理想のドライブレコーダーを見つけた

ドライブレコーダーが欲しい

昨今、SNSでの動画共有の隆盛に伴い急激に目にする機会が増えた、交通トラブル。証拠を残したり、自分の正当性を証明するためにも、自衛や自戒に活かすためにも、必須の装備のひとつと言えるでしょう。

まあ、他人や周りの運転や交通マナーをとやかく言う前に、今一度自分の交通マナーを見直す必要もあると思いますけどね。

自ら進んで、周りのドライバーの怒りを買うような運転はしていないか。周りをヒヤッとさせるような運転はしていないか。自分が引き金になってはいないか。

車の運転中にこんな危ないことがあった、といった文言とともに投稿された動画を見てみたら、投稿者も周りのことをどうこう言えないような運転をしていた、なんてパターンも珍しくないですからね。

画像はPixabayより

私がドライブレコーダーに求めた条件

クルマの乗り換えを機に、ドライブレコーダーを新調しました。

前回の購入から数年経って、機材の進化や多彩化も著しかったので、古い機種をそのまま使い続けるよりも、最新機に買い替えたほうが利点が多いだろうと判断したためです。

ドライブレコーダーを買うにあたって、求めた条件がいくつかあるので列挙します。

  • 取り付けが簡単
  • 前後の様子が記録できる
  • 高画質
  • 夜間の映像も鮮明
  • 駐車監視機能付き
  • 本体がコンパクト
  • 両面テープで固定
  • コスパに優れている

以下、なぜこの条件を求めるのか、ちょっと掘り下げます。

取り付けが簡単

カメラがふたつあって、さらにGPSも欲しければ別ユニットが必要とかだと、電源の取り出しや配線が大変になってしまってちょっとツライので、本体ひとつだけで求める機能を満たして完結しているとめっちゃ嬉しい。

前後の様子が記録できる

かといって、本体ひとつだけでは前方しか記録できないというのはちょっと心許ないので、前方だけでなく車内や後方用のカメラも付いているとなお良し。

トラブった相手に殴られるという事件も起こったので、車内から後方に向けての映像が欲しい。

高画質

2.7Kや4Kが欲しいとまでは思わないですけど、最低限1080p30fpsは欲しい。

夜間の映像も鮮明

昼間の映像がきれいなのは当然として、夜間も鮮明であるのが望ましい。

駐車監視機能付き

常時電源から電源を取るのはやや敷居が高いので、できればドラレコ本体にバッテリーが内蔵されていて、それが持っている間だけでも動体検知監視録画ができると嬉しい。

本体がコンパクト

機能てんこ盛りにしたはいいが、本体がでかすぎて運転中の視界を妨げるのは本末転倒なので、コンパクトボディであってほしい。

両面テープで固定

ドラレコ本体を車体に固定するのには、大まかに分けて、両面テープで固定するタイプと、吸盤で固定するタイプとあるんですけど、吸盤で固定するタイプは時間の経過に伴い落下することもあるということなので、本体の固定は強力な両面テープのもので。

ただ、これにも落とし穴というか良し悪しがあって、両面テープは強力すぎて、一旦取り付けたものの設置位置を微調整したいとなったときに、なかなか剥がせなくて難儀します。

コスパに優れている

以上すべてを備えた上で、さらにお求めやすい価格であれば最高。そんなドラレコがケンウッドかカロッツェリアかユピテルから発売されていれば嬉しいけど、さすがにそれは高望みだと分かっています。

Amazonで、そんな理想に限りなく近いドラレコのひとつを見つけた

オートバックスなど、自動車用品店の店頭でドライブレコーダーを探したことのある方ならば経験あると思うんですけど、「これだ!」って納得できる機能が盛り込まれている機種って、高いんですよね。で、結局、購入を見送ることに。

取り付けは自分でやるので、ネットでコスパ重視で探したところ、Amazonで良さそうな機種を発見しました。理想の条件全満たし。

どこの会社やねんここ、みたいな会社の製品になってしまうのがちょっと残念なところですが、動画も投稿されていて画質も良さそうだったので、COOAUのドライブレコーダーに決めました。

以前、カーオーディオからドライブレコーダーの電源を分岐させて取ったらめちゃくちゃノイズが乗ったので、今回はヒューズボックスから電源を取りました。

シガーソケットなどから取るよりも敷居が高くなってしまいますが、配線を隠したいですし、オーディオにノイズを乗せたくないですしね。

COOAUのドラレコサンプル映像

ドラレコ装着から約ひと月。ドライブや通勤時の様子を編集してまとめてみました。

明るい日中はそこそこきれいに撮れているんですけど、夜間はやっぱりちょっと厳しいですね。記録できているだけよしとするか、というレベル。

まあ、価格帯を考えれば妥当なところでしょう。

本体液晶で、インカメラの映像が左右反転していたので、リア鏡像をオンにしたところ、液晶上では肉眼と同じ向きになったのですが、記録された映像の左右が反転してしまったため、リア鏡像はオフにしています。これで、記録された映像は左右反転しません。

モニター上では左右が反転してしまっているので気持ち悪いのですが、ミラーの影に隠れて完全に死角になっているので、これでよしとしています。

映像を確認していて気がついたんですけど、取り付け位置、ちょっとミスりましたね。

ドラレコをミラーの影に隠すことばっかりに意識が持っていかれた結果、運転席の様子がミラーで隠れて記録ができないという。

しまったな。これでは、もしフミオに殴りかかられたとしても、証拠映像を残せないではないか。

冗談はさておき、これはこれで編集の手間が省けていいか、と思ってます。

映像はマイクロSDカードに書き込むんですけど、32GBや64GBでは、前後フルHDなのですぐにいっぱいになってめっちゃ周回することになるので、128GBの高速読み書き対応タイプをおすすめします。

SDカードについて、注意事項

最後に、そのSDカードについて、注意事項を記しておきます。

ドラレコ本体もそうなんですけど、記録された映像を書き込むSDカードは、過酷な使用環境にさらされています。

快晴の日中は直射日光を浴びますし、真夏の昼間にはサウナのような灼熱地獄に、真冬の真夜中には冷凍庫のような極寒に、車内の高低差の振り幅がでかすぎる気温変化を一身に受けます。

さらに、上でも少し書きましたけど、幾度となく繰り返される上書きに、徐々に寿命が削られてゆきます。

毎日や毎週はさすがに細かすぎて無理かもしれませんが、せめて月イチで、ドラレコ本体は正常に作動しているか、SDカードには不具合なく記録されているか、確認しておきたいところです。

せっかくドラレコを付けていても、本体かSDカードの故障で肝心な場面が記録されていなかった、となってしまっては、意味がありませんからね。

91 Suite復活!6曲入りEP『Starting All Over』をリリース!

91 Suite復活!

2019年9月上旬、嬉しいニュースがありました。

スペイン出身のメロディアス・ハード・ロック・バンド、91 Suiteの復活です。

2ndアルバム『Times They Change』のリリースから早14年、この間に別プロジェクトからのアルバム発表もありましたが、このまま静かに消えていくのかとばっかり思っていました。

いやぁ、まさかでしたね。

2019年9月6日、バンドは突如として、ひっそりと、6曲入りEP『Starting All Over』をリリースしたのです。

画像はPixabayより

91 Suiteとは

91 Suiteは、スペイン出身のメロディアス・ハード・ロック・バンドです。切なげな歌声と、郷愁を誘うような哀愁のメロディが魅力的なバンドでした。

今回のEPの前に、二枚のフルアルバムを発表していたのですが、いずれも高品質な極上メロディアス・ハードが堪能できる名作で、ファンの心をガッチリと掴んでいたバンドでした。

ディスコグラフィ

  • 『91 Suite』(2001)
  • 『Times They Change』(2005)
  • 『Starting All Over』(2019)←New!

91 Suiteとしては、2005年の『Times They Change』を最後に、長らく音沙汰がなかったことになります。

2014年に、元91 SuiteのヴォーカルとギターのふたりでSecretというユニットを組んで、『The End Of The Road』というアルバムをリリースしていました。

こちらも、91 Suite時代から何ら変わりのない高品質メロディアス・ハード作品で、今後はこのSecretとして活動していくのかと思いきや、なかなか次が出てこなかったので心配していたところでの、まさかの91 Suiteの復活であったのです。

続報に期待

今回のEP『Starting All Over』ですが、デビュー当時から微塵もブレないどころか、ますますパワーアップした彼らならではのメロディアス・ハードが堪能できる作品に仕上がっています。

全6曲どれをとっても素晴らしく、復活後の活動が順調に軌道に乗ることを、願わずにはいられない仕上がりです。

より具体的に言えば、可及的速やかな3rdアルバムの制作ですね。

私個人のわがままを言わせてもらうならば、今回のEPから新アルバムへの収録は多くても半分以下、それでいてこちらの期待を上回るクオリティの新アルバムの発表です。

収録が見送られた楽曲はボーナストラックに。これで完璧。

いささかハードルが高すぎるような気もしますが、これまで名作ばかりをリリースしてきた彼らのこと、このハードルをも越えてくれるに違いないと、期待しています。

最後に

私は、今回の新EPの発表を、TwitterでのTAKEさんのつぶやきで知ったのですが、それからTwitter内を検索してバンドの公式アカウントを見つけたんですけど、バンドの最新のつぶやきが2017年10月29日で、14年ぶりの新曲発表というビッグ・トピックにも関わらず何も更新されていなかったのを見て、もったいないな、と感じました。

YouTubeの公式アカウントでは、新曲の動画が投稿されていたのに、なんでそれを自ら積極的に拡散しようとしないのだろうか、と。

もっと発信しましょうよ、自ら。自分たちの新曲発表にだんまりで、いつTwitterを更新するっていうんですか。

権利が絡んだ大人の事情とか、こちらが知る由もないしがらみのせいでやりたくてもできない、という現状に置かれているのかもしれないですけど、これは大いなる機会の損失ですよ。せっかくの名EPなのに。

あのつぶやきを見逃してたら、このEPの存在を、ずっと知らないままだった可能性が高いわけですからね。

SNSを上手く活用した自分たちの活動の売り込みにも、今後は力を入れてほしいと切に願います。