Apple MusicのReplay ’25トップアーティスト15にはっきりと現れた傾向



Apple MusicのReplay ’25トップアーティスト15にはっきりと現れた傾向

CDを買うかレンタルしてはiTunesライブラリにインポートしてPCオーディオを楽しんでいたんですけど、2024年の後半に三年以上バックアップをサボっていた音楽データ用外付けHDDがご臨終しまして、消失データを再インポートしようか悩んだもののそれも一瞬のことで、さすがにめんどくさすぎるのでApple Musicに鞍替えしました。

たまに読み込みが長くてうんざりしたり、プレイリストの選曲に首を傾げたり、よく似た曲の自動再生って同じ曲ばっかりの繰り返しじゃねぇかと疑問に感じたり、表記がカタカナと英字とローマ字がごっちゃなのが謎だったりと、いくつか納得いかなかったり腑に落ちなかったりすることもありますが、小言はX上にとどめてApple Musicをそれなりに楽しんでおります。

そんなApple Musicですが、Replayと称して月毎に視聴データを集計して、よく聴いたアーティストとか、一番回した曲とか、ヘビロテしたアルバムなどをランキング形式で発表してくれるんですけど、自分の感覚に順当だったり意外だったりでこれが何気に面白くて、毎月のちょっとした楽しみだったりしています。

そのApple MusicのReplayが、2025年の年間音楽視聴集大成としてReplay ’25をまとめてくれたのですが、個人的にはっきりとした傾向が現れていて特に面白いなと思ったのが、年間を通して最もよく聴いたアーティストトップ15です。

その結果がこちら。

去年は10組の単独公演を観に行ったのですが、その10組が全てランクインしているというね。ライブを観に行ったアーティストが強い。はっきりわかるんですね。前後に予習復習で聴きまくりますもんね。そりゃそうか、という。

あとは新曲発表の有無ですね。新曲“カーマイン”を鬼リピしたエルレ、新作アルバムをヘビロテしたワンオクやDamiano David、名盤『Forever』の特別版を聴きまくったBon Joviのランクインは順当でしょう。

その中にあって一際異彩を放つのが、新曲を発表したわけでもライブを観に行ったわけでもないのに、なぜか8位にいるThe 1975でしょう。

そんなに聴いたっけ?答えの出ない疑問。当惑。

まあねぇ。The 1975いいですもんねぇ。ついつい折に触れて聴きたくなるんですよね。その細かな積み重ねなんでしょうね。

果たして2026年はどんなトップアーティストになるのか。ライブに行ったアーティスト強しの思いがさらに補強されるのか。意外なランクインはあるのか。

今年もまだ始まったばかりですが、結果が今から早くも楽しみな自分がいます。

関連記事

Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

Kアリーナ横浜でMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた

約4ヶ月前の話なので今更感半端ないのですが、なぜかリリースから3年以上が経過した今頃になって『Will Of The People』の感想がむっちゃくちゃ読まれているので、このビッグウェーブに乗るしかなくなりました。

2025年9月25日にKアリーナ横浜で開催されたMuseの8年ぶりの来日公演を観てきた時のことを、覚えている限り書き記していきます。

その前に。実は、Museのライブには悲喜交々な思い出がありまして。

初めて観た2007年の新木場Studio Coastでは、生涯でもベストライブのひとつに数えられるぐらい圧倒されましたし圧巻で大感動でしたが、2010年の大阪城ホールでは開演が一時間かそれ以上遅れたのにあっさり終わって引き上げていったので不完全燃焼と、明暗がくっきりと分かれているんですよね。

同じバンドのライブでこの落差は珍しい。

Museのライブを観るのは三度目です。

前回は2010年の『The Resistance』ツアーだったので、実に15年ぶりということになります。開演一時間遅れあっさり終演の悪夢を払拭してくれと、祈るような気持ちでの横浜行きとなりました。

座席はレベル5の中央寄りでした。前二回のKアリーナはレベル7の隅だったので、音響的にも視野角的にもこれまでで一番の席となりました。

前二回は最上階の端っこだったということもあってか、Kアリーナは音質が素晴らしいという話だったけどそれほどでもないな…?最上階の端だとこんなもんか…?とやや残念に感じていたのですが、中段の中央寄りとなって音のこもりが解消され、抜けのいい重低音に酔いしれました。

開演予定時刻を過ぎると、後ろの人がちょいちょい「出てきた!出てきたよ!」と叫んでいたので、その度に心の中で(どこだよ?まだ出てきてねーよ)と突っ込んでました。

前回の悪夢から懸念していた、開演が極端に遅れるようなこともなく、誤差の範囲内で幕が開いてまずはほっとひと安心。

次いで、衝撃的な重低音に、一曲目から度肝抜かれました。

時季的にまだ暑かったので半袖で観ていたんですけど、重低音が一発空気を揺らすと、その余波がさわさわと腕の産毛に優しくタッチしてくるんですよ。しかもどういうわけか、轟音なのに、うるさく不快には感じないという。

この極上の重低音の上に、Matthewの変態的なギタープレイだったり、裏声を多用した特徴的な歌声だったり、シンセを活用した妙にクセになる電子音だったり、綱渡りしてるみたいに繊細な美音だったりが、埋もれることなく乗っかっていて、渾然一体となって押し寄せてくるのです。

最高。最高でしたね。

ここに、15年前の一時間遅れあっさり終演で不完全燃焼の悪夢は払拭されました。

もちろん、『Will Of The People』からもっと聴きたかったなとか、1Fフロアはやっぱりスタンディングがいいなとか、あの代表曲は今回はなしかとか、細々としたもっとこうだったら良かったのになという個人的な希望願望はありますが、それはそのアーティストが好きであればあるほどどのライブにもついて回る問題なので、ライブ自体への満足度に絡めるべきではないでしょう。

現時点での最新アルバム『Will Of The People』の発売からすでに3年以上が経過しているわけで、そうなるともうそろそろ新作が世に出てもおかしくないなという期待も膨らむわけで、なんとも気の早い話ではありますが、次のアルバムツアーでまたMuseのライブを観る機会が意外とそう遠くない未来に訪れるかもしれないなと、そんな取り止めのないことを考えたりしながらたまにセットリスト再現プレイリストを聴いたりライブDVDを観たりして日々を過ごしております。

Muse

関連記事