレギュラーコーヒーから抽出するようになりまして、キャンプを始めたことをきっかけにコーヒーミルを買って豆を自分で挽いてコーヒーを淹れるようになって、と少しずつアップグレードしてきました。

美味しそうな喫茶店を見かけてはコーヒーを頼んでみたり、コーヒー専門店に足を運んではいろいろな種類の豆を試してみたり、浜松のコーヒーフェスで飲み比べしてみたり、YouTubeや本で美味しいコーヒーの淹れ方を調べてみたり、自分なりに少しでも自分好みの美味しいコーヒーを楽しめるように心がけてきました。

そんな折、自宅の近くにスペシャルティコーヒー専門店があるのを見つけて、お湯用の温度計を取り扱っているということでそれを目当てに、ついでに気になる豆があったら試してみようと興味本位で足を運んでみました。

二年前のことです。

そしたら、お店の前の道路がめちゃくちゃ狭い上に未舗装の砂利道で、駐車場もどこなのか聞かないとわからないという不親切さに面食らいながら入店し温度計を探すも見当たらずうろうろしていたら、店主が話しかけてきました。

「うちはスペシャルティコーヒー専門店ですけど、どういうものかわかって来てます?」

この遥かなる高みからの第一声を聞いた瞬間から嫌な予感しかしなかったのですが、ちょっとカチンときてしまったので買い言葉を返してしまいました。

「いや、どんなもんなんかなと思って、お試しで」

したらそこから始まった店主のご高説が長いわくどいわ嫌味ったらしいわで真面目に聞いてたら頭が痛くなりそうで、気のない相槌を返しながら聞き流していたのでほとんど覚えていないのですが、コーヒー豆を農園から直で仕入れ、ペーパーフィルターの材質にも一切の妥協は許さないという強い信念は伝わりました。

崇高な理念を掲げてる割にはドリップバッグなんて作ってるのね、と思いながらそのドリップバッグだけ買って退散したのですが、抱く志の高さが違いすぎてまったく相容れませんでした。

うちに置いているコーヒー豆は絶対にこのペーパーフィルターで濾してほしいとか言われても、いや知らんしペーパーの材質にそこまでこだわってないし本当にそんなに違うのか?としか思えなくて。

ちょっと『スラムダンク』を思い出してしまいました。普通の高校生に全国制覇の夢を強要する赤木主将みたいな店主だな、と。

全国制覇を目指すのが当たり前、という流川や桜木や彩子さんのようなテンションならいいですよ。いっちょやったるわ、ってなもんでしょう。そうでなかったら意味がわからないですよね。強豪校でもない公立高校で全国制覇って、何をそんなに燃えているのだろう…。

逆に言えば、理想とするコーヒーが同じならば、これ以上なく頼りになるお店だろうな、とも思いました。おれがコーヒーに対してバスケに燃える流川みたいな向上心でもって向き合っていたならば、ついに理想のコーヒー専門店と巡り会えたぞ、と歓喜して盲従していたことでしょう。

こうした方がもっと美味しいコーヒーが飲めるようになるよ、どうするかはあなた次第だけど、と選択肢を増やしてくれるような提案がされてたならちょっとやってみようかなと思えたかもしれませんけど、いきなり頭ごなしでそこまで意味がわからないことを強制させられようとすると反発しちゃいますよね…。

熱というか温度というか姿勢というか、程よい距離感で付き合えるお店と巡り合いたい。

そんなお店が、できれば家から近くて、道路が変じゃなくて、駐車場も停めやすくて、優しく導いてくれるような店主であれば最高なのですが。

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トップガンみたいな逆光の朝焼けが撮りたくなったら、とりあえず用宗に行っとけば間違いなし

トップガンみたいな逆光の朝焼けが撮りたくなったら、とりあえず用宗に行っとけば間違いなし

エアフェスタ浜松2022でブルーインパルスの写真を撮りまくりひとまず満足していたのですが、富士山が冠雪して雪化粧されていると地元のニュースで見て、富士山の写真が撮りたくて仕方なくなってしまった私は次の週の土曜日、仮眠もそこそこに日本平に愛車を走らせました。

日本平で富士山と夜明けの写真を撮りまくり、帰りながら用宗に立ち寄って逆光の海原の写真を撮り、あとは眠くなったら寝ながらのんびり帰ろう、と。

地元から約110kmあるので、何気に名古屋に行くよりも遠いんですけども。行きは掛川から大井川までサクッと高速道路を利用しました。

今回の撮影機材

今回の撮影機材はカメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは標準ズームのEF-S18-135mm IS STMのいつもの組み合わせでマニュアル撮影です。初っ端の設定を間違えるとそこで終了ですが、間違えさえしなければ明るさが暴れることなく安定して撮れるのがマニュアル撮影の利点です。

日本平で撮影してきた写真

夜が明けて薄っすらと陽光が差し込み、富士山の陰影が浮かび上がると同じような景色を同じ場所から何度見てもじんわりと胸が暖かくなり感動します。不思議と飽きないですね。

仮眠もそこそこにここまで走ってきて本当に良かった、と苦労が報われる瞬間でもあります。

まだ開店数時間前で誰もいない日本平夢テラスをあえて絡めて撮るのが好き。別のポイントが他のカメラマンに先に押さえられているからというのもありますが。

富士山の山頂の雪はほとんど解けちゃってましたね。ギリギリで少しだけ残ってました。ほんと恥ずかしがり屋さんというか、いけずな一面がありますよ、富士山には。

またカッコいい建築物なんですよね、日本平夢テラスが。富士山の眺望抜群。かといってあのテラスに立っちゃうと富士山しかフレームに収まらないので一歩引いた位置からの撮影。

この時間帯はまだ立ち入りできないからでもあります。

完全に明るくなってきた清水港と富士山。穏やかな海面がまた優しい雰囲気の朝を演出しています。

用宗で撮影してきた写真

続いて用宗にある広野海洋公園へ。難破船を模した遊具があると話題になった公園です。ここから望む駿河湾がまた格別なんですよね。

とろける逆光。トップガンみたいな逆光の風景が撮りたくなったら用宗に行っとけばとりあえず間違いないレベルの風景です。

7時頃でしたかね。複数のエンジン音が喧しく轟きだしたので何事かと思ったら、用宗港のしらす漁の漁船団がボートレースの出走直前のような場所取り合戦を繰り広げていました。

一番槍で一網打尽を狙う船、あとから航路の隙間を走って取りこぼしを狙う船、漁船団の船長の性格も様々です。

陽だまりに突っ込む漁船団がまたかっこいいこと。逆光の撮影は上手くいくと癖になる魔力がありますね。

パームツリーもたくさん植えられているので、アングルや画角を工夫すれば、トップガンみたいな風景写真も撮りたい放題です。早朝なら人も多くないですからね。

三年ぶりに開催されたエアフェスタ浜松2022でブルーインパルスの写真を撮りまくってきたが、私はひょっとしたらキヤノンEOS 8000Dの真の実力を見くびっていたのかもしれない

三年ぶりに開催されたエアフェスタ浜松2022でブルーインパルスの写真を撮りまくってきたが、私はひょっとしたらキヤノンEOS 8000Dの真の実力を見くびっていたのかもしれない

三年ぶりに開催されたエアフェスタ浜松2022でブルーインパルスの写真を撮りまくってきました。

例年は開催日のチェックを怠ってて気がついたら終わってたとか、開催日をチェックしてても他の用事と重なって泣く泣く見送ったりとか、興味はありつつも何かと縁のないイベントでしたが今年は珍しく気合が入っていて、数ヶ月前から今か今かと楽しみに待ちわびていました。

というのも、5月にようやく公開された映画『トップガン マーヴェリック』を何回も劇場に観に行くほど激ハマりした結果、エアフェスタ浜松の展示飛行の模様を写真に撮りに行きてぇぇぇ、とモチベーションが爆上がりしていたためです。

中でも特に、ブルーインパルスですね。スモークを撒きながら美しいフォーメーション飛行を魅せてくれるので。

当初ひとりで行こうと考えていたので、電車で浜松駅まで行って送迎シャトルバスに乗り込み航空自衛隊浜松基地を目指すつもりだったんですけど、妹にエアフェスタ浜松にブルーインパルスを見に行くと話したら「なら私も一緒に行く」とのことだったので、考え直しました。

自分ひとりだけなら送迎バスの待機列や混み合う基地内での場所取りなどどうとでもなりますが、妹や姪っ子も一緒となると心配ごとも増えてしまいますからね。少しでもリスクを減らすためにも、基地内には行かずに近くの公園から狙うことにしました。

それにしても妹の「私も一緒に行く」は食い気味で早かったな。そんなに飛行機とか好きだったっけ?そんな印象ないけど…と首をひねっていたら思い出しました。そういえば昔一緒にブックオフに行ったときに航空機のDVD買ってたな、と。

そんなに飛行機が好きなのに『トップガン マーヴェリック』をまだ観ていないのがちょっと意味がわかりませんが…。

さて、世の中便利になったもので、インターネットでエアフェスタ浜松の穴場を検索すると、基地内に足を踏み入れなくてもブルーインパルスの飛行が見られる場所がヒットします。

その中からいくつか目星をつけてまずは花川運動公園の駐車場に向かってみたのですが、スポーツの大会開催と重なって大混雑していたので早々に諦めて、次の候補地である佐鳴湖公園の駐車場に向かいました。

こちらも満車だったのですが、一周してくる間に一台出ていったみたいでちょうど空いていたのでそこに滑り込ませました。正午過ぎくらいでそんな感じで、ブルーインパルスが飛ぶ直前には周辺道路の路肩に路駐だらけになっていたので、確実に駐車場に停めたかったら正午前までには駐車場に着いておくのが良さそうです。

今回の撮影機材

今回の撮影機材はいつもと同じ、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000Dに、レンズは標準ズームのEF-S18-135mm IS STMの組み合わせです。

中にはあえて遠くから遠州灘やアクトタワーを背景に浜松らしいブルーインパルスを撮った人たちもいましたが、自分にはそんな極大射程凄腕スナイパーみたいな撮影はできないので、事前に野鳥で試し撮りして設定をマニュアルで固定しておいて、あとはフレーミングをなんとか頑張ってカメラのオートフォーカス頼みです。

エアフェスタ浜松2022で撮ってきた写真

たぶんF-15の展示飛行で撮った一枚。135mmまででは遠すぎたか、大丈夫かなと不安になりました。超望遠が欲しくなっちゃいましたね。シグマの100-400mmか、キヤノンの70-300mmか。

このときの姪っ子のひと言「F-15があるってことはF-14もあるってこと?」には叔父バカなので天才かと感動しました。F-14がいかにカッコいいか語り倒したかったのですが、ドン引きされた上にうざいと嫌われちゃいそうなのでグッと我慢。

待ちに待ったブルーインパルス。遠い場面も多かったですが真上を通過してくれることもあったので、飛行音に気を配りつつ近づいてきたらひたすら連射してました。

スモークを撒きながらカッコよくバラけてくれるのでとにかく華があります。

何度か近くを飛んでくれたので思った以上にシャッターチャンスがありました。ひたすら連射してたのでいつの間にか500枚以上撮ってて驚きました。それだけ撮ってもバッテリーの目盛りは3分の1減っただけで、デジタル一眼レフのバッテリー持ちの良さは素晴らしい。

ミラーレスだとこうはいかないでしょう。小型軽量がメリットですが、その反面バッテリーも小さく減りが早くなってしまいますからね。もしミラーレスだったら、500枚も撮れずにバッテリーは切れていたでしょう。

設定がうまくいったのか、逆光気味になっても白飛びしすぎず黒つぶれすることもなくいい感じで撮れました。

コークスクリューは正面から撮りたかったという声をTwitter上で見かけて、たしかにと全面同意。斜め後ろからだといい感じに撮るの厳しかったですね…。

その場では上手く撮れてるかどうかとか気にしている暇がなく家に帰ってきてから戦果を確認したのですが、想像以上によく撮れていて目を見張りました。超高速でかっ飛びながらアクロバット機動をキメまくる航空機を、ほとんどミスフォーカスなく捉えていてくれたので。

お前やるやん!と。愛機EOS 8000Dを見直しました。

自分ではその性能に納得して使用していたつもりでしたけど、心のどこかで見くびっていたのかもしれません。

反省ですね。自分で勝手に限界を低く見積もっていました。

おまけ

絶妙の前傾姿勢がまるで本当に生きているかのような存在感を醸し出す道端の番人。その視線の先にあったのは野菜の無人販売所。夜中にこれがライトに浮かび上がったらビビり倒すと思う。

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とよフェス2022でTRiDENTのライブがただで観れると聞いてホイホイ釣られてきた

とよフェス2022でTRiDENTのライブがただで観れると聞いてホイホイ釣られてきた

あれは10月13日木曜日の晩でしたか。Twitterのタイムラインで、突如としてお隣の豊橋市の10月15日のフェスにTRiDENTも出るよ、チケットもただだよ、という情報を目にして頭が真っ白になったのは。

休みが近づいてきて、土曜日の午後は何をしようかと頭の中で予定を組み立ててたのに、全部パーですよ。

こうなったら、いろいろ考えていたこと全部かなぐり捨てて、行くしかないじゃないですか。

普段、チケット代高けぇよとか東京とか大阪とか遠いんだよ遠征が続くと交通費しんどいんだよなどと文句ばっかり言っといて、お隣の豊橋でチケット代ただで注目しているバンドがライブを演るっていうのに、これで行かなかったらなんだよ結局口だけかよってなっちゃいますからね。

タイムテーブルによるとTRiDENTの出番は17時からだったので、せっかくなので他の出演バンドのステージも観てみるかと少し早めに家を出ました。

人でごった返す豊橋駅に着いてとよフェスのパンフレットをもらって、そこで初めてライブだけじゃなくて屋台や作品展示や総おどりといった様々な催しが一体となったかなり大規模なイベントであると知りました。

こんなに人で賑わう豊橋駅を見るのはいつぶりか記憶にないな…と思いながらとよフェス会場の豊橋球場を目指します。

最初、路面電車に乗っていこうと考えていたんですが、考えることは皆同じなのか路面電車は立錐の余地もないほど混んでいたので歩きました。片道2〜3キロ。まだ暑かったのでしんどかったですね。

会場に着いたらまず飲み物を確保しようとするもそこかしこの自販機で売り切ればっかりで、おいマジかシャレにならんぞサマソニ以上の地獄になりかねん…と屋台を眺めながらさまよっていたところ、売り切れ寸前のペットボトルのお茶と551のアイスキャンディーを見つけたので速攻で捕獲して難を逃れました。

油断大敵でしたね。もう秋だし近場だしと余裕かましてなんの備えもなしに会場に乗り込んだら危うく詰むところでした。ただより怖いものはないという忠言を身を以て痛感しました。

さて、お茶とアイスで火照った身体をクールダウンして豊橋球場野外特設ステージに臨んだ私は、困惑しました。離れたところにふたつのステージが設けられているものと思っていたら、隣接していたからです。各組50分ほどが持ち時間で10分程度でステージ転換するのかなと予想していたので、面食らいました。

どうやら各組30分が持ち時間で、隣のステージで演奏している間に機材のセットを済ませておいて、隣が終わるや音合わせからのリハで本番スタートという、半ばやけくそじみたタイムテーブルになっているようです。

音合わせとリハを5分で終わらせたとしても、持ち時間25分ですよ。4〜5曲聴けるかどうか。ただで観れるのに文句を言うのもぜいたくな話ですが、いくらなんでも慌ただしすぎる。

最初に観たバンドは本人たちでやけっぱちで音合わせしてて、「もういいやこれでスタートします!」と見切り発車したもののやっぱり演りにくかったようで、途中で止めて音合わせを追い込み仕切り直してました。これはこれで面白かったですけど。

時間がごくわずかだからなのか本人たちで本番みたいなテンションで音合わせしてリハ、即本番スタートの手際は観てて気持ちよかったですね。全然ダレずに一秒を惜しんでちゃっちゃと進むので。

ただ、自分たちでステージに出て音合わせからリハまでやるので、今か今かと本番開始を待って焦れての「よっ!待ってました!」感はゼロです。しょうがないことですが。

前のグループが押しても隣のステージで身じろぎせずに出番を待つTRiDENTはシュールだったなとか、ノリノリでキレッキレのステップを踏んで全力で楽しむ中学生がいるかと思えば、普段の日課のウォーキング中ですよっていう体でステージには見向きもせずに歩き去るご婦人がいたり、木陰に座ってステージから流れてくる音を聴いて楽しんでいる人もいたりと、これぞフェスっていうフリーダムな空間はなんとも不思議な魅力に満ちていました。

ときに忌々しくときに微笑ましくときに愉快でときに痛快。それぞれが思い思いに衝突せずに好きなように過ごしていて、たまらなく愛おしくなる。

やっぱり、単独には単独の、フェスにはフェスの良さがありますね。再確認。

早朝の浜松城公園でスターバックスの写真を撮りまくってきた

早朝の浜松城公園でスターバックスの写真を撮りまくってきた

せっかくの休日、何も予定がないなら家でのんびり寝ていればいいのに、無駄に早く目が覚めてしまう。そんなことってありません?

私はよくあります。二十年近く前は特にひどかったです。三代目の愛車を買ったばっかりの頃。5時頃に起きてしまって、伊良湖岬までドライブして帰ってきたらちょうど起きてきた両親と一緒に朝食を食べる、そんなことはしょっちゅうでした。

夏じゃなくてもうちょい涼しければ、アウトドアコーヒーセットを持っていって朝の海を眺めながらコーヒーを飲んで帰ってくる、なんてのもいいかもしれません。

しかしいかんせん今は真夏。7月になったばかりなのに連日の猛暑日という地獄のような暑さの日々です。

ただ、今日はそんな日々の中にあって曇り空で比較的涼しく感じたので、前々から写真を取りに行こうと考えていた浜松市の公園にカメラ片手に出かけてきました。

目指すは浜松城公園。数ヶ月前にスターバックス店舗の外観が美しいと話題になった公園です。浜松のローカルコーヒーフェスの際に一度訪れたきりなので説得力皆無ですが、自分も白馬や神戸ともタメを張れる素敵な店舗だなと思っていました。

今回の撮影機材

今回のカメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはキットレンズの標準ズームEF-S 18-135mm IS STM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。キヤノンは今後ミラーレスしか作らなそうなのでこのカメラともあと数年の付き合いかな、と別れを予感し始めています。

浜松城公園で撮ってきた写真

浜松城公園の駐車場は8時開門。自分が着いたのはまだ8時前だったので隣の浜松市役所の駐車場に車を停めて歩いていきます。

浜松城公園の石垣にはハートの形をした葉っぱが沢山生い茂っていました。こんなの初めて見た気がします。気がついていなかっただけでしょうけれど。

小高い丘を切り崩さずに木材でゲタを組んで高床式に。この工法も、公園に溶け込み一体化しているかのようなスターバックス浜松城公園店の景観の素晴らしさにひと役買っているのでしょうか。

正面からの景観は圧巻です。大きなガラス面に前方の公園の風景が反射してさらに裏手の公園の様子まで透けて見えているので、まるでプレデターの擬態のようです。目がバグりそう。

裏手がまたワイルドかつ素敵というセンス抜群の佇まい。

緑に囲まれ木漏れ日が降り注ぐテラス席。図々しくもハンモックスタンドを持ち込んで昼寝していいですかと聞いてみたくなっちゃいます。

浜松城公園に住み着いているリスが遊びに来ることもあるらしいテラス席。ミスりましたね。梅雨入り前くらいの、新緑がもっと美しい時期に来るべきでした…。

ほぼ全面ガラス張りで開放感半端ない外観。今朝は雨が降り出してもおかしくないくらいの曇り空だったのでガラスの向こうの風景がくすんでいますが、快晴であったなら青空に朝陽が差し込んで超キレイだったのではないかと想像しています。

落ち着いていて主張控えめながらも美しく開放的な正面入口。

斜めから眺めたときの存在感がまた格別。素晴らしい。

秋になって紅葉したら、早朝とか夕暮れの時間帯にはこの世の楽園のような美しさに包まれるのではないかと予想されます。

11月の終わりか、12月の頭か。また無駄に早起きしてしまったら、その模様を写真に収めに来たくなりました。

写真撮影散歩の後は、すぐ近くの喫茶店珈琲屋らんぷに移動してモーニングを頂きました。こちらは開店が早くて造りや調度品もおしゃれで席数が多くてゆったりのんびりできる上に接客も心地よく、安くて美味くて皮むきが苦手なゆで卵が付いてこないという個人的に完璧な喫茶店です。