楊谷寺で、単焦点レンズEF-S24mm F2.8 STMを借りて、写真を撮ってきた

私の現在の手持ち交換レンズは、標準ズームレンズEF-S18-135mm IS STMと、シグマの単焦点レンズ30mm F1.4 DC HSMの二本です。

もし次にレンズを追加するとしたら、望遠ズームレンズか単焦点レンズだな、と漠然と考えてます。

単焦点も候補が三本ほどあるんですけど、そのうちの一本、EF-S24mm F2.8 STMを友人が持っているので、借りて楊谷寺での写真撮影で使わせてもらいました。

この記事の中に挙げている写真は、すべてEF-S 24mm F2.8 STMで撮った写真です。

楊谷寺再訪

今年の紅葉はどこに行こう?

仲間内でこの話題が持ち上がったのは10月の半ばで、当時はまだ残暑がきつかったこともあって、今年の紅葉は遅れる傾向になりそうだから判断が難しいね、なんて話してたんですけど。

いざ蓋を開けてみたら11月の下旬から12月の上旬まで色づきのいい見頃の続く当たり年で、こういうときに限って日帰りかよと愚痴りながらも、満場一致で京都に行こう、と相成りました。

京都に行くなら楊谷寺に行きたい、と自分の希望をねじ込みまして、紫陽花の時季に続いて、今年二度目の楊谷寺参拝です。

今回の撮影機材

今回は、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは友人から借りた単焦点レンズ、EF-S24mm F2.8 STM。この組み合わせで撮りました。すべてマニュアル撮影です。

EF-S24mm F2.8 STMのいいところ

楊谷寺での小一時間の散策で、EF-S24mm F2.8 STMを使わせてもらって、特にいいなと感じたのは以下の二点。

めっちゃ軽い

手持ちのシグマの単焦点30mm F1.4 DC HSMの重量は、435g。対する、今回借りたEF-S24mm F2.8 STMの重量は、わずか125gです。約三分の一。

手渡しで交換したときに、思わず「軽っ!」と心の声がダダ漏れてしまいました。

ちなみに、万能ズームのEF-S18-135mm IS STMは、480gあります。

移動はクルマで、撮影機材はほぼ車内に置きっぱなしで、撮影するときだけカメラを持ち出すのであれば、多少重いくらいは別になんともないのですが、公共交通機関を利用したりほとんど徒歩でずっと道具を持っていなければならないとなると、時間が経てば経つほど、この数百グラムの差がじわじわと効いてくるんですよねぇ。

写りも鮮やかで申し分なし

F2.8という、強烈ではないものの程よい明るさがとても扱いやすいのか、写りも鮮やかで素晴らしいです。

焦点距離や明るさのスペックだけで考えると、万能ズームの画角にもあるし明るさもそんなに変わらないしで、それなら別に買わなくてもいいかという流れになってしまいがちなんですけど、いやでもやっぱいいよなぁ、と揺り動かしてくるほどの魅力があります。

友人が言うには、接写も抜群らしいですね。今回試してないので確認できなかったんですけど。

楊谷寺でEF-S24mm F2.8 STMで撮ってきた写真

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浜松ローカルコーヒーフェスに行ってきた

ある日、TwitterのTLを眺めていたら、秋が深まりゆく11月の下旬、浜松市の浜松城公園にて、浜松ローカルコーヒーフェスが開催されるとの知らせを目にしました。

参加店舗一覧を見てみると、行ったことのある喫茶店はもちろん、買ったのことあるコーヒー豆屋さんや前から気になっていたコーヒー豆屋さんが、ほぼ勢揃いの勢いで並んでいたので、これは行くっきゃねぇとなりまして、妹家族を誘って出かけてきました。

いろんなお店の自慢の一杯を一気に気軽に試飲できるとか、最高すぎる。

浜松ローカルコーヒーフェスに行ってきた

大気の状態が不安定だったのか、イベント当日の天気予報は晴れから雨、曇り時々晴れと一週間の間に目まぐるしく変化したんで心配だったんですけど、当日は時折雨粒が少し落ちてきたくらいで、ぎりぎり曇りで持ちました。

イベント会場の浜松城公園、もしかしたら初めて訪れたかもしれないです。ひょっとしたら学生時代に遠足などで来たことがあるかもしれないんですけど、まったく覚えがないのでノーカンで。

公園の前の通りをクルマで走り抜けたことは何度もあるんですけど、いっつも駐車場が混んでて、なんだか近寄りがたい印象もありました。

今回の撮影機材

今回も、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは久しぶりにシグマの単焦点、30mm F1.4 DC HSM、通称ダカフェレンズを持ち出しました。すべてマニュアル撮影です。

試飲イベントは最高に楽しい

富山に泊まったときの、富山の居酒屋での地酒の飲み比べや、浜松駅前のイベントスペースで開催された日本酒の飲み比べSAKE Springもめっちゃ楽しかったですけど、今回のコーヒー飲み比べもめっちゃ楽しかったです。

コーヒーも日本酒もそうですけど、一度にあまり大量にがぶ飲みする飲料ではないので、少量を飲み比べるというイベントへの親和性が高いですよね。

チケット売り場で、1000円で四杯分の試飲チケットを購入し、気になるお店に並んでそれぞれのお店の自慢の一杯を試飲していく、というスタイル。

試飲だけでなく、コーヒーに合うお菓子、ドリップバッグや焙煎済みのコーヒー豆などを併売していました。

近所のスーパーでたまにコーヒー豆を買っている掛川一風堂も出店されていたので、並んで試飲しました。ほうじ茶コーヒー。お茶の香ばしさが漂うのに飲むとコーヒーという、なんだか不思議とくせになる落ち着く味。

後で、お店の通販サイトから買おうとしたら載っていなくて、なんでかなと不思議だったんですけど、お店のブログを読んだら、浜松ローカルコーヒーフェスでお披露目と書かれていたので、これから新発売予定の商品ということなのでしょう。

それにしても、コーヒーが好きな人って、多いんですね。想像の倍くらい賑わっていたので、素直に感心してしまいました。

ひと口にコーヒーと言っても、お店それぞれの趣向を凝らしたブレンドや、こだわりの豆、淹れ方で味わいも様々なんだなというのが、今回の飲み比べイベントではっきりと体感できました。

楽しかったですね。

来年も開催されるのであれば、紅葉堪能旅行決行日と重ならない限り遊びに来たいです。

浜松城公園はリス天国

浜松ローカルコーヒーフェス会場で試飲を満喫して、会場をひと回りして満足した私たちは、せっかくなので出世城の天守閣に登っておくかと、移動を開始しました。

すると、街路樹の横を通りかかったときにガサゴソとなにか動くような気配を感じて目をやると、リスが居るのを見つけました。

一匹だけでも、「おお、リスが居る!」となかなか感動したんですけど、よくよく見てみると一匹どころか十匹近くいて、樹上をめっちゃ走り回っていました。

しまった。持ってくるレンズ、間違えちゃいましたね。こんなにリスが居ると知っていたなら、望遠ズームを持ってくるべきでした。

しばし大興奮で、出世城のことは忘れてリスの撮影に夢中になってしまいました。

妹は、浜松城公園にリスが居ることは知っていたみたいですけど、こんなにたくさんいるとは思っていなかったみたいで、驚いていました。

出世城に登ってきた

せっかくなので、浜松城天守閣に登ってきました。お城はだいたい小高い丘の上にあるのですが、浜松城もその例にはもれないので、歩いて登っていきます。急な近道と緩やかな回り道があります。

初めての浜松城。へぇ、こんな風になってたんだ、とどこか他人事のような感想を抱きながら、天守閣へ。ローカルコーヒーフェス会場の賑やかさとは対象的な静けさ。

初秋の嵐山を散策してきた

きっかけは、京都の一乗寺で新緑の日本庭園巡りを楽しんでいたときに、母が口走ったひと言でした。

「二尊院に行きたい」

その時はいきなり何を言い出すんだと度肝を抜かれまして、「いや今から嵐山目指したらめちゃ損だから」と説明して我慢してもらい、秋に改めて嵐山を散策しようと計画しました。

ホントは、紅葉の見頃を考えるに、11月の終盤か、12月の頭くらいが良かったのですけど、残念ながら11月の上旬しか予定が合わなかったので、紅葉にはまだ早いことは分かっていましたけど、それでも突撃してきました。

こればっかりはどうしようもないですね。決行日に自然現象とタイミングが合うかどうかですから。それに、紅葉の見頃ドンピシャだと、観光客が多すぎるという問題もあります。

しょうがないです。負け戦と分かっていても、突撃しなくちゃならないときもあります。

初秋の嵐山を散策

近年まれに見る紅葉の当たり年に、色づき始めた嵐山を散策してきました。

嵐山は名所が密集している上に、道も狭いので、紅葉最盛期には地獄絵図のような交通混雑が発生します。クルマに乗っての移動は、駐車場探しと渋滞に時間を取られるばかりで、まったく捗りません。

紅葉期間の嵐山のコインパーキングですが、特別料金が適用されて上限が撤廃されていたり、時間単位の料金が跳ね上がっていたりするので、空いているからと停める前に、料金看板をよく見て確認しておく必要があります。30分500円で1時間1000円とかザラですからね、恐ろしい。

私は今回、事前にあきっぱで渡月橋近くの駐車場を予約して、クルマはそこに二日間停めっぱなしにして、ほぼ徒歩移動で嵐山を散策してきました。

目的のひとつが、普段ほとんど歩かない母を観光にかこつけて歩かせるため、というのもあります。

この二日間で約三万歩歩きました。

母を歩かせまくる、という目的は達成しましたが、この達成のためには、自分も同じだけ歩かなければならないという諸刃の剣。素人にはおすすめできない。

今回の撮影機材

今回も、カメラはキヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームのEF-S18-135mm IS STM。いつものこの組み合わせでの撮影です。ほぼマニュアル、一部Pモードで撮りました。

今回訪れた嵐山の名所

帰りに渋滞にハマるのは致し方ないとして、行きに渋滞にハマるのが死ぬより嫌な私は、いつものごとく夜明け前に家を出ました。

朝4時に出発して、休憩を多めに取りながら7時半頃に予約しておいた駐車場に到着。まずはすぐ近くの渡月橋を目指して、一応宿の場所を確認し、そこから散策を開始しました。

渡月橋

まずは渡月橋。嵐山といえば渡月橋。嵐山のシンボルと言っても過言ではないスポットです。

真っ昼間にやってくると、徒歩通行者や人力車、自転車、一般車両、公共バス、観光バスが入り乱れて凄まじい混雑なんですけど、早朝のうちであれば流石に人も車両もまばらで、気ままにのんびりと絶景を眺めることができます。

渡月橋を渡っている時、人通りの割に後ろがなんだか賑やかだな、と振り向いたら、人力車夫が幼少期からのマブダチくらいの勢いで案内していて、ドン引きしました。いや、いくらなんでも馴れ馴れしすぎるでしょ、それは…。

竹の小径

渡月橋に次ぐ嵐山のシンボリックなスポットと言えば、こちらでしょう。竹林がそびえ立つ竹の小径。

こちらも、日が昇りきってからやってくるととてつもない人だかりですが、まだ早朝のうちであれば、比較的空いている状態で気ままに散策を楽しむことができます。

私の記憶からはすっかり抜け落ちていたのですが、常寂光寺や二尊院の方面に歩いて抜けようとすると、小高い丘を上り下りすることになるので、歩きやすい靴や、歩き慣れた靴で行きましょう。

二尊院

竹の小径を歩いて通り抜けて、一番の目的である二尊院にやってきました。まあ、ほぼ緑だったんですけどね。ほんの一部、気の早い葉っぱだけが色づき始めていました。

参道を覆い尽くすような勢いの枝ぶりが見事です。紅葉に染まった参道を歩きたかったですが、どうしようもないです。

祇王寺

続いて、すぐ隣の祇王寺へ。もう寺院の名前のかっこよさとその響きからして、素晴らしいに違いないと期待が高まってしまいます。

大覚寺の塔頭ということもあって、ややこじんまりとしていますが、苔むした庭園の雰囲気は抜群です。

化野念仏寺

更にずんずんと山を歩いて登り、化野念仏寺へ。嵐山に着いたらクルマ移動はやめて歩いてまわろうと決めたのは自分ですけど、ここまで来るとちょっと後悔し始めてました。

自分で、クルマは停めっぱなしにして徒歩で回る、と宣言してしまった手前、引っ込みつかなくなって片意地張った結果、まだ夕方にもなっていないのに限界を感じ始めました。

嵯峨鳥居本

化野念仏寺をあとにすると、更に山を歩いて登ります。

前に来た時、この嵯峨鳥居本の鳥居の根本で、黒のラブラドールが気持ちよさそうに日向ぼっこしていて、この日もいるかなと密かに楽しみにしていたのですけど、鳥居は工事中でラブラドールもいませんでした。残念。

鳥居のすぐ横の平野屋さんで、団子とお抹茶をいただいてひと休み。

愛宕念仏寺

平野屋さんでひと休みしたら、もうひと頑張り。奥嵯峨野の秘境寺院、愛宕念仏寺を目指します。

この愛宕念仏寺、山の斜面に沿って建っているので、ひと通り見て回ってきた頃には、疲労困憊。しばらく歩きたくねぇ、と皆の意見が一致しまして、京都バスを利用して大覚寺まで戻りました。

大覚寺

初日ラストは、テレビの時代劇などでのロケ地としてもおなじみの、大覚寺。

めちゃくちゃ大きくて立派なお寺で、最後の最後にこの広さか、と天を仰ぎたくなりました。

徒歩で嵐山散策、初日に欲張って詰め込みすぎましたね。

宿も渡月橋の近くに取ったので、夜は宝厳院とキモノフォレストのライトアップでも見に行こうかな、なんて軽く考えていたんですけど、宿にチェックインしてちょっと気を抜いたらとたんに動く気が失せまして、晩御飯食べてシャワー浴びたら、さっさと寝てしまいました。

天龍寺

二日目は、初日でどれだけ見て回れたか次第でどうするか決めようと話していたので、嵐山のラスボス的存在である天龍寺にまずは突撃。

あとは宝厳院と常寂光寺を訪れておくか、と考えていたんですけど、色づきはじめの天龍寺がとてもファンタスティックで、すげーすげーと大喜びで参拝していたら、気がついたらいつの間にかお昼になってしまったので、結局ここでお開きにしようかと相成りました。

天龍寺も相当広いですからね。じっくり見て回っていると、いつの間にか思ったよりも時間が経っています。

動画も少し撮ってきた

DJIのOsmo Pocketで、少しですが、動画も撮ってきました。ほぼほぼ写真ばっかり撮ってるんで、動画素材は細切れのブツ撮りばっかりになってしまっているのが反省点。

ただ、動画を撮りまくったら撮りまくったで、HDDの容量を圧迫してしまうし、編集もめんどくさくて手つかずになってしまいがちなのが、難しいところです。

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デジタル一眼カメラを、Sony α33からCanon EOS 8000Dに買い替えた理由

初めてのデジタル一眼カメラは、Sonyのα33

私がデジタル一眼カメラを初めて買ったのは、2012年の春です。春の京都旅行の目前に買いました。機種は、Sonyのα33です。

ヤフオクで、サブ機として使っていた美品でレンズ二本付きのお買い得品を見つけ、無事に予算内で競り落としました。

背面液晶が当時はまだ珍しかったバリアングルだったこと、他メーカーの同クラス機種と比べてスペックが高かったこと、この二点に惹かれました。

よく分からないなりに、デジタル一眼に詳しい友人から色々と教えてもらいながら、その画質の美しさに満足して使っていました。当初は。

まあ、何でもそうだと思うんですけど、使い込むうちに分かってくることってあるじゃないですか。それまではなんとも思ってなかったのに、ある日突然見えてくる、粗といいますか、弱点といいますか。

それに対する不満が募りに募って限界点に達したときに、今の愛機Canon EOS 8000Dに買い替えました。2016年の6月頃のことです。

Sony α33の不満点

使い込むうちに抱いた、Sony α33への不満点は、大きくふたつあります。

  • バッテリーの持ちが悪い
  • Aマウントの後継機が出てこなくなった

以上の二点です。それぞれについて、もう少し詳しく書きます。

バッテリーの持ちが悪い

これが最大の不満です。買ったばかりの頃は撮影枚数もそれほど多くなかったため、バッテリーの減りが早くてもまったく気にならなかったんですけど、カメラに慣れて撮影枚数が増えるに連れ、だんだんと心許なくなってきました。

で、予備バッテリーを追加購入したんですけど、バッテリーをふたつ用意しても、一日中撮影していると最後の方は持たなくて撮影したくてもできない、という状況に陥ってしまいました。

これは、α33が当時としては画期的なミラーレス構造で、ファインダーが電子式であったため、背面液晶も合わせると消費電力が高かったためではないかと思われます。

枚数に気兼ねなくじゃんじゃん撮れるのがデジタルカメラ最大の利点であるのに、バッテリーの持ちが悪いがために我慢しなければならない場面が多い、このストレスが存外に大きくて、カメラの買い替えを検討するようになっていきました。

Aマウントの後継機が出てこなくなった

次いでの不満点がこれです。レンズ交換式カメラには、メーカーや機種によって独自の規格が採用されており、α33の適合レンズ規格はAマウントでした。

Sonyが小型軽量が売りのミラーレスカメラの開発に傾注し、そのマウント規格を新開発のEマウントとしたために、交換レンズの互換性が失われてしまったのです。

同じAマウントであれば、本体の買い替えだけで済む話が、レンズも買い替えなければならなくなってしまいました。同一メーカーの製品であるのに。

しかも後継機も出てこないものですから、Aマウントに将来性はないなと考えるようになり、カメラを買い替えるのであればメーカーも変えることを視野に入れるようになりました。

Sony機の色合いも好きだったんですけどね。

あと、電子式のファインダーも便利でした。撮影設定の変更が、ファインダーにも反映されるため、明るさの調整がやりやすかったのです。

Canon EOS 8000Dを約三年半使ってみて

Canonのデジタル一眼レフEOS 8000Dは、2016年の6月から使い始めたので、約三年半が経過していることになります。前機のα33と同じくらいの期間を使い込んだことになるので、それと比較してどう感じているか、かんたんに触れておきます。

  • バッテリーの持ちには大満足
  • 鮮やかな発色が素晴らしい
  • EFマウントレンズの充実は素晴らしい
  • ちょっと重い
  • EFマウントの未来に暗い影

ちょっとネガな部分もありますが、前機の最大の不満であったバッテリーの持ちが大幅に向上したので、これだけで買い替えてよかったと実感しています。

将来的な不安があるとすれば、CanonもSonyに続いてミラーレス機の開発に注力しだしたことですね。しかも、フルサイズミラーレスではRFマウント、APS-CミラーレスではEF-Mマウントという、新規格で。

レンズアダプターも用意されているので、神レンズがたくさんあるEFマウントが切り捨てられるなんてことはないと信じたいんですけど、ミラーレス機に比べて、一眼レフ機の後継機の発表ペースも落ちているように感じるので、不安は拭えません。

あとは、もうちょい軽いカメラだったならより最高でしたね。

ただ、そうなるとバッテリーも小型で持ちが悪くなってしまうというジレンマ。

最後に

最後に、何枚かずつ、それぞれの機種で撮った写真を載せておきます。

Sony α33で撮った写真

Canon EOS 8000Dで撮った写真

白馬で絶景の紅葉ハイキングの予定が台風に吹き飛ばされたので、プランCに移行して高山市街地を散策してきた

10月の体育の日の三連休、白馬でちょっと早めの紅葉を眺めながら、絶景ハイキングを楽しもうと宿も予約して楽しみにしていたんですけど、まさかの台風直撃でその予定が吹き飛ばされてしまいました。

行きたかったなぁ、栂池自然園白馬岩岳マウンテンハーバー

ギリギリまで天気予報とにらめっこして、なんとかして行けないものかと気を揉んでいたんですけど、どう考えても直撃コースで無理だったんで、台風一過の翌日に日帰りで高山市に向かいました。

私が住んでいる地域は、幸いにも台風の被害がほぼなかったので、取れた行動です。

プランB、乗鞍畳平を散策しよう、と。

浜松から東方面は、高速道路がすべて通行止めになっていたんで、西に行くか北に行くかの二択から、北を選びました。

今、冷静になって振り返ると、よくこんな状況で出かけたなと呆れますけど、このときは楽しみにしていた予定が吹き飛ばされて怒り心頭で、我を忘れていたフシがあります。

東から車が全然来ないため、ガラガラの新東名をマイペースで流せて、快適なドライブでした。

道路には特に異常もなく、快調に目的地に向かっていたのですが、乗鞍畳平に至る道路である乗鞍スカイランが、朝7時すぎの時点で通行止めでバスも運休していたため、さらなるプランの変更に迫られてしまいました。

白川郷に行くか、高山市街を散策するか。

高速のパーキングエリアでしばしの協議の末、高山市街地を散策することになったのでした。

高山市街地を散策

高山市を散策することにしたはいいものの、ひとつ懸念事項がありました。

あれ、ひょっとしてちょうど秋の高山祭の時期じゃなかったか?

心配になって調べてみたら、毎年10月9日から10日にかけて開催されているそうで、被らずに済んでホッとしました。ただでさえ賑わう高山市内が、とんでもない大混雑になってしまいますからね。

高山駅の近くのコインパーキングが、土日祝日に関係なく上限価格を設定している親切仕様だったので、そこに愛車を停めて散策に繰り出しました。

名鉄協商パーキング最高。

今回の撮影機材

今回のカメラは、キヤノンのデジタル一眼レフEOS 8000D、レンズは純正標準ズームEF-S18-135mm IS STM。この組み合わせでのマニュアル撮影です。

高山陣屋から散策開始

高山駅のすぐ近くに愛車を停めたので、観光情報を求めて駅に行くも、インフォメーションは開いていませんでした。

幸い、そのすぐ横に観光案内用の看板が立っていたので、それを参考にざっくりと観光ルートを決めました。

高山陣屋からスタートして、昔の町並みを眺めながら北に向かって歩いて、15時位までに愛車に戻ってくる、そんな感じで。

歩きだしてすぐ感じたのは、外国からの観光客の多さですね。

これは多分、秋の高山祭を目当てで来て、そのまま残っていたのでしょうね。すれ違った人たちのうち、九割方が外国の方々でした。

この日はめっちゃ寒かったです。高山市は14℃ほどでした。

乗鞍スカイランが通行止めでプラン変更になって、命拾いしましたね。通行止めになってなくて突撃してたら、凍死してたかもしれません。山の上はおそらく真冬並みだったと思われるので。

高山陣屋のお庭はめちゃくちゃ素晴らしかったですね。

私は六年ぶりに訪れたのですが、前回こんなに感動したっけ? まったく覚えがないのでその時に撮った写真を見返してみたら、お庭には見向きもしてなかったようで、一枚も撮ってませんでした。

どうりで記憶にないはずですわ。

月日の経過に伴い、観点や興味が移り変わった結果と言えるのかもしれません。

高山市は、街角のそこかしこから香ばしく美味しそうな匂いが漂ってくる街で、食べ歩きへの誘惑が激しかったです。匂いに負けてみたらし団子買っちゃいました。

他にも、飛騨牛コロッケとか牛串とか、ソフトクリームとか。お店を見かけるたびにいちいち後ろ髪引かれまくりで、断ち切るのが大変でしたよ。

高山市で撮ってきた写真