もうじき桜が咲く時期なので、今年も焼津の桜並木を愛でに行きたい

もうすぐ春ですね

新型コロナウイルスの感染拡大で、何かと世間は大変なことになっていますけど、月末までにはなんとか終息に向かってほしいと、祈るような気持ちの日々です。

というのも、もうじき咲きますからね、桜が。毎年、開花を心待ちにしている花が。

世間の空気は、スポーツや音楽ライブや季節のお祭りといった、イベント事の開催延期や中止が相次いでいて、自粛ムードのお通夜状態で逼迫感、閉塞感に覆われていますけど、なんとか、なんとか桜だけは愛でに行きたい。

息が詰まるというか、気が滅入っちゃうので、美しい桜並木を眺めて、いっときだけでも現実から逃避したいのです。

河津桜や梅は見送りましたけど、桜だけは見送りたくない。

3月から5月にかけて、楽しみにしていたライブ観覧の予定も、ほぼすべて延期になってしまいましたからね。苦汁を飲んだわけですから、少しくらい見返りを求めてもバチは当たらないでしょう。

そんなわけで、今から焼津の桜並木満喫コースを、妄想たくましく組み立てています。

数年前、ドライブ帰りに偶然焼津の凄まじい桜並木の満開っぷりに遭遇して以来、毎年春のささやかなお楽しみなのです。

お昼は焼津さかなセンターのまぐろ食堂で。これは確定。朝食も捨てがたいんですけど、その後の市場での買い物が長引くとお花見に響くので、お昼がベターでしょう。決行予定日、私は19時から自治会の会合があるので、余裕を見て17時には引き上げ、これも確定。

あとは交通状況や散策の進捗具合から、前後の予定を逆算して決めていこうかな、と。臨機応変に。

焼津さくらマップ

焼津駅前の観光センターで、散策に便利な焼津さくらマップを配布しているので、ぜひともゲットして、見どころを選ぶ際の参考にしましょう。30ヶ所近くも見どころが載っているので、きっと自分だけのお気に入りスポットが見つかるはず。

私が今までに撮ってきた焼津の桜並木

それでは最後に、私が今までに撮ってきた焼津の桜並木の写真を載せておきます。カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSMで、マニュアル撮影です。

小石川沿い

JR焼津駅から歩いてすぐ、枝ぶりの見事な、小石川沿いの桜並木。写真を見ればすぐに分かるとおり、ほぼ無人です。近くのコンビニかマックで朝食をテイクアウトしてきて、ベンチに腰掛けてボケーッと桜を眺めながら、朝ごはんを食べたい。

西小川沿い

小石川を外れて当てもなく彷徨っていたときに不意に遭遇した桜並木なので、詳しいことは覚えがないんですけど、立地的におそらく西小川沿いの桜並木ですかね。なんてことない小川なんですけど、百花繚乱の咲きっぷりの桜並木にたまげました。場所の特定も忘れて、写真撮りまくってたほどです。

黒石川沿い

焼津市立黒石小学校のすぐ横を流れている、黒石川沿いの桜並木。川の両岸から、美しさを競うように伸びている枝ぶりがたまらないスポット。黒石小周辺だけじゃなくて、川沿いにずっと桜並木が続いているので、川沿いにひたすら歩いて行きたくなる。

木屋川堤

静岡県民の脳裏に刷り込まれている食品スーパー、田子重田尻店の横を流れている木屋川堤沿いの桜並木。小さい川なんですけど、その川を覆い尽くすかのように両岸から伸びている枝が圧巻のスポット。感嘆のため息しかもれない。

ダカフェレンズで晩秋の京都を撮ってきた

晩秋の京都に日帰り撮影旅行してきた

寒さも厳しさを増しつつある12月の頭、紅葉が見頃を迎えた晩秋の京都に、友人たちと日帰り撮影旅行に出かけてきました。

11月の上旬の嵐山がほぼ緑だったので、そのリベンジですね。

一ヶ所、自分の希望をねじ込んで楊谷寺に参拝したので、必然的に、その近くの紅葉の名所を巡っていくことになりました。

今回の撮影機材

今回のカメラは、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズはシグマの単焦点レンズ、30mm F1.4 DC HSM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。

光明寺

楊谷寺をあとにした私達は、すぐ近くの光明寺へと向かいました。紅葉の時期はむちゃくちゃ混むので臨時駐車場が設けられており、そこに車を停めて歩いていきます。

多分十年近くぶりで再訪したのですが、こんなに広かったかなと戸惑うばかりの参拝となりました。

帰りの参道が一番の見所なんですけど、そこにたどり着くには、商魂たくましい売店の声掛けをくぐり抜けねばなりません。

十輪寺

光明寺の次は、これまたすぐそこの十輪寺です。その奥にある善峯寺を目指す人が多いからなのか、スルーされがちな知る人ぞ知る名所です。

ひっそり佇む秘境感がたまりません。

途中の道路の道幅が狭いので、対向車や自転車、歩行者とのすれ違いには気をつけましょう。

長岡天満宮

十輪寺に続いては、この次の目的地との途中にある長岡天満宮に立ち寄り。きれいな葉の形を保ったまま色づいているモミジが多くて、葉っぱを撮っているだけでめっちゃ楽しかったです。

建造物には目もくれず、庭園ばっかり撮りまくってました。

APS-Cの30mm、フルサイズ換算で48mm、やっぱりめっちゃ使いやすい画角ですね。

お、これは、と思ってカメラを向けると、ほぼそれで自分なりにいいなと思った構図になっているので、動き直したり構え直したりがほぼなくて、すっと撮影に入れるのが快感。

平等院鳳凰堂

最後に、宇治市にある超有名な寺院、平等院鳳凰堂に参拝しました。

平等院は素晴らしいですね。何度訪れても。私は三度目だったのですが、相変わらずいいなぁと感嘆のため息を漏らすのみです。

水面へのリフレクションがワンダフル。

午後に訪れると、逆光になってしまうのがちょっと厳しいですが。

最新のスマートフォンであれば、適当にピントを合わせてシャッターを押せば、逆光であろうと白飛び黒つぶれをうまく補正して超絶美麗な画像に仕上げてくれるので、特に苦には感じないかもしれません。

平等院では動画も撮影

平等院では、動画も撮りました。DJIのOsmo Pocketで。めちゃくちゃ小さくて軽いのに、手ブレを抑えたきれいな映像が簡単に撮れる神カメラです。

素晴らしいカメラだと絶賛している割には、写真ばっかり撮ってて動画は二の次になってしまっているんで、あまり有効活用できていないのがツライとこですが。

動画のネックは、編集の面倒くささですね。撮れば撮るほど、まとめるのが億劫になってしまうのが厄介です。

本体の液晶画面が小さくて画角が確認しづらい割に、ちゃっかり自分の好きな構図でいい感じに撮れてたのが面白かったですね。

関連記事

楊谷寺で、単焦点レンズEF-S24mm F2.8 STMを借りて、写真を撮ってきた

私の現在の手持ち交換レンズは、標準ズームレンズEF-S18-135mm IS STMと、シグマの単焦点レンズ30mm F1.4 DC HSMの二本です。

もし次にレンズを追加するとしたら、望遠ズームレンズか単焦点レンズだな、と漠然と考えてます。

単焦点も候補が三本ほどあるんですけど、そのうちの一本、EF-S24mm F2.8 STMを友人が持っているので、借りて楊谷寺での写真撮影で使わせてもらいました。

この記事の中に挙げている写真は、すべてEF-S 24mm F2.8 STMで撮った写真です。

楊谷寺再訪

今年の紅葉はどこに行こう?

仲間内でこの話題が持ち上がったのは10月の半ばで、当時はまだ残暑がきつかったこともあって、今年の紅葉は遅れる傾向になりそうだから判断が難しいね、なんて話してたんですけど。

いざ蓋を開けてみたら11月の下旬から12月の上旬まで色づきのいい見頃の続く当たり年で、こういうときに限って日帰りかよと愚痴りながらも、満場一致で京都に行こう、と相成りました。

京都に行くなら楊谷寺に行きたい、と自分の希望をねじ込みまして、紫陽花の時季に続いて、今年二度目の楊谷寺参拝です。

今回の撮影機材

今回は、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは友人から借りた単焦点レンズ、EF-S24mm F2.8 STM。この組み合わせで撮りました。すべてマニュアル撮影です。

EF-S24mm F2.8 STMのいいところ

楊谷寺での小一時間の散策で、EF-S24mm F2.8 STMを使わせてもらって、特にいいなと感じたのは以下の二点。

めっちゃ軽い

手持ちのシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSMの重量は、435g。対する、今回借りたEF-S24mm F2.8 STMの重量は、わずか125gです。約三分の一。

手渡しで交換したときに、思わず「軽っ!」と心の声がダダ漏れてしまいました。

ちなみに、万能ズームのEF-S18-135mm IS STMは、480gあります。

移動はクルマで、撮影機材はほぼ車内に置きっぱなしで、撮影するときだけカメラを持ち出すのであれば、多少重いくらいは別になんともないのですが、公共交通機関を利用したりほとんど徒歩でずっと道具を持っていなければならないとなると、時間が経てば経つほど、この数百グラムの差がじわじわと効いてくるんですよねぇ。

写りも鮮やかで申し分なし

F2.8という、強烈ではないものの程よい明るさがとても扱いやすいのか、写りも鮮やかで素晴らしいです。

焦点距離や明るさのスペックだけで考えると、万能ズームの画角にもあるし明るさもそんなに変わらないしで、それなら別に買わなくてもいいかという流れになってしまいがちなんですけど、いやでもやっぱいいよなぁ、と揺り動かしてくるほどの魅力があります。

友人が言うには、接写も抜群らしいですね。今回試してないので確認できなかったんですけど。

楊谷寺でEF-S24mm F2.8 STMで撮ってきた写真

関連記事

浜松ローカルコーヒーフェスに行ってきた

ある日、TwitterのTLを眺めていたら、秋が深まりゆく11月の下旬、浜松市の浜松城公園にて、浜松ローカルコーヒーフェスが開催されるとの知らせを目にしました。

参加店舗一覧を見てみると、行ったことのある喫茶店はもちろん、買ったのことあるコーヒー豆屋さんや前から気になっていたコーヒー豆屋さんが、ほぼ勢揃いの勢いで並んでいたので、これは行くっきゃねぇとなりまして、妹家族を誘って出かけてきました。

いろんなお店の自慢の一杯を一気に気軽に試飲できるとか、最高すぎる。

浜松ローカルコーヒーフェスに行ってきた

大気の状態が不安定だったのか、イベント当日の天気予報は晴れから雨、曇り時々晴れと一週間の間に目まぐるしく変化したんで心配だったんですけど、当日は時折雨粒が少し落ちてきたくらいで、ぎりぎり曇りで持ちました。

イベント会場の浜松城公園、もしかしたら初めて訪れたかもしれないです。ひょっとしたら学生時代に遠足などで来たことがあるかもしれないんですけど、まったく覚えがないのでノーカンで。

公園の前の通りをクルマで走り抜けたことは何度もあるんですけど、いっつも駐車場が混んでて、なんだか近寄りがたい印象もありました。

今回の撮影機材

今回も、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは久しぶりにシグマの単焦点、30mm F1.4 DC HSM、通称ダカフェレンズを持ち出しました。すべてマニュアル撮影です。

試飲イベントは最高に楽しい

富山に泊まったときの、富山の居酒屋での地酒の飲み比べや、浜松駅前のイベントスペースで開催された日本酒の飲み比べSAKE Springもめっちゃ楽しかったですけど、今回のコーヒー飲み比べもめっちゃ楽しかったです。

コーヒーも日本酒もそうですけど、一度にあまり大量にがぶ飲みする飲料ではないので、少量を飲み比べるというイベントへの親和性が高いですよね。

チケット売り場で、1000円で四杯分の試飲チケットを購入し、気になるお店に並んでそれぞれのお店の自慢の一杯を試飲していく、というスタイル。

試飲だけでなく、コーヒーに合うお菓子、ドリップバッグや焙煎済みのコーヒー豆などを併売していました。

近所のスーパーでたまにコーヒー豆を買っている掛川一風堂も出店されていたので、並んで試飲しました。ほうじ茶コーヒー。お茶の香ばしさが漂うのに飲むとコーヒーという、なんだか不思議とくせになる落ち着く味。

後で、お店の通販サイトから買おうとしたら載っていなくて、なんでかなと不思議だったんですけど、お店のブログを読んだら、浜松ローカルコーヒーフェスでお披露目と書かれていたので、これから新発売予定の商品ということなのでしょう。

それにしても、コーヒーが好きな人って、多いんですね。想像の倍くらい賑わっていたので、素直に感心してしまいました。

ひと口にコーヒーと言っても、お店それぞれの趣向を凝らしたブレンドや、こだわりの豆、淹れ方で味わいも様々なんだなというのが、今回の飲み比べイベントではっきりと体感できました。

楽しかったですね。

来年も開催されるのであれば、紅葉堪能旅行決行日と重ならない限り遊びに来たいです。

浜松城公園はリス天国

浜松ローカルコーヒーフェス会場で試飲を満喫して、会場をひと回りして満足した私たちは、せっかくなので出世城の天守閣に登っておくかと、移動を開始しました。

すると、街路樹の横を通りかかったときにガサゴソとなにか動くような気配を感じて目をやると、リスが居るのを見つけました。

一匹だけでも、「おお、リスが居る!」となかなか感動したんですけど、よくよく見てみると一匹どころか十匹近くいて、樹上をめっちゃ走り回っていました。

しまった。持ってくるレンズ、間違えちゃいましたね。こんなにリスが居ると知っていたなら、望遠ズームを持ってくるべきでした。

しばし大興奮で、出世城のことは忘れてリスの撮影に夢中になってしまいました。

妹は、浜松城公園にリスが居ることは知っていたみたいですけど、こんなにたくさんいるとは思っていなかったみたいで、驚いていました。

出世城に登ってきた

せっかくなので、浜松城天守閣に登ってきました。お城はだいたい小高い丘の上にあるのですが、浜松城もその例にはもれないので、歩いて登っていきます。急な近道と緩やかな回り道があります。

初めての浜松城。へぇ、こんな風になってたんだ、とどこか他人事のような感想を抱きながら、天守閣へ。ローカルコーヒーフェス会場の賑やかさとは対象的な静けさ。

初秋の嵐山を散策してきた

きっかけは、京都の一乗寺で新緑の日本庭園巡りを楽しんでいたときに、母が口走ったひと言でした。

「二尊院に行きたい」

その時はいきなり何を言い出すんだと度肝を抜かれまして、「いや今から嵐山目指したらめちゃ損だから」と説明して我慢してもらい、秋に改めて嵐山を散策しようと計画しました。

ホントは、紅葉の見頃を考えるに、11月の終盤か、12月の頭くらいが良かったのですけど、残念ながら11月の上旬しか予定が合わなかったので、紅葉にはまだ早いことは分かっていましたけど、それでも突撃してきました。

こればっかりはどうしようもないですね。決行日に自然現象とタイミングが合うかどうかですから。それに、紅葉の見頃ドンピシャだと、観光客が多すぎるという問題もあります。

しょうがないです。負け戦と分かっていても、突撃しなくちゃならないときもあります。

初秋の嵐山を散策

近年まれに見る紅葉の当たり年に、色づき始めた嵐山を散策してきました。

嵐山は名所が密集している上に、道も狭いので、紅葉最盛期には地獄絵図のような交通混雑が発生します。クルマに乗っての移動は、駐車場探しと渋滞に時間を取られるばかりで、まったく捗りません。

紅葉期間の嵐山のコインパーキングですが、特別料金が適用されて上限が撤廃されていたり、時間単位の料金が跳ね上がっていたりするので、空いているからと停める前に、料金看板をよく見て確認しておく必要があります。30分500円で1時間1000円とかザラですからね、恐ろしい。

私は今回、事前にあきっぱで渡月橋近くの駐車場を予約して、クルマはそこに二日間停めっぱなしにして、ほぼ徒歩移動で嵐山を散策してきました。

目的のひとつが、普段ほとんど歩かない母を観光にかこつけて歩かせるため、というのもあります。

この二日間で約三万歩歩きました。

母を歩かせまくる、という目的は達成しましたが、この達成のためには、自分も同じだけ歩かなければならないという諸刃の剣。素人にはおすすめできない。

今回の撮影機材

今回も、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームのEF-S18-135mm IS STM。いつものこの組み合わせでの撮影です。ほぼマニュアル、一部Pモードで撮りました。

今回訪れた嵐山の名所

帰りに渋滞にハマるのは致し方ないとして、行きに渋滞にハマるのが死ぬより嫌な私は、いつものごとく夜明け前に家を出ました。

朝4時に出発して、休憩を多めに取りながら7時半頃に予約しておいた駐車場に到着。まずはすぐ近くの渡月橋を目指して、一応宿の場所を確認し、そこから散策を開始しました。

渡月橋

まずは渡月橋。嵐山といえば渡月橋。嵐山のシンボルと言っても過言ではないスポットです。

真っ昼間にやってくると、徒歩通行者や人力車、自転車、一般車両、公共バス、観光バスが入り乱れて凄まじい混雑なんですけど、早朝のうちであれば流石に人も車両もまばらで、気ままにのんびりと絶景を眺めることができます。

渡月橋を渡っている時、人通りの割に後ろがなんだか賑やかだな、と振り向いたら、人力車夫が幼少期からのマブダチくらいの勢いで案内していて、ドン引きしました。いや、いくらなんでも馴れ馴れしすぎるでしょ、それは…。

竹の小径

渡月橋に次ぐ嵐山のシンボリックなスポットと言えば、こちらでしょう。竹林がそびえ立つ竹の小径。

こちらも、日が昇りきってからやってくるととてつもない人だかりですが、まだ早朝のうちであれば、比較的空いている状態で気ままに散策を楽しむことができます。

私の記憶からはすっかり抜け落ちていたのですが、常寂光寺や二尊院の方面に歩いて抜けようとすると、小高い丘を上り下りすることになるので、歩きやすい靴や、歩き慣れた靴で行きましょう。

二尊院

竹の小径を歩いて通り抜けて、一番の目的である二尊院にやってきました。まあ、ほぼ緑だったんですけどね。ほんの一部、気の早い葉っぱだけが色づき始めていました。

参道を覆い尽くすような勢いの枝ぶりが見事です。紅葉に染まった参道を歩きたかったですが、どうしようもないです。

祇王寺

続いて、すぐ隣の祇王寺へ。もう寺院の名前のかっこよさとその響きからして、素晴らしいに違いないと期待が高まってしまいます。

大覚寺の塔頭ということもあって、ややこじんまりとしていますが、苔むした庭園の雰囲気は抜群です。

化野念仏寺

更にずんずんと山を歩いて登り、化野念仏寺へ。嵐山に着いたらクルマ移動はやめて歩いてまわろうと決めたのは自分ですけど、ここまで来るとちょっと後悔し始めてました。

自分で、クルマは停めっぱなしにして徒歩で回る、と宣言してしまった手前、引っ込みつかなくなって片意地張った結果、まだ夕方にもなっていないのに限界を感じ始めました。

嵯峨鳥居本

化野念仏寺をあとにすると、更に山を歩いて登ります。

前に来た時、この嵯峨鳥居本の鳥居の根本で、黒のラブラドールが気持ちよさそうに日向ぼっこしていて、この日もいるかなと密かに楽しみにしていたのですけど、鳥居は工事中でラブラドールもいませんでした。残念。

鳥居のすぐ横の平野屋さんで、団子とお抹茶をいただいてひと休み。

愛宕念仏寺

平野屋さんでひと休みしたら、もうひと頑張り。奥嵯峨野の秘境寺院、愛宕念仏寺を目指します。

この愛宕念仏寺、山の斜面に沿って建っているので、ひと通り見て回ってきた頃には、疲労困憊。しばらく歩きたくねぇ、と皆の意見が一致しまして、京都バスを利用して大覚寺まで戻りました。

大覚寺

初日ラストは、テレビの時代劇などでのロケ地としてもおなじみの、大覚寺。

めちゃくちゃ大きくて立派なお寺で、最後の最後にこの広さか、と天を仰ぎたくなりました。

徒歩で嵐山散策、初日に欲張って詰め込みすぎましたね。

宿も渡月橋の近くに取ったので、夜は宝厳院とキモノフォレストのライトアップでも見に行こうかな、なんて軽く考えていたんですけど、宿にチェックインしてちょっと気を抜いたらとたんに動く気が失せまして、晩御飯食べてシャワー浴びたら、さっさと寝てしまいました。

天龍寺

二日目は、初日でどれだけ見て回れたか次第でどうするか決めようと話していたので、嵐山のラスボス的存在である天龍寺にまずは突撃。

あとは宝厳院と常寂光寺を訪れておくか、と考えていたんですけど、色づきはじめの天龍寺がとてもファンタスティックで、すげーすげーと大喜びで参拝していたら、気がついたらいつの間にかお昼になってしまったので、結局ここでお開きにしようかと相成りました。

天龍寺も相当広いですからね。じっくり見て回っていると、いつの間にか思ったよりも時間が経っています。

動画も少し撮ってきた

DJIのOsmo Pocketで、少しですが、動画も撮ってきました。ほぼほぼ写真ばっかり撮ってるんで、動画素材は細切れのブツ撮りばっかりになってしまっているのが反省点。

ただ、動画を撮りまくったら撮りまくったで、HDDの容量を圧迫してしまうし、編集もめんどくさくて手つかずになってしまいがちなのが、難しいところです。

関連記事